黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

 雑草だって、名前はあるんだぞ!

2017-04-05 | 日記・エッセイ・コラム

今週はお日和も良く?

 ずっと花壇の「草取り」「整地」「植え込み」と汗をかいて

すっきりとした気持ちも 花壇も。

春の庭は華やかにスタートしました。

  ユキヤナギとレンギョウも満開

 中央花壇も雑草を取ってさっぱりと きれいに。

  左側が 「ユキヤナギ」 中央が「利休梅」

   真ん中円形ブロック内には 「ロベリア」「ストロベリー・キャンドル」を

  周囲に 「リナリア」を。

  花壇の傍にベンチを置いて

  ちょっと花見に一休みを…

 

 こうして 庭を楽しむ時間が持てるのも わが身を動かして したたかな「雑草」軍団との闘いが

 あるのです。

 植えたり、蒔いたり、「名前」のある花を育てていますが、一方では あまり関心を持たずに

 面倒だなぁ~と、いつも ぶつくさ言いながら 草取りをしている その面倒な雑草。

 

 雑草と呼んでいるのは、われら。

 しかし、彼ら(雑草)さん達にも れっきとした名前がついているのだ。

 

 今回、そのことに日頃の失礼を詫び、我が敷地内に育っている彼らの名前を探ってみました。

  えっ、こんなもあるのかと 全く驚きました。

 彼らの本当の名前を知らなさ過ぎた… もう、とにかく毟って、捨てるだけだったのだ。

 よ~く眺めてみれば、十分に鑑賞に値する草花でした。 申し訳ありません!

  とりあえず調べてみたら…

   「ヨモギ」

 これは 根っこが丈夫で しっかりと根が張るので やっかいな草。

 昔も今も、葉は 「よもぎ餅」で 私も大好き。

 

    「スイバ」

 酸っぱいので「スイバ」 子供の頃、口で齧った覚えも。

 アカシアの樹の下に ひっそりと佇んでいるのが「ユキノシタ」

  葉には 斑があり、毛が多い。

  葉はてんぷらで食べられます。 これから5月にかけて白い可愛い花が。

 

  そして これが蔓延るので 嫌な奴です。

   「どくだみ草」

  でも これも白い小さな花が咲くと群生なので 結構綺麗なんです。

  面倒なんですが、縁に彩として 夏の庭には お役立ちしています。

 

     「ホトケノザ」

  里の春を彩る もうこれは どこを歩いても見かける花

  春の七草のホトケノザはキク科の「コオニタビラコ」のこと。

  でも、これも大量に食べなければ間違えても大丈夫。

 

  雑草だけど 綺麗。 花壇に植えている方もいらっしゃいます。

   「ハナニラ」 

  

    我が家も ひところ群生していました。 学名「イフェイオン」とも呼ばれる。

   「白」「淡紫」 葉は ニラの匂い。 地面に広がり増殖型。

  

   「オオイヌフグリ」 日当たりのいいところで花がたくさん咲いています。

   花は小さいのですが、可愛いですよ。 花には青いすじが入って ネメシアのブルーみたいにも。

  

      

   「ノゲシ」

    この花の特徴は、多数の「舌状花」が集まって1つの花になっている。

    この花も  道端、草地 畑 どこにでも。 

   

 

    「ハハコグサ」  葉は細く、茎と葉が綿毛に覆われて白っぽい。

    花は黄色 これ七草の一つ。 ゴギョウとも呼ばれる。

 

   これこれ 何といっても、春先に庭を席巻してししまう猛烈に勢いのある

   「カラスノエンドウ」

     つる性の草。 葉の軸の先は巻きひげになっている。

    これが他の花や草に絡みつくので やっかいです。

     花は ご覧の様に 可愛いですよ 花弁は蝶型

     実は熟すと黒くなり、これをカラスに例えて 名ができたとか。

   

     見て下さい…この蔓延り方…でも、これは 私の無精の結果でありますので

   

    我が花壇でも 例年より蔓延って もう 始末に負えません。

    この先の 草取りは、この草との格闘です。

    「ヤエムグラ」  

    ブロック塀の下や 藪の中に生い茂っています。 長く伸びあがり 何本も重なり合って生える。

    柔らかでしなやか…

 

     雑草だって こんな題材にも

     百人一首 恵慶法師の歌

     「八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」

      生い茂った雑草だらけのわびしい住まいに、ひとりとして訪れるものは

       ないけれど、秋だけは例年通りやって来たことだ。

      1000年も前から この雑草は 生きながらえています。

       さすが 雑草たる所以かもしれません。 

 

  「カタバミ」

   我が家の花壇の縁取りに 全周囲を総なめにしているのが「イモカタバミ」です。

     

 紫陽花の花の下にも

 

 「カタバミ」は 園芸種が多数あって、色も豊富。 

 身近なところで普通にみられる小さな草

   「オッタチカタバミ」  日当たりのいいところで花を咲かせる。

    花も 葉も 夕方には閉じるんです。

    これから 夏の太陽によく似合ってます。

 

  我が家のは「イモカタバミ」

  花の中心が色濃い。

 

  同じように「ハナカバミ」は もう少し花に丸みがあって 濃いピンク色 花も大きく

  夏から秋にかけて 茎がスウーッと伸びて行きます。

 

  まぁ、まだ まだ あるんですが…雑草だけに 数も多く とても全部は無理。

 

  と、そんなわけで、 綺麗な花と同じように 本当は 「雑草」呼ばれている彼らも

  十分に鑑賞に対する 素敵な花である。 そう思いませんか…。

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。