岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

思ったこと

2018年03月25日 | 練習や試合の心構え
先週の関西地区新人戦に続き、今週も土・日の二日間交流試合を行ないました。

試合後にすぐ話せるほど立派な指導者ではないブログコーチなので、あらためて少し書きます。
個人の思いと受け取ってください。なので、わかりにくいところがあるのはゴメンナサイ。

新人戦の結果を受けて、今週はどうかと注目しましたが、この時期のチームや個人としては、ここ数年と同じレベルだなと感じました。
「ここ数年と同じレベル」というのは、ここ数年の年末の全国大会に出場したり、中国地区を勝ち上がったチームと同じレベルということ、年末に向けて楽しみという点では決して否定的な意味ではありません。

ただ、2つの目標(前半と年末)を掲げている(掲げていると考えている)今年のチームにとって、前半の目標について考えると、言い方は違ってきます。
この二日間、ブログコーチ、かなり厳しい言い方もしましたが、それは「前半の目標」についてです。

まず、フォワード。
今の時期のフォワードは「体格は大きいが、まだ筋力やスピード、姿勢等が伴わない」選手と、「スピードや俊敏さは優れるが、体格はまだ小さく筋力も弱く、大きな相手にはまだまだ苦しい」選手に別れる傾向にあります。
そのためには、両方の特徴をうまくつないでくれるタイプのバイスキャプテン林のような選手が重要ですが、林が抜けたメンバーでは、バラバラになりました。
つまり、自分の得意なことはやるが、自分の苦手なところは勝手気ままということです。

前半の目標に向けては、こういった自分の課題を少しでも克服しようと努力した選手が、FWの中心を担うようになるのかなと考えています。
今回、小柄な藤井が最終戦に出ましたが、大きな声や積極的な動きを見ても、決して大柄な選手に負けない働きをしていたのは、皆よくわかったと思います。

大きな選手、小さな選手、この間をしっかりつなぐ選手、身体や気持ちの成長期の中学生は、努力すれば必ずラグビーの面の成長にもつながります。

次にバックス。
今年のバックスは、今のところ昨年から経験豊富な3人が戦術的な軸になり、いいバックスだとは思います。
一方で、軸となる選手が傷んだり、学校行事で抜けたりした場合には一気に崩れる危険があります。
3人が固定しすぎて、発想や動きに柔軟性が無くなった場合も同様です。

このため、前半の目標に向けては、意識して交替できる他の選手を育てたいと考えています。
今日も、SOに加藤を入れたりしましたが、当然コンビ面でのミスは起こります。固定したメンバーより上手くいかないのも当然です。

もちろん、試合に出た個々の選手が一生懸命チャレンジすることが当然ですが、ここで言いたいのは、例えばミスとか、判断の食い違いとか色々あった場合、しっかり選手同士で(特に上級生から下級生に対して)コミュニケーションを取ろうとしたかです。
ミスがあってもそれで終わりでは新たな成長にはつながりません。年末の目標に向けては例年同様これからであり心配していませんが、前半の目標には、もっと多くの選手が成長したり、バリエーションを増やすことが大切です。
つまりそういう気持ちが、選手たち自身に(特に中心を担っている選手に)あったかということです。
※これはフォワードも同じです。

色々とグダグダと書きましたが、皆、真面目に楽しみながらラグビーに取り組んでいるし、厳しさも楽しんでいることも間違いないと思いますが、「前半の目標」に向け皆で進んでいくには、声の出し方、コミュニケーションの取り方、試合の入り方等、少しずつ意識しないといけないことが数多くあるのではということです。

来週も交流試合です。
色々な学校の選手が集まるスクールなので、当然全員がいつもそろうわけではありませんが、逆に、新たな可能性を見つける良い機会でもあります。
もちろん痛めている人は、落ち着いてしっかり治すことが一番です。
もう一度、中学生がよく考えてくれるとうれしいですし、このような、岡山ジュニアのラグビーに取り組む姿勢を、新しい1年生にも見せてあげてほしいなと思います。

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