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リースとレンタル

2012年09月24日 | マンション管理
【リースとレンタルの違い】これ・・以前に書いたことがある様な。。


レンタルは、ユーザーが一時的使用を目的に利用するため、

対象物件は「多くの人が使用できる汎用性のあるもの」

レンタル会社は1物件を不特定多数の人に貸し出すことで投下資本を回収するもの。


リースは、比較的長期(のリース期間)にわたり使用することを目的に

利用することを前提として、対象物件は「ユーザーが選択したもの」となり、

それをサプライヤー(生産者・販売会社)から購入します。


結果としてリースの場合、契約終了時には物件の価値は償却済みであり、

実質ゼロであると考えるため、基本的にその1物件のユーザーは

1ユーザーのみであるため、ユーザーがリースによる経済的メリットを

享受するためには、リース会社には物件購入以外の負担が少なくなるように

なっています。


一方で、レンタルの場合には契約期間自体が短く、その代金も比較的低額と

する代わりに不特定多数のユーザーの繰り返し貸すことで資金回収を図るため、

レンタル会社側に比較的負担がかかる仕組みになっています。



という理由で・・・。

リース契約にはリース料に「物件の保守・修繕」「瑕疵担保」「危険」に

関する費用が含まれておらず、


レンタル契約にはレンタル料に「物件の保守・修繕」「瑕疵担保」「危険」に

関する費用が含まれているため、


これらを受けて・・・。

リースの場合はユーザーが物件の保守・修繕義務を負い、

瑕疵担保責任(物件の品質や性能に欠陥があった場合の責任)や

危険負担(リース会社・ユーザー双方の責任によらない理由、

つまり盗難・火災等で物件が滅失・毀損した場合の損失の負担)について

リース会社は責任を負わないことになっています。


で・・レンタルの場合はレンタル会社が物件の保守・修繕義務を負い、

物件に瑕疵があった場合や滅失・毀損した場合にはレンタル会社の負担で

代替物を提供したり、あるいは賃借料を減額するなどで対応することになりますと。


尚、レンタル以外にリースに似た取引として割賦購入がありますが、

これは「ユーザーに所有権が移転するか否か」という点で根本的に

リース・レンタルと異なります。

但し、割賦販売におけるユーザーへの所有権移転時期は、

物件引渡し時点・割賦代金の完済時点など契約により異なります。


更に言えば、割賦販売は所有権移転の時期を問わず、

購入者が当初から物件の減価償却を行うのに対して、

リースの場合はリース会社が減価償却を行いますと・・。


そうでした。そうでしたと以前の記憶を遡り。

え?なぜかって?はい、マンションでは『リース』契約多いのです。

で・・・その保守・メンテナンスが問題になることが結構あるのです。


本日・・久しぶりのお弁当。

しっかり、いわしのかば焼き作りました。美味・・。


コメント
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