棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

2011年の終わりに

2011-12-31 09:07:25 | 山郷の暮し
今年は3/11 東北大震災 を始めとする天災・人災の年だった。
なんといっても福島原発の爆発は、大企業が嘘で固めた張子の虎的な構造であったと明白になった。
それも未だに取り繕い、すべてのつけを国民に押し付けている。
まるで役人根性の日本国政府をお手本にしているようだ。
そうです、国政は肝心な約束事は一切せずに、身を切るどころか保身術をみがくばかり・・。
歳末のどんじりになって、消費税の引き上げを党内決議し、沖縄の基地問題は、アメリカとの約束だからと姑息な手段をとった。
ただただ呆れてしまった。まさに小役人の帳簿合わせてきな手段であった。
書いているうちに、腹が立ってきてしまう。
お正月は製作に専念する予定。ずっと頭の中でくすぶっていた東北大震災をテーマにしたものです。
思いだけでどうしても画面が観えてこなかったのですが、メトロポリタン収蔵の「観音絵巻」を観ているうちに「これだ!!」と天啓のようにひらめきました。
カッコをつけたようですが、そうなんです。
破壊・再起・希望の人間物語を描きださんとしています。
かなりの大作になりそうで(高さ1.6m 幅7-8mくらい)、慌てずに心を込めての製作です。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本