Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

飛行神社(2015年10月24日参拝)

2015年12月25日 | 神社
続きまして日本でも非常に珍しい神社である飛行神社へ。

その名の通り航空関係の神社です。

私も間接的に航空関係の仕事をしてますし、
甥っ子がめでたく某航空会社のパイロットになったので、
御礼と今後の無事を祈りに参拝しにやって来ました。



所在地:京都府八幡市八幡土井44
主祭神:饒速日命、航空殉難者の霊・航空業功績者、薬祖神、金毘羅、白龍神
創建: 大正4年(1915)


【由緒】
二宮忠八は明治24年(1891)日本で初めて、
動力つき模型飛行実験に成功したものの、
人を乗せることができる飛行機をライト兄弟が実現したことを知り、
飛行機開発から離れる。

しかし、飛行機発明以来、航空事故が多発するようになったことに
心を痛めた忠八は、事故犠牲者の慰霊が飛行機開発に携わった者としての責任を感じ、
私財を投じて犠牲者の霊を祀る神社を大正4年(1915)に創建した。

この神社は特定の条件にあう死者を神社にあわせて祀るという
招魂社の一種で、靖国神社と同様の信仰基盤をもつ。

昭和11年(196)忠八の死により、一時廃絶するも昭和30年(1955)に忠八の息子、
二宮顕次郎によって再興される。

また忠八や航空機に関する資料、奉納された航空機模型等を展示する
飛行神社資料館も新設した。



【全景】


やはり特殊な神社だけあって、
おおよそ神社らしく無い雰囲気の神社です。


【駐車場】


この奥に行けば4台ほど停めれる無料駐車場があります。
まるでマンションの駐車場のようでしたね。


【鳥居】


航空機に使われることの多いジュラルミンで作られているそうです。

ジュラルミンの鳥居は滅多にありません。(笑)


【エンジン】


F-104Jのエンジンが展示されていました。

これは面白い神社です。


【零戦機首部】


岸和田漁港にて底引き網で引き揚げられた本物とか。

エンジンの細かい部分や錆がリアルに見えました。
こういうのは好きな人が見たらたまらんでしょうね。


【プロペラ】


こちらも現役引退した本物のプロペラだそうです。


【境内社】



【拝殿屋根】


まるでパルテノン神殿と思わせてくれる柱。

何だこれ?と思いながら近づく。




奥を見るとようやく神社らしい建物が見えた。

白い柱に注連縄というのはとてもシュールですね。(^^;




三つの社が鎮座。


【御朱印】


御朱印をいただきにマンションのような建物に行くと、
二宮忠八資料館があったので、拝観料300円を支払い中へ。

彼の資料や写真等もいろいろ展示されていましたが、
それよりも物凄い数の飛行機模型が圧巻でした。

これは男だったらテンションMAXですよ。(^^

特にプラモデル世代だった男は絶対に拝観した方がいいです。

逆に女だったら全く高まらないと思います。(笑)