岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ディフェンス3 (タックル)

2010年07月05日 | ラグビーの基本
 ボールを取り合い、プレッシャーを加えてミスを誘っても、なお攻撃される場合に、初めてタックルで防ぎます。
 タックルのポイントはこれまでも説明しており、ここではいくつかのアドバイスを付け加えます。

 一般に、ボールを持ったプレーヤーが相手を抜く場合、外側よりも内側を抜く方が簡単(簡単に思える)といわれています。
 そこでタックラーは、常に相手プレーヤーのやや内側の肩のあたりに自分の上体(肩)を持っていき、(容易に内側を抜かせないように固めておいて、)より困難な外側を抜かせるように相手に仕向けることです。
 ※逆に、内側を抜かせるよう仕向けることもありますが、外側を抜くように仕向ける方が一般的。

 タックルは、やはり低い方が効果があると思います。
 膝を固定してしまえば誰も動くことが困難になります。特に相手が動いている時に低いタックルをすれば、必ずグランドに倒すことができます。
 相手をグランドに叩きつけて倒すことが、相手のボールコントロールを失わせる最良の方法です。
 例えば、ボールを持っているプレーヤーが動かずふんばっても、低いタックルで激しく当たれば、そのプレーヤーを倒すことは可能です。グランドに倒れれば、ボールを置いて一時ボールから離れなければなりません。

 相手の重心より高い位置にタックルすると、確かにボールを殺すことができる場合もありますが、一方で、相手を倒すこともできず、楽々とボールをコントロールされたり、ハンドオフされたりすることも多いと思います。

 やはり、基本は低いタックルです。

 タックルに飛び込む場合、相手プレーヤーの手や足や顔を見るだけでは不十分で、絶対に目を離してはいけないのは、相手プレーヤーの短パンです。
 タックルは、相手プレーヤーの短パンを目掛けて、十分に踏み込み、まず太ももの上部にあたり、相手を押し込みながらヒザを締め付けるのが、最も効果的で最良のタックルです。

7月4日(日)の練習

2010年07月05日 | 練習日記
3(DF)対2(AT)でのディフェンスの練習です。

10分(15分)×2セット行ないました。

タックルへ入ることはもちろん大切ですが、一人が高い時は2人目が低くいくこと、2人目がボールや相手に素早くからむことなど、意識して動けるようになってきた感じがします。

ここで思い出してほしいのは、今日最初にやったタックル練習です。
踏み込むこと、まわした腕を絶対に離さない(相手の足の強さに負けない)こと、できていましたか?

ラグビーの勝敗を決めるのは、こういう接点での体をはったボールの取り合いです。

味方同士なので遠慮も出るかもしれませんが、短い時間なので集中しよう。


※ヘッドキャップ、マウスピース等、忘れずに持ってくること。

(2年生、3年生です)














(1年生です)