日本の心・さいき

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アメリカに夏留学した高校生の話

2007-01-15 07:07:01 | Weblog
  私の留学した高校では、朝7時40分に始まって(サマータイム?)、1日7時間で、昼の2時過ぎには帰る。その中には、自習の授業もあり、宿題は、その時にやってしまって、家で勉強する人は、試験の前ぐらいで、殆どいない。
 授業中に、ガムを噛んだり、キャンディーをなめることは自由で、ある教師は、成績のいい子には、ほうびとして、キャンディーを進呈している。つまり、本当に授業に参加しているかどうかが問題で、ガムを噛んだり、キャンディーをなめるのは、問題にしていない。髪型も服装も、自由。成績優秀者は、その地方新聞に名前が出る。そして、皆から賞賛される。しかし、ただ、それだけのこと。
 成績がいいとか悪いとかで、体調を崩す人なんて、一人もいない。しかし、義務教育の高校でも、落第生は、結構いる。が、留年しても、努力が足りなかったのだから、又、頑張ればいいって感じ。
 人数も、1クラス10人ちょっと。授業中、眠っている人は、一人もいない。教師と生徒が一体となって、授業が進み、楽しい。
 試験内容は、極めてオーソドックスで、どこかの国の様に、人と差を付ける為の問題や、変な問題はなく、最後の人が書き上げて、その試験時間が終わりになる。制限時間に解く能力なんて、問われない。
 日本の様に、夜遅くまで必死になって勉強している子、全くいない。
 履歴書には、年齢の欄がなく、又、年齢を書く必要もない。


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