オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

残りご飯は・・・

2010-05-10 | Weblog

5/10(月) 今朝も早くから起き出して弁当の用意をするが、今日も三人分で済む。冷蔵庫から食材を取り出して俎板に並べる。食材の冷えた体を常温に馴らさせて、調理の準備である。取り出した中から、メニューを考えて今日の出場者を選ぶ。

煮物、炒め物と並び替えてみる。右サイドが煮物だが、食材は鶏肉と蕪とその葉、白菜の花が咲いた葉を使う。左が炒め物で、ほうれん草の芽とアスパラ・セロリと豚小間。

メニューと出場メンバーが決まると、退場物を冷蔵庫に戻して、ご飯を炊く準備に入った。今朝も四合ばかりを釜に掛ける。昨夜の残りご飯が茶碗二杯ほどあるが、取敢えずお椀の中でスタンバイしてもらった。

野菜・肉の後は魚であるが、これは、先日漬け込んだ目タイの粕漬けを登場させた。サラダは、茹で人参・ジャガイモとキュウリのサラダとなる。

                     

煮物・炒め物・焼き物と同時進行し、仕上げは「残りご飯」の行末。結局、シンプルな焼き飯とする。溶き卵をフライパンの油に入れて、15秒後には冷えたご飯が仲間入り、塩胡椒で味付けし、最後に醤油を垂らして二・三度フライパンを振って完成。

  

この焼き飯は、私とK君の弁当を黄・白の二色ご飯で飾ることとなる。

                       

最後にKの特大オムスビを握って、今日も弁当が完成した。

 

 小夏

土曜日、郷里の青果商に注文しておいた「小夏」が届く。小夏は、初夏の今時分が食べ頃の小さな蜜柑である。小夏は、小さい方が値が張ると云う変り種である。

食べ方は、リンゴを剥くようにして甘皮を残して剥き、ザク切りにして食す。汗を掻くような日に、冷やして食すと、微かな酸味と上品な香り・爽やかな甘さが口中に広がり・・・「あの野蛮な国人(これは小生のこと)が住まう地の産物」とは思えない雅さである。

2・3月が食べ頃の「土佐文旦」と、4~5月に食す「小夏」は土佐人の誇りと云えば大仰だが、それくらいの思い入れがる。そう、それに6月の「ヤマモモ」があった。

日曜日、家人は前日の東京都ソフトボール大会で番狂わせか、快挙というべきか、緒戦を突破したとのことで、早朝から大会に出掛けた。暇な私は、7時頃から、その「小夏」を使って「小夏ゼリー」を作ってみた。

ゼラチンを溶かし暖め、砂糖を加えて、絞った小夏ジュースを混ぜ合わせる。いたって簡単ではあるはずだが、・・・この簡単にできるものと云うやつに落とし穴がある。

                     

案の定、甘味と小夏汁のバランスに失敗。勿論食せる範囲ではあるが、微妙な処が調整できてない。売り物にはならんな~・・・。

コメント (1)
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