岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

練習のための練習

2012年10月22日 | 練習や試合の心構え
「練習のためのの練習」という言葉は、普通は良くない意味で使われることが多いと思いますが、ジュニアレベルでは「練習のための練習」は大切です。

パス、キャッチ、ハンドリング、ステップ、コンタクトといった基礎的な練習をしっかり繰り返すことは、次のステップの「試合のための練習」のために不可欠です。
「練習のための練習」により、自分の技量を上げ、実力を高めることにつながります。

ただ、今の時期になると「練習のための練習」に加えて、「試合のための練習」が大切になります。

さて、悪い意味での「練習のための練習」とはどういうことかというと、

①実戦を意識していない
②やらされているだけ
③練習の目的を理解していない
といったことだと思います。 
※「試合のための練習」はこの逆です。

例えば、同じコンビの練習でも、スペースに走りこむ、相手のDFがタックルにくる、スワーブで抜く、接点でモールをつくるといった、試合のイメージを持つことが必要です。
繰り返しの練習の中で頭を働かさず機械的に動くだけでは、体力はついても本当の実力にはなりません。

最近練習で中学生がよく言われている、「ゴール前の意識」「トライをとる意識」「継続する意識」などは本当に大切です。
緊張感のある練習しないと、試合中のここぞという場面で失敗するし、失敗すれば勝利はつかめません。
練習の中で、ミスをしない、チャンスを絶対にものにする精神力を高めることが必要ですし、そのために練習をしています。

いずれにしても、どうしてこの練習をしているかを考えることが大切です。
コーチが意図していることをつかめるかどうかで、吸収力が違います。
もちろん、特にブログ担当コーチの説明などは十分でないところもあると思いますが、それでも、この練習の目的は何か、試合のどの場面か、どんなプレーをしたら正解かを是非考えてほしいと思います。

最近の長めの練習の中、色々な時間帯で色々な練習をします。
どんな基礎的な練習であっても、ミスしないという意味で実戦につながる練習、実戦を意識した練習を心がけてほしいと思います。
もちろんコンビ等では、さらに実戦を意識した緊張感が必要です。

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