最近の読書・・・
なかなか忙しくて読書時間が取れていない状況ですが。
年末・年始で読もうと思って図書館から借りてきた本。
①「債券のしくみ」技術評論社発刊 土屋剛俊監修
図解・イラストがあってとてもわかり易く。読みやすい本です。
これ1冊あれば、債券のしくみは理解できそうな素人にも理解しやすい本だと思います。
②日本史に学ぶマネーの理論 飯田泰之著 PHP研究所発売元
貨幣とはなにか?から始まり。物々交換からの貨幣。
古代から中世。幕府財政と貨幣改鋳。日本史の中の貨幣。
ビットコインの2017年の暴騰、その後の暴落が、
江戸の貨幣制度を想起させるという記載。(あ~そういう見方ねと思いました。)
③「投資信託・損をする本当の理由と賢い選び方」産経新聞出版 友田行洋著
証券会社出身者が教える資産運用の真実とあるように、「あるある話が書かれてます」
よく言われる。証券マンや銀行マンが勧める商品は、
お客にとっていい商品ではなく、売る側が売りたい商品ですと。
(要は・・・勧められる商品は買うなという鉄則かな。)
商品を勧められたら、「あなたはその商品を持っていますか?」と聞く。
あるいは、「あなたは自分の家族にその商品を勧めますか?」と聞くと書かれてます。
投資は自己責任です。やはり学習が必要だということです。
私の失敗としては「テーマ型」投資商品。いろいろと試してみましたがNGです。
なんとなく・・・トレンドで上昇しそうなのですが。
素人がトレンドに乗る頃は、もう旬は過ぎているということです。
プロが飽きた頃に素人に「トレンド商品」としてまわってくる感です、気をつけましょう。
④老後の大切なお金の一番安全な増やし方シニア投資 アスコム発行 西崎努著。
よく言われることに・・・年金は2ケ月毎の支給なので、
その年金の間に「配当金」を受けとれますので、2ケ月毎や毎月分配型の投資信託はいかがですか?
これ・・「確かに」と思えば。危険領域です。
毎月、分配金を支払うことで気がつけば元本が減っていたということもあるある話なのです。
(この仕組み・・・解説すると長い話になりますので本をお読みくださいませ)
外貨建て一時払い変額年金・・こういう商品も内容が複雑でわかりにくいですよね。
特に「為替リスク」がある商品。
将来的には「円安」は進んでいくとみていますが・・・年初の円高から現在値と日々変動しています。
昨年、外貨建て債券を勧められ。
「う~ん」と悩み。1ドル132円になればマイナスだとみて購入を見送りましたが。
確かに「円」よりも「米ドル」で資産を保有したい気持ち、本当に日本の国債は大丈夫?
将来、紙きれにならない?と国債は保有しない人です。(日本人なのにごめんなさい・・)
シニア世代が第一に考えなければならないのは、限りある資金を
「減らさないこと」世代によって「いい商品はかわる」ということのようです。
年齢によって、投資する年齢が終わるということはないようですが。
相続が発生した時、相続される側に金融知識がないと投資商品をもらっても
扱いきらないという事です。
自分の学習も必要ですが。相続される人間にも金融教育は必要だと思う私でした。