元々参拝予定ではあったが、
石田会館の方にお勧めされた大原観音寺へ。
歴史で習ったと思いますが、
豊臣秀吉が鷹狩りで観音寺に立ち寄った際、
小僧だった石田三成がお茶が飲みやすいように、
三回に分けて出した逸話を覚えているでしょうか。
その逸話の舞台が何を隠そうこの観音寺なんです。
歴史好きとして胸熱ですよ。(^^
所在地:滋賀県米原市朝日1342
宗派:天台宗
御本尊:十一面千手観音菩薩
創建:仁寿年間(851-854)
開山:律師三修
札所:近江西国三十三箇所、びわ湖百八霊場
【縁起】
観音寺は伊富貴山観音護国寺といい、
大原観音寺とも称されている天台宗寺院です。
そのはじめは伊吹山中にあって、弥高寺、太平寺、長尾寺の
三カ寺と共に伊吹山四大護国寺と呼ばれていました。
伊吹山護国寺は仁寿年間に三修沙門によって開基され、
元慶2年(878)定額寺に列せられた名刹です。
寺伝によりますと貞和3年(1347)に伊吹山中から、
現在の地に移ったとされています。
当寺に伝わる古文書等によりますと、
それよりも八十数年前の鎌倉中期の正元年中(1259~1260)に、
今の地に移転し弘長年問から弘安年間に至る約二十年間には、
ほぼ寺観と什物を整えたとされています。
鎌倉から室町にかけて領主であった地頭佐々木大原氏によって手厚い庇護を受け、
戦国期には浅井亮政、長政、秀吉からも多くの寺領を安堵されています。
江戸時代になっても諸役を免ぜられ、観音寺村という寺院名が村名となり、
彦根藩(井伊氏)の所領として幕末に至ります。
境内には本堂、薬師堂、鐘楼、惣蔵、惣門などがあり、
その内の本堂、鐘楼、惣門が国の重要文化財に指定されています。
寺坊は盛時には二十三坊あったとされていますが、
現在、本坊、玉泉院の二坊を残すのみとなり、
参道の両側に広がる階段状の台地には僅かにその面影を見る事が出来ます。
【惣門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/45/bb07b300882dfa8d3e9ceb16a157befb.jpg)
重要文化財だけあって、古刹を感じさせますね。
大型の無料駐車場は境内の中にありました。
観光バスで団体さんも訪れていましたね。
【紫陽花】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/68/54480b9beef07512ded6c68787a3d526.jpg)
【参道】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a9/4a493bb2fcbf36f35c55ebe7fa4ef225.jpg)
長い参道です。
【玉泉院】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6c/7d0b3d00768937d9634d18d1c9722747.jpg)
【本坊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/6d/f78f7f3608ff9b9fa36b587372be1c26.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6f/5aac3ec42b208bc52c6b04cba88b3793.jpg)
火除けがありました。
【地蔵尊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/54/849e61f5fc7d31963a90b2a7e74a8fbe.jpg)
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/99/a9a8d9d26d0c523f7caedb214c9e6440.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d9/fcfc68974c98378510dac3c19c7ec2f3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f5/bf0990ad0d59658ab475bf3d74757ff7.jpg)
正徳5年(1715)に上棟された本堂は重要文化財。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c0/d9baf98eaeba091361a61bea435d6286.jpg)
残念ながら本堂は閉まったままでした。
【鐘楼堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/16/3c19cc1937dfd5777cdf25a36eb51422.jpg)
鐘楼は重要文化財。
【薬師堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e1/32db2b2202c7654b5f13f569539a7672.jpg)
今にも崩れそうで危ないですね。
観音寺は入山は無料ですが、
拝観料を取って少しでも修繕の足しにすれば良いと思う。
結構参拝者が多いですからね。
【ハイキングコース入口】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c0/df2bd9e67aef14c886c41ffb6dac4b2a.jpg)
あんまり入る気が起こらない入口です。(^^;
【宝篋印塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/0d/38bb90ff22ca009ca8528c607dc6589f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ad/13ca7b4cec56a7707b115e89ed610a0c.jpg)
【十三重石塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/28/134412ca261ef9605f9ed2f2822557bb.jpg)
【境内】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ae/17781090c2d17a14eb124f42aa12aeca.jpg)
参拝はこれで以上です。
石田三成が水を汲んだ井戸を見に行きます。
蓮池の横を歩いた先にあるようです。
【石田三成水汲みの井戸】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b5/89430bb6e1c23da404e9b976cd3d863c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4c/c6c384ca348f31ede1f39f95879f2993.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6c/54bd642516660ac35b2aafd0ef4f6dcd.jpg)
秀吉から受けた恩義を終生忘れずに豊臣家の為だけに生き、
そして死んでいった義将である三成。
三献の茶の逸話は事実では無く後世の創作の可能性が高い。
しかし、最高の官僚としての三成を表わす見事な逸話。
よって嘘か誠かを論じるのは全くの無粋である。
石田会館の方にお勧めされた大原観音寺へ。
歴史で習ったと思いますが、
豊臣秀吉が鷹狩りで観音寺に立ち寄った際、
小僧だった石田三成がお茶が飲みやすいように、
三回に分けて出した逸話を覚えているでしょうか。
その逸話の舞台が何を隠そうこの観音寺なんです。
歴史好きとして胸熱ですよ。(^^
所在地:滋賀県米原市朝日1342
宗派:天台宗
御本尊:十一面千手観音菩薩
創建:仁寿年間(851-854)
開山:律師三修
札所:近江西国三十三箇所、びわ湖百八霊場
【縁起】
観音寺は伊富貴山観音護国寺といい、
大原観音寺とも称されている天台宗寺院です。
そのはじめは伊吹山中にあって、弥高寺、太平寺、長尾寺の
三カ寺と共に伊吹山四大護国寺と呼ばれていました。
伊吹山護国寺は仁寿年間に三修沙門によって開基され、
元慶2年(878)定額寺に列せられた名刹です。
寺伝によりますと貞和3年(1347)に伊吹山中から、
現在の地に移ったとされています。
当寺に伝わる古文書等によりますと、
それよりも八十数年前の鎌倉中期の正元年中(1259~1260)に、
今の地に移転し弘長年問から弘安年間に至る約二十年間には、
ほぼ寺観と什物を整えたとされています。
鎌倉から室町にかけて領主であった地頭佐々木大原氏によって手厚い庇護を受け、
戦国期には浅井亮政、長政、秀吉からも多くの寺領を安堵されています。
江戸時代になっても諸役を免ぜられ、観音寺村という寺院名が村名となり、
彦根藩(井伊氏)の所領として幕末に至ります。
境内には本堂、薬師堂、鐘楼、惣蔵、惣門などがあり、
その内の本堂、鐘楼、惣門が国の重要文化財に指定されています。
寺坊は盛時には二十三坊あったとされていますが、
現在、本坊、玉泉院の二坊を残すのみとなり、
参道の両側に広がる階段状の台地には僅かにその面影を見る事が出来ます。
【惣門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/45/bb07b300882dfa8d3e9ceb16a157befb.jpg)
重要文化財だけあって、古刹を感じさせますね。
大型の無料駐車場は境内の中にありました。
観光バスで団体さんも訪れていましたね。
【紫陽花】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/68/54480b9beef07512ded6c68787a3d526.jpg)
【参道】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/a9/4a493bb2fcbf36f35c55ebe7fa4ef225.jpg)
長い参道です。
【玉泉院】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6c/7d0b3d00768937d9634d18d1c9722747.jpg)
【本坊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/6d/f78f7f3608ff9b9fa36b587372be1c26.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6f/5aac3ec42b208bc52c6b04cba88b3793.jpg)
火除けがありました。
【地蔵尊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/54/849e61f5fc7d31963a90b2a7e74a8fbe.jpg)
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/99/a9a8d9d26d0c523f7caedb214c9e6440.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d9/fcfc68974c98378510dac3c19c7ec2f3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f5/bf0990ad0d59658ab475bf3d74757ff7.jpg)
正徳5年(1715)に上棟された本堂は重要文化財。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c0/d9baf98eaeba091361a61bea435d6286.jpg)
残念ながら本堂は閉まったままでした。
【鐘楼堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/16/3c19cc1937dfd5777cdf25a36eb51422.jpg)
鐘楼は重要文化財。
【薬師堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/e1/32db2b2202c7654b5f13f569539a7672.jpg)
今にも崩れそうで危ないですね。
観音寺は入山は無料ですが、
拝観料を取って少しでも修繕の足しにすれば良いと思う。
結構参拝者が多いですからね。
【ハイキングコース入口】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c0/df2bd9e67aef14c886c41ffb6dac4b2a.jpg)
あんまり入る気が起こらない入口です。(^^;
【宝篋印塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/0d/38bb90ff22ca009ca8528c607dc6589f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ad/13ca7b4cec56a7707b115e89ed610a0c.jpg)
【十三重石塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/28/134412ca261ef9605f9ed2f2822557bb.jpg)
【境内】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/ae/17781090c2d17a14eb124f42aa12aeca.jpg)
参拝はこれで以上です。
石田三成が水を汲んだ井戸を見に行きます。
蓮池の横を歩いた先にあるようです。
【石田三成水汲みの井戸】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/b5/89430bb6e1c23da404e9b976cd3d863c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/4c/c6c384ca348f31ede1f39f95879f2993.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/6c/54bd642516660ac35b2aafd0ef4f6dcd.jpg)
秀吉から受けた恩義を終生忘れずに豊臣家の為だけに生き、
そして死んでいった義将である三成。
三献の茶の逸話は事実では無く後世の創作の可能性が高い。
しかし、最高の官僚としての三成を表わす見事な逸話。
よって嘘か誠かを論じるのは全くの無粋である。