日本の心・さいき

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周りがその人を変えて行く?!

2007-01-16 07:51:47 | Weblog
 合併する前に、ある町は、わずか2期で、長も議員も終わりにしていた。はっきりと書かれたものはないのだが、選挙民が暗黙の内にそう了解していて、立候補する方も、3期目は絶対に通らないと思っているので、断念するのである。2期にしておけば、議員の年金の問題や賄賂の問題も起きにくく、財源も潤う。この考え方をかっての島根市長(岩國)がしていた。政治家になる人は、実績で、あちこちの地域で立候補して、政治をしていけばいいと言う考え方である。
 多くの選挙民が、もっと広い立場になって、政治家を選ぶべきだと思う。自分の地域だけの利益に固執して、そんな選挙民から選ばれると、全体のバランスが狂ってしまう。
 著名な政治家が、入試の時期になると、「先生の力で、宜しく・・・」と、受験する親から、多額のお金をもらって頼まれることがある。現に、身近な人で、そんな人を知っている。合格した時は、「私が一言頼みましたから・・・」と言い、不合格の時は、「成績が成績で、努力したのですが、力が及ばなくて・・・」と言えば、親は納得せざるを得ない。表に出るお金でないので、申告しないし、それで、税も掛からない。そんなことが何度も続けば、真面目に政治をしよう意気込んでいた政治家も、次第に、おかしくなってくるだろう。
 学校の先生、警察官、医師や看護師、何となく外来で分かる。元々そんな職業のタイプの人であった以上に、やはり、周りがそんな感じにしてしまったのではないだろうか?!

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