Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

御幸森天神宮(2015年10月17日参拝)

2015年12月18日 | 神社


今日はハルカス美術館で開催されている、
フィラデルフィア美術館浮世絵名品展にやってきました。

4,000点以上もの浮世絵を所蔵しているフィラデルフィア美術館から、
写楽、歌麿、葛飾北斎の作品が里帰りとあっては行かねばならない。

うまい具合に招待券もらったし。(^^


【歌撰恋之部 稀ニ逢恋】


初代喜多川歌麿。


【四代目岩井半四郎の重の井】


東洲斎写楽。

これは見たことある人も多いのでは。


【三代目大谷鬼次の江戸兵衛】


東洲斎写楽。

これは生で見た時のインパクトは凄かった。

これぞ写楽!と唸るばかり。
まさにディープインパクトでした。(^^


【富嶽三十六景 凱風快晴】


葛飾北斎。

超有名な作品ですよね。
これも見れて本当に良かった。


写楽と北斎の作品だけで拝観料1500円の元は取れました。

招待券で入ったからお金払ってないけど。(笑)

「春信一番!写楽二番!」と題されていましたが、
やっぱり写楽が一番!(^^


その後、このまま大人しく帰る訳がない。(笑)

ちょっとだけ大阪市の神社巡りします。(^^


所在地:大阪府大阪市生野区桃谷3丁目10番5号
主祭神:仁徳天皇、少彦名命、忍坂彦命
創建:反正天皇2年(406)


【由緒】
今から1600年程前の猪飼野は猪甘津と呼ばれ難波の入江の港であり、
猪甘部(猪を飼育していた古代の官職。)が住まいしていた所でありました。

難波に都を定められた仁徳天皇は鷹狩りの折り、
当地の東南方(現在の東住吉区あたり)に渡来し住まいする
百済の人達の様子をご見聞の為の道すがら度々当地の森にご休憩され、
その由縁により御幸の森と呼ばれる様になりました。

天皇崩御の後、西暦406年、人々はこの森に社を建立し、
天皇のご神霊を奉祀し御幸の祠とも御幸宮とも称したと伝えられております。

年代は下って西暦850年頃、この地方に疫病が流行し、
人々が罹病に悩まされていた折り、当宮の社僧大蔵院行綱は京都五條天神社に参籠し、
災厄追放を祈願し、同社の御祭神、少彦名命のご神霊を当宮に勧請奉斎したところ、
疫病も治まったといいます。

この頃から天皇天神社とも天神宮とも呼ばれるようになりました。

平成12年4月28日本殿・幣殿・拝殿・透塀が国の登録有形文化財に指定されました。


【鳥居】


駐車場はありませんが、
大通り沿いから1台か2台は何とか停めることが出来ます。


【狛犬】



【水神】



【本殿】




昭和5年(1930)に再建されたもの。


【戎社】


昭和27年(1952)に建立されたもの。


【菅原神社】


明治18年(1885)に建立されたもの。


【稲荷社】


文政13年(1830)に伏見稲荷神社から勧請されたもの。


【遥拝所】







【灯明台】





【神馬】



【御朱印】


天皇のお名が書かれてると嬉しいですね。

北海道神宮・御朱印帳

2015年12月18日 | 御朱印帳
北海道旅行に行った際、アクシデントにより、
帰宅出来くなってもう一泊したことがありました。

折角なんで北海道神宮に参拝した時に購入。




サイズ:16センチx12センチ
値段:1000円(御朱印代別)
ビニールカバー付き。


【感想】
デザイン的には好みではなく、
もし御朱印帳を持参していたなら買わなかったです。

若干のヨレと裏写りはありますけど、
許容範囲で神社の御朱印帳としては及第点だと思います。

あくまで個人的感想ですけど。(^^;

徳川家康公顕彰400周年記念特別御朱印帳

2015年12月17日 | 御朱印帳


今、愛知県岡崎市の4つのホテルでは、
宿泊者限定の徳川家康公顕彰400周年記念特別御朱印帳が入手出来ます。

私も近々に岡崎市に遠征し、この御朱印帳を入手する予定です。


だけど、
わざわざ岡崎市まで行って、
ホテルに泊まってられんという諸氏に朗報です。

ネットで期間限定販売の情報です。


http://kochiseihon.com/main/shop/html/products/detail.php?product_id=212

12月31日までの期間限定発売となりますので、
欲しい人は急げ!

ただ、制作販売の高知製本さんのブログを見ると、
建勲神社の天下布武の御朱印帳も作っているんですよね。

http://blog.goo.ne.jp/kochiseihon/e/0ad3b41404ba4bfd030d3c9e6290ee77

天下布武の御朱印帳は墨が裏に滲みまくりだったから、
この家康の御朱印帳もその点が心配ですね。

浄住寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月16日 | 京都洛西観音霊場
浄土宗大公開の寺院参拝を終え、
本日ラストの参拝となるの、鈴虫寺や苔寺近くの浄住寺。

実はこのお寺が本日のメインです。

というのも、去年の3月に参拝したことがあるんですが、
御住職の存在を感じず、無住のお寺のように感じた。
なのに綺麗に手入れされている。

一体このお寺はどんなお寺なのか興味が湧くばかり。

そんな時にガイド付きの特別拝観で、
本堂や方丈が拝観出来ると知って、
拝観料が1500円と高額だけど、速攻で拝観予約したよ。



神仏日本文化研究者の山口隆太という人がガイド。

ネットで調べても全くヒットしません。

大概研究者ならある程度出てくるもんだけど、
かすりもしません。(^^;

この人は大丈夫なんだろうか?と思いながらお寺に到着。



<2014年3月15日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/2af5177fcddb5cf58656bd0a6bd60eff



所在地:京都府京都市西京区山田開キ町9番地
宗派:黄檗宗
御本尊:釈迦如来
創建:大同5年、弘仁元年(810)
開山:慈覚大師
札所:京都洛西観音霊場


【縁起】



【参道】


駐車場は奥のお墓参り用と、参道手前に2台分あります。


【山門】



【参道】




ここは紅葉の穴場と呼ばれていますが、
確かにそう思います。


【石段】




この古刹を感じさせる石段がたまりません。(^^


【本堂】


元禄10年(1697)に再建されたもの。


【方丈】




伊達氏第20代当主・伊達綱村の寄進による方丈で、
伊達屋敷亀千代御殿と呼ばれていました。

仙台から江戸、そして京都に移築されたもの。

方丈にて拝観受付。

方丈に上がれて嬉しい。

拝観受付は高級スーツをビシッと決めた方が対応。

あー、この方がガイドの山口隆太氏かぁ。
それらしい雰囲気あるわ。


【方丈庭園】








なかなか良い庭園です。


【寿塔】




寿塔の下の石窟に鉄牛禅師の遺骨が納められているそうです。


【手水鉢】


この苔がたまらん。


【方丈】




時間まで少し方丈内部を拝見。

20名限定でしたが、マイナー寺院で拝観料1500円がネックなのか、
拝観者は私を含めて6名でした。


【豊臣秀吉安堵状】






浄住寺の山林や寺領を安堵する云々が書かれています。

関白の花押入りでとても貴重なものです。


【秘仏】


こちらは何が祀られているか不明でした。

ここで神仏日本文化研究者の山口隆太氏が登場。

牛革のライダージャケットを着て、
後ろ髪を後ろを束ねた細身で不健康そうな三上博史チックな風貌の青年。

え?この人が山口隆太氏?

嘘でしょ。

受付してくれた方が山口隆太氏じゃないの?

全くの予想外の人物。
参加した全員がそう思ったはず。(^^;

人は見かけによらないと言うけど、
やっぱりお寺のガイドはそれらしい人物じゃないと説得力が無いよ。


最初の挨拶で「お寺で牛革はマズイと言われたけど、
お坊さんだってお肉食べてるから。」と言う始末。

本当に大丈夫かこの人?(苦笑)


【上げの間】




伊達騒動で毒殺されかけた綱村の為に、
向かって右側の掛け軸の裏は逃げる為に抜け穴になっていました。


【伊達綱村】
陸奥仙台藩の第4代藩主で、伊達氏の第20代当主。


【伊達騒動】
万治3年(1660)父・綱宗が隠居させられた為、僅か2歳で家督を相続。
綱宗の叔父に当たる伊達宗勝や、叔父に当たる田村宗良等が後見人となった。

しかし家中では父の時代から続く家臣団の対立や宗勝の専横などが続き、
伊達氏の家中は混乱が続いた。
しかも寛文6年(1666)には、綱村自身が宗勝の側近によって、
毒殺されかけるほどであった。

このような混乱続きの中、寛文11年(1671)に伊達騒動が勃発し、
伊達氏は改易の危機に立たされたが、綱村自身が若年であったことから、
幕府の裁定ではお咎めなしとされ、宗勝ら関係者が処罰されることとなった。
こうして、仙台藩は改易の危機から免れた。


【木杖】


伊達綱村が使用されていたもの。

こうして年に一回は虫干しをしているとのこと。


【方丈】


隣の部屋に移動。




こちらでは毎月・第3木曜日、葉室家の家元による煎茶のお稽古が、
行われているそうです。

大概お抹茶が多いですが、
煎茶というのは萬福寺を本山とする黄檗宗の流れからきています。


【掛け軸】


お寺なのに神と書かれている。

不思議だなぁと思っていると、
葉室家の中に春日大社の先代宮司さんがおられ、
先代の当主が何か書いてください、とお願いすると、
このように「神」と書いたそうです。

分かりやすい宮司さんですね。(笑)


ガイドさんによると浄住寺の檀家は葉室家のみとのこと。

このように一つの名家のみが檀家というのは、
京都のお寺には結構あるそうです。


【仏像】




観音像だと思うのですが、
よく分かりませんでした。

とりあえず、これで方丈の拝観終了。
いよいよ本堂へ参ります。


【内陣】


内陣はいかにも禅宗ですね。

堂内に入れてうれしい。


【輿】



【諸仏】




伽藍菩薩像。




中興時の当主葉室頼孝像。

この方がいなかったら京都三大祭のひとつである、
葵祭は現代に無かったかも知れないとか。




阿弥陀如来像。






釈迦如来像。

個性的な顔立ちですね。(^^




達磨大師像。

これまた強烈な顔立ちです。(笑)




徳川家位牌。


【祠堂】




本堂の奥に行くと沢山の位牌が安置されている祠堂。

その奥に開山堂となります。




関白の位牌もありました。

これにて本堂拝観終了。
貴重な体験でした。(^^


【雲龍図】




狩野永岳作とのこと。


【御朱印】


書置きをいただきました。


約1時間半にもわたる特別拝観終了。

今年から御住職が代わられ、
特別拝観を通じてより身近なお寺にしたいようです。


歴史的建造物の方丈や本堂内陣に拝観出来て本当に良かった。

ミステリアスな浄住寺を知ることが出来たのだから、
拝観料1500円は安いものでした。(^^

個人的に苔寺行くぐらいなら浄住寺に行きますね。

何故なら、
仏像・伽藍>>>>>>超えられない壁>>>>>>庭なんで。


今後も特別拝観やイベントが行われるとのことですので、
興味がある方は訪れてはいかがでしょうか。

浄光寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月15日 | 仏閣
千本えんま堂や釘抜地蔵近くの浄光寺に移動。

勝手に小さいお寺で駐車場は無いだろうな、と思いこみ、
近くの有料駐車場に車を停めて、
お寺に着いてみると無料駐車場があるという無駄な散財プレー。(泣)

うーむ、やはり事前のチェックは必要だな。(^^;

浄光寺は全くの無名のお寺だけど、
かの池大雅所縁のお寺でお墓があるとか。


所在地:京都府京都市上京区寺之内通り千本東入新猪熊町421
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明


【縁起】


当寺の境内墓地に江戸時代文人画の大家池大雅の墓がある。
大雅は若くより絵を志し柳里恭や祇園南海に学んだ他、
中国の画論や画譜を通じて独学で南画を研究した。

また禅を修行し日本全国を旅行した。
こうして生まれつきの超俗的な性格と相まって、
無造作な画法で人物や風景を詩的に表現する独自の文人画を大成した。  

代表作に黄檗山万福寺の約30面のふすま画などがある。
30才の頃、祇園町の娘、町と結婚し洛東真葛ヶ原に草庵を建てて住んだ。  
妻町も玉瀾と号する画家として有名で、夫妻とも数々の奇行が伝えられている。

安永5年(1776)大雅は54才で歿し遺言により当寺に葬られた。


【山門】


中に入ると月極駐車場がありました。
ここも経営が苦しいようです。


【本堂】


コンクリートの地面にほったて小屋のような本堂。

うーむ、これは本堂に上がってもガッカリするかなと覚悟した。(^^;

しかし、ところがどっこい、
予想以上の御本尊様がお待ちしておりました。(^^


【内陣】


早速本堂に上がらせていただく。

暗い壁に部屋の造りはどう見てもお寺の本堂ではない。

このお寺はかつて幾度も火災にみまわれ、
その都度、池大雅の作品を売り再建していたそうですが、
それも限度があり現在は新しく本堂を建てるお金も無いので、
このような本堂のままなのだそうです。


【阿弥陀如来】


御本尊。

有難いことに写真撮影OKでした。






とてもあの本堂の外観からは想像出来ない御本尊に感動。

いや~まいりましたよ。(^^

貸切でしばし見惚れてました。


【観音菩薩】




池大雅の念侍仏。


【各月の歌屏風】




池大雅の作品。

個人的に池大雅は好みではない。


【一枚起請文】




法然上人の遺言書を池大雅が書いたものだそうです。


【池大雅作品集】





【なかよし地蔵】



【鎮守社】



【御朱印】



いや~、まさかあれほどの御本尊様がいらっしゃるとは。
今回、拝観出来て本当に良かったしラッキーでした。(^^

通常非公開なのが実に惜しい。


これにて今年の浄土宗大公開の寺院参拝終了。

普段参拝出来ない寺院に行けて良かったです。
来年はまた違うお寺に行きたいですね。

極楽寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月15日 | 仏閣
またまた徳林院や上徳寺等がある寺町の五条に戻り、
極楽寺へやってきました。

何故かこのお寺だけ公開が13時から15時という
中途半端な時間なんですよね。

いちいち戻るのはめんどいけど、
秘仏の伝弘法大師真作・安産地蔵菩薩像が、
特別公開とあっては参拝するしかないでしょ。



所在地:京都府京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町540
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明


【山門】


こちらは境内に無料駐車場がありました。


【宝篋印塔】



【本堂】


さすがに14時頃になると、
この界隈もあれだけいた参拝客もいなく静かなもんです。

極楽寺にもほとんどいませんでした。


撮影は不可でしたので、
内陣は浄土宗のそれをイメージしてください。

弘法大師作と呼ばれている地蔵尊は、
源頼朝の側室丹後局がこの寺のお地蔵さんにお参りして、
島津三郎忠久を設けたとの説があることから、
安産地蔵と呼ばれているそうです。


【御朱印】

喜運寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月14日 | 仏閣
正林寺の境内を歩いていると、
以前参拝した時は閉まっていたもう一つのお寺の山門が開いていた。

これは寄ってみないといかんと思って近づいてみたら、
目的地の喜運寺が判明。(^^

あー、ここが喜運寺だったのか~。(^^;

こりゃ探す手間が省けて良かった。



所在地:京都府京都市東山区渋谷通東大路東入ル三丁目上馬町553-4
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:寛永年間(1624-1645)


【山門】


遊具の目の前に山門があります。(笑)



【弁財天縁起】


どうやら弁財天がこのお寺の推しのようですね。


【本堂】


狭い本堂に上がらせていただく。


【内陣】


本堂は外陣と内陣の二間になっていて、
まずは内陣の御本尊をお参り。

小さいながらも体裁を整えた内陣です。




阿弥陀如来。

色合いがゴマラー好みの御本尊様です。
本堂に拝観出来て満足。(^^

写真撮影は御住職に確認したところOKでした。
ありがたき幸せ。




地蔵菩薩。






その他、仁王像等が祀られていました。


【墨象】


外陣には前衛書道である墨象の屏風が展示していました。




これは故、蟹江廣吉氏の墨象「般若心経」で、
一文字一文字般若心経の文字となっており、
羅漢の顔が描かれていました。


【弁財天堂】





【御接待】


奥様か御近所のおば様か分かりませんが、
お話好きな方からお茶とお菓子をいただきました。(^^

有難うございます。


【御朱印】

正林寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月14日 | 法然上人二十五霊跡
平等寺界隈から清水方面へ行き、
浄土宗大公開の寺院の一つである喜運寺へ。

ナビを頼りに行くも喜運寺近くは車が通れそうにもない。

うーむ、どうしようかと思っていると、
何か見たことのある山門が見えた。

あー、これは法然上人の札所である正林寺やん。

今年の2月に参拝しとったわ。

とりあえず正林寺の駐車場に車を停めさせてもらい、
参拝することにした。

これも何かの御縁というもの。



<2015年2月7日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/2a242936145ca481fd22480ce88d6057



所在地:京都市東山区渋谷通東大路東入3丁目上馬町553
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:建仁2年(1202)
開山:法然上人
開基:九条兼実
札所:法然上人二十五霊跡


【山門】


この山門は個人的にかなり好みです。


【ススキ】



【弁財天】





【ゲート】


向こうに保育園があって、このゲートがあると入り難いわ~。(^^;


【大師堂】




法然上人二十五霊跡の札所はどこも本堂を拝観させてくれるから嬉しい。


【阿弥陀堂】


こちらは残念ながら堂内を見ることが出来ません。

安置されている阿弥陀三尊像はいつの日か見たいものです。


【境内】



【御朱印】



さて、歩いて喜運寺を探すとしますか。

因幡堂平等寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月13日 | 洛陽三十三所観音霊場
佛光寺の後は因幡堂平等寺へ参拝です。

京都非公開文化財特別公開で11月8日まで特別公開されていましたが、
本日は10日で既に終了。

公開時に300冊限定御朱印帳も発売されていたようですが、
個人的には凄い迫力のある本堂内に上がって参拝したかったです。

今年はタイミングが合わず特別公開には参拝出来ませんでしたが、
とりあえず洛陽満願に向けて本日参拝です。



<2012年1月21日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/aae7c7ea152836ef9d3b3fb70b96a894



所在地:京都府京都市下京区烏丸通松原上る因幡堂町728
宗派:真言宗智山派
御本尊:薬師如来
創建:長保5年(1003)
開基:橘行平
札所:京都十二薬師霊場会、京都十三佛霊場、洛陽三十三観音霊場


【不明門】


なかなか雰囲気があります。


【本堂】




うーむ、やっぱりここは本堂に上がってこそだな。


【観音堂】




洛陽の札所です。


【歓喜天】



【地蔵堂】





【十九所権現】



【閻魔大王】



【石像】


向かって左の三面の石像は金剛夜叉明王、右が毘沙門天です。


【御朱印】


満願に一歩近づきました。

佛光寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月13日 | 仏閣
佛光寺を見て華麗にスルー出来ないので、
久しぶりに参拝します。

こちらは浄土宗の大公開の寺院ではなく、
浄土真宗のお寺です。


<2011年2月19日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/f31a676b2a9edda399328d49222f90ea


<2012年1月21日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/dc5460f4d56e5ecd5ba05c77cfc91d5a



所在地:京都府京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397
宗派:浄土真宗佛光寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:建暦2年(1212)
開基:親鸞聖人
中興:元応2年(1320)
中興:了源上人


【縁起】
真宗十派の内の一つです。
越後配流の後、京都に帰られた親鸞聖人は山科の地に草庵を結び
「興隆正法寺」の寺号を賜ります。
この草庵が佛光寺の始まりと伝えられています。

その後、寺基を渋谷に移し畳一枚ほどの大型の絹布の中央に
「南无不可思議光如来」の名号を書き、
その両側に阿弥陀仏・釋尊、印度・中国・日本の三国の高僧と聖徳太子の姿を描き、
後方より光明が輝く光明本尊や歴代門主や僧侶・門徒の絵姿による
絵系図を用いた視覚的な布教活動によって門徒を増やし、
その教勢は本願寺を凌ぐ程であったといいます。

ある時繁盛を妬む者によって御本尊が捨てられます。
しかしその夜、後醍醐天皇のもとに夢のお告げがあり、
光明を放ち自らの所在を示され発見されたといいます。

この事により阿弥陀佛光寺の勅号を賜り、以降佛光寺と寺号を改めました。

【御影堂門】



【筑地塀】



【大師堂】






明治17年に再建されたもの。

さすがに本山だけあって巨大な御堂です。






これぞ浄土真宗の内陣ですね。

本堂にあたります。


【阿弥陀堂】




明治37年に再建されたもの。






御本尊の阿弥陀如来が祀られています。




厨子が安置されていました。






六高僧坐像が安置されていました。


後醍醐天皇の位牌や法然上人坐像、
重文の聖徳太子立像は見ることが出来ませんでした。


【大イチョウ】



【御朱印】


浄土真宗では珍しく御朱印をいただけます。

御朱印帳に書いていただきました。

長香寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月12日 | 仏閣
本覚寺・道知院近くの極楽寺も特別公開されますが、
何故か極楽寺だけ13時から15時までとなっているので、
一旦離れて長香寺へ移動。

佛光寺や平等寺の近くといえば、
京都に何度も参拝してる人は分かりやすいと思う。



所在地:京都府京都市下京区高倉通松原下ル樋之下町37-5
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:慶長13年(1608)
開基:長香院殿
開山:信誉称阿



【縁起】
慶長11年(1606)徳川家康の侍女おこちゃがかねてより帰依していた、
浄土宗の僧称阿上人の為に寺を建立したいと家康に懇願し、
その許しを得て信誉称阿を開山として創建。

寺名はおこちゃの法名長香院信誉常照清円大禅定尼に因んでいる。

元和・寛永年間(1615-1644)の頃、嘆正院、宝樹院の塔頭が建立。

この寺の修復や造営にあたっていた大工の中井家の菩提寺となり、
その後、その中井家の娘が江戸幕府8代将軍・徳川吉宗を産んでいたことから、
幕府の援助を得て繁栄した。

天明8年(1788)の大火、元治元年(1864)の兵火に相次いで類焼し、
寺勢は衰え、塔頭も廃寺となった。

所蔵する絹本着色観経十六観変相図は重文に指定されている。


【山門】


しまった。

停めれる場所が無いだろうと、
初めから決めつけて近くの有料駐車場に停めたけど、
このお寺は結構の台数を停めれることが出来たようです。(泣)


【境内】


今日参拝したお寺の中ではかなり広い寺域(1508坪)があります。


【本堂】




早速本堂に上がらせていただく。


【御本尊】


お~、これは一目見ただけで凄い仏様と分かる。

御住職と思われる方に確認したところ、
撮影OKでした。

これは嬉しい。(^^

もっと近づいてみよう。






いぶし銀のこの飴色がいい。

それに表情、身体や衣のラインがたまらない。
これは素晴らしい。

恵心僧都作と伝承されているようですが、
真作と言って間違いないと思います。

大満足。(^^


【長香院殿坐像】



【阿弥陀三尊像】



【高僧坐像】





【福増稲荷】




元禄年間(1688-1704)に勧請されたもの。


【狛狐】


悪そうな顔してますね~。(^^;




このケモノは一体なに?(^^;

狼かな?


【鐘楼堂】



【御朱印】



とにかく御本尊との出会いに感謝。

無理とわかっていても、普段拝観出来るんですか?って聞いたら、
檀家さんのみです、と返答。

檀家さんが羨ましい。

本覚寺~道知院(2015年10月10日参拝)

2015年12月12日 | 仏閣
徳林院の前にあるのが本覚寺というお寺。
こちらも本日12時まで公開されています。

御朱印をされていないせいか、
私以外誰もいません。

分かりやすい。(苦笑)


<本覚寺>
所在地:京都府京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町558
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:貞応元年(1222)
開基:坊門信子
開山:團譽上人


【縁起】



【山門】


境内は月極駐車場となっておりましたが、
参拝者用も数台分ありました。




さらに中門らしき門が見える。

この奥に本堂があるようだ。


【本堂】






外陣と内陣に分かれていて、
入れるのは外陣までです。

浄土宗の内陣のイメージ通りですね。


【お地蔵様】


前掛けをした地蔵尊の後ろに地蔵菩薩がいらっしゃいました。


【念佛塔】



【鐘楼堂】



小さな案内板で同じく特別公開している道知院が、
すぐ近くにあるのを知る。

こちらも12時までの公開なんで近くて助かる。


<道知院>
所在地:京都府京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町558
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:永正5年(1507)
開基:方誉宗伝和尚


【縁起】



【山門】


本山近くにある塔頭みたいな雰囲気です。

通常は非公開です。


【境内】


奥に本堂兼庫裏だけの小さなお寺です。

早速本堂に上がらせていただく。
本堂も小さく白い部屋に小さな御本尊が祀られていました。

残念ながらほとんど記憶に残っていません。
写真撮影不可でした。


【干菓子】


無料でいただきました。


御朱印はありませんでした。

蓮光寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月11日 | 仏閣
次なるお寺は蓮光寺というお寺。

以前、隣の長講堂が特別拝観した時に参拝させていただきました。

運悪く法要中でしたので本堂拝観も出来ず、御朱印もいただけず。
だから今回のチャンスを逃すわけにはいかない。



<2012年1月21日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/20edaac547f2df6b5639cdef960812e0



所在地:京都市下京区富小路通六条上る本塩竈町534
宗派:浄土宗知恩院派
御本尊:阿弥陀如来
創建:明応元年(1492年)
開基:真盛上人


【縁起】



【山門】


ここは駐車場がありません。


【本堂】


本堂左手より堂内へ。

拝観料はこちらも不要でした。


【法話】
本堂に入ると50人は座れる椅子が並び、
座り切れない人がいるほどの盛況ぶり。

そんな中で御住職が30分の法話をされました。


負別如来の話が中心で縁起の他に、
文化庁の方々が御本尊を調査しにお寺に来られ、
御住職は3人ぐらいの職員が来るのかと思っていたら、
実に50人もの職員が来られビックリしたそうだ。

快慶の真作ということで文化庁から重文に指定する話も出たが、
重文にすると「あれをしろ、これをしろ、これを守れ」とか、
いろいろ文化庁から注文が多く、御住職はそれが煩わしくて、
重文指定を断っているとか。

そんな御住職ですが、御本尊に対する想いは相当で、
先代、先々代の御住職と同じく、
御本尊が火事等で失った場合、自害する覚悟があると仰ってました。

ただ、あの御住職はそこまでしないと思いますが。(笑)



【負別如来縁起】
快慶はある晩「東国より仏像の彫刻を依頼に来る僧がいるので、
その望みを叶えるように」という夢のお告げを受けます。

すると翌日、これまた快慶に御本尊の彫刻を依頼するよう、
夢のお告げを受けたという東北の僧である覚長が訪ねてきました。

快慶は彫り上げた仏像の出来が余りにも良かった為、
覚長に渡すのを待ってもらい、もう一体仏像を彫りました。

しかし、快慶は僧に渡した像がどうしても忘れられず、
京都山科の追分まで追って、頼み込んでもう一度だけ拝ませてもらいました。

唐櫃の蓋を開けると光を放ち仏像が二体に分かれていたそうです。

これは仏様の快慶に対するお心に感銘した二人は、
それぞれ一体ずつ持ち帰り、快慶が持ち帰った仏像が蓮光寺の御本尊となりました。

この奇跡から御本尊は負別如来と呼ばれているそうです。

もう一体は笈分阿弥陀如来と呼ばれ、
仙台の笈分阿弥陀如来堂に安置されており、重要文化財に指定されています。


【笈分阿弥陀如来】


こちらがもう一体の笈分阿弥陀如来です。

画像はネットで拾ったものですが、
現在は無住で仙台市役所が管理されているようです。


【井戸】


堂内は全て撮影禁止でしたが、
ここだけは撮れました。


【御朱印】


私は時間が無いので書置きをいただきましたが、
法話の後に御住職が手書していていましたね。

上徳寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月10日 | 仏閣
新善光寺の前、徳林寺の真横に立地しているのが上徳寺。

ここは普段から参拝は可能なんですが、
今日は本堂と御本尊が拝観出来るんです。

御本尊はあの快慶作とあっては、
これは絶対に御尊顔を拝せねばなるまい。

久しぶりの参拝となります。


<2012年1月21日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/85ec9ae63b24e1bc5cd34b08e69c65dc



所在地:京都府京都市下京区富小路通五条下ル本塩竈町556
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:慶長8年(1603)
開基:阿茶局
開山:伝誉一阿
札所:通称寺の会


【縁起】



【山門】


車は境内に停めることが出来ます。


【本堂】


本堂拝観出来るということで早速内陣へ。


【内陣】


撮影していいか確認してみたところ、
嬉しいことに撮影OKでした。






天蓋が煌びやかな浄土宗らしい内陣ですね。




太鼓の奥にはよく見えませんでしたが、
仏様が祀られていました。


【御本尊】


快慶作と言われる阿弥陀如来です。

あんまり大きくないですが、
眩しかったですわ。(^^

快慶作が本当かどうかは、見た限り分かりませんでしたが、
御本尊を拝めて嬉しかったです。


【肖像画】


向かって左から徳川秀忠公、阿茶の局、徳川家康公。

こういうのは大概撮影不可なんですが、
撮影OKでした。

こういうお寺ばっかりだったら良いのに。(^^

ただ、撮影する時はフラッシュは焚かないようにね。


【身代わり地蔵尊】





【御供物】


御朱印をお願いするといただきました。(^^


【御朱印】

来迎堂新善光寺(2015年10月10日参拝)

2015年12月09日 | 仏閣
徳林寺の次は普段拝観出来ない新善光寺というお寺。

このお寺もこんな機会じゃないと御朱印をいただけないし、
10時から12時までの短期決戦なんで混むのは必至。

早速お寺に向かうとやっぱり参拝客が多かった。(^^;



所在地:京都府京都市下京区富小路五条下る本塩竈町553 
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明


【縁起】



【山門】




細い通路の奥まった所にお寺がありました。

何回かこの前を通ったことがありましたが、
奥にお寺があるとは全く気づきませんでしたわ。


【本堂】


浄土宗大公開の場合、拝観料は基本的に不要なんですね。
ただ無料というのはお寺に申し訳無いので、
志納という形で各自お賽銭箱に入れるといいでしょう。

本堂に上がらせていただくと、
信濃善光寺の阿弥陀如来像の分身像が祀られていました。

貴重な御本尊を拝めて本当に良かったです。(^^

堂内は残念ながら撮影不可でした。


【地蔵堂】


境内に小さな地蔵堂がありました。




瓦を見てると鬼瓦の代わりに仏様がいました。
これは初めて見ましたね。


【地蔵菩薩】


端正な顔立ちのイケメン地蔵菩薩がいらっしゃいましたよ。
女子必見。(笑)


【御朱印】


かなりの順番待ちでしたが、番号札をいただいたので、
その間、お寺を離れて徳林寺に御朱印帳を回収しに行く。

その徳林寺、戻ると御朱印がまだ出来てませんでした。(^^;

10分くらい経って御朱印帳を回収し、
新善光寺に戻るとこちらもまだ出来てませんでした。(^^;

拝観時間がたった2時間で本日のみの拝観だから、
御朱印待ちの時間が長くなるのは仕方ないよなぁ。

もうちょっと拝観時間を長くしてほしい。


御朱印代は受け取られませんでした。