今日は「立春」
昨日は「節分」
恒例により? なんとも困った行事…である「恵方巻」を
北北西に向かって1本を食べて 云々…
我が家も人並みに 太巻きを購入
今年は海鮮巻きをご当地の「天龍」で初めて買ってみた。
1本1200円もしたよ。 魚は新しく そこそこでした。
まぁこれも世間に合わしてのお付き合い?
今日の温かさは 「春は名のみ」ではなく 3月上旬の気配
そう、名のみ で思い出した。
この歌詞、「早春賦」
作詞家の吉丸一昌は、大正初期に長野県安曇野を訪れ
穂高町あたりの雪解け風景に感銘を受けて この詩を
書上げたそうな。
「春は名のみの 風の寒さや 谷のウグイス 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず 時にあらずと 声も立てず」
ちょうど今頃です でも 今日の天気は 違って
風も冷たくなく 思わず外に出て背伸びをしたくなるような
早速、外に出て、隣の「梅」をパチリとカメラに。
こんなぴったしって あるんですよ
梅を写したら 次には ご褒美です
ウグイスの声が 両隣の茂った大きな樹から
聞こえてきました。
澄み切った空気 まだ動き出してない周囲
すぐ目の前で鳴いている…
小さな体が震え そして 飛び移って 白梅の木に
そして紅梅に…まるで 動画を見ているような
これこそ春の季節ですね 春の絵ですね… 感激です。
その 紅梅白梅
高浜虚子の句に
「紅梅の 紅の通れる 幹ならん」
梅って 上品ですよね。 特に白梅はね。 大好きです。
日本に梅が渡ってきたのは、8世紀の頃だろうと言われています。
今朝の天声人語にもありましたが、万葉集には119首の唄が載っているそうで
当時の人に随分ともてはやされていたようです。
一番多かったのが「萩」だそうです。
また、百人一首には 紅葉や桜はありますが 梅がない…
花の好みもいろいろだからね。 時代にも 人にも依るってわけ。
例えば 「絵」においてもそうです。
梅と言えば 先ずこの絵でしょうね。
尾形光琳の「白梅紅梅図屏風」
私は 日本画家の 彼の梅好きです。 前田青邨「紅白梅図」
そうそう すぐにでも行こうと思っていた 行橋の「増田美術館」企画
1月は いろいろ 行事や葬祭が重なって…もう2月なった
これこれ
きっと この企画ものの中に 「春」の季節とあるから
「梅」作品 鑑賞できると思いますよ。 早速に行って みなきゃ…
近くの美術愛好家の方 是非に お出かけください!
「春は 名のみ」 ですが、 一日 一日 暖かくなりますから
厳しい季節を 払拭するには 「名画」を鑑賞して
「ホッ」と一息 入れて下さい。