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大吉寺から紅葉の名所の一つである近江孤篷庵へ。
近江孤篷庵がある場所はご覧の通り非常に長閑です。(^^
無料駐車場は少し離れた場所に鎮座する素盞鳴命神社の手前と、
近江孤篷庵の近くに二カ所ありました。
所在地:滋賀県長浜市上野町135
宗派:臨済宗大徳寺派
御本尊:釈迦如来
創建:承応2年(1653)
開山:円恵霊通禅師(江雲和尚)
札所:近江湖北27名刹
【縁起】
当寺は臨済宗大徳寺派に属し、円恵霊通禅師(江雲和尚)が開山、
二代正之(宗慶)候が遠州侯の菩提と小堀家の家老や家臣の修禅並びに、
菩提道場として承応2年(1653)に建立した。
宝永6年(1709)に性宗紹宙和尚が現在地に移築し、
江戸中期には規模の大きな寺院であった。
所が天明8年(1788)小堀政方公の時に改易となり、
寺も無壇無禄となり衰退の一途を辿り、
明治以降は無住となるに至った。
昭和13年(1938)定泰和尚が住持となった寺院再興をはかり、
徐々に整備されるに至った。
しかし、僅かに遺された本堂が昭和34年(1959)の伊勢湾台風により、
全面倒壊し、礎石のみとなった。
そこで地域や寺院方の協賛を仰ぎながら浄財を集めて、
昭和40年(1965)本堂が再建され、境内や庭園等も整備されて寺観を一新した。
現在は庭園では四季折々の花が咲き、秋には見事な紅葉により、
多くの観光客を楽しませている。
【参道】
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長い参道です。
これだけでも手入れするのに結構なお金が必要です。
【庭園】
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【宝篋印塔】
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【山門】
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数百メートル歩いたでしょうか。
ようやく山門に到着です。
【編笠門】
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孤篷庵は京都大徳寺塔頭としても存在しており、
その門を模して建立されたもの。
【本堂】
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早速拝観開始。
【堂内】
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いかにも臨済宗塔頭の観光寺院といった風情を感じますね。
【御本尊】
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江戸時代に作成された釈迦如来と観世音菩薩、地蔵菩薩が祀られ、
小堀家歴代諸侯や家老、有縁無縁の位牌が安置されていました。
【襖絵】
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【釣籠】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b6/a92238b71b6f20ec5b42a9673af497bf.jpg)
【礎石之手洗鉢】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/5e/c36d6bab98c158c02f2bc78bbbb326ca.jpg)
【遠州流庭園】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/af/143603846ffd63e829292956c8d8144f.jpg)
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ちょっと雑草が多いね。
紅葉の時は楽しめそうだけど、
観光客が多過ぎてうんざりしそう。(^^;
【本堂】
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【御朱印】
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御住職では無く常駐しているガイドさんに書いていただきました。