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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

昨日も、今日も 偶然? 春の香りが

2025-04-26 | 日記

 この季節は「山菜」が目を、鼻を、舌を

  愉しませてくれます。

 先週から今週にかけて我が家はオンパレードです。

「蕨」「筍」「蕗」・・・

 ご近所さんから 1回目、2回目も。

 

 極めつけは~次男の一人娘が今春大学へ。

お祝いのお礼にと…春の香りが届きました。

それがなんと~あの京都の老舗「和久傳」の一品

随分気張ったっものです。

   

  

   「天然鯛と筍のたきこみご飯」

  一言添えられています

 {丁寧に灰汁抜きされた筍の自然のやさしい甘みに、

  木の芽の香りを添えると、春の味わいが広がります}

 天然鯛

       

 筍

        

 山椒

          

 材料はそれぞれ小分けにされ調理するだけに。

 これまでは、「筍と油揚げ」のご飯から…

 グレードアップの~「鯛入り」に。

 

 炊きあがりの湯気からは、「山椒」と「鯛」の香りが

     鼻を衝く・・・

  

 一気に箸を動かし、口へ運ぶ・・・

   うむ? ちょっと味が薄い~感じ。

 いつも醤油、塩味が慣れている田舎の舌だからか?

 「京の味は、薄口」 

  これを上品と言うのでしょうね~。

 でも、噛んでいるうちに、微妙な味の変化を感じます。

 ご飯も美味しい! 鯛を噛んでいると、しっかりした味が。

 う~む、これ、これ。

 それぞれ個性を発揮して、うならせる。

  山椒、筍、鯛      「香り」の競演です。

 

       ご馳走様でした。

  

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旬の味覚は…お隣さんから

2025-04-23 | 日記

 やぁ、皆さん春の味覚「タケノコ」はお好きですか?

 先週はじめから、今週にかけて

 我が家には「朝掘りの新鮮なタケノコだよ」食べてぇ~…と

ご近所さんから、どんどん持ってきてくれ、嬉しい悲鳴?

でも、私も、女房も大好きなので、ちゃんと「糠」も買い置きして

いつでも、ゆがけるように準備OK

何と言っても、この独特の甘みを含んだ上品な味わいと歯ごたえ

…飽きませんよ~。

 この姿もいいですよね~ 画になります。 

                            

  タケノコを食べる~この習慣はすでに江戸時代からあると。

 「江戸っ子」の春の味覚として喜ばれ大いに食されていた。

 俳人も 句を残しています。

 ◆芭蕉さんは

  「たけのこや 稚き時の 絵のすさび」 

 ◆蕪村は

  「掘り食らふ 我がたかうなの 細きかな」

       *たかうな=たけのこのこと。

 ◆一茶は

  「笋も育つ度んびに 痩せにけり」             

      *笋=「たけのこ」 「しゅん」「じゅん」

 

 

そして、この「筍」は

 鹿児島薩摩藩主島津吉貴)(第21代)

 が琉球経由で中国から輸入したもので(1658年) 

       

 島津別邸仙厳園 (せんがんえん)*別名「磯庭園」

 「中国江南竹(孟宗竹)2株を琉球から取り寄せこの地に

 に植えたと… この園近くの石碑に

 「美味しいタケノコがとれる孟宗竹発祥の地」が彫られています。   

 ここで栽培されて以来~孟宗竹は日本全国に広まっていった。

 でも、日本で竹が生育していたという記録は縄文時代に溯ります。

 また、古事記(712年)や日本書紀(702年)等には、タケノコが

 食用や薬用として利用された記録があります。

 

 「タケノコ」の歴史だけでも こんなに蘊蓄(うんちく)が。

 「もうそう」ではなく、各種資料からのアップです。

 

 横道を歩き過ぎました~

 要するに、そんな筍をいろいろ料理し、たらふく食べました。

 タケノコだけでなく、「蕨」も一緒に頂いたので…

 もう 筍彩です。

         

 皆さんも、この季節には、いろいろな筍料理されているでしょう。

 我が家もまずは 定番の「筍と蕨油と揚げ」の煮物から

     

  わかめがあるので~ 次の日には 「若竹煮」

     

  我が家の庭の隅に「山椒の樹」を植えています。

   ぴりっとした味わいには欠かせません。

          

  そして これもいつもの 「たけのこご飯」

      

  

   のような訳で・・・

 これ食べて~竹のように「素直に」「まっすぐ成長したいと…?」

  

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退院後の生活は 不自由だね~

2025-04-21 | 日記

 病院からタクシーで家路に。  

玄関前に駐車しているタクシーに乗る際には、

      ボンベ同乗 です。   

この持ち運び用ってのが意外と重いんですよ。

現在の私の酸素吸入の「量」の設定を「2」

酸素がず~と出てる状態の量

 このボンベだと、2時間程度持続する

(鼻で吸うだけに設定すれば、消化する量が半分で済む)

主治医からこの量が「1」になれば

遠出や、時間が必要な場合の行動も可能になるのですが

しばらくは様子見でしょうか。

 

 さて、家の中では 「備え付けの酸素濃縮ボンベ」

これは 

 電源を入れ常時酸素が供給できるものです。

 (業者さんが使用状況を把握し適宜点検)

部屋中歩き回れる長さにコードを繋ぎ歩いています。

まるで飼い犬のリードですよね。

           

  トイレ~洗面所・浴室~ベッド~リビング

(*自宅は2人だけなので広くありませんから

 コードを引きずって歩いていける長さにしています。)

    * 「イラストは傍に置いている状態のもの使用」

 現在は、まだ静かに本を読んだり~

     

 就寝時も鼻にコードをいれたまま~ 

    

 夜中に目が覚めて、外れているのを直したことも

   *(これって、どのくらいのじかんだったのかなぁ?)

          怖いよね…

 食事のときは、外してみたり、そのままだったり…。

 洗面時は外して…素早く。     

 入浴はしない! シャワーで済ます、素早く。 

               

 

 

女房殿は病院に毎日、電動自転車での顔出しでした。

 いろいろな買い物もこれを使ってのこと

私は、途中で「転びはしないかと、心配、心配!」

それだけに車に乗せての買い物」をと…

主治医から「運転、良いですよ~気を付けてねと」

  

早速、 車に乗り、買い物とお見舞いの御礼参りに

  

  出かけ安全運転でうまくいきました。

 

 部屋から庭を眺めると~

  「

「雑草」が伸びています…気になっています。

 妻が、日ごろあまりやっていないのに

私のこと気を使い…この頃、「草取り」を

 これも気になって~

次の課題は? 

 これです。

 

 

傍に「ボンベ」を置いて~ 作業を、と思ってますが。

 どうでしょうか?

 まぁ、これも もう少し様子を見てからにしますか。

いやはや、本当に、これまでとは思いもかけぬことばかり。

しばし、  「不自由」 が身につくまで

             体を慣らしていくこと!」

 齢83歳 残された? 「貴重な時間」を大切に

  意義ある日々を送ることに気持ちを切り替え

 愉しんでいきたいと思っています。

           「入院生活~退院」  おしまい!

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入院あれこれー③

2025-04-20 | 日記

 「検温」は11時前後にもあり、その後「昼食」です。

病院の食事と言えば、

「経験した方の話ではあまり評判は良くない」…。

「味が薄い」「暖かいもの、油揚げものが食べられない」

メニューが少ない…等の。

 入院生活では、「食べること」って、一番でしょ。

私の現在の病気では、「内臓」に支障がないので

毎日の食事は大いに楽しみの一つです。

 期待に反して? 食事には満足でした。

まぁ、家庭料理にはとても叶わないまでもね。

      

 

 

 ちょうど「米」騒動の際でしたが、毎食、きちんと

「ごはん」は大丈夫でした。

 管理栄養士さんたちは頭を悩ませていたのかも?

 美味しくいただきました。

 でも、やはり油気のものが好きな私は…

 女房殿に頼んで~時には

 外から買ってきてもらったりの 違反?も。

  軽く、早く口に納められる~

 手軽なもの 

  「カツサンド」 など  

他には、傍の「冷蔵庫」には 

 「お茶と水」を  

 入院生活に必要なのは、「プライバシー」です。

入院する際に、「部屋」については

「個室」を希望しました。 

当初の3日間は相部屋でした。 

が、直ぐに部屋替えで個室に。

 相部屋では… 声が気になる~

  面会の方が… 話の内容にも…

 

 これでは、ゆっくり療養は出来ません。

「個室」は

部屋も広く、明るく、冷蔵庫、トイレ、シャワー室もあり

頻繁のトイレ使用にもすぐに済ませるし、隣の方に気を使う

こともなく、「自分」の時間が作れ、精神的にもゆとりが、

これが、「大きな治療法」だと考えています。

テレビも   

  ベッドの傍、小型ですが自由に角度も換えられ

寝ながら、首の動きも自由~

 そうです。メジャーリーグ…「大谷さんの活躍を」

番組の時間に合わせて楽しんでいました。

         

多少のベッドの差額代は、結果、安上がり?ですよ。

 

それと、気づいたのですが…

人間が生活していく上に、必要なものって

以外に多いことに改めて、入院して見て分かりました。

それを必要とした度に、妻には運んで貰いました。

 このことを考えてみても、相方がいないと

 「どうする?」と深刻な問題ですね。

とにかく、小物が…

「爪切り」「耳かき」「つまようじ」

  

洗面用具  コップ   髭剃り    

  

 

ティッシュペーパー ウエット

 

 

 これも絶対に…   充電器

 

 さらには、日々の着替えの下着類の洗濯物

 持って帰ってもらい~翌日、また運んで貰いました。

 本当に、清潔ですっきりと過ごすことができました。

  

部屋には、シャンプー、洗顔用のボトルは供え付きで。

 肺の衰えで身体を動かすと、息が上がり

なかなかきつかったので、シャワールームに行くことを

ためらっていましたが…幸いにも 毎日

 「からだ拭き」の温かいペーパータタオルが配られ

それで「顔」「背中」「身体」を拭くことが出来さっぱりと

過ごすことが出来ました。これ、本当に助かりました。

 「身体、拭きましょうか…」って看護師さんが言ってくれますが

 「大丈夫、このくらいは自分でやります」ってね。

   でも、本当に自分で動くことが出来なければ~

     お世話になるのですが~

   

 

 

 シャンプーしばらく出来ませんでしたが、やっと

 おかげで さっぱり…  

 また、「病院誂えのパジャマ」の交換も

 4~5日に一度くらい 

  

 これも、また、ありがたいこと。

「シーツの交換」です。

    

 おかげさまで気持ちよく過ごすことが出来ました。

 妻からの差し入れの「コーヒー」

    

  ほっとする時間ですね。

 家で飲みなれた…挽きたてをボトルに入れて運んでくれました。

  クッキーの旨さは、また 格別です。 

  

 入院した時期は~桜が咲き始める頃…

 窓の外には 近くの山が 朝晩の眺めが気分上々!

  

 ちょうど、日々、桜の開花を待ちながらの

 清々しい日々でした。

 そして「開花!」

 病室から外を~「花見見物」です。  最高!

    

 

 騒音もなく、隣が壁でなく 

 明るく、風通しのいい環境で過ごすことが

 回復に大いに役立ったのではと思っています。

 

 そして、回復のメーンは。

これ、「リハビリ」です。

近来も医療は…このリハビリに重点が置かれているようですね。

いろいろなメニューがその人によって行われ、早期回復に

管理責任者が細かく丁寧に携わって行われています。

  「リハビリセンター」の様子

 

私の場合、この機械で 2分足踏みし、休み、また2分。

 これを毎日、さらに3分と 増やして行く。

 

  

 また、身体の筋肉を動かす…いろいろな運動も。     

     

 

 その後、センターの中の通路を2周 歩行。

 これがメニューでした。

    

  (この服装は、退院後の姿です

 リハビリの際にはパジャマ、

   係の方が傍に付き添っての歩行です)

 

 どうですか~結構日々の動きもこうやってまとめてみると

面白いものですね~

 「あなたが もしもの場合、参考になるのかも?」

 

 いよいよ、退院です。

 大変、お世話になりました…

     

 

  また、明日  退院後を少しだけ…。

 

 

 

 

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入院あれこれーその2

2025-04-19 | 日記

入院生活って、病院側の規則にそって生活することです。

50日間に十分慣らされました?

 いや、いい意味では「規則的」な生活が身体にはいい。

「自由」ばかりでは、人間は怠惰になってしまうのでしょう。

さて、そんな日々の動きをいろいろな「イラスト」を織り込んで

追いかけてみます。

 こうして「生活」の場面を細かく振り返ってみると

1日の動きってかなり変化のあるものだと自分でも感心しました。

 でも、まぁ、これも人によるとは思いますが…。

 

 救急車で運ばれて、夜には入室、一晩明けると実感として

「ああ、病人なんだ…この先、どうなるの?」がまず脳裏に。

左腕には、針が刺さり、点滴はずっと続いている。

ベッド脇で音がするので看護師さんが様子を見に…

 「もう少しで終わりますね~

   また次の種類に変えますからね」    

     

 そう、点滴は 数日、外すことなく体内に流れ

身体を洗浄?している。 いや、「毒消し」が進んでいるのかな? 

 鼻から空気、腕から点滴。 

      

  身動きするにも不自由な時間

体内に流し込む…だから「小用」が多くなる?

動きが不自由なので…傍の「尿瓶」を使う。

          

  朝になると、看護師さんが…

    

   仕事とはいいえ~「申し訳ない。

 「お手数おかけしますありがとうございます」

  とお礼の言葉が素直に出てきます。

 

 さて、日々の細かい動きはといえば~

 

私ごとではありますが、この20年。

 朝はほぼ、6時前後の起床。

洗面、髭剃りをすませて、テーブルにつき

朝日新聞を読み

    一面、下段の「天声人語」

    書き写しを

 朝の日課として朝日がこの「書き写し」 ノートを販売してから

 今日まで継続しています。(2011.4月)

 まず先に全文を読んで~当初は「声が出して読んでいました」が

  現在は「おとなし」く 読んでいます。

 我ながら…あっぱれ! よく続けてこれたと思っています。

 この習慣、良いことばかりですよ。

 「読み書き」(字を覚えるには格好の材料です)

「ニュース性」「文章力」 脳の体操に最高!

 

 ここではしばらくお休みに。

 この習慣から、朝起きるのもほぼ「6時」には

 おもむろに、窓のブラインド開け、朝日を入れる。

     

 洗面、髭剃り

      

 

  病院の診察開始は思ったより早い~

 大体、6時初めに 「検温」に来ます。

 「お熱測りますよ~ 

 はい、酸素の具合いはどうかな …

 「ここで、酸素を測るのが、これから私の日常生活でも

 必要な道具」 パルオキシメーター  

       

  酸素の量を体を動かした後に不足していないかを測るものです。

 次に、「血圧」    「今朝はちょっと高いわね…」 

        

 「はい、OK じゃまた来ますね~何かあったらすぐに連絡して」

      夜勤明けの看護師さんは患者さんの数も多いので~

    大変朝は大忙しのようです…・

           

 

  「検温」の後は、朝食まで少し時間があります。

 私は、その間、「読書」の時間に~

 女房殿が、この50日観、毎日顔を出してくれ

「洗濯物」を始め、必要なものを届け

 励ましてくれたので~大変感謝しています。

 やはり、「病気」は「気(き)の病(やまい)」です。

 注射、薬よりも効き目は抜群です。

  本といえば~ この際、時間もたっぷり。

 これを逃すことはないと…長編に挑戦!

 まずは、読み返しをしたかった本から

 安部龍太郎の「家康」 2巻 約950ページ

       

 一気に読み終えました。

  夜中まで 黙々と・・・

 

  お昼の時間で、夕方までの時間には

 軽い、エッセイで、これも地元北九州の作家 

 葉室麟さんの 「古都再見」と「洛中洛外をゆく」

   

 

 そして3月の終わりから~退院まじかまでは…

 3回目の読み返しになる ご存じ

 司馬遼太郎の「竜馬がゆく」をむさぼりました!

   

 全8巻ですが… 5巻までで退院

 全部読み切れず…帰宅後も続けていますが

 

 打ち込み中、お見舞いのお客さんが・・・

  ちょっと中断。

  また、明日ね~ 

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。