岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ハンドリング&ディフェンス

2010年05月25日 | ビデオ連続画像
ラインアウトからです。
北条北中学の、ゲインラインまでに、ウイング(ライン参加したフルバックも)までボールを回せるハンドリングに注目。
また、岡山の、外側のディフェンスのあがり(フルバックとの連携)という課題がよく見えます。

ラインアウトからです。
バックスはお互いに10m下がっています。(ちなみにスクラムは5m)


相手にボールガ出ました。


ハーフからスタンドにパスされました。
スタンドの足は、ハーフに遠い方が前です。(よく手が伸びています)


スタンドは1歩前に出ただけで、センターにパスできています。
(ボールを持って走れば、相手のディフェンスが出てきてしまいます)
岡山のスタンドがやっと見えました。


センターが走り込んでキャッチしましたが、最初のスタンドくらいの深さです。
岡山のディフェンスとは十分距離があり、これだと余裕を持って前も見えます。


第1センターから第2センターへパスです。
突破力がある第2センターであり、その選手が十分前にスペースがある状態でボールをもらっています。
ここで、岡山のディフェンスで気になるのが、第2センターのディフェンスの遅れです。
第1センターより少し前に出て、ギャップができてもいいから前のスペースをうめるという練習をしていますが、ここでは逆です。


北条北の第2センターは自分で突破できる選手ですが、岡山の第2センターを十分引きつけて余裕を持って外にパスしています。
そこに、また走力のあるフルバックがスピードを持って走り込んできています。
この状態で、相手に引きつけられた岡山の第2センターをはじめ、岡山の両センターは完全にフルバックに振り切られました。

ここで岡山のディフェンスで気になるのは、岡山のウイングです。
詰めのディフェンスであるので、入ってきたフルバックにタックルするはずですが、姿が見えません。
ウイングも先ほどの第2センターと同じで、あがってくるのが遅れています。


外にウイングがいる状態で、力のあるフルバックが前にボールを運んでいます。
この写真で、最初のラインアウトの位置くらいです。


岡山のウイングがディフェンスに来たところでウイングにパスしています。
本来なら、この状態で、ラインアウトから走ってきたフォワードや、スタンド、第1センターのバッキングがあるはずですが、全体的に後ろ気味に走っているため、振り切られています。

ここは、岡山のフルバックに素早く上がってきてほしい場面ですが、姿が見えません。


岡山のフルバックが見えましたが、上がってきてディフェンスというより、斜め後ろに走っています。セットプレイからのディフェンスであり、フルバックも上がりが遅すぎます。


バックスを中心に書きましたが、フォワードのバッキングも遅すぎます。

アタックでは、
 ①早いハンドリング
 ②後ろからの走り込み
 ③相手をよく見て突破
 ④無理なら相手を引きつけてパス
 ⑤フルバック(ブラインドウイングも同じ)は必ずラインに入り、人数で優位に。
といった点を見習いたいと思います。

ディフェンスでは、次のようなことがポイントです。
 ①第2センターのディフェンス位置
 ②ウイング、フルバックのあがり(キックを意識しすぎ?)
 ③フルバックが上がった時のブラインドウイングの動き
 ④フォワードのバッキング(意識、コース、走力)