岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

10月9日(日)

2011年10月09日 | ラグビーの基本
相変わらず暑い一日でしたが、中学生もコーチ陣も(見ていただいた保護者も)、クラブラグビーをハードに楽しみました。

さて、練習の考え方として、「基礎」と「基本」があります。

「基礎」
 どのレベルでも変わらない技術・理論。
 身につけさせるもの(理屈抜きで教え込む、鍛練すべきもの)。
 ミニでもジュニアでも高校生でも同じことで、次のステップに進むために
 必要で、最も初歩的で最も重要なもの。 

「基本」
 確かめ確認しながら、考えながら身につけていくもの(基礎の上に立つ応用)。
 ジュニアのレベル、岡山県ジュニアのレベル、選手の特徴や指導者の考え等
 で変わる技術や戦術。
 基本は次のステップの基礎になります。
  ※岡山ジュニアの段階では、まだまだ、基礎の上のほんの少しの応用です。
 
例えば、今日のパス練習もそうですが、最初2人でやり、途中で1人に戻して確認したり、さらには1人でスローでやって、また2人に戻したりと色々やりました。(中学生は思い出してみてください)

つまり、基本を教えるのに行き詰っては、基礎の確認を行い、もう1回基本に戻るという繰返しを行いながら、一歩一歩ステップを上がっていこうとしたわけです。

ただ、基礎に時間をかけると、基本の時間がなくなります。
身につけた基本を元に、さらに上のステップ(さらに上の基本)に進むことができなくなります。

人間ができていないブログ担当コーチなどは、途中でついつい頭に血が上って毒舌を発揮してしまいますが、基礎部分ができない、というよりも、やろうとしない、コーチ陣の話を聞いていないような時には、やはり腹が立ちます。

なぜなら、それにより基礎を繰り返すことは、他の中学生の貴重な時間を奪っていることであり、コーチ陣から怒られても仕方ないと思います。
というより、選手同士が注意しあうべきことだと思います。
※ノックオンしたら、その場で練習を継続させないというのも、同じ考えからです。(「ノックオンしない」などは、基礎の中の基礎だと思います)

逆に、基本の練習になると、体の違い等も含め、できる場合できない場合が出てきます。これはやむをえないことであり、これを身につけていくために繰り返し練習しています。

基本の練習がミスなくできるようになることが、試合で無意識のうちに発揮できることにつながります。
できるだけ基本の練習(基本練習の中にも色々なレベルがあります)に時間をかけたい、できるだけ早く次のステップの基本に進んでいきたいというのが、コーチの思いです。


さて、今日は練習中のスナップはありません。(ブログ担当コーチ、バテバテで練習中の写真を撮ることもスッカリ忘れていました。)
ブログのネタにするため、練習後に急いで写しました。


かわいいサポーターたちです。




何の紙を見て話しているのでしょうか?(勉強やラグビーでないことは確かです)
 犬K(2年) : 今日、ここに集まって遊びませんか?
 Y川(3年) : いいんじゃない。
 題F(2年) : ぼくも行こうっと。
 N熊(1年) : アホな先輩たち。知らんふりしよ。










ラガールK林さん(左端)です。
体幹がしっかりしているので、タックルしても力が台のコーチに伝わってきます。


3年の夏前から入った竹Mは、基礎をしっかり身に付けて高校に行ってほしいと思います。
(基礎があってこその基本、基礎がしっかりしてこその高校ラグビーです)


N岡(右端)も体調が回復してきました。

10月8日(土)

2011年10月09日 | 練習日記
朝夕は涼しくなってきましたが、練習はかなり暑かったです。

今日は、先日の高校合同練習でやったいくつかの練習について、ジュニア用にさらに追加した内容も加えながら、チームとしての吸収に努めました。

また人数的に2チーム分の選手がいたので、実際にスクラムを組んだフッキングから、Aチームのアタック面を中心に、再度確認しました。

今年の最初の頃と違い、2チームに分けても、1年生を含むBチームもかなり力がついているので、Aチームにとっても相手のある効果的な練習になっています。

ただ、まだまだ大事なところでハンドリングのミスが出ています。
いつも言っていますが、
「ノックオンすれば、ラグビーはそこで終わり。試合ではミスして継続はありません。」
まずは、どんな球でも取る。
さらに集中力を高めていきましょう。


さて、10月23日の中国地区予選に向けて、全体練習は、今日を入れて残り6回となりました。
昨年までと違い、今年は全国大会予選を県対抗でやっているため、岡山県のジュニア全員の目標も9月以降明確となっています。

このため、2年生以下の選手も、この時期急成長していると感じています。

例えば、2年生FWの武D、K橋、藤Mも、いい感じになってきており、武Dなどは、これまでの相手の中に突っ込むプレーに加えて、走る方向を考えたり、ポイントを作ろうとしたり、プレーに幅が出てきたように感じます。

2年生以下の選手が来年に向け非常に楽しみなのはもちろんですが、コーチ陣にとっては、10月の予選に向け、これまでの実績や先入観にとらわれない選手選考も求められます。