日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

じ験載(6)

2007-11-09 10:11:29 | Weblog
 術後5日目(10月28日、日)(又、昨日と同じ様な状態になってはいけないと思い、マグミット(カマグ)を1日3回、寝る前に便が良く出るベンコール3錠飲むことにする)
 2:00ナース懐中電灯を付けて見回りに来る。
 3:40ナース懐中電灯を付けて見回りに来る。
 7:49ナース、「お変わりございませんか」と言って様子見に来る。
 8:00朝食(入院中、私の場合は、とても食事が美味しくて、全て完食した)。
 9:25ナース来て、測定。血圧140/94、体温35.9度。
 9:30日曜で、回診がないとのことで、自分で1日1回の軟膏を付ける。
 10:00トイレ掃除のおばちゃん来る。
 12:10昼食。9:36ナース来て、体温36.3度、血圧152/108。
 13:20(朝食後に排便あるも、多くなく、昼食後、昨日と同じ感じになると予想し、これはヤバイと思い、ひどくならない内にナースコースして、浣腸を願い出る。直ぐに担当でない美人のナースが来て、浣腸60ml。昨日と同じ感じで、排便後、爽快感。(しかし、この時、明日からは、自力で出せる様に極力努力しようと決意する)
 14:25ナース様子見に来る。
 14:30肛門部が痛くなり(今までも痛みはあったが、痛み止めを使わなくて頑張れた。しかし、今回は、頭痛がなくなったせいで意識が肛門に集中してしまったせいか、我慢できなくなり)痛み止めのロキソニン(+マーズレンS)を使用。30分して痛みが軽減し、その後、この日は、痛み止め使用せず。
 19:15ナース測定に来る、血圧149/99。
 入浴後、直ぐに就寝(19:50)。
 この日は、幸いに、例の頭痛なし(横になってばかりいた、この先も腰椎麻酔の副作用によると思われる頭痛なし)。家内が13:30~19:45まで来ていて、洗濯をしてくれた。

 術後6日目(10月29日、月)(術後、初めて室外に出る)
 4:30排便後に、肛門部位の痛さに我慢できなくなり、痛み止めのロキソニン(+マーズレンS)服用。その後、痛みが軽くなったので、この日は、これ以後痛み止めは、服用せず。
 下剤のせいで、便が下痢がちになり、この日4回、排便。(幸いに、自力で出来、ナースの世話にならずに済んだ。ナースの話では、浣腸しても出ない場合には、ナースが手を入れて出すとのこと、・・・これだと、自分の場合、後で精神的ダメージが起きそうだなあ)
 10:10(主治医外来診察で忙しい為に)別のドクター回診して、処置。「傷口きれいですヨ、しばらく痛いですけど、頑張って下さい」と言われた。
 10:40売店に行き、感激。何と、持ち運び便利な簡易な「携帯用おしり洗浄器」発見。タイに行った時に、こんなものがあればとイメージをずっと持ち続けていたのだが、それが現実に目の前にあってビックリ(1.029円)。何と、他の人にもあげようと思って、6つも買ってしまった(これで、海外でどんなトイレに行っても、旅行できるぞと思って嬉しさ一杯だった)。
 帰りに、ナースステーションの前にある体重計で測ったら、体重が67Kgちょうどであった。(期待に反して)全然やせていない。どんな時にも、食欲旺盛で、病院から出される食事は、全て食べているからなあ。
 家内、14:20~19:50まで病室にいた。

 この日、教育テレビで、女性の尿失禁に付いて専門家が話していた。成人女性の約4分の1が、尿失禁を経験し、その内の10分の1しか、医療機関を受診せず、しかも、受診するまでに平均9年も掛かっているとか。この病院の様に、大腸肛門専門病院かつ泌尿器を専門にする病院、(恥ずかしさを伴っての)需要が多いだけに(一般の病院だと、配慮がそこまでなされていないので)、もっと多くあるべきだと思う。
 又、別の日の「じ」に付いての専門家の話では、・・・ある会社で調査したら、悩んでいる疾患の一番は、「水虫」で、次が「肩凝り」で、3番目に、「痔」とのこと。痔の経験のある人は、日本人の2~3人に1人はいるとの統計もあるらしい。その痔の半分は、痔核で、40代~50代に多く、男女差なし。ジオン法(外痔核には無効)などと言って、短期で治る新しい方法もあるが、再発もあり、もう痔でなやみたくなければ、(職場に復帰するまでにそれなりに日数を要するが)結さつ術しかない。切れ痔は、20代の若い人、特に女性に多く、10人に1人が手術している。痔ろうは、30代の男性に多く、半分は手術になっている。


 11:05の仰向けになってのベッド上での手記
 3階に行った。ずっと横なることが多かったので、少しフラフラした。月曜の10:30過ぎに来た所だ。今から手術をしないといけない感じの人が沢山座っている(家族を含めて)。又、病棟の廊下で(膳を下げる時に)顔を合わせていたおばあさんが、娘さんらしい人と一緒になって荷物を運んでいる(今日退院かなあ?)。
 1週間前、不安だったなあ。経過が良くてホントに良かった。この1週間、自分なりによく頑張ったと思う。説明する人が病院内を説明している。自分も説明を同じ様な感じで受けたはずだが、緊張していたのか、覚えていない。
 入院時に1週間後に想像していた心境、その通りになっているかなあ。

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