岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

関西大会中国四国予選2

2016年06月13日 | 関西大会(数河高原)
前々回のブログに次のようなことを書きました。

岡山の選手は、気持ちや試合前後の態度も含め、多くの課題が見つかった試合でした。
試合の後にも話しましたが、これ以上伸びるか伸びないか、今、大きな別れ道に立って
いる気がします。

この意味も含めて、試合の反省を少し書きます。

ブログ担当コーチが試合の後に話したのは、次のような内容です。
・最近勝っているからといって、少し調子にのったり、イイ気になっていないか?
・今回は何とか勝てたが、もう徳島県には追いつかれた。
・練習中の雑談、ノロノロした緩慢な動き、声の無さ、こんなことでは、もうこれ以上
 伸びない。



今回の試合の反省で、上の内容と一番関係するのは、岡山の中学生のディフェンスの際
の「規律」の無さです。
ディフェンスは個人だけでは無理で、規律ある動きが必要です。
徳島県のバックスは、SO、両センターの位置の3人が、良くそろって前に出て、また人数
が足りなければ大声で呼ぶということを、ひたむきに繰り返していました。
そのディフェンスに、岡山のアタックはかなり苦労したと思います。

一方で、岡山のディフェンスは、バックスは、前に出ない、たまに前に出たと思えば一人
だけ、やっと3人出たと思えば声が全くないのでバラバラ、といった感じでした。
相手が球出しに時間がかかった次の場面で、トップスピードで前に出てディフェンスで勝負
するといった姿勢や動きは、まず無かったように感じます。
また、対面に対して、内側から抑えているのか、外側を抑えているのか、??とも感じます。
その上、フォワードが内から上がらないため、内側のスペースががら空きで、バックスの
まずいディフェンスと重なり、苦しくて内に入ってきたと見える選手にも、結構、裏に出ら
れたと思います。

こういった状況は、「声」の無さというよりも、まとまってディフェンスしようという気持自体
の無さ、味方に対する気づかいの無さ、すなわち「規律」の無さということだと思います。

確かに、このところアタック中心の練習になっていましたが、こういったことは春から十分
やってきたと考えており、ラグビーに取り組む姿勢の問題が、ここにきて、ラグビーにおける
「規律」の無さにつながっているのではないかと心配しています。
「できないことはないハズ」と思っているだけに残念な内容です。

来週の太陽生命カップ予選の初日は土曜日ですので、じっくり練習であわせる時間はあり
ませんが、今年のチームは必ずできるハズです。
強豪チームが相手ですので、結果はどうなるかは別として、試合前にもう一度よく話をして、
しっかり声の出る「規律」あるディフェンスを粘り強く繰り返すことを期待します。

今日はここまで。次は次回。

関西大会中国四国予選1

2016年06月13日 | 関西大会(数河高原)
徳島県(鳴門球技場)で行われた、関西大会中国四国地区予選に、中国スクール
選抜として参加し、徳島県選抜と対戦しました。
徳島県の皆様には、大変お世話になりありがとうございました。

関西大会は、これまで、中国地区、四国地区の各地区予選の後は、7月の本戦
という流れでしたが、今年から、各地区の出場チーム数は変わらないものの、
中国四国地区で予選を行い、本戦の出場ブロックを決めることになりました、

岡山県選抜は、先日の中国地区予選で広島県選抜に勝利した後、ここ数年の関西
大会と同様、山口県・鳥取県の選手を補強した選抜チームを結成しました。
 ※関西大会は地区選抜での出場が可能。
 ※今回は、岡山県19名、山口県2名、鳥取県1名
 ※広島県は、広島県選抜として参加します。

結果は、次の通りです。
 中国スクール選抜 31-17 徳島県選抜 (前半19-5)
この結果、中国スクール選抜は関西大会Aブロックへの出場が決まりました。
強豪ぞろいのAブロックですが、中国四国地区の代表として自覚を持って頑張り
ましょう。 

細かな課題は、次回以降で書きたいと思いますが、全体の流れとしては、試合の
立ち上がりの集中、前半で優位に立つといった、今回のテーマの一つはしっかり
できており、また、山口県と鳥取県の融合も、1回の練習にしては十分できてい
ました。
ワタナベ君はロックでフル出場、ヤナイ君(ウイング)、ヤマシタ君(プロップ)
は途中出場し、ヤナイ君はウイングらしいトライを見せてくれました。
まずは、大勢の保護者の皆様の応援の前で勝利できたことを、素直に喜びたいと
思います。