オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

イセエビ

2011-12-04 | Weblog

12/4(日) 今日は朝から豪勢にも「イセエビ」を食す。身は刺身に、頭は味噌汁にした。昨日、紀州は宇久井の港から持ち帰った代物である。詳しいことは、後程に・・・。

料理法は、未だ生きているやつを、氷水に浸けて仮死状態にする。それを身と頭の部分を切り離して、頭部は裏から縦に真っ二つにして味噌汁に用に。身は、裏側の両端を切り裏の皮を取り、尾っぽの方から身を掘り出す。これを氷水で〆る。

                          

いや~旨い美味い!潮の香りと身の甘さ。絶品の味わいでした。こうなれば当然ビールとなるわけで、ビールをぐびぐび、刺身をパクッ、味噌汁をづるづる、と朝から結構な時を過したのであります。

                          

さて、この結構な時をもてたのは、脱サラ漁師となった斉藤氏を紀州は那智勝浦・宇久井港に訪ねたお陰である。前夜(金曜日)に那智勝浦の町で氏に再会。地元の酒「太平洋」を飲みながら漁師の暮らしについてあれこれと訊いた。

八年になるとか、東京での生活に区切りを付け、女房・子供と一緒にこの町にきてから。実は、その前の数ヶ月を周防大島で漁師見習として過したそうだ。どうしても其処に馴染むことができず、断念したと云う。

                          

                            宇久井の海・港

「そんなこともありました、己の至らなさで不義理なことになりました。が、ここには家内の実家があることから、人伝に漁師として受け入れてもらうことができました」と云う。

「漸く、生活もできるようになりました」と、八年の経験が生きてきた様子であった。季節季節で追う魚が変るというが、今は、伊勢エビ漁ができる時期とか・・・。

斉藤さんが捕った「伊勢エビ」を、お土産用に置いてありますと嬉しい話。翌朝、船を見せてもらいイセエビを頂いて帰ったと云う次第。

氏の船は「全功丸」と云う、中々立派な船であった。八丈島辺りまで漁に出るとのこと、この船なら安心だ。

             

2~3日は、常温であれば生きていますとのことであったが、今朝になっても跳ね回っていた。

斉藤氏に感謝しつつ、ありがたく朝から頂戴したと云う次第。今夜もまた、伊勢エビだ・・・ヌッフッフッフ・・・。

コメント
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