Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

多聞寺(2015年1月24日参拝)

2015年03月03日 | 神戸十三仏霊場
神戸十三佛霊場巡りも次の多聞寺で満願となります。

思えば神戸十三佛の札所はどこも個性豊かで、
京都や奈良の古刹とはまた違った趣のあるお寺が多かった。

車が無いとキツイ所が多いですが、
行ける方は一つでもいいから参拝してほしいですね。

さて、多聞寺には無料駐車場がありますが、
右折だと壁が邪魔で入れません。

しかた無いのでわざわざ通り過ぎて、また戻って左折して入りました。(^^;


所在地:兵庫県神戸市垂水区多聞台2-2-75
宗派:天台宗
御本尊:毘沙門天
創建:貞観5年(863)
開山:慈覚大師
札所:神戸十三佛霊場、明石西国



慈覚大師が毘沙門天像を自らきざんで安置したのを
【縁起】
当寺は平安初期、貞観5年(863)清和天皇の勅命により、
天台第四祖慈覚大師によって開創された古刹であります。

創建後120年で天災のため焼失後、花山天皇の命で明観上人により再興されるも、
ふたたび火災にあい、正徳2年(1712)に現在の堂宇が再建されました。

秘仏毘沙門天像を御本尊に、脇侍には重文の日光・月光両菩薩が奉安されております。
境内は明石八山に列なり聖観音像は明石西国第二十九番に配されています。

十三仏第十番霊像重文阿弥陀仏をまつる阿弥陀堂前には一心池があり、
かきつばたが繁茂し神戸花五十選の随一にして、
五月中旬に開花期には一大偉観を呈しております。

大師一刀三礼祈念ご自作の毘沙門天尊像の御胎内佛に、
当地芦中から出現の金銅毘沙門天を納めて安置されたのが御本尊である。


【護摩堂】


駐車場の横にありました。
結構新しいお堂で、当然ながら不動明王が祀られていました。

撮影は禁止でした。


【鎮守社】



【仁王門】


平成元年に再建されたもの。


【境内】


向こうに見えるのが本堂です。


【弁財天】



【地蔵尊】



【本堂】


内陣は二つ穴があって見れるのですが、
秘仏で御本尊は見れないし、撮影禁止でした。(泣)


【阿弥陀堂】


こちらも撮影禁止でした。


【鐘楼堂】



【宝篋印塔】



【地蔵菩薩像】



【大黒天】



【御朱印】

性海寺(2015年1月24日参拝)

2015年03月02日 | 神戸十三仏霊場
続きまして行基菩薩が建立されたとされる性海寺というお寺へ。

この辺りもとても長閑です。
田舎は渋滞も無くて走りやすいですわ。(^^



所在地:兵庫県神戸市西区押部谷町高和1271
宗派:高野山真言宗
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:天平二年(730)
開基:(伝)行基菩薩
中興:白河天皇御代(1100年頃)
中興祖:叡尊(興正菩薩)
札所:神戸十三佛霊場会、播磨西国観世音霊場



【縁起】
白河天皇の御代に、奈良より当時随一の碩学叡尊が来住。
為に学山として大いに栄え、堂塔伽藍完備七十余坊甍を連ねた。

後嵯峨・後深草両天皇により勅願寺と定められた。

天正7年(1579)に羽柴秀吉の三木城攻略の際の兵火により焼失したが、
慶安元年(1648)に徳川家光により本堂・阿弥陀堂等を再建するとの御朱印を賜り、
天下泰平萬民豊楽の修正会(追儺式)を命ぜられた。

明治維新まで24寺の塔頭寺院が存在していたが、
廃仏毀釈により大半の寺院が焼失し、現在では僅かに二ヶ寺である。

御本尊如意輪観世音は行基菩薩の自作と伝わる。


【福智院】


無料駐車場に着くと最初に目に入るのが塔頭の福智院です。

性海寺は福智院・龍華院の塔頭が管理しているようですね。

性海寺の御朱印はこちらでいただきます。



シンプルですが、なかなか趣のあるお庭でした。




塀の瓦にところどころ鳩がいました。(^^


【境内】



【鐘楼堂】



【八幡神社】


なかなか立派な鎮守社です。


【護摩堂】




でました!
ゴマラー好みの茅葺屋根。




ええわ~。
めっちゃ癒される。(^^

私が京都東山別荘群に邸宅を持っていたならば、
お庭にこんな庵を造ってお茶を楽しむのにな。(笑)




不動明王が祀られていました。


【本堂】




古そうであるがそんなに荒れていませんね。




本堂の中に入ると外陣は結構くたびれていましたね。

しかし内陣は意外にも荘厳で立派な厨子が安置されており、
御本尊は見ることは出来ませんでした。


【地蔵尊】


最初は弁財天かと思ったけど、
石仏をよく見ると地蔵尊のようでした。


【蔵】


性海寺の参拝はこれにて終了。
数百メートル離れた塔頭の龍華院に移動です。


【龍華院】


正門。




お迎え地蔵尊。






上は茅葺で下が瓦という珍しい屋根ですね。






地蔵尊。




鎮守社。




水子地蔵尊。

基本的に水子関係は撮影しないのですが、
可愛いので思わず撮ってしまった。




慈母観音菩薩像。




修行大師像。




五重塔。




地蔵菩薩像。


【御朱印】


塔頭の福智院で二種類の内の神戸十三佛の御朱印をいただきました。

龍華院で納経と書かれた紙が貼られていたので、
御朱印をお願いしようとピンポンを押すも御不在でした。

どのような御朱印はなのか不明ですが、
恐らく福智院と同じ御朱印じゃないかと。

太山寺(2015年1月24日参拝)

2015年03月01日 | 神戸十三仏霊場
如意寺から約7キロ、20分の道のりで太山寺に到着。

ここは国宝の本堂が最大の見所のお寺です。


所在地
兵庫県神戸市西区伊川谷町前開224
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:霊亀2年(716)
開基:藤原宇合
札所:新西国三十三箇所、神戸十三佛霊場、神戸六地蔵、播州薬師霊場、明石西国観音霊場


【縁起】
天延元年(973)12月8日の年紀をもつ「播州太山寺縁起」には藤原鎌足の子、
定恵和尚の開山、霊亀2年(716)公の孫である宇合(不比等の子)の建立と伝える。

宇合が明石浦摩耶谷の温泉で療養中、夢の中に薬師如来が出現した。
薬師如来はここより東北の地に定恵和尚結縁の地があり、
定恵和尚は願望を果たせず寂したと示現したところ、
宇合はその教示に従い七堂伽藍を整備し薬師如来の尊像を安置したという。

元正天皇(715~723在位)の勅願寺として、
歴代天皇をはじめ一般民衆にいたるまで広く信仰を集めた。
 
建武中興(1334)の時は、朝敵北条勢を討つため大塔宮護良親王の令旨を受けて、
当寺衆徒のめざましい活躍があった。

寺運は大いに栄えこの地方の一大法城として南北朝時代には、
支院四十一ヶ坊・末寺八ヶ寺・末社六ヶ社を持ち僧兵も養っていたが、
世相の有為転変や戦火によっての興亡・浮沈は著しく、
現在は龍象院・成就院・遍照院・安養院・歓喜院の五ヶ坊となっている。


【仁王門】




重要文化財。
もともと重層の楼門だったそうです。

本堂はまだ先にあります。


【仁王像】


100メートルぐらい先に無料駐車場がありました。


【中門】




こちらで拝観料を支払い、御朱印をお願いし本堂を目指す。


【本堂】






国宝。

弘安八年(1285)の火災で前身の建物が焼失し、
その後復興にとりかかり永仁年間(1293~99)再建されたもの。

確かに立派であるが、パッと見は重文ぐらいで、
国宝?と思ってしまう。

しかし、仏教の大衆化に伴う新しい仏殿の形式が成立した初期の例として、
とても貴重なものらしい。


【外陣】



【内陣】







【三重塔】




貞享5年(1688)建立されたもので、
大日如来坐像及び四天王立像が祀られています。

なかなか美しい三重塔ですが、
重文ではなく県指定文化財です。


【観音堂】





【稲荷社】



【宝篋印塔】



【羅漢堂】



【釈迦堂】


羅漢堂とともに中を見ることは出来ません。


【本堂】



【延命地蔵尊】



【地蔵尊】


修行大師にも見える。


【鐘楼堂】



【蔵】



【護摩堂】


阿弥陀堂は最後のお楽しみとして、
先に奥の院へ向かいます。


【太山寺川】


なかなか良い景色です。


【閼伽井橋】


この橋を渡るとガラッと雰囲気が変わります。
まるで世俗とあの世のように。


【鳥居】


段々奥の院らしくなってきました。


【稲荷社】



【地蔵尊】





【地蔵堂】




これこれ、この雰囲気がたまらない。
かといって居心地がいい訳ではない。

この雰囲気のせいでしょうか、
こちらの卍地蔵尊はとても畏怖を感じました。


【太山寺川】


このどこかに磨崖仏があるのですが、
見つけられませんでした。

雰囲気はたまらないのですが、
ここはあまり長居したくない場所なので世俗へ戻ります。


【阿弥陀堂】


本来は天台宗の修法である常行三昧の修行堂であったが、
堂の本尊である阿弥陀如来に対する信仰が高まるにつれて、
阿弥陀堂として信仰されるようになったとか。




薄暗い堂内にスポットライトを浴びる丈六の阿弥陀如来。

重要文化財。


【境内】



【御朱印】




五種類の内、三種類をいただきました。

これにて太山寺の参拝は終了。

外に出て塔頭の安養院へ。


【参道】



【安養院】


普段は非公開のようです。








うお~、茅葺屋根が渋い。
中に入って見てみたい。




期間限定で拝観出来るやん。(^^

いつの日か訪れましょうぞ。

如意寺(2015年1月24日参拝)

2015年02月28日 | 神戸十三仏霊場
本日のメインの格付けである如意寺に到着。

ここは何といっても三重塔が素晴らしい。
いつか訪れたいと思っていたお寺です。



所在地:兵庫県神戸市西区櫨谷町谷口259
宗派:天台宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:(伝)大化元年(645)
開基:(伝)法道
札所:神戸十三佛霊場


【縁起】


如意寺旧記によれば大化元年(645)法道仙人が多聞天の教化により、
当山に櫨の木に刻んだ地蔵菩薩と毘沙門天を祀ったのが起源とされる。

同5年(649)に孝徳天皇の勅願寺と定められて、
三級塔一宇鐘楼堂二階楼門二箇鎮守其外僧院廿四坊という大規模な堂塔伽藍が建立され、
仁寿元年(851)には円仁が文殊堂を建立した。

のちに荒廃し諸堂は傾き雨露に曝される有様であったが、
正暦年間(990-995)願西尼(安養尼)により中興されたという。

法道は天竺から飛来したとされる伝説的な仙人で、
兵庫県南部一帯には法道開基を伝える寺院が点在している。

ただし当寺を法道の草創とするのは伝承の域を出ない。
貞応三年(1224)の延暦寺政所下文案では願西聖人の建立としている。

本堂は老朽化により傾いたため第二次世界大戦後まもなく解体され、
礎石をとどめるのみである。
現在は山門、阿弥陀堂、三重塔、文殊堂が残る。


【山門】


境内から結構離れた場所にありました。
昔はこの辺りまで境内だったんだろう。


【境内入口】


かなり細い凸凹の山道を走りますので覚悟してください。(苦笑)

こんな場所に建設業者がいるとは。(^^;

以前は境内に車を停めることが出来ていたようですが、
お寺に参拝せずにハイキングの為に来る連中がウザくなったようで、
境内には停めることが出来ませんでした。

車は入口手前に路駐出来ます。
間違ってもこんな所まで警察は来ないのでご安心を。(笑)


【文珠堂】


これはなかなか珍しい建築物ですね。
しかも実に立派なものです。

重要文化財。






仁寿年間(851~854)に円仁僧都が文殊像を造り、
文殊楼を建てて安置したとあり文殊堂の創立はそこまで遡ります。

応永13年(1406)大洪水、大風、大地震があり、諸堂ことごとく倒れ、
天文8年(1539)本堂諸楼ことごとく炎上、
文殊堂は罹災を免れたようですが、現在の文殊堂は享徳2年(1453)に再建されたもの。






【三重塔】




鎌倉末期から室町初期に建立されたもの。

渋い。
もっと近くで見たくてダッシュで階段を登ったよ。(笑)

いいですね~。
こんなに素晴らしい三重塔があるとは。

感動しました。

重要文化財。


【文殊堂】



【境内】


向こうに見えるのが阿弥陀堂です。

重要文化財。


【本堂跡】


戦後、老朽化の為に解体されてそのまんまで、
本堂の無いお寺なんですね。

まぁ、本堂を再建するだけの資金はあるとは思えないので、
これも仕方ない。


【三重塔】






対面から見る三重塔もまた格別です。


【阿弥陀堂】


こちらは内陣を見ることは出来ませんでした。

重要文化財。


【塔頭】




御朱印はこちらでいただけるようですが、
誠に残念ながら不在でいただけませんでした。

また三重塔が見たくなったら、
その時こそいただくことにしよう。


【感想】
三重塔と文殊堂が素晴らしかった。
伽藍好きにはたまらない。

行く価値は充分にあります。


お寺は檀家もいなく、荒廃しても不思議じゃない立地なんですが、
お寺の方々の努力によりギリギリ耐えて、古刹の雰囲気を感じます。

このままずっと保っていってほしいですね。

転法輪寺(2015年1月24日参拝)

2015年02月26日 | 神戸十三仏霊場
須磨から垂水区に移動し、とても歴史ある転法輪寺へ。

ドライバー泣かせの垂水ジャンクション近くで、
なかなか長閑な場所にお寺はあります。



所在地:兵庫県神戸市垂水区名谷町2089
宗派:高野山真言宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:大同元年(806)
開山:在原行平
札所:神戸十三佛霊場会、明石西国三十三観音霊場、明石西国八十八ヶ所霊場



【縁起】
大同元年(806)平城天皇の勅願で在原業平が阿弥陀仏を刻んで安置し、
大同寺の寺号を賜り西尊上人が大同3年(808)開眼すると伝え、
弘法大師本堂供養の導師となった。

天長2年(825)寺は火災にあったが、御本尊は難を免れた。
延喜10年(910)宇多法皇百日間御行在、寺号を転法輪寺と改め再建。

天長の火災、元慶の雷火の外、度々天災により移転を繰り返し、
この地に移り現在に至る。
 

【参道】


庫裏の前に大きな無料駐車場というか、
広場がありました。

そこからここを真っ直ぐ進むと本堂に着きます。


【阿弥陀堂】


参道横にある一際広い広場のような場所に建てられていました。
かなり大きく新しいお堂です。


【本堂】


お~、なかなか良い雰囲気の境内です。
好みのお寺です。





昭和61年に再建された本堂の内陣はまだまだ新しく、
阿弥陀如来、四天王像などが祀られていました。

重文の御本尊阿弥陀如来は収蔵庫に納められており、
本堂の阿弥陀如来は写しになります。


【護摩堂】




神戸十三佛霊場です。
不動明王が祀られていました。


【境内】



【大師堂】



【石塔】



【弁天堂】


この池に蓮の花が綺麗に咲くそうです。


【収蔵庫】


こちらに重文の御本尊が安置されていますが、
普段は非公開。

追儺式などの際に御開帳されるそうです。


【鐘楼堂】



【観音堂】




少し離れた場所にあります。

御近所の方々でしょうか、掃除をされていました。
観音堂を開けていたので観音様を拝見することが出来ました。(^^


【庫裏】


御朱印は庫裏でいただきます。


【庫裏庭園】






かなりデキのいい庭園ですね。
我が家にこんな庭園がほしい。(^^







【御朱印】


ピンポンを押すと女性の返事。
すぐに来るだろうと思っていたが、5分経っても来ない。

これは私の忍耐力を試されてるな。
お寺に来ていた御近所さんのおっちゃんと少し話をして時間を潰す。

しかし、まだ玄関に現れない。
これは御朱印はダメかなと思ったが、もう一度だけピンポンを押した。

また女性の声で少々お待ちくださいと返事。
それから数分後にようやく年配の女性が現れました。(^^

女性を見ると杖をついて足が悪そうだ。
歩くのがツライそうで時間がかかったとのこと。

本当に申し訳ありません。
言っていただけたら御住職がいらっしゃる時にまた訪れるのに。

御朱印を私に渡す時、足をすりながら持って来られた。

その姿を見て泣きそうになりました。

私が御朱印をお願いしたばっかりに、しんどい思いをさせてしまった。

この方からいただいた御朱印は大切にし、
今日の参拝は一生忘れないようにする。

ありがたや ありがたや。


この方の足が少しでも良くなるように祈ったのは言うまでもありません。

石峯寺(2014年12月30日参拝)

2015年02月01日 | 神戸十三仏霊場
今日の参拝テーマの「酒と三重塔と不動明王」の一つである、
三重塔を見に石峯寺へ。

この石峯寺も田舎にあります。

車が無かったらどうやって行ったらいいか分からん。(苦笑)

ちなみに有馬ロイヤルゴルフクラブの近くです。



所在地:兵庫県神戸市北区淡河町神影110-1
宗派:高野山真言宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:(伝)白雉2年(651)
開基:(伝)法道仙人
勅願:孝徳天皇
札所:神戸十三仏


【縁起】


インドの僧法道仙人によって開基と伝えられています。
往事は七十余の建物が東西二里、南北一里に点在していたとのこと、
康安元年(1362)には、播磨最古の木版刷りの法華経を刊行し、
全国へ配布したと言われている。

播州東端の守りの石峯寺城を持ち一山寺院を形成したとあります。

応仁の乱、嘉吉の乱、織田・豊臣の毛利征伐などにより、
伽藍は衰退したが、江戸時代、明石城主より七十石、
後、徳川家光公より十三代に 亘り七十石のご朱印寺領を受け諸堂を建立し安泰であった。

幕末より大きく変革し、現在に至る。


【参道】


ところどころ狭くなる山道を走っていると見えた。

こんな良い意味で寂れた雰囲気を感じられワクワクしてきた。


【仁王門】


近づいてみると仁王像がいました。







【文化環境保存区域】


良い感じです。
一番奥に見えるのが石峯寺です。

遠いな。(^^;


【全景】


こんな田舎にあるお寺ですが、
石垣やお寺もなかなか立派なものです。

無料駐車場はありますが、入口が狭くて苦労した。


【鐘楼堂】




左右にあるのは珍しいですね。


【境内】


境内はよく手入れされていました。


【本堂】


本堂内は撮影禁止でした。


【蔵】



【三重塔】






重要文化財だけあってこちらも良い三重塔です。

個人的には朱色より濃い茶色の方が好みですけど、
有名寺院の塔のように初層御開帳で拝観料が取れる三重塔です。

室町時代に嵯峨天皇の勅願により建立されたものと言われています。


【八十八ヶ所霊場】








頑張って巡りましたよ。(^^


【蓮の池】



【鎮守社】




こちらは今にも朽ち果てそうでした。(^^;


【不動明王】



【石仏】



【忠魂塔】



【薬師堂】


重要文化財。

御本尊の薬師如来につきものの十二神将等が祀られていました。

こちらも残念ながら撮影不可でした。


【石仏】





【子安地蔵尊】



【聖観音菩薩】



【徳川将軍尊霊碑】


お寺の端っこに将軍が祀られているようです。





結構古そうで吉宗公や淡河城主の石碑がありました。


【社務所】


この張り紙を見た時は泣きそうになった。(^^;

マジか~。
そんな予約なんて知らんがな。(泣)

何とかならんかとスマホでチェックしてみると、
塔頭の竹林寺でいただけることが判明。

ナイス!ナイス!ナイス!

一縷の望みをもって竹林寺にダッシュ。


【竹林寺】




お~、茅葺屋根や。(^^

寺の方がいらしたので、
御朱印をお願いすると快く受けていただいた。(^^

茅葺屋根は10年に一回は総取替をしないとダメで、
村民総出で茅葺屋根を貼り替えるそうです。

しかし、文化財の指定が無いと国から補助が無いから大変だとか。


【十輪院】




こちらは非公開でした。


【御朱印】



【感想】
このお寺は塔頭が管理されているお寺のようですね。

それにしてもこんな人が少ない地域のお寺なのに、
荒れた様子もなく、よく管理されています。

御近所の方々と塔頭の方々の努力と篤い信仰心があってこそでしょう。

町というより素朴な村と言った感じですが、
この雰囲気と共にお寺をずっと守っていってほしいですね。