Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

龍泉寺(2017年7月22日参拝)

2017年08月21日 | 役行者霊蹟札所
感動の大峰山登山を終えて、
久しぶりに母公堂を参拝しようと思ったが、
駐車場が満車で参拝断念し龍泉寺へ。

修験者達は龍泉寺で水行をして身を清めてから、
大峯山寺に参るのが習わしですが、
私は修験者では無いので汗ダクの身体で龍泉寺に参拝です。(^^;



<2011年6月19日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/b40937ecf092fca2ece4d13f551b2f17


所在地:奈良県吉野郡天川村洞川494
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:弥勒菩薩
創建:(伝)700年頃
開基:(伝)役行者
札所:近畿三十六不動尊、役行者霊蹟札所


【山門】


駐車場がいっぱいだったけど、
何とか車を停めれました。


【境内】



【第一水行場】


この日は天川村も暑くて、飛び込みたかったよ。


【本堂】




今回は時間が無くて本堂のみ参拝です。


【龍の口】




ここの水は相変わらず夏でも冷たい。

タオルに水を沁みこませて顏を拭いたら超絶気持ち良かった。(^^


【洞川温泉郷行者通り】


洞川温泉は名水とうふが有名で、
丸亀商店さんで予約していた名水どうふと油あげを購入。(^^

斜め前の亀清さんを見ると鮎やアマゴの塩焼きが売っていた。

余りに美味そうなんでアマゴの塩焼き2匹購入。

全て帰宅してから食ったら美味かったわ。(^^


【御朱印】



【御朱印帳】


新しく発売された御朱印帳で、
御朱印代別で1500円でした。

大きいサイズだったらもっと良かったんだけどね。

大峯山寺 護持院宿坊巡り(2017年7月22日参拝)

2017年08月20日 | 役行者霊蹟札所


大峯山寺本堂参拝した後は頂上のお花畑へ。






日本岩と昼食場所を探す。

お花畑といいつつ花は全く咲いていない。


【風景】




まさに大自然。

素晴らしい。






日本岩の少し手前の所に休憩出来るスペースがありました。

勿論、横は断崖絶壁です。

ここで食べたおにぎりとお茶が最高に美味かったな。(^^


【日本岩】




この人は一般の方を連れて来てましたが、
私とすれ違っても「ようお参り」も言わない人でした。

何の為に修行しているのでしょう?

人間的には全く出来ていない残念な人でしたね。

当然の事ながらホラ貝を吹いても音が出ず下手糞でした。(苦笑)








断崖絶壁でギリギリまで行ってみました。(笑)


【風景】






風景を楽しんだら次は宿坊を参拝です。


【喜蔵院】





【東南院】





【櫻本坊】







【竹林院】




全ての宿坊で熱いお茶をいただき、
良いおもてなしをしてもらいました。(^^




龍泉寺の宿坊以外はここ集まっていました。


さて、嫌いな下山開始しますか。


【階段】


油こぼしは下りには通れないので、
迂回路の階段を下る。

階段が結構あって疲れる。


【風景】



【案内板】


右側は危険で通れないとか。


【焼印】


朝は閉まっていた「だらにすけ松清店」が開いていたので、
焼印をしてくれました。(^^

ここも相場の500円でした。

私の杖が更にグレードアップしました。


【登山道】


どっちに進んでいいのか迷ったけど、
右は吉野方面なので、左の道を進みました。




やっぱり帰りは苦痛。

全く女人結界門に着きそうにない。(泣)








登山道としては楽なので膝にはこないが、
距離が長いのでしんどいね。




やっと到着!

めっちゃ嬉しい。(^^


【お助け水】


女人結界門の外にある水場。

この水が冷たくて顔を洗ったら超気持ちいい。

飲んでも美味かった。

ここの水こそお助け水ですよ。(^^


【清浄大橋】


俗界に戻ってきました。

今回の大峯山寺の参拝はとても感動しました。

来年以降、一年に一回は登って参拝したいと思う。


それと修験節律根本道場である総本山大峯蛇之倉七尾山にも登拝したいね。

大峯山寺~龍泉寺山上参籠所(2017年7月22日参拝)

2017年08月19日 | 役行者霊蹟札所


西の覗から少し登ると宿坊の看板が見えてきます。




左手に進むと東南院等の4坊がありますが、
格が高い龍泉寺の宿坊を参拝する為に右手を登っていきます。


【龍泉寺山上参籠所】


大峯山本堂を護持する五坊の一つです。

北斗の拳でいうと、
南斗六聖拳極星の守護星である五車星を思いだします。(^^


【内陣】


高祖神変大菩薩が祀られていました。


宿坊ですから勿論宿泊も可能です。


【御朱印】


宿坊でも御朱印がいただけます。

三種類あり御朱印代は300円でした。


【不動明王】



【参道】




なだらかな道で本当に助かる。

門が見えてきました。
もうすぐ本堂に到着のようです。(^^


【大峯山寺】
所在地:奈良県吉野郡天川村大峯山頂
宗派:修験道
御本尊:金剛蔵王権現
創建:伝・白鳳年間
開基:伝・役小角
札所:役行者霊蹟札所


【縁起】
天武天皇元年(672)役の行者が苦行の後、
金剛蔵王大権現を感得しその御姿を桜の木に刻んで、
堂宇に祭祀したことに始まると伝えられる修験道の根本道場。

大峯山寺本堂は古くは山上蔵王堂と呼ばれており、
天平年間に行基菩薩が大改築、また昌泰年間(898〜901)に再建されたもの。

しかし天文三年吉野山麓の一向宗本善寺との争いの末、
三十六を数えた迦藍寺坊と共に焼失。

現在の本堂は江戸時代の元禄4年(1691)に建立。

昭和59年(1984)の解体修理の時にも、
本堂内の土中より金製の仏像二体や多数の出土品が発掘されました。

毎年5月3日に戸開式、9月23日の戸閉式に至る143日間本堂の扉を開け、
この入峯期間中は参詣者で賑わう。


【閂門】



【妙覚門】




気持ちが高まってきました。(^^


【石段】


早く行きたいのに最後の石段がきつい。(^^;


【境内】


写真撮ったり休憩多めに取ったりで、
登山開始から約3時間10分で到着。

表の行場があり平坦な道が多く、
思ったより楽で楽しい登山でした。(^^


【本堂】




早速参拝。

比較的広い外陣の下は土で、一般の板や畳の本堂とは違います。

雰囲気はいかにもといった感じ。


【寺務所】


こちらで焼印が出来ます。


【焼印】


寺務所に人が居なかったのでセルフで焼印をしました。

焼きゴテを長く押しちゃったのでちょっと焦げちゃった。(^^;

焼印も意外と難しいもんです。

500円でした。


【絵馬堂】


よく分からない建物です。

行ってみよう。






中に入ると沢山の立派な絵馬が保管されていました。

中でも馬の絵馬は立体でとても見事なものでしたね。


【記念碑】



【錫杖・下駄】


この辺りから先に進むと裏行場があるようです。

しかし、危険なので先達さんがいないと侵入禁止です。


【風景】


ヤバイ、ガスってきた。


【護摩場】



【眼洗い行者】





【御朱印】


参拝出来て感動しました。

大峯山持護院 東南院~金峯山寺(2017年4月15日参拝)

2017年05月29日 | 役行者霊蹟札所
吉水神社から次は徒歩数分で東南院へ。

こちらも大峯山持護院となります。

ここは約5年振りの参拝です。


【東南院】

<2012年5月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/7bd181905af87a6d3573b968a20257df


所在地:奈良県吉野町吉野山2416
宗派:金峯山修験本宗別格本山
御本尊:役行者
創建:7世紀後半
開基:役行者
札所:役行者霊蹟札所


【山門】


御本尊御開帳の案内板があったけど、
よく見たら金峯山寺やった。(^^;


【多宝塔】


東南院の見所は何と言ってもこの多宝塔です。

というか、多宝塔しか無いと言っても過言では無い。

もし多宝塔が無ければ単なる旅館です。(^^;






やっぱり美しい塔です。(^^


【御朱印】


御朱印をいただいてから金峯山寺へ。


<金峯山寺>

<2012年5月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/35ff174175ce2571beb459219a71ee00


所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山
宗派:金峯山修験本宗
御本尊:蔵王権現3躯(重要文化財)
創建:7世紀後半
開基:(伝)役小角
札所:役行者霊蹟札所、神仏霊場巡拝の道、大和四神めぐり、紀伊山地三霊場会


【蔵王堂】


金峯山寺の桜もやはりピークは過ぎていましたね。




それでも可憐な桜に渋い蔵王堂はよく似合う。(^^


【観音堂】





【鐘楼堂】



【南朝妙法殿】


金峯山寺に訪れても下まで降りて南朝妙法殿まで行ったことは無い。

歩き疲れていることもあるけど、
あそこまで歩くと結構遠くてしんどそうに感じるのよね。(^^;

それに金峯山寺とはちょっと異質の雰囲気も感じるし。

でも今回は脳天さんに行くので意を決して行く事にした。(大袈裟)




本日のベストショット。(^^


【不動窟】







【南朝妙法殿】






参拝した時は何の建物で金峯山寺が絡んでいるのか、
よく知らなかったのでちょっと調べてみた。

ここは吉野朝宮という後醍醐天皇の皇居だった場所で、
元は実城寺があった場所。

後醍醐天皇はこの寺を金輪王寺と名前を変え、
吉野朝宮として仮の皇居として京都に戻るのを目指した。

しかしそれも叶わず失意の内に崩御。

徳川家康は吉野修験の強大な勢力を恐れて弾圧政策をとり、
寺号を没収し金輪王寺は実城寺に戻され明治時代には廃寺となった。

現在その跡地は公園および金峯山寺の妙法殿があり、
没収された寺号は吉野勢力とともに日光に移され、
金をとって輪王寺となった。


【仏舎利宝殿】






仏舎利宝殿は案内板によると下記の通り。

昭和42年、金峯山修験本宗初代管長五條覚澄大僧正が、
インドに渡りガンジー首相より釈尊の御真骨を拝戴し、
この仏舎利宝殿を建立して御奉安いたしました。
 
修験道の御開祖役行者は、釈迦牟尼如来の応現身であります
金剛蔵王大権現を金峯山上で御感得。
 
その金剛蔵王大権現御出現の地、山上ヶ岳の湧出岩で採った聖火と、
比叡山延暦寺より奉迎した不滅の法燈を御宝前にかかげて、
仏舎利不滅の法燈として釈尊の遺法を伝えております。


【御朱印】

喜蔵院~大日寺(2017年4月15日参拝)

2017年05月27日 | 役行者霊蹟札所
善福寺から歩いて数分で次なるお寺の喜蔵院に到着。

ここも約5年振りの参拝です。


<2012年5月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/d987a3a0a86a7317706207b05eaf6055


所在地:奈良県吉野郡吉野山1254
宗派:本山修験宗別格本山
御本尊:役行者
創建:承和年間(834-837)
開基:智証大師円珍
札所:役行者霊蹟札所


【山門】



【庫裏・表玄関】


ちょうど桜吹雪で感動しました。


【本堂】


今回は御朱印をいただいておりません。

次の大日寺へ向かう。

メイン通りから横道に逸れて、
観光客が滅多に通らない場所に大日寺はあります。

5年前の参拝時は御本尊を拝めなかったので、
今回は拝めるといいな。


<大日寺>

<2012年5月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/beb588c570722e8c7f86f504bccf1dfd


所在地:奈良県吉野郡吉野山2357
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:五智如来
創建:白鳳時代
開基:日雄角乗
札所:役行者霊蹟札所


【縁起】
役行者の高弟日雄角乗によって開創されたという
日雄寺の跡地近くに建立された寺院です。

日雄寺には五智如来が祀られていましたが、日雄寺が室町時代に消失。
その後、火難を逃れた五智如来を祀る為に寺院を建立、
名を大日寺と改めたと伝えられています。

元弘三年(1333)北条と戦って敗走した大塔宮護良親王を守って、
壮烈な最期を遂げた村上義光とその子義隆の菩提所でもあります。


【風景】


美しい桜の風景を見ながらメイン通りを歩く。

この辺りは結構撮影スポットが多くて楽しい。(^^

心配していた観光客は多いけど、鬱陶しいほどではありません。




如意輪寺が見えますね。(^^






一目千本の一部がここからも見えました。(^^


【勝手神社】


ここの横の道を下って行くと大日寺はあります。


【山門】


田舎の集落の細い道を少し歩くと大日寺に到着。


【本堂】


境内は本堂と庫裏、祠があるだけの小さなお寺です。




江戸時代の宝永年間に再建されたもの。

本日は無事に拝観出来ましたので、早速堂内に入らせていただいた。


【五智如来】


堂内は思ってた以上に狭いが、
厳かな雰囲気満点でたまらない。

御本尊の五智如来は元国宝で現在は重文ですが、
藤原時代の五智如来が完全な姿で現存していること、
その佇まいの素晴らしさから言っても国宝が相応しい。

時間が許すならずっと見ても飽きる事は無いですね。

感動しました。


撮影禁止でしたので画像はネットで拾ったものです。

吉野には桜だけでは無く、
このような国宝級の仏様もいらっしゃいます。

是非ともその目で見て拝んでほしいです。


【鎮守社】



【御朱印】

善福寺(2017年4月15日参拝)

2017年05月26日 | 役行者霊蹟札所
2010年には吉野水分神社まで歩いて登ったけど、
今回は脳天さんに初めて参拝するので回避。

これから脳天さんまで下りながら寺社を巡って行きます。

櫻本坊を過ぎてすぐに善福寺の看板発見。

ここは参拝した事が無いので寄ってみました。


所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山2291
宗派:高野山真言宗
御本尊:薬師瑠璃光如来
創建:白鳳時代
開山:役行者
札所:役行者霊蹟札所


【縁起】
善福寺の詳細は不詳なれど古文書によると、
江戸時代には現在の桜本坊の所にあったという。

明治政府の悪法廃佛毀釈の折、殆どの寺院が潰されていった中で、
善福寺は回向寺院の為残り、時の住職川勝教嶽師の奔走により、
洞川地区との裁判の結果、吉野山に大峯山護持院の権利が六分残った。

戦後諸々の事情から修験本宗金峯山寺末寺として宗教活動をして参りましたが、
平成9年(1997)に50数年振りに高野山真言宗に復帰して現在に至る。


【櫻】



【山門】


こじんまりとしたお寺のようです。

山門で入山料を支払って境内へ。


【絵ハガキ】


拝観料を入れる所に置いてありましたので、
一枚いただきました。

とても良い絵ですよね。

この絵を御朱印帳に書くようになったら、
このお寺もきっと人気が出ると思うよ。(笑)


【本堂】


明治25年(1892)に廃寺であった安禅寺宝塔院護摩堂を移建したもの。

常にお経が流れる中、堂内に御本尊や役行者等が祀られていました。

甘茶を無料でいただきましたが、
余りに美味しくて100円奉納しておきました。(笑)


【庫裏】



【貴久姫龍女・地蔵尊・金剛夜叉明王】



【御朱印】


他にもいろいろあるみたい。(笑)

大峯山護持院 竹林院(2017年4月15日参拝)

2017年05月25日 | 役行者霊蹟札所




櫻本坊から桜の景色を見ながら竹林院へ。

徒歩で数分の距離で平地なんで楽チンです。(^^

ここは吉野で一番宿坊というか、旅館として賑わっていて、
お寺と老舗旅館が合体したような感じといえば分かり易いかな。

こちらも約5年振りの参拝となります。


<2012年5月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/094118b8a62b5d00d6afd9d6fef054be


所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山2142
宗派:修験道単立寺院
御本尊:不動明王
創建:推古天皇代
開基:聖徳太子
札所:役行者霊蹟札所


【山門】


竹林院には宿泊者限定の駐車場がありました。


【表玄関】


拝観料300円を支払い護摩堂参拝と群芳園を見学することに。


【山桜】


完全に遅かった。(泣)


【護摩堂】


まずは参拝。

御本尊不動明王、蔵王権現、役行者、弘法大師が祀られていました。


【桜】



【群芳園】




群芳園は千利休が作庭し、細川幽斎が改修したと言われ、
大和三庭園の一つにもなっているそうです。

他の二つは當麻寺中之坊香藕園と慈光院枯山水庭園です。

奈良は京都と違って朝廷や公家の影響が少なく、
質実剛健の寺社が多いので、お庭に関しては名庭が少ないのです。






あんまりお庭が好きでは無い私ですら、
桜のある時は素晴らしいと思った。

桜はやはり偉大だ。(^^


【天人之桜】




これは見事な枝垂れ桜でした。(^^


【東屋】


小高い場所に上がると渋い休憩所がありました。


【桜】



【境内】


向かって右が宿坊、左が護摩堂の屋根になります。




護摩堂奥の山桜はまだまだ見頃でした。(^^


【御堂】



【桜】



【鎮守社】



【御朱印】


書置きのカラフル御朱印もありました。


竹林院から少し上に行くと上千本行きのバス停があります。

今日もバス待ちで観光客がめっちゃ並んでたけどね。(^^;

大峯山護持院 櫻本坊(2017年4月15日参拝)

2017年05月24日 | 役行者霊蹟札所


如意輪寺口バス停から中千本公園までバスで190円で行けますが、
桜を楽しむ為に如意輪寺の山門から中千本へ歩いて行く。






山門から暫く下って行き、
今度は登って行くと如意輪寺が見えます。




遠くの桜を観る分には充分美しいが、
近くだと見頃を過ぎているのが分かって少し悲しい。

吉野山の観光協会は見頃と書いていたのに。(^^;


【徳潤門】


歩いて吉野中千本バス乗り場に到着すると、
櫻本坊の徳潤門という門が見えた。

如意輪寺の山門から谷を下って登って、
この徳潤門まで約20分かかりました。

桜の時期は歩きで、それ以外の季節はバスか車を利用をお勧めします。


それにしても櫻本坊は5年前に参拝してましたが、
この門の存在は全く知らなかったなぁ。



<2012年5月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/88cd1af607d83cd00b4e420c7679c4b2


所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山1269
宗派:金峯山修験本宗
御本尊:役行者神変大菩薩
創建:伝・天武天皇2年(673)
開基:伝・天武天皇
札所:役行者霊蹟札所


【出迎不動】


徳潤門から石段の途中でお出迎え。

すぐに境内に到着。


【夢見の桜】


天武天皇が夢でご覧になられた枝垂れ桜で、
毎年3月末から4月始めが見頃。

なので15日では既に遅かったです。

拝観料400円を支払い各堂を拝観させていただく。

まずは大師堂で弘法大師に御挨拶。

堂内には歴代将軍や政所のお位牌が安置されていました。


【聖天堂】


大聖歓喜双身天王、十一面観音菩薩が祀られていました。

10月1日に秘仏十一面観音菩薩が特別御開帳されます。


【宝聚堂】


奥に見えるのが宝聚堂で廃仏稀釈を逃れた重文の釈迦如来、地蔵菩薩、
天武天王御神霊等が祀られている宝物殿です。

4月上旬と11月中旬に特別拝観で御開帳され、
特に天武天皇が御念持仏として祀られた釈迦如来が拝観出来ます。


【本堂】


重文の御本尊役行者神変大菩薩、蔵王大権現、
理源大師像等が祀られていました。

11月中旬には天武天皇御神像が御開帳されます。

やはり本堂の内陣の雰囲気が一番厳かで良かったです。(^^

拝観料400円をセコって拝観しないのは勿体無いですぞ。


【辨天社】



【桜】








ここの桜は見頃で最高でした。

満足。(^^




こっちの桜は見頃は過ぎていましたが、
なかなか良かったです。


【不動明王】



【役行者像】



【仁王門】



【仁王像】
 


【御朱印】
 

神変大菩薩、地蔵菩薩、佛陀の三種類がありました。




こちらは書置きの色紙御朱印です。

売り切れだったようですが、
他にも八種類のカラフル御朱印もあったとか。

吉野の各寺ではこのようなカラフルな御朱印が増えましたね。

修験の厳しい寺であっても時代の流れに乗っちゃうのね。

伊吹山寺(2016年10月10日参拝)

2016年10月25日 | 役行者霊蹟札所
本日は先月に行った伊吹山寺に再度参拝です。

もう行く予定は無かったが、
今回は親が登ってみたいと言うもんだから。(^^;

親孝行はしておかないとね。(^^


<2016年9月2日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/94a8fc8f438bf304e74f1b9ed4ce9457


所在地:滋賀県米原市上野字地蔵
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:仁寿年間(851-854)
開基:三修上人
札所:役行者霊蹟札所


【関ヶ原合戦決戦地】


関ヶ原で高速を降りて決戦地へ寄ってみた。






現在でも非常に長閑な場所が関ヶ原の決戦地。

近くには石田三成陣跡もあったが、
急いでいたので華麗にスルー。

私は歴史が好きだけど、
戦場にはあんまり惹かれるものが無いんですよね。


という訳で、3090円の伊吹山ドライブウェイを走り、
山頂スカイテラス駐車場に到着。

三連休で天気も良いもんだから、
前回訪れた時よりも混雑していた。


【恋募観音】



【風景】


ススキがあって秋らしくなってきましたね。

さて、頂上へ向けて歩きますか。




伊吹山はそんなに高くない山だけど、
それなりに風景は素晴らしいですね。


【花】


親を気遣いながらゆっくり登る。

花はさすがに咲いてるのが少なかったですね。
トリカブトが少々といった感じ。(^^;


【頂上】




もうすぐ到着です。

寒いかなと思ったけど、全く寒くありませんでした。


【覚心堂】




前回は20分で登りましたけど、
親とゆっくり登ったので35分で到着。

早速参拝。

今回は無人で御朱印は住所と名前を書いて、
封筒に300円を入れて賽銭箱に投入すれば、
後日送ってくれるようです。

御朱印は2種類でした。




8日後に郵送されてきた御朱印です。

封筒に入っていたんですが、
厚紙で保護しなくても大丈夫でした。

郵便局さすが!(^^


【白猪】


前回は完全に見逃していましたわ。


【風景】



【対山館】


山小屋で軽く食事。

ここで300円以上買ったり飲食すると、
登頂証明書が貰えました。


【カレー】


値段は850円。

山の上だから妥当な値段だけど、
噂によるとボンカレーとか。(^^;

でも、ボンカレーでも美味かったです。

大塚食品さん、ボンカレーお待ちしております。(笑)


これにて下山。

親も頂上まで行けて満足してるようで何より。

来年は一合目から登りますぞ~。

伊吹山寺(2016年9月2日参拝)

2016年09月26日 | 役行者霊蹟札所
伊吹山は白山登山に向けて最後の自主練で登ると決めていた山。

ずっと前から白山に登る予定は組んでいたが、
いかんせん今年は台風が来たり、長雨だったりで、
私が白山に行く予定日は悉く天気が悪い。
関西は天気が良いのに。(泣)

という訳で今年の白山登山は諦めました。
自主練として一合目から登る伊吹山も来年に持ち越しです。(泣)

来年に持越したとはいえ、まだ伊吹山に未練があったんでしょう。
急遽取れた休日なので今日は家族で伊吹山に行くことした。

当然、登山が趣味ではありませんので、
山頂近くまで車で行って、そこから頂上の伊吹山寺を目指します。(^^

私が登山をするのは、そこに山があるからでは無く、
そこに神社仏閣があるからです。(キリッ)



所在地:滋賀県米原市上野字地蔵
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:仁寿年間(851-854)
開基:三修上人
札所:役行者霊蹟札所


【縁起】
伊吹山は標高1,377メートルの霊山である。

古代の修験道において重きをなす七高山の一つに選ばれ、
また記紀神話には荒神の山として霊威が知られていた。

従って伊夫伎の名も吹き棄つる伊吹すなわち息吹きから出たことが推測され、
こうした荒々しい霊のとどまる霊の山で修行する山林修行者は、
優れた霊力を保持する宗教者として周辺の住民から期待された。

平安初期には沙門三修の活動が三代実録・元慶2年(878)条に見え、
三修の建てた伊吹山護国寺が定額寺に列せられている。

これは伊吹四箇寺が護国寺へと発展する基礎になったものであるが、
その背景には伊吹山の山岳修行者が七高山阿闍梨として、
護国を目的とする祈祷を行ったと考えられる。

山岳宗教における三宮三院制という近年の説にしたがえば、
山頂には上宮上院があり、平成元年に253世山田恵諦天台座主より、
覚心堂の命名を戴き復興された。

下院である発心堂は255世渡辺恵進天台座主の命名によるもので、
平成16年にダムで水没する2つの寺院を移築再建したものである。


【風景】


名神高速関ヶ原インターから伊吹山ドライブウェイへ。

料金が3090円でちょっと焦った。(^^;

たけーよ。(泣)




所々で車を停める場所があり、
そこで景色を楽しむ。(^^

走っていると猿の親子が道路を歩いていたり。(^^

それにしても伊吹山ドライブウェイって結構距離あるね。

これだけの距離があるんだったら、
3090円の料金も致し方なし。


そういえば、バズーカのようなレンズで、
何かを撮影している人達が多かったなぁ。

その時はカモシカか何か撮っているのかと思っていたが、
帰宅してから調べてみると鷹を撮影しているみたいですね。


【句碑】


大型の山頂スカイテラス駐車場に到着。
当然無料です。

「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」とは、
松尾芭蕉の句だそうです。


【恋募観音】


恋愛成就の観音様のようですね。


【さざれ石】


何か右に変なモノがあるんですけど。(^^;

アレはなんだったんだ。(苦笑)


【風景】



【登山道】


協力金300円を支払って山頂を目指します。

駐車場から山頂まで40分と書いてある。
お寺も山頂にあります。


【風景】


素晴らしい景色を見ながら登るのは気持ちがいい。

景色が全く見えないコンクリートの林道とは雲泥の差です。(^^

登りは緩やかで下界より涼しいので楽ちんです。




山頂の建物が見えてきました。

この辺りはなだらかな道です。




実に清々しい。




到着です♪

早歩きで登ったら駐車場から約20分。

鬱陶しいアブもいないし。(苦笑)

自主練の成果で楽チンでした。(^^


【伊吹山寺】


覚心堂と呼ばれる本堂のみの小さなお寺です。


【円空上人自刻像】


外陣に祀られていました。

御本尊薬師如来にお参りしてから御朱印をいただきました。


【日本武尊】


山頂には日本武尊像が安置されていました。

詳細は書きませんが、日本武尊は伊吹山の荒神を退治しに、
伊吹山に登った云々の伝説があるとかで、この像が安置されたそうです。


【伊吹の火採火地石碑】



【弥勒菩薩】



【風景】


下が山頂スカイテラス駐車場です。




写っている建物はトイレです。(笑)


【登山道】


帰りは違うルート。

こちらは距離は短いけど、嫌いな階段でした。


【山菜蕎麦】


スカイテラスの食堂で食べたけど、
味はあんまり・・・(^^;


【風景】


風景はとても良い。(^^


【御朱印】