Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

釋迦院(2017年7月29日参拝)

2017年08月25日 | 摂津国八十八箇所霊場
関西で厄寺といえば門戸厄神や松尾寺等が有名ですが、
大阪の池田市にも釋迦院という厄除寺があります。

このお寺は知名度はほとんどありませんが、
朝廷や行基菩薩所縁の古刹であります。


所在地:大阪府池田市鉢塚3-4-6
宗派:高野山真言宗
御本尊:釈迦如来
創建:神亀元年(724)
開基:行基菩薩
札所:摂津国八十八箇所霊場


【縁起】


神功皇后の新羅出兵のみぎり、その戦勝帰国に際して、
国王の献上物に釈尊の仏舎利、袈裟、鉄鉢の三宝物があった。

皇后はやがて武庫の港に凱旋されたが、仏教がまだ広まっていないので、
仲哀天皇の御代、散逸を恐れて鉢塚に隠した。

奈良時代行基菩薩が霊夢により石窟より仏舎利を掘出し、
聖武天皇の勅命で一大伽藍が建立され、若王寺の寺号を賜った。

戦国時代に織田信長の兵火にかかり一山全焼し、
宝物も釈尊の鉄鉢を除いて灰尽に帰した。

天正17年に傳誉上人により復興。

その後、天保11年(1840)火災に遭い、慶応元年(1865)宗浄・歓浄が再建、
創建当時より奉祀して来た釈迦如来を本尊とする若王寺東の坊を、
釈迦院と号して若王寺一山の命脈を継ぐことになった。

現在は「尊鉢の厄神さん」として厄除けの寺として親しまれている。


【地蔵尊】


可愛いお地蔵さんがお出迎えしてくれます。


【参道】


とても街中にあるとは思えないほど良い雰囲気です。

手入れも見事ですね。

こういうお寺は間違い無く境内も手入れされているもんです。

参道横に無料駐車場がありました。


【山門】




下の部分は中華風ですが、とても綺麗な山門です。


【風神雷神】




山門の下をくぐると左右に風神雷神が。

仁王さんがいないと思っていたら、
風神雷神が守っていましたか。


【境内】


清廉なる境内です。


【狛犬】



【如意輪観音】



【十三重石塔】



【虚空蔵堂】


右手の階段を登ると最初に見るお堂です。






小さな虚空蔵菩薩が祀られていました。


【本堂】




御本尊の釈迦如来や弘法大師等が祀られているそうですが、
肝心の本堂の内陣が拝めないのが残念。


【修行大師】



【仏足石】



【厄神殿】




もともとは鎮守の八幡宮があり、
八幡宮に併祀された厄神明王と金剛力士が祀られています。


【宝篋印塔】



【石仏】



【護摩堂】







【宝篋印塔】



【庫裏】


立派な庫裏です。


【庭園】




我が家にこんな庭園が欲しい。(^^


【鐘楼堂】



【本堂】



【授与品】


左下の財布に入れるお守りを購入しました。

お金が貯まりますように。(^^


【御朱印】


とても雰囲気の良いお寺でした。

満願寺(2017年7月15日参拝)

2017年08月16日 | 摂津国八十八箇所霊場
多田神社から約6.5キロ走り満願寺へ。

途中に宝塚大学があったけど、
あんな坂を通学するのは大変だろうな、と思う道を走りながら到着。

大きな無料駐車場がありました。

それにしても暑い。


所在地:兵庫県川西市満願寺町7-1
宗派:高野山真言宗
寺格:真言宗七十五名刹
御本尊:阿弥陀如来
創建:伝・神亀年間(724-728)
開山:伝・勝道上人
札所:摂津国八十八箇所霊場、新西国三十三箇所観音霊場、摂津国三十三ヶ所霊場


【縁起】
伽藍開基記によると創建は奈良時代と伝えられ、
信者全ての願いは必ず聞き届けるという、
満願の仏の功徳をもって大衆を救おうと発願。

全国に満願寺建設を進められた第45代天皇聖武天皇の命により、
勝道上人が摂津国の満願寺として千手観音を本尊に開基したと伝えられています。

後の安和元年(968)源満仲が多田に館を構えて以来、
国家安泰を祈って帰依し、源氏一門の祈願所となる。


鎌倉時代の正中2年(1325)第96代天皇後醍醐天皇の勅旨によって、
当山は勅願寺となりました。

以後足利幕府成立の後、将軍家の祈願所として保護を受け、
寺運が盛んな頃は四十九の院坊があったと伝えられています。

その後、兵火による消失などの変遷を経て、
明治元年、唯一残った子院の円覚院を本坊として現在に至ります。


【女人厄除の階段】


石段前に大型の無料駐車場がありました。


【山門】


明治14年(1881)に再建されたものですが、
非常に珍しい山門ですね。

当時だと相当モダンで檀家も違和感と唱えた事でしょうね。


【仁王像】


こちらが先ほど参拝した多田神社にあった仁王像です。

痛みも少なくなかなか見事なものです。


【参道】



【本坊】


もともとは円覚院という子院でしたが、
明治元年にはここしか残っていなく、本坊に昇格したもの。


【参道】


かなり広い境内です。


【宝篋印塔】



【鐘楼堂】



【金堂】


本堂です。

外から内陣が見れました。(^^

300円の拝観料を支払うと外陣で見れるようです。


【内陣】


真ん中に宮殿と御前立、向かって右手に十一面観音菩薩、
左手に薬師如来、聖観音菩薩が祀られていました。



宮殿には秘仏の開眼阿弥陀如来が祀られていて、
wikiでは十一面観世音菩薩が御本尊となっていますが、
それは間違いで、開眼阿弥陀如来が満願寺の御本尊です。


【観音堂】


元々は奥の院にあり、本堂であったそうで、
寛文8年(1668年)再建、明治17年(1884)に移転されたもの。

秘仏の十一面千手観世音菩薩は春彼岸中の前後一週間開帳されるとか。


【毘沙門天堂】


源満仲の作と伝わる毘沙門天や勝道上人等が祀られていました。


【八幡宮】



【稲荷社】



【四国八十八ヶ所巡拝】




30分程で巡拝出来ます。


【金時の兜石】



【坂田金時の墓】





坂田金時は大江山で酒呑童子を退治し、
源頼光四天王の一人となった武将です。


【修行大師】



【源家の七塔】




源氏とはいえど有名人の供養塔ではありません。


【三廟】





【地蔵堂】



【不動明王】



【境内】



【勝輪館】


どう見ても普通の一般に家です。(笑)

法要や各種会合等で使用されるようです。


【御朱印】


リクエストしないと新西国の御朱印がいただけました。

この後は大広寺や若王寺釋迦院、崇禅寺等に参拝予定ではあったが、
この暑さではさすがにギブアップ。

帰宅して涼むとしよう。

興徳寺(2017年1月21日参拝)

2017年02月19日 | 摂津国八十八箇所霊場
心眼寺の隣にあるのが興徳寺。

でかい観音さんが目印のお寺で、
久しぶりの参拝となります。


<2014年5月2日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/0d5abce7003fe344d4e70d59ccb81799


所在地:大阪府大阪市天王寺区餌差町2-17
宗派:高野山真言宗 
御本尊:薬師瑠璃光如来
創建:天平年間(729-749)
開基:行基菩薩
札所:摂津国八十八箇所、大坂三十三観音霊場


【山門】


良い雰囲気の山門ですね~。

いぶし銀といった風情の山門です。


【菜の花】



【お砂踏み石】



【境内】




こちらは本堂拝観自由ですので、
早速本堂内へ上がらせていただきました。


【内陣】


内陣は撮影禁止でしたので画像はネットで拾ったものですが、
これがまた素晴らしい雰囲気なんですよね。


隣の心眼寺では本堂拝観出来なかったので、
こちらで心のモヤモヤを解消し満足しました。(^^

自由に参拝させていただき感謝です。


【三宝荒神】



【不動明王】



【准胝観世音菩薩】


多くの仏様の仏母です。






とても立派な観音様です。


【御朱印】


前回は薬師如来をいただきましたので、
今回は観音様の御朱印をいただきました。


さて、そろそろ京セラドームに向かうか。

どんどろ大師 善福寺(2017年1月21日参拝)

2017年02月16日 | 摂津国八十八箇所霊場
今日は京セラドームで憧れのバンドのライブがある。

早速、京セラドームに直行といきたいところだが、
折角だからドーム近くの寺社巡りをしたいとチェック。

こんな時でも寺社巡りをしたくなるとは、
我ながらアッパレ、いやもとい、病気ですね。(苦笑)

しかし、大阪市西区界隈は江戸時代まで人口も少なく、
それに伴い有力な寺社もありませんでした。

第二次世界大戦では西区の80パーセントが破壊されたので、
現在も有名な寺社は一つもありません。

このまま自宅から京セラドーム直行と思ったが、
少し離れた天王寺界隈で軽く参拝しようとチェック。

前から行きたかった真田幸村所縁のお寺である心眼寺の近くにある、
善福寺というお寺で大般若転読法会があるということで、
まずは善福寺に参拝です。



所在地:大阪府大阪市天王寺区空堀町10番19号
宗派:高野山真言宗
御本尊:弘法大師
開基:聖徳太子
創建:不明
中興年:宝亀9年(778)
中興:開成皇子
札所:摂津国八十八箇所霊場


【縁起】
大阪府豊能郡豊能町にあった高野山真言宗発光院の末寺の寺院。
伝承によれば推古天皇の勅願で聖徳太子が開創し、
中興は宝亀9年(778)開成皇子によるというが詳細は不明である。

広大な境内を有し伽藍が整い、多くの僧坊があったと言う。
御本尊薬師如来、日光菩薩 月光菩薩 、十二神将、厨子に納められた、
降雨に霊験があるとされる聖徳太子像を奉祀していた。

文禄2年(1593)には朝廷より「御玄猪餅」の御加持役の為、
田地を下賜され寺運は興隆した。

明治時代になり宮中への「御玄猪餅」の献上は明治3年(1870)に停止。
それに伴い御加持役を廃され、田地等の返納を命じられて、経済基盤を失った。

明治期の廃仏毀釈で寺運が衰微した時期もあったが、
大阪の弘法大師信仰の巡礼「大師巡り」「浪華大師巡り」の巡礼地として、
多くの参拝者で賑わい、大阪の弘法大師信仰の拠点寺院の一つでもあった。

現在、善福寺のある位置には鏡如庵大師堂(鏡如寺・通称:どんどろ大師)
という寺があったが、明治時代に廃寺に。
その後、明治42年(1909)1月9日に鏡如庵大師堂跡に移転。

昭和20年(1945)6月1日の空襲により、本堂・諸堂・本尊等が罹災し焼失。
その後、本堂を再建するなど徐々に復興し現在に至る。


【どんどろ大師】
どんどろとは天保年間の大坂城代で弘法大師を信仰した土井大炊頭利位の
「土居殿」 が訛り、御本尊の弘法大師が、
この名称で呼ばれるようになったといいます。

土井利位は幕府の老中となり、水野忠邦の天保の改革に協力した人物です。


【山門】


駐車場はありませんでしたが、
お寺の壁沿いなら停めても大丈夫そうでした。

たぶん警察と話はついていると思う。


【お弓・おつる母子像】


歌舞伎「傾城阿波の鳴門 どんどろ大師門前の場」に登場するのが、
このお弓・おつるという母子だとか。

どんどろ大師善福寺中興當地開創100周年と、
勝軍地蔵尊建立100年を記念して平成21年(2009年)に造られたもの。


【本堂】


階段上がった2階が本堂になります。

本堂の中に入ると、今年初めてのお大師さんの縁日で、
大般若転読法会で功徳を得ようとする参拝者で堂内がいっぱい。

参拝者は老若男女で地元の方々が多かったですね。

14時から開始でみっちり15時半まで参加させていただきました。

僧侶が11人も居て密度の濃い法会でした。(^^

弘法大師の御加護があって、きっと良い事があることでしょう。

堂内は撮影OKなんですけど、さすがに人が多いので止めた。


【石仏】




いろいろと祀られていました。


【大師堂】




今まで見た事の無い雰囲気の修行大師ですね。

笠は頭では無く手に持ってるのが珍しい。


【勝軍地蔵尊】




大般若転読法会の時にこの前ではお焚きあげがされていました。

明治40年(1907年)日露戦病死者を弔う為に開眼。

以前は屋根が無かったけど、
いつの間にか屋根が出来ていました。(^^


【宇宙の法則】


これは本当にそう思う。

私の場合、ちょっと悪いことをすると、
すぐに罰が当たるので、悪いことをしなくなったよ。(笑)


【御朱印】


本堂で女性の方にいただきましたが、
とても豪快な墨書きです。(^^

下手クソというより、あえて字を崩して書いてますね。


大般若転読法会に参加出来てとても良かったが、
服に線香の匂いが沁みついてしまったわ。(^^;

平林寺(2015年5月10日参拝)

2015年06月18日 | 摂津国八十八箇所霊場
次に参拝する宝塚神社に到着する手前で弁財天の社を発見。

これも宝塚神社の境内社と思い参拝。
でも、実際はお寺の弁財天のようだ。



所在地:兵庫県宝塚市社町4-7
宗派:真言宗単立
御本尊:釈迦如来
創建:伝・飛鳥時代
開基:伝・聖徳太子
勅願:用明天皇
札所:摂津国三十三箇所観音霊場、摂津国八十八箇所霊場



【縁起】
平林寺は伝承によると聖徳太子が摂津国七大寺の一つとして創建され、
平安時代に弘法大師の縁につらなる如一尼によって中興されたと伝えられています。

鎌倉時代のものと推定される石造露盤があることから、
鎌倉時代には建立されていたことがうかがわれます。

本尊釈迦如来座像は室町時代の作とされています。

時代は過ぎ戦国時代の末期、天正6年(1575)に、
有岡の城主荒木村重は織田信長を裏切って毛利氏に寝返ったが、
信長の来攻で平林寺がその砦に利用されるのを恐れて、
火を放ち一山寺院ことごとく灰燼に帰しました。

この時、平林寺山内の僧侶と檀信徒たちは力を合わせて十一面観音、
薬師如来、本尊釈迦如来、四天王の各ご仏像を密かに業火から持ち出し、
釈迦ヶ谷(現県立宝塚高校近くの谷)に安置して法難から逃れることができました。
この仏様が今に伝えられています。

やがて江戸時代、慶長から寛永にかけて、
現在見られる本堂、観音堂、薬師堂及び山内寺院の一部が再建されました。

塔中は長い間宝寿院、成就院、常福院、理性院、そして当西光院の五ヶ寺でしたが、
理性院は現神戸市東灘区に移転したため、現在は四ヶ寺となっています。


【弁財天】





【地蔵堂】




この地蔵堂の横にお寺が幾つかあるので、
行ってみましょう。


【成福院】


どうやら平林寺の塔頭のようですね。

塔頭にありがちな閉鎖的で入り難い雰囲気です。


【西光院】








こちらはオープンな雰囲気でいい。(^^


【成就院】



【宝寿院】


塔頭は4つありました。

線路を超えた場所に平林寺の本堂があるようです。


【修行大師像】


お大師さんがお出迎え。


【本堂】


こちらが平林寺の本堂になります。

車はここまで来れて停めることが可能です。
私は成福院の参拝者専用駐車場に停めさせていただきました。








御本尊、四天王像が祀られていました。

堂内に入ることは出来ませんでしたが、
中を見れただけでも良かったです。


【不動明王】



【地蔵尊】



【宝篋印塔】



【観音堂】



【薬師堂】



【御堂】




何故か南無妙法蓮華経の文字が。

中を見ても何が祀られているのか、よく分かりませんでした。


【石仏】


ここだけ寂しげな雰囲気。

夜見たら怖いぞ、みたいな。(^^;


【宝篋印塔】



【石造露盤】





【御朱印】
社務所が閉まっていて諦めていたらお知らせの案内板を発見。




塔頭でいただけるとは有り難い。(^^




一番入り易い雰囲気の西光院でいただきました。

お寺の雰囲気を表わすような、
人の好さそうな奥さんでした。(^^

清荒神清澄寺(2015年5月10日参拝)

2015年06月16日 | 摂津国八十八箇所霊場
布売神社の次は「荒神さん」で親しまれる清荒神清澄寺へ。

ここは久しぶりの参拝となります。

大きな無料駐車場があって助かります。



所在地:兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地
宗派:真言三宝宗
御本尊:大日如来
創建:寛平8年(896)
開基:静観僧正
札所:真言宗十八本山、摂津国八十八箇所、神仏霊場巡拝の道、西国七福神


【山門】


活気ある店が並ぶ参道を歩いて到着。

明治40年頃の建立されたもの。


【鳥居】



【大黒天】



【鐘楼堂】



【拝殿】


三宝荒神王、大聖歓喜天、十一面観世音菩薩等が祀られています。


【浴油堂】


三宝荒神・歓喜天尊の合行如法浴油供の秘法が、
毎日法主により厳かに行われているそうです。


【護法堂】


拝殿の裏には神社っぽい「ご本社」と呼ばれる護法堂があります。

中には大勝金剛転輪王(如来荒神)、歓喜童子、
弁才天が祀られているようですが、外から見ることは出来ません。


【荒神影向の榊】



【眼神祠】



【行者洞】


役行者が祀られていました。


【池苑】





【修行大師像】



【本堂】


御本尊大日如来、不動明王、弘法大師が祀られていました。


【御朱印】


三種類ある内の一つである大日如来をいただきました。


相変わらず活気あるお寺でした。(^^

大門寺金剛院(2015年3月28日参拝)

2015年04月28日 | 摂津国八十八箇所霊場
今日は大阪の冥応寺を訪れる為に茨木市へ。

その前にルート的に先に大門寺を参拝します。

大門寺は紅葉の時期はとても美しくて、
以前から紅葉を見に訪れようと思っていたけど、
やっと季節外れに参拝となった。



無料駐車場前は大規模な工事をやっていた。
この辺りを新名神高速道路が走るようです。

新名神高速道路が出来たら宝塚の大渋滞も緩和されるかな。



所在地:大阪府茨木市大門寺97
宗派:真言宗御室派
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:(伝)宝亀2年(771)
開基:(伝)開成皇子
札所:摂津国八十八箇所霊場、摂津国三十三箇所


【縁起】
神峯山大門寺は真言宗御室派の寺院である。
弘法大師空海はこの地に来て金剛・蔵王の二像を刻み当寺の守護神とした。

御本尊の聖如意輪観世音菩薩、並びに四天王像は平安末期の仏像であり、
国の重要文化財に指定されている。

豊臣秀次の重臣であった木村常陸介重茲は、
主君が高野山で自害された後を追い大門寺で切腹した。
その時の血染めの経帷子・刀・槍が保存され、墓が残されている。

また今西行として活躍した歌人似雲法師は、
しばしばここに逗留して歌を詠み、如意輪講式などの書写をしている。



【参道】


なかなか趣のある参道です。


【山門】




いかにも古刹と思わせる良い山門です。


【境内】




大本山の豪華な社殿もいいけど、
山寺特有の雰囲気がいいんですよ。


【本堂】


重文の御本尊と四天王像が祀られているそうですが、
残念ながら見ることが出来ませんでした。


【弁天堂】



【桜】



【十二社権現】






解体されていた。
また元通りに再建されるんだろうか。


【境内】



【巨石】


境内には幾つものテーブル状と石臼型の石があった。


【庫裏】



【御朱印】


二種類の内、一種類をいただきました。


今日訪れてみて感じたのは、
改めて紅葉の時期に訪れたくなりました。

大乗坊<宝満寺>(2015年3月7日参拝)

2015年04月01日 | 摂津国八十八箇所霊場
東京で電気街と言えば秋葉原ですが(あってる?)、
大阪は何と言っても日本橋。

東京にも日本橋はありますが、
読み方は「にほんばし」ではなく「にっぽんばし」と言います。

家電を買う為に久しぶりに日本橋に来ました。

すると偶然にもお寺を発見。
毘沙門天のお寺のようなんで吸い寄せられるようにお寺へ。(^^



所在地:大阪府大阪市浪速区日本橋3丁目6-13
宗派:高野山真言宗
御本尊:毘沙門天
創建:不明
札所:摂津国八十八箇所霊場、 大阪七福神巡り


【縁起】
寶満寺大乗坊といい、四天王寺の北東守護寺であったと伝えられている。

戦国時代に織田信長の兵火により焼失し、
秀言律師が毘沙門天の仏頭をもって現在地に移り、
再興しといわれている。

御本尊の毘沙門天立像は秘仏で、
日本四大毘沙門天像の1つに数えられ、
5月・11月第2日曜日に開帳される。


【本堂】



【狛犬】



【清め不動明王】



【堂内】




弘法大師、不動明王像等が祀られていました。


【鎮守社】



【一願空鉢大龍王】



【御朱印】


四種類ありましたが、墨書きが全て毘沙門天でしたので、
今回は大阪七福神巡りのみいただきました。