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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

新年の模様替えを

2023-01-16 | 日記

 新しい年を迎えたがスキッとしない。

 何だろう…コロナは第8波でまだまだ落ち着かない。

 ロシアのウクライナ侵略の状況も一向に治まる気配はない。

 岸田内閣も国民をほったらかしで、あっちこちの国に出かけて

 勝手に話をしてはひとりほくそそえむばかり。

 対米交渉では…大丈夫?という盛りだくさんのお約束を。

 これからの日本の将来はちと危ないぞ! 

 と心配も満載のこの頃です。

  ああ、もう 世間のことなど~と、投げ出したくなった。

 身近なことでちょっと気分を変えるか・・・。

 

 と言う訳で、部屋の壁にある「絵」の架け替えをしてせめて気分一新を。

 「壁に絵を掛ける」

 日常生活に際して、「楽しむ」「癒される」「落ち着く」

 そんな役割を持っているのだと思っています私。

 この頃は自分で筆を執ることもなく

 (以前は、「水墨」「油絵」「水彩」を、

  気分が向いたら少しばかり描いて楽しんでいました が、しばらく休止状態

 

 そんな折、友人の「個展」があり、その中の1点を求めました。

 我が家の絵のジャンルからいうと…新しい仲間に入る作品。

 

  私の好きな画家は、「ベルナール・カトラン」

 フランスの画家、日本人はかなりフアンが多い。

 斬新な構図と鮮明な色彩に酔っています。

 全体は柔らかな暖かみを感じ、壁面に飾ると優美な空間を醸し出します。

 若い時分にちょっと無理して購入したのが3点。

 これを季節、季節に架け替え楽しんでいますが~

 他にも、日展入選された友達の作品、美術部顧問の先生の思いでの作品

 そして新作の油絵・・・。

  春にはこのカトランなんです。

 奥の部屋にも 小品ですが、この作品が最初に購入したカトラン。

 リトグラフで、作製NO.1 署名  自慢のものです。

        

 

  今回、気分一新で、カトランを外して、友人のダイナミックな作品を飾ることに。

 抽象画…皆さんも、抽象と言えば…「どうもわからん?」という方も多い。

 絵を見るのに~作者の「思い」と、鑑賞する側とでは、違って当たり前なんです。

 見るほうの側が「これはいいね!」と思えば、それでOK。

  これがまた、楽しいんですよ。

 どう、この絵を捉えるか、作者と見る側とのせめぎあいですよ。

 思わず唸るような構図だとか、眼にも鮮やかな色彩感覚

   見るほうも、自分なりに絵を描いている~

 

 ピカソ、マチス、アンディ・ウォーホル 世界の巨匠の1枚だって

   私たちがその作品の良さを決めれば いいんですもの

     逆に楽しいでしょ、「分からない」もあり。

    感動もあり。 

  絵の方から訴えてくる場合もありますから~

 

 この二つの作品が この春の壁を彩ってくれる

   鮮やかな「ブルー」を基調に 伸びやかな筆使いの作品です。

  「ブルー」を使うのは難しい・・・・

   また、いろいろなブルーがあるので、使い分けるのもなかなかです。

   しばらくは、この作品と対峙して、何を物語っていくのかを追いかけてみます。

 

 

 多少値の張る(私が買える身の丈程度の作品)

  以外に、恩師、友人、の油絵、 

  そして気軽に眺める ~巨匠の作品のポスターも飾っています。

 

 いつも同じ「絵」 じゃなくて

  気分や、季節や、と考えて 模様替えをするのがまた、楽しです。

 

  ポスターでは

  好きな画家 「マーク・ロスコー」

   この画家の 色彩感覚も うっとりするものがあります。

    

       

 

  本物の「絵」はとても買えませんが・・・

   ポスター(シルクスクリーン)額装付きなら と、

  「ビッフェ」の1枚を求めました。

   これでも 結構なお値段なんですよ。

   

 

  玄関入って右側の壁には 亡き恩師の作品

      「阿蘇山」を。

  左側には「ひまわり」を。

   

 

       

 

  恩師の筆は、優しく、人間性を感じさせる落ち着ける作品ばかりです。

  他にもう1枚は 大作「富貴寺の秋」がありますが、

  私の転勤に合わせて全国行脚~その結果、塗料の一部が剥げてきたので

  そっと大事にしまっています。

 

  生活の中に、あっていいもの。

  いや、私としては、「なくてはならないもの」が 「絵」だと思います。

  さらに、「花」と「音楽」 この3点セットが生活に潤いを与えてくれるのではと。

  そして、最後に 趣味が合い、気軽に「話し合う相手」 でしょ!

  模様替えの効果は、これからじわじわと・・・・。

 

  この寒さと、厳しさを 暖かく包んでくれる部屋。

  きっと、1枚、1枚の 「絵」が 

  かなえてくれることでしょう。

 

 

 

 

 

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古希を超えての2人展へ

2022-12-22 | 日記

 いまにも雪になりそうな天気

 北の国では今晩から大雪警報も?

 そんな暮れに私の仲間の奥さんが永年培ってきた絵の集大成にと

 2人展を。 タイトルも「古希を超えての2人展」

   笹田眞美×八並順子 それぞれのはじまり そして今

          

 

 

 行橋市の「行橋赤レンガ館」で本日より開催(12月26日(月)15:00終了)

         

 古希を超えて尚、盛ん…見習いたいものです。

 その勇気と、エネルギー…筆と共に過ごした約半世紀の画業の成果を披露する。

 人間、一生のうちに何かに挑戦し、何かを得るものです。

 しかし、その成果をご披露するには並大抵なことではありません。

 そんな意気込みを感じさせてくれた1枚、1枚の力作に

 目を止めて楽しんできました。

 近郊の方はご存じの「赤レンガ館」      

 以前と違って、図書館前の大きな広い駐車場もあり足も便利です。

 どうぞ、暮れの買い物の途中でもお寄りになっていただきたい。

 若者何するものぞ、「古希」の力強さを感じ取れますよ。

   お二人とも 大カンヴァスにほとばしる筆の勢い~

 

        入って正面から 笹田さんの作品が続く

   「じっと見つめて… 何かを、何でも 感じたらそれでいいのです」

 

 

   パネルの向かいには  「面白い…よくわからな~い」

   ご意見はいろいろあって良いのです。

    ゆっくり楽しんで下さいね。

           

 

 曲がって、八並さんの作品

 

 

                 「はじまり」~「今」へ 

    

   絵を始めるとき 最初は、きちんと、しっかり 対象をみつめて 丁寧に描く~

      描くうちに それでは行き詰って来る

    さらなる飛躍には 悩み  苦しみ もがき 葛藤が続くのが画家の宿命

       時代を追いかけて 絵の変化も鑑賞しながら。

           どうぞ お楽しみください。

   お二人とも 色彩豊かな作品です。

   この色彩の妙 作品に込められた思い 

   を あれこれ鑑賞

   「あなた」の目で 追いかけてみては?

   「大」「小」合わせての作品群

   どれも 少しづつ 変化を感じますよ 

   相当なものです。 

   きっと楽しめますよ。

 

   ご両人へ 古希を超えて さらなる飛躍 「米寿」「白寿」までも

          筆を持つ その心意気を

   鑑賞する私も 80歳を超えましたが

   Art の素晴らしさを 

   素人ながらも 楽しむ気力を持ち続けたいと。 

   

 

 

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紅葉は綺麗…だが後始が大変!

2022-12-07 | 日記

 さすが12月です。

 一挙に寒くなり、強風がさらに寒さを後押ししているような。

 庭の紅葉も今週は、どんどん舞い散る・・・の表現です。

 毎朝の掃除にこれでもかと、樹の下、花壇の縁に寄せ合う姿

 落ち葉は枯れているので、風に吹き飛ばされ~庭から外へと

 これがまた、大変なんです。

 この付近では我が家の紅葉しか見当たらないので~

 近所迷惑?を心配する。

 

  鑑賞するにはきれいな姿

 

 

  風に吹かれて、散っていく紅葉・・・

 

 今朝も綺麗に集めて ゴミ出し用の袋1杯分。

 来週の頭までは続きそう。

 

 垣根の黄色も寒さに負けず 頑張っています。

 中の枝が枯れて、全体の格好が悪くなりそう~。

 

 寒さに強いのがこの花 「山茶花」です。

        

 緑の葉も 艶があって元気です。

 花の色も濃いので見ごたえあります。

 今年はかなり花付きがよさそうです。 日に日に増えて、今盛りです。

 しかし、この花も 散り始めると~どっさりと絨毯を敷き詰めたように重なり

  真っ赤な姿で、散っても見せ場を作りますねぇ。

 

 昨晩は、夕食は鍋にしました。

 冬は温たかい鍋がいちばんですよ。

 ここで活躍してくれるのが、我が家の庭の「カボス」ちゃんです。

 先日のブログでも紹介しましたが、食事の前に、千切り、食卓へ。

 少し酸味のきついのと、上品な酸味の2種類 お好みで使っていますよ。

 たっぷりの汁は香りもよく料理の格を上げてくれます。

  右下の濃い黄色の方が、上品な香りと酸味を。   

 

 

 今日は、「柘植の樹」の剪定をしました。

 

 庭には9本 植えています。

 

  それぞれ位置が違うので、少しづつ姿(刈り込みを変えて)

  ひとつは 丸く

      

 

  一つは四角に。

      

 

 庭を楽しむって・・・なかなか大変なことですね。

 

 これから一番大変なのが、「ビオラ」の咲いた後の処理

 「花摘み」が大仕事です。

 

 今年は鉢植えを少なくしました。ここは一鉢に3株 15株。

 

 花壇に直接植えているのが~30株くらい。

 これからもう少し様子を見て増やすつもり。

 

 より綺麗な花を見たいと思えば~この「花摘み」が肝心なんですね。

 手間暇かけて、手塩にかけて、慈しみ、声を掛けて、花と話をする。

 この結果が、色鮮やかな姿で、楽しませてくれるのですから~。

 

 今年から、来年にかけては、寒さも厳しくなりそうとの予報。

 

  庭の花たちの健闘を祈って、手間をかけていきたいと・・・。

 

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もう今日から12月

2022-12-01 | 日記

カレンダーの11月を捲りました。

    

画家九十九伸一さんの「ガーベラとヒーラギの時」

我が家の庭のガーベラは赤がひっそりと咲いていました。

ヒーラギは植えていません。

 

そう、12月になると花壇の花も少し寂しくなりますね。

この冬は少し寒くなるという予報~

電気代も高騰の気配、年寄りにはきつい知らせです。

精々、厚着して暖を考えよう…そうそう「灯油」を買いに行かなくちゃ。

なんて、この12月、昨年よりは静かになりそうでが、まだ

始まったばかりなんとも?

 

そんな折に、早めに我が家の庭のあちこちを手入れしていこうと。

草取りや、草刈り、植え込み、剪定…やることはいくらでもあり。

今朝は、急の冷え込みでブルッと来ました。

昨晩は風が強く、今朝起きてみると庭中、紅葉の葉が隅に固まって

ふわふわ揺れています。この処理に一息時間を。

 

落ち着いた冬の庭を眺めていきます。

玄関先の2つの鉢には「ヒューケラ」を。4種類。

     

 段を降りて、左右に「ガーデンシクラメン」を2鉢

    「ピンク 3と白 1で」

     

下がって正面から見ると・・・こんな感じです。

   

隣りの紅葉は昨夜の強風かなり飛ばされてしまいましたが、まだまだ美しい~

今年は、庭に15年ぶりに「白砂」を全面に撒きましたので、色彩の対比が美しい。

お陰で早朝の掃除にも熱が入ります。

この紅葉だけで、1袋いっぱいに。 これからも毎朝、大変、大変!

綺麗に箒目も入れると・・・どこかの庭にも負けないぞ! なんて。

   

秋の色と言えば、「もみじ」の赤ですが、色もいろいろ?

 小さな1本の樹(ブルーベリー) これがなかなかお洒落な色彩を。

   

 

 果物からの色彩も見事です。

 我が家には「カボス」が2本、ネーブル系のみかんが1本。

 味も結構なもので、カボスは料理に最適、重宝していますし、みかんの味は

 お店の高級品にも負けない上品な種類です。

   

 

 中央の花壇は「シクラメン」「ハナヤナギ」「ノースポール」がまだ植えたばかり。

 向かいの欅の元には「芝さくら」と「ビオラ」を。これも植えたばかり。

 寒い冬を乗り越えて~春の来るのを楽しみにして。

 

今年一番の収穫だったのが、この蔓を伸ばして、大いに楽しませてくれた

「マンデビラ」の「白」 サンパラソル クリアホワイト

  すてきな名前ですよ、まさに太陽が当たり、白く浮き出してくる

  この花数は、次々に花を咲かせてくれました。。

  真っ白な花弁の奥にある上品黄色が何とも言われぬ清々しさを

  眺めていてほんとに心静かになる時間を頂きました。

      

 その下の鉢には これも鮮やかな色彩の「紫」

 花の名前が「スーパー・サルビア ロックンロール ディープパープル」

  風でかなり飛んで行ったので~この枝が必死で頑張り残っています。

  まだまだ次の芽が出てくるでしょう

      

 

  樹の葉と言えば~大樹とまではいかなくとも、見上げる程度の「樹」は

  庭にも必要です。

  昨晩は揺れていました、どれも。

  「ゆずり葉」「ジャカランダ」「ユーカリ」この3つは、比較的常緑に近い

  空と地上を上手に構図させてくれ、花壇に咲く花を助けてくれています。

   でも、ジャカランダは、成長が早く、ほっておけば何十メートルにもなる

  大木なんです、神経使います。枝の長さを見ながら、鋏を入れています。

  

 ゆずり葉          ジャカランダ         ユーカリ     

  

 もう一つありました。 これも成長を止めて植えています。

 「大きくしない!」 眺める、綺麗な木 として植えています。

 この葉の裏の「白」が素敵なんです。

 小さな木の枝が風に揺れるさまは~なんとも言えませんよ。

   オリーブの後ろに咲いているのが 「オキザリス」の「白」です。

  昼頃になると、太陽に向かって、花弁を広げ、一面が雪化粧となります。

   

 

 思ったより今朝は、太陽が顔を出しません。

 寒く感じます。

 

 12月に入ったばかりの庭。  

  「花を楽しむ」ガーデナーにとっては、やっぱり「太陽」の力の凄さに感謝・感謝です。

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続 ポンペイ展 NO. 4

2022-11-21 | 日記

第4章  ポンペイ繁栄の歴史

上流階級の富裕ぶりは何よりもその邸宅に見ることができる

豪華な部屋や貴重品は家の主人が客人たちに自分の社会的立場を

印象付けるための舞台装置でもあった。

 部屋の装飾にこだわり、貴重な素材をふんだんに使った豪華な

食器や什器が用いられた。

(写真 資料より引用)

  「ファウヌス家」

      

  ポンペイで一番の邸宅(フェウヌス家)

      邸宅は3000平方メートル丸々を。

 

  「ヴェッティの家」の壁画

   

 この家の壁画はとても保存状態がよく、美術館に飾ってある絵のよう~

 画家の、モザイクの技術力最高ですね。

 また、この邸を発掘した現場の当事者は、この壁画を見ての「驚き」が

 想像されますよ。

 

この展示では、遺された「邸宅」跡などは見ることができない

「キッチン」や「サウナ」など、破壊されたと言えども、その

痕跡ははっきりと読み取ることができる。

 (ポンペイ関連資料から引用)   

多くの客人を招き、世界の珍味を食材としてもてなしたのであろう

邸宅のキッチン跡。また、ローマ人たちはことさら「サウナ」は生活に

欠かせない必需品だったのかもしれません。

  「キッチン」

 

  どうです、この豪華なキッチンは、多くの使用人たちでおもてなし料理が

 造られたのでしょう。

  部屋の壁には、モザイク画を、造りは豪華な大理石。

      

 

 「サウナ」

    

 食事の後か、前か…ひと汗流して食卓に着く~。

 いや、食後、ゆっくりとサウナで過ごし、部屋に戻って芳醇な香りの

ワインの栓を抜き、団欒の時間を過ごす・・・・?

 

それにしても造りも最高。天窓まであり、あかるさ、開放感あり。

閉じ込められる、という印象はなく、くつろぎの場だね。

 

それでは展示品を~

108. 猛犬注意  モザイク

 悲劇詩人と呼ばれる家には、玄関の床に犬のモザイク画が。

 「猛犬注意」という注意書きがある。

 えっ、ポンペイでは犬は飼われ「番犬」の役目もしていたのだ。

 きっとご主人様には忠実な番犬、嫌な奴が邸宅に来たら

 「大声で吠える」?   どんな吠え方、だろうか?

   

さぁ、ポンペイ一番の邸宅、「ファウヌス家」にお邪魔しましょう。 

 

109.躍るファウヌス   ブロンズ

 

 ヤギの角を持った牧神ファウヌスにちなみ邸宅は「ファヌスの家」と名付けられた。

 玄関広間で来客を迎えた~ 70㎝あまりのブロンズ像。

 

 邸宅の中に入り~キッチンを覗いてみましょう。

111. 湯沸し器         112.シトゥラ(バケツ)

       

 

115.貝殻形カップ       120.料理保温器

      

               料理がさめないようにと

                 「保温器」まであるの? 凄いね。 

 

じゃぁ、居間に移動しましょう

122 笛 

124. へび形ブレスレット  金(鋳造)、ザクロ石(陰刻) 

125. 126.127. 指輪 (3種類)  金、ザクロ石、金

    館の女主人の宝石箱にはさぞや「金銀財宝」が~

 

次に部屋の壁にかけられている「モザイク画」を鑑賞しましょう。

130. ナイル川風景   モザイク

 

  

   (部分 拡大)

 

  どうですこのモザイクの精巧さ…

 ナイル川風景と動植物を描くモザイク画は、ヘレニズム時代のアレクサンドリアで生み出され

 地中海、世界に広まりました。

 

132. 葉綱と悲劇の仮面   モザイク

 

133. ネコとカモ    モザイク

 

134. イセエビとタコの戦い    モザイク

 

 どの絵も しっかり対象をとらえ、精巧な技法を駆使しての作品ですね、

 邸宅の壁に掛けるものですから、かなりの大作でしょう… 

    「下世話の話ですいません…1枚    どのくらいかな?」

 

次は、「ファヌウス家」から「竪琴奏者の家」にお邪魔します。

 

部屋の各所に置かれていたブロンズやフレスコ画

を見てみましょう。

 

141. イヌとイノシシ  ブロンズ    142.ヘビ形噴水 ブロンズ

       

143.ライオン  ブロンズ

   

145. 詩人   フレスコ

   

147.恋人たち  フレスコ

   

 

148.  竪琴を弾くアポロ    ブロンズ

      

 

 それでは次に「悲劇詩人の家」に伺います。

  邸の 東壁、南壁(西の区画)、南壁(東の区画)、東の列柱廊に

  飾れているフレスコ画を見ましょう。

 

150. プリセイスの引き渡し   フレスコ

 

      ホメロスの叙事詩にあるトロイア戦争の場面

151.ヘレネの略奪        フレスコ

   

     トロイアの王子パリスがスパルタの王妃ヘレネを連れて帰郷する場面

  

152.ユピテルとユノの聖婚   フレスコ

 

153.イフィゲネアの犠牲    フレスコ

 

 

今回、展示されなかったモザイク画「アレクサンドロス大王」は、ポンペイ遺跡

で見つかった最高傑作の一つで巨大な作品。

 数百万個の石片が使われ紀元前、4世紀にギリシャのマケドニア軍を率いて

東方に遠征したアレクサンドロス大王が「イッソスの戦い」でペルシャ軍と戦う

様子を描いたとされます。

 

 会場では、ビデオの大画面によって、内容部分の解説をしていました。

その一部をご紹介しましょう。

 

  「アレクサンドロス大王」の拡大部分

   

 

第5章     発掘のいま、むかし

      

  

154. ペプロスを着た女性(通称「踊り子」)

               エルコラーノ)パピルス荘)

   

155. 綱渡りのサテュロス   キケロ荘

 

157.ペプロスを着た女性(ペプロフォロス)   大理石

  (ソンマ・ヴェスヴィアーナ、{アウグストゥス荘}

  

158.ヒョウを抱くバックス(ディオニュソス)  大理石

  (ソンマ・ヴェスヴィアーナ、{アウグストゥス荘}

  

    (部分)

  

 

  火山灰に埋もれた街から発掘された数々の彫像が

  こんなにも見事に美しく遺っていたとは・・・

  「奇跡」という言葉しかない。

 

 これでお終い。

 

 現在のポンペイは平和でのどかで世界中の観光客が

 

 この遺跡を訪ね、町並みを歩きながら人間の逞しさ、強さ、繊細さ

   『「あの昔」にこんな文化が』と、感嘆の声を上げている。

 

 

    今は静かに    噴火後のヴェスヴィオ山

             噴火前のヴェスヴィオ山

 

  

 歴史を振り返れば~数々の「争い」がその国の「生命」「文化」を破壊

  どれだけの貴重な財産が消滅していっただろう・・・。

 現在、21世紀の世の中は安心して暮らせる世の中だろうか?

 この小さな地球でも、絶え間ない「戦争」が続く。

 その度に、失われていく「生命」

 そして「その時代の誇り」も

 これは、「人間」のみでなく、「物」も同じ。

 後世の人に貴重な価値を生んだはずのものが、である。

 ただ時の為政者の思惑だけで、戦いは始まり、終わってきた。

  「戦争」というもの すべて「無意味」なのだ。

 

 今回、ポンペイ展を通じて、「生きていく」という意味を

 つくづく感じた。

 「触れる」という機会 の大きな意義を掴んだ収穫の時だった。

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続 ポンペイ展 NO.3

2022-11-20 | 日記

 第3章  人々の暮らし=ー食事と仕事  

  

 

 解説にあるように、ポンペイの街はまさに近代的な街でした。

 人々は繁栄を謳歌する。

 そんなリアルに生きている姿を鮮やかに絵画や建築物に

 ふんだんに遺してくれています。

 今回は「建造物」の遺跡は見ることができませんが

 ちょっとその一部を写真にて紹介しましょう。

まず「生活用品」の展示から 

76.仮面のあるパテラ  ブロンズ

    

77.ワイン用のアンフォラ  土器

    

   熟成したワインをこの土器に貯める

78. 仔ブタ形の錘   ブロンズと鉛

     

79.アヒルのケーキ型   ブロンズ

       

80. 目玉焼き器 あるいは丸パン焼き器  ブロンズ

  

 えっ、これは 現在なら…「たこ焼き」にも使えそう・・・。

 「目玉ねヱ~」 う~ん、パンも焼くのか~。

ここでパンが出てきたので、ちょっと横道へ。

 ポンペイ遺跡の中に、「パン屋」がしっかりと遺っています。

(遺跡写真の中から引用)

 

 凄い! こんなに大きな規模なんだぁ。

 毎朝、焼き上げる数って、相当なもんでしょうね。

 でも、きっと「ハードパン」ばかりで 今風の「菓子パン」なんて

 ものはきっとなかったと思うよ

 

85.パンのある静物  フレスコ

 日常の何気ない一瞬を切り取って1枚の絵に。

89.炭化したパン    食品

  これって、黒こげのパンなんです。

 噴火で飛んできた火砕流で黒焦げに…

 そして今日、そのままの姿でで私たちの前に。

 

街は賑やかで、大勢の人が…パン屋の前には大勢の人だかり

  「パン屋の店先」

 

他にも 「ファストフード」の店も沢山あって、賑わっていたそうです。

そんな立派な店の遺跡 (遺跡資料より)

 店のレイアウトだって、おしゃれですよ。 カウンターには見事な絵を

 きっと、店全体は、フレスコ画やモザイク画で全体をまとめてあったと想像しますね。

 

私、今の時代に生活していますが~

生活道路は昔のまま、狭い道路で、車が来ると身を避けながら歩く

そんな毎日なのに・・・・この時代のポンペイの街の道路は

見てください! 車道と歩道をきちんと分けているのですよ。

都市計画の最初から、街はどんな姿にするかを考えていたということ。

やっぱり、すべてが凄いですよ。

 (遺跡資料から)

 

 

さて生活用品に こんな細やかなものまで。

 

93.薬箱  94.外科器具入れ(箱入薬石、スプーン、探り針など)

 

97.コンパス   ブロンズ

  一般家庭の後からなのか? 建築士の家からか~

  それにしても、コンパス、定規、 すでにこの時代に?

     

 

98. 青色顔料の入ったテコラコッタ容器  土器、顔料

99. 赤色顔料の入ったテコラコッタ容器

  この容器の中に、フレスコ画を描く時の顔料を。

  ここはきっと画家の家から出土したんじゃないかなぁ。

  この「器」の造りも凄いよ~ただ顔料の入れ物にしては

  模様なども入れてかなり凝った作品…

  これは近くの 窯元で造られたものかな。

 

 

 

  

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続 ポンペイ展

2022-11-19 | 日記

 第2章「ポンペイの社会と人々の活躍」

     

32. 青い水差し  ガラス    36.黒曜石の杯 (黒曜石、サンゴ、

                 ラピスラズリ、孔雀石、金)

     

 

  装飾品の数々…当時の人はお金持ち?

  その細工の見事さは、現代の名工も真っ青…

   この杯の、模様の細かさ、使用した材料の高価なこと。

    「ラピスラズリ」は当時としては大変に高価なもの

    神秘的な「ブルー」は圧巻です。

   *後世、オランダの画家、フェルメールが使用し

     フェルメールブルーとまで呼ばれた。

  

 

 埋もれた山のようなデータから浮かび上がったのは、当時のポンペイには

多様な文化が混在し(ローマ死因、聞かした外国人、奴隷身分から解放して

職人や商人になった人々集り、豊かな社会を築いていた。

 さまざまな人種、言語が飛び交い、人々はファストフード店でランチを

とり高級輸入食材を自宅で楽しんでいた。

多様な食生活は、穀物や果物、木の実や鶏卵、魚、スペイン産の魚の塩漬け

ウニ、肉はキリンの肉なども、パンは毎朝、焼き立てを。

また、インドネシア産の香辛料など珍しい食品も食べていた。

 

37.浮彫付きグラス  ガラス

    

 

40. ヘタイラの饗宴   フレスコ

このフレスコ画のように~富裕層の人々は日常を楽しんでいる。

 大富豪はこうして豪華な邸宅で愉しみ~

一般の庶民は、街に繰り出して…夜の開けるまで

 ポンペイの街には、約90もの居酒屋があったそうな…。

 

42.ライオン形3本脚付きモザイク天板テーブル 

       (大理石、モザイク)

   

何と贅沢な食卓でしょう~大理石、テーブルの表面にはモザイク画

テーブルの上には、果物、肉類、パン、ワイン…

 

45.筆記具  (フレスコ)

  日常生活でペンとノート 現代と変わりませんね。

  メモを取る、記録に残す、いや、彼女は、日記をつけているのかもしれません。

  ペンを唇に寄せ~昨日の出来事を思い出しながら…

   

 

48.哲学者たち   (モザイク)

 

これはモザイク画です。

モザイクとは、絵の具を用いて描くのではなく、小さな破片を組み合わせることで模様を

表現する技法。 (石、陶磁器、ガラス、貝殻などが使用される。

作品が制作された地域や時代によっても異なります。

大きなメリットは、耐久性の強さです。退職する心配がほとんどないこと。

湿気でダメージを受けることも少なく、この企画展の「ポンペイ」の時代

(2000年前)の作品でも、鮮やかな色彩をキープしています。

       質の高さは驚きです!

  我が家の壁面にこんな1枚あったらいいね~・・・

 

50.マトローナ (既婚女性)   モザイク

       

        首にかけているのは高価な装身具

   腕にはブレスレット、高価な指輪もボックスには山ほど

51.双頭のヘビ型指輪    (金)

  会場での展示は、ガラスの箱に並べられていました。

  石付きの指輪、半球形のイヤリング、真珠のイヤリングなども。     

        

 

 57.エメラルドと真珠母貝のネックレス (金、真珠、エメラルド)    

                

          これは相当にお高い代物?

           

     

 

68.奴隷の拘束具     

    

華やかな生活を謳歌する人あれば~ 生涯を奴隷として生きていく人も~

しかし、このポンペイでは、奴隷から富裕層の仲間入りをした面々も多数いた。

白か黒ではなく…民族の多様性が、この街の文化にも、生活にも

     異種・多様な面を浮き彫りにしている。

 

71.金庫     (銅、鉄、ブロンズ)

     

 大きな金庫、 どれほどの金貨、銀貨が~

  展示品には、テナリウス銅貨、銀貨、アウレウス金貨も、デザイン、彫も鮮やかに

  現代まで輝いていました。

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特別展 ポンペイ

2022-11-18 | 日記
 久しぶりの「九州国立博物館」へ。
 
         
 会期の終わりももうすぐという木曜日。思ったより、会場への人は少なく
 ゆるりと鑑賞できた。さらに、今回の企画では「写真撮影ok」だったのは最高!
 今回、ブログ掲載の為の「使用する写真」集めには、いろいろなところから
 集めましたが、さらに「会場での実写」ができたのは嬉しかった。
 
 このイタリアにある「ポンペイ」という呼び名。 この地名。
 歴史に興味がない方でも、一度は聞いたことのあるはずです。
 「ヴェスビオ火山の噴火により埋もれた都市ポンペイ」という
 知識かもしれませんね。
 
 紀元前9世紀に栄えた都市、古代ローマ時代には、劇場や水道も完備され
 現代に負けないくらいの賑わい~
 *ひょっとすると現在のある地域ではまだ、ポンペイの街より遅れている処も?
  
  世界の歴史に類を見ない大地震がポンペイを襲う!
  街を見おろす「ヴェスビオ火山」が噴火。 
        
          ヴェスヴィオ山と遺跡の街
      
     
  轟音と共に火山が噴火、雨のように火山灰や、火山礫が降り注ぎ、5時間で
  火山灰は1m以上にも降り積もったとある。
  さらに翌日の朝には、2m、二度目の噴火により、生き残っていた人たちも
  逃げるすべもなくなくなったという‥‥。当時の人口は推測で1万人ほど。
  火山灰の下から見つかった遺体の数々は~1000を超えると。
  噴火前の地震や、1回目の噴火で街から避難した人々は難を逃れた。
   後世、発掘の際に見つかった遺体は火山灰の層の下、倒壊した屋根や建物の
  下敷きになっていたと。
  また、火山灰の上部で亡くなった人も多く、熱風による窒息死だという。
  救助に派遣された使者は壊滅状態のポンペイの様子になすすべもなかった
  そうです。
 
  しかし、不思議ですね。  そんな街が、こんなに見事に残ったのは?
  「天災後の略奪がなかった・・・・。」
  考えてみれば、納得。 「町全体が埋もれているのですから」
  それも、発掘が始まるまで・・・およそ、1700年間も。
  本格的に発掘が始まったのは、1860年以降~
   こうして、1997年、ユネスコの世界遺産に登録され、今回の企画展により。
  「私たち今の地求人」たちが、往時の人々の生活ぶりをつぶさに見ることが
   できるのです。
 
   遺された数々の展示物は、もう、細かい説明はいりません。
   じっと見ているだけで~その実体が理解できるほど、見事な姿なのです。
   出品の数は大小取り交ぜて158点にも。
   その精巧緻密な出来栄え、知恵の塊、その技術に、言葉がありません。
    どうぞ、ごゆるりとご鑑賞ください。
 
  展示の順番に写真を揃えてみました。会場は薄暗く、鮮明さに欠くもの1枚も
   ありますが、他の収集からも多く引用しています。
 
        
 
                       
 
 
序章 ヴェスヴィオ山噴火とポンペイ埋没
 
 1.女性犠牲者の石膏像   
         衝撃的な姿です   
       
   *火山灰で埋まった人々が腐食によって分解され、空洞だけに遺したものに、
     溶かした石膏を流し込み固まってから掘り出してみたところ、遺体を鋳型
     として発掘することに成功した。
      発掘リーダー(ジェゼッパ・フィオレッリ博士)
 
  4.バックス(ディニオニュソス)とヴェスヴィオ山
           
                  (フレスコ画)
 
                         
       
 
  5.アウグストゥスの胸像       6.フォルムの日常生活
 
         
      (ブロンズ)                     (フレスコ)
      10.水道のバルブ   (ブロンズ)
 
       13.アルカイック様式のアポロ (大理石)
      
 
   15.食卓のヘラクレス (ブロンズ)
       
 
    17.三美神        (フレスコ)
       
 
     21.イシス神官とハルポクラテス (フレスコ)     
     
        
    
     22.イシス神官      (フレスコ)
       
  
     23.パピルスの巻物を持つイシス神官
       
 
  *「フレスコ
   語源はイタリア語で「新鮮」を意味。
   フレスコ画とは、壁に漆喰を塗り乾ききらない新鮮なうちに水に溶かした顔料で
   描く技法です。漆喰は乾燥が始まると表面に固い透明な被膜ができます。
    この性質が絵の保護層となり非常に耐久性の高い画面になるのがフレスコ画の
   特徴です。
 
      24.25. (俳優 悲劇の若者役、女性役、遊女)
        
 
       26.劇の準備     (モザイク)                                                 
     
 
 
                28.  パレード用の兜     (ブロンズ)
         
 
   今回の展示は、第1章から、第4章迄の展示です。
    作品の数も多く、それぞれ特徴がありますので、出来るだけ多く
    アップしていきたいと思っています。
 
    今日から4回に分けて掲載いたします。
     どうぞごゆるりと~
 
     8月以来のブログオープンです。
     自分を含めて家族・身内が体調不良…
     気分的に憂鬱でパソコンの前に座るのを控えておりました。
 
     世間では「紅葉狩り」の話ばかり~こりゃかんなぁと、思い直し、
     気分も一新!   そう、アートのこの季節です。
     以前から、是非にと思っていた企画展 「ポンペイ」に出かけてきました。
 
     その圧倒的な迫力に、じめじめした気分も吹き飛んでしまいました。
     「なんて小さな自分だろう」ってね。
     2000年も前の彼らの生活ぶりをつぶさに見ることにより、
     その力強さに感動を覚えるしかありませんね。
     現代の私たちは、一度、地球が生まれ変わってから
     この世に出て来たのでは?
     と、一瞬感じたほどの今回の「ポンペイ展」
     とても、充実した時間を過ごすことができました。
 
     *私のブログをご愛顧して頂いている「川上様」からのコメント
      「ゴッホのシリーズの一節」に対してのご意見
      ご返事が大変遅くなって失礼致しました。
      情報の収集先や、どこからの情報なのか、
      真偽のほどをお寄せいただきました。
      まずそのことに対してお礼を申し上げます。ありがとうございました。
      ご意見のご返事としては、大変申し訳ございませんが、素人の為、かなり
      いい加減であること、私なりの思いをなんとなく載せてみたり、
      「作者の文面をそのまま」使用したこと。
      いろいろな情報を集めたのを確認もせず使用。など と、
      深く研究された方にとっては、許されない一文であったのかと思っております。
      大変失礼いたしました。
      紙面をかりてお詫び申し上げます
      今後とも、老いの一文、
      よろしければ軽い気持ちでお付き合いくださいますよう。
   
 
 
 
 
 
 
 
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「涼」を呼ぶ花たちと過ごす、猛暑の今。

2022-08-04 | 日記
 暑いですね~。この夏は。
  ブログ久しぶりのアップです。
 体調はすこぶる快調でしたが、日々の「庭仕事」でキーに触れるのが
 億劫になっていました。
  そうなんです、この暑い毎日でも、早朝(5時から)、
 夕方(4時から)と、普段より余計に体を動かし、汗をかくことに
 ・・・さらに、普段より、1本多い、晩酌の缶ビールの数を。

  極めて健康的? コロナ対処法の日々です。

 「草取り」「種まき」「剪定」を。
 「水撒き」は、町の広報車からの「節水」協力の声で…控え目。
  この猛暑によって「花木」にも影響が出始めています。
  まず、「ひまわり」がかなり枯れて、散々です。
  「マリーゴールド」も「サルビア」も、花の咲き具合が悪く
  植え替えても、この暑さと、水不足で~期待外れに。

でも、なんとか、彩り暑さを凌いでいます、我が家の現状です。

この夏は、「白」を少しアクセントで~
昨年、長男から贈ってもらった赤の「マンデビラ」(鉢植)
       

を、大きな鉢に植え替え、今年は白のマンデビラ(サンパラソル)
鉢植えに、今、気持ちよく、上品な花を咲かせています。
       

   蔓がどんどん伸びていくので、これから支えを増やしてと。
       
 サンパラソルの花弁は、ふっくらとして、五弁がとても優雅です。
 芯の「黄色」が素敵ですね。
       
 ちょっと周辺歩いてみましょう。

 玄関先には、「ヒューケラ」を両側に。 
  
 

      

  すぐそばの「紅葉」がとても朝日に映えて素敵ですよ。
   「赤」「緑」と。
     

   近寄ると~  ほら きめ細かい葉の魅力
    

 夏はやっぱり、「緑の葉」が一番かな?

 こんなに大きくなりました。
 「ジャカランダ」
  風と太陽がよく似合う樹、です。
   この網の目模様がいいいですね~。
  まさに「涼」を呼ぶって感じです。

  すぐ下の「デュランタ」の紫が、ジャカランダの花のようにも。
         

  さぁ、「夏の花」といえば この花。 「百日紅」だ。

 去年、花の終わりに、大きな樹2本、切ってしまいました。
 残りの1本 元気よく花咲かせています。
  天を覆う? 
  涼しいというより…「〇×△×」・・・
  

  夏の暑さを思いっきり受けて、元気よく、華やかに
 周囲を彩ってくれるのが・・・この花「ポーチュラカ」   
 今年は、一列に植えてみました。
  「黄色」と「茜色」2色でまとめました。
      白い砂の庭に映えるようにと。
    
 
太陽が上がって来ると、待ってましたと言わんばかりに、頭をもたげて
咲き始めるこの花。
 太陽の輝きと競争しているみたいです。
そして、一斉にそろい踏みをした後は・・・閉じていく。
 とてもはっきりした花。


 
 これ、何の花だか分かりますか?

  柳の感じ…いや、「樹」の花ですよ。
「シマトネリコ」の花なんです。
 こうして、近づいてみると、羽根のように~風に揺れて、光る感じ
 味わい深い花です。

  最後は、やはり「白」で。 昨年は「スカーレット」(朱色)
 「サンパチェンス」です。
   とても成長の早い花。
   咲いては、散り、咲いては散る。
   

 夏の花は、「水」が大事。
 朝晩の水は、このコロナ禍の人間と同じように、気を配ってますが
 やはり人間が優先!
  普段より、控えめの「水」で、是非、是非この夏を乗り切って
 欲しいと念じながら、花たちとの日々を過ごし…
 コロナ収束を願っての80歳の田舎爺さんのこの頃です。

 部屋の窓を開けてキーを叩いていますが
 幾分か、涼しげな今日の朝です。
 さぁ、ブログアップを済ませたので、
      今日もいつものように庭へ GO!
 
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夏の花も楽し

2022-06-24 | 日記
 久しぶりのアップです。
 しばらく庭の手入れで朝晩、忙しく汗を流していました。
 黙々、ひたすらの「草取り」作業、剪定…。
 「ひまわり」の種の植え付け等々~次から次の仕事です。

 家内は足の具合いが悪くて、長い時間座り込むのが大変だとか。
 手伝ってもらうこともできず、亭主の私が頑張るしか…。

  なんとか、庭一周の草取りも目途付きました…とは言っても
 この季節は、一息入れても、すぐに顔を出します。
 これからまた、夏の暑さを考えると…庭仕事、うんざりです。

 夜半からの強い風は止まず、吹き荒れて、雨交じりの今朝です。

 雨の後の、「花」は綺麗に洗われて清々しい姿です。

  「アガパンサス」は、いつもの年より多く咲いています。
     場所も変えて、株も増えています。
       
        

  ひまわりが咲く前に~「ルドベキア」が輝いていますよ。
    この花も夏に強く、負けていませんね、ひまわりに。
    

 上を見ると~若葉から変わって~花がこぼれるように天に向かって。
 「シマトネリコ」の花です。
 今朝の風に耐えられなく…白い花が散って周囲一杯に

    小さな、小さな花弁です。
       
     
  中央花壇の方では

  縁取りの「サルビア」
   この赤が、強烈に、鮮やかに・・・

 「ポーチュラカ」
   やっと、花が咲き始めました・・・これから枝を伸ばし
    さらに、大きく、華やかな演出をしてくれるでしょう。

 こちらにも、「サルビア」「マリーゴールド」も。

 草の成長は目を見張るばかりで、私にとっては、最大の仇?
  雑草と呼んでもしょうがないですね。
 ほんとうにしつこく、力強く、この戦いに負ければ…
 我が家の庭は、もう、価値がありません。
 私も80歳。 そろそろこの庭。なんとか考える手段が必要では?
 と。 現在、思案中。

 さて、先日終わった、垣根の「紅花トキワマンサク」
  剪定したばかりの姿
       

       

  足元すっきりで、全体さっぱりと仕上げました‥‥が。

  今朝の姿は?

  しっかり葉が繁って…勢いよく~成長しています。
   この速さ…
   来春の季節には、きっと、素敵な花が満開に・・・。

  よく繁ると言えば~この草も。 「羊歯」です。
  本当に生命力の強い草ですね。
  羊歯の「緑」は、年中、変わらず、景色には重宝していますね。

 それから、景色がいい~「樹」としては
   「ジャカランダ」の若葉です。
 風にそよぐ~この風情は、暑さを和らげてくれます。
 眺めていて…飽きないいい樹です。
  これで、あの紫色の、豪華な花が咲けば・・・・
      もう、言うことなにのですが~




  ベランダにも 鉢植えの花が。
 「サンパチェンス」・・・今年は、「白」を。
       

  同じく、「白」の「マンデビラ」
       

 マンデビラの「赤」去年のもの
  手入れをして年越しさせました
  鉢を山茶花の花の下に置き、蔓を這わせてみました~
 
  やっと、上まで枝を伸ばし…顔を出しました。
   これからまだまだ枝を伸ばしてくるでしょう・・・愉しみです。
   
 
  「眺める」には、「育てる」「手入れをする」が肝心。

  まだまだ作業は続きますが~身体が続く限り、頑張るぞ!
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。