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感性豊かな子どもの育てる為の親の心得とは?

2007-01-19 07:24:44 | Weblog
1、「共感すること」
 例えば、うさぎが死んでしまって、子どもが泣いているとする。「又、飼えばいい、そんなに泣かないで。」と言えば、子どもの悲しみを無理に追いやっていることになり、子どもの心は、行き場がなくなって、混乱してしまい、先々、喜怒哀楽を素直に表現できない大人になってしまう。そうではなくて、「残念だネエ、おまえは、本当にあのうさちゃんが好きだったんだネエ。」と言って、子どもの心の経験を認めて、それを大人が言葉で代わりに表現してあげることが大切である。
 2、「共感的沈黙の方法」
 例えば、子どもが友達と喧嘩して、その事を子どもが言っている時、子どもの目をちゃんと見て聞いてあげないと、子どもの気持ちが親と離れてしまって、先々、問題を抱えても、他人と話せない、内向的な大人になってしまう。そうではなくて、真剣に目を見つめて、一つ一つちゃんとうなずいて聞いてあげることである。そうすることにより、親が何も言っていなくても、親が本気で聞いていると思えば、子どもは、自分なりに解決策を見出すものなのである。
 3、「問題点をはっきりと言う」
 頭ごなしに命令されたり、説教されたりすれば、子どもは、例え親であっても、敵意を抱くものである。そうではなくて、問題点だけを手短に指摘すれば、子どもは、何がいけないのかを自分で考える様になる。
 4、「情報を与える」
 例えば、感情的にどなるだけでは、こどもにとっては、何故どなられているのかが分からない。そうではなくて、物事には、原因があって結果があることを教え、必要な情報を与えるべきである。そうすることによって、子どもには、今後になすべきことが理解できるのである。
 5、「簡潔に言う」
 子どもは、長い説教は、大嫌いである。長い説教は、将来、肝心な話を聞かない子どもに成長してしまい兼ねない。子どもにとっては、話が短い程、覚え易い。
 6、「自発性を促す」
 親の手助けなしで行動させるのも、子どもの人格形成の上では、効果的なこととなっている。取り敢えず、自発性をそがない為にも、朝、自分の力だけで起きられる様にしましょう。
 7、「親の感情を、時には、素直に伝える」
 親自身が、あの時は、感情に走ってしまって、言い過ぎたなと思ったら、後でもいいから、子どもにそのことで謝ることも大切なことである。親の喜怒哀楽を子どもが知ることも、感性を磨く上では、子どもにとっては、手本となる。

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