梅雨明けから、各地で35℃を超える高温に包まれてしまいました。コロナと熱中症の予防で、大変な思いをされている方も多いのではないでしょうか。
暑い時は冷たい物を摂りがちで、お体を冷やしてしまう方も多いと思います。そこで今回の実習は、暑さに負けず栄養をしっかり摂ろうと考え、温かい牛肉麺を主食にしました。脂肪の少ない牛のすね肉を使いますので、たんぱく質がしっかり摂れます。肉も柔らかく出来、食べ応えのある一品になります。
向付けとして、焼売、サッパリする和え物、デザートにオーギョーチー ( 愛玉子 ) を組み合わせました。
焼売は普通豚の挽肉を使いますが、今回は豚挽肉の一部をサバの水煮缶に代えて、LDL-コレステロールの心配な方にも、召し上がって頂けるものにしました。更に鯖の匂いを消すため、青紫蘇を刻み入れて作り、加熱は電子レンジで仕上げました。
和え物はわかめと野菜を材料にした、サッパリ食べられるものにしました。
愛玉子は前回の実習の時、家でも出来るものであれば作りたいとのご希望があり、実習しました。愛玉子の種が手に入れば、あとはあっという間に出来てしまいます。種からは殆どcalが無く、使用するシロップだけがcalになります。また、体に入ってから色々な所で働いてくれ、とても優れた食材です。先ず肺を潤す作用がありますので、乾燥したところが好きなウィルスにとっては、肺にとりつく事が出来ません。コロナの今、とてもタイムリーな食材です。また、肝臓では特に解毒作用に効果があり、不純物を排出してくれます。腎臓でも腎臓の調子を整え、むくみの防止など、人体の各所でとても役立ってくれる食材です。
今回の実習で、全部召し上がって頂けるか心配でしたが、全員完食で満足していただく事が出来て、安心しました。
次回はおからをご希望の方がお出でになりましたので、何品か考えてみたいと思っております。
皆様、まだ暑さがずっと続くと思われますが、思い切って色々召し上がって、お元気でお過ごし下さい。.