朝日新聞Reライフの記事「今すぐできる終活講座」
日曜の紙面に連載で掲載されています。
前回は「暗唱番号」の記録について記載されていましたが、
最近、増えているネットバンク等の場合
ご本人が亡くなった時、家族がその存在に気づかないことや、
気づいたとしても暗唱番号やパスワード不明で処理できないという場合があります。
事前に親しい人には伝えておく、もしくは記録としてエンディングノートなどに記載しておく
という紹介記事でした。
私は自分の相続を考えて・・・ネット証券・ネットバンクやめました。
で、子供達には私と同じ証券会社の口開設を行いました。
そうすることで、万が一の場合、「移管」手続きが簡単ですし移管手数料も安いから。
対面窓口があり、かつ担当者がいることで相談も可能ですし処理漏れがないのでは?との考えで。
で・・・かつ、いくつもあった銀行の通帳も2~3つ程度に絞りこんできています。
銀行窓口で通帳閉鎖手続きする際に理由を聞かれます。「相続準備」だと伝えると
「え?その年齢で相続ですか?早くないですか?」と驚かれることもありますが。
人間、頭がクリアに回転し。なおかつ、自分で動いて処理できるのは70歳代までですよ。
もしかしたら・・もっと早い年齢かもしれません。
人生100年時代とは言っても、きっちり動けるのは80歳前までですからねご用心。
また人生、いつ何が起こるかわかりません。
いつ何が起こってもという考えと共に、少しずつ少しずつ、子供達の帰省のタイミング毎に
1つずつ準備を伝えることで、いろいろな物事を教える・伝えることが目的ですし。
こうして身をもって体験したことを「こうした方がいい。逆にこれは良くなかった」という事を
お伝えすることで皆さんのお役に立てばとも思います。
「断捨離」体験されたことありますか?
「断捨離」を一度行うと、洋服などの持ち物をはじめ、人生のいろいな物の整理が必要だと
言う認識に気づくことができますし。人生の見直しもできるのでお薦めです。
本題「エンディングノートやファイル活用」で準備
A意思能力がなくなった(または減退した)とき
①任意後見契約をしているのか、契約書はどこか
②家族信託の契約をしているのか、契約書はどこか
③代理人が預金を引き出せるのか(代理人サービス・代理出金機能など)
④どんな財産があるのか
⑤身体情報(かかりつけ医・持病・薬など)
⑥本人の希望(介護や看病・終末医療や延命治療など)
①~④については「終活ファイル」に契約書やカードのコピーを入れておけば、
エンディングノートに書き出さなくていいので便利。
B死亡したとき
①死後事務委任契約をしているか、契約書はどこか
②遺言書を書いているのか、どこに保管しているのか
③信託契約(家族信託・遺言代用信託など)をしているのか
④どんな財産があるのか
⑤本人の希望(葬儀・納骨・墓・供養や法要など)
⑥連絡先リスト
こちらも①~④は終活ファイルを活用すると楽で、残された家族などは助かります。
終活ファイルを利用すれば、エンディングノートに書く項目は、
「身体情報」「本人の希望」「連絡先リスト」だけなので、
比較的手軽に書けるのではないでしょうかと。
このエンディングノートも定期的に見直しをするといいですね。
私は、目標として毎年誕生日の時に見直し予定としています。
(なかな決めておかないと・・・ついつい後回しですよ。)
人生長生きになったといえど、いつが終わりかわかりませんし。
残された人たちに迷惑をかけないということですね。
今日は、ヒコットランドビーチでビーチバレーでしょうか?
ご近所ネコ・・・なかなか猫って写真撮ろうとすると逃げてしまいますが。
日向ぼっこ中をパシャリ。