Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

満願寺不動尊・満願滝弁財天(2017年5月27日参拝)

2017年06月30日 | 仏閣
ようやく本日のメインの施福寺を目指す。

お寺に近い最後の道は細いですが、
私も細い道をいろいろ経験してますから余裕でした。

ただ、大型の観光バスが対向に来たらヤバいですけどね。

それと朗報です。

新しい道がかなり出来上がっていました。
開通すればかなり楽になるかと思われます。(^^

無事に無料駐車場に到着。

駐車場前に満願寺不動尊があるので先に参拝します。

施福寺と同じく約6年8か月振りの参拝となり、
かなり久しぶりです。


<2011年9月23日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/77a7cd0ff159d581479108c11320494b


<満願寺不動尊>
所在地:大阪府和泉市槇尾山町8
宗派:真言宗智山派
御本尊:大日如来
創建:不明
開山:不明
札所:和泉観音霊場


【本堂】


大概のお寺の堂内は入れるのであれば遠慮無く入りますが、
ここは堂内に入って良いのか雰囲気的に躊躇したので、
外から参拝させていただきました。


【千体地蔵尊堂】




ここは二つのお堂しか無いので、
数十メートル離れた満願滝弁財天へ。


<満願滝弁財天>
所在地:大阪府和泉市槇尾山町87
宗派:金峯山修験本宗
御本尊:弁財天
創建:不明
開山:不明


【鳥居】


ここの見所は何といっても満願滝です。

ところで、ここと先ほど参拝した不動尊は違うお寺なんですね。

同じお寺だとずーーと思ってたよ。(^^;


【境内】


左の赤い建物が本堂となります。

御本尊の弁財天や毘沙門天、護法魔王尊が祀られていました。

護法魔王尊といえば鞍馬寺奥ノ院の御本尊ですが、
魔王尊は地球・力を表し、毘沙門天は太陽・光を表すそうです。


【満願滝】


前回は水量が多くて迫力がありましたが、
今日はガッカリです。(^^;


【稲荷大明神】





【白龍大神】



【境内】




橋の下をくぐって滝に近づく事が出来ます。


【満願滝】



【弘法大師】



【役行者】



【御朱印】


前回同様、大利益でした。(笑)

茅渟神社(2017年5月27日参拝)

2017年06月29日 | 神社
先ほど参拝した男神社という名前も面白く珍しいですが、
もっと珍しい名前の神社が泉南市に鎮座しております。

その名は茅渟神社といいます。

茅渟は魚のチヌのことです。

茅渟という漢字は漢字検定に出るぐらい読み難く、
読める人は少ないでしょう。

私も読めませんでした。(^^;

というか、チヌに漢字があることすら知らなかったよ。

そんな魚のチヌが神社名になっている
全国的にも珍しい神社へ。


所在地:大阪府泉南市樽井5-11-9
御祭神:天忍穂耳命、天之菩卑能命、天津日子根命 他8柱
創建:平安時代中期


【由緒】
熊野詣が盛んになる平安時代、庶民が八王子権現を勧請したのが、
起源とされています。

鎮座する樽井は往昔山より清水が湧き出づるにより、
山の井の里・垂井とも云い、地形的には樽井は馬場の長山の続きで台地を形成し、
樹木が鬱蒼と生い茂り、水は山の井水門へ流れ落ちていた。

神武天皇御東征の砌(紀元前650年)孔舎衛坂で長髓彦との戦いで、
皇兄・彦五瀬命が矢疵をおわれ戦況も劣勢になり、
まずは海に退去するも傷を癒すが為に山の井水門に舟をとどめ、
兵、共に疵を洗うに水が血の色になり海に注ぎ血の沼となり血渟・茅渟となる。

茅渟の海で多く棲息し、魚の体形が美しくシンボル的存在として、
茅渟神社名称がつけられた。

豊臣秀吉の根来攻めで一度焼失しましたが、
今の社殿はその後再建されたものです。

社名に因み釣り愛好家が供養と釣りの安全を祈願し訪れる神社です。


【境内】


こじんまりとした神社です。

ルートを間違えるとナビに狭い道に誘導されてしますので、
御注意ください。

境内手前に車を停めれる無料駐車場がありました。


【狛犬】



【拝殿】




いかにも地域に根差した神社といった風情ですね。


【チヌ】


ちなみにチヌが御祭神ではありません。(笑)


【伊勢神宮遥拝所】



【市杵島姫神社】



【絵馬掛け所】


絵馬もやっぱりチヌの形でした。


【ちぬみくじ】



【御朱印】

極楽密寺(2017年5月27日参拝)

2017年06月28日 | 和泉西国三十三箇所
男神社の次は和泉西国札所である極楽密寺へ。

お寺の境内に車を停めれるので行ってみたは良いが、
最後の最後で超絶細い道で不安になりながら到着。

初めて行く人はこの先を進んでも大丈夫かなと思うし、
対向車が万が一、来たらシャレにならん。(^^;


所在地:大阪府泉南市馬場1-16-1
宗派:真言宗善通寺派
御本尊:薬師如来
創建:天平12年(730)
開山:行基菩薩
札所:和泉西国三十三箇所霊場


【縁起】
天平12年(730)行基菩薩が畿内49院建立の折、
この地に一草庵を建立し薬師如来を御本尊として安置されたのが、
極楽密寺の開基と伝えられています。

薬師信仰がこの地域に根付き人々の心に浸透した頃、
文治元年(1185)俊乗房重源が留錫して、民衆の薬師信仰の篤さに感銘を受け、
一草庵から伽藍・坊舎を擁する寺院に発展させたと言われています。

江戸時代の宝暦5年(1755)紀州徳川家の祈願所となり、
三葉葵の御紋からも繁栄した当時が偲ばれます。


【庫裏】


もう一つ境内には民家のような建物がありますが、
御朱印はこちらでいただきました。

このお寺は檀家寺のようですね。


【観音堂】


まず最初に参拝したのが観音堂。

和泉西国の札所です。




十一面千手観世音菩薩が見えますね。

後ろに秘仏として聖観世音菩薩が祀られているとのこと。


【聖観世音菩薩】


秘仏の聖観世音菩薩の写しの石仏と思われます。


【薬師堂】


昭和60年に再建されたもので本堂となります。

堂内は見れませんでしたが、中央に十二神将を従えた薬師三尊、
正面右側に如意輪観世音菩薩、左側に不動明王が祀られているそうです。


【修行大師】



【石碑】



【石仏】



【十三重石塔】



【地蔵堂】






慈悲深いお顔をされた子安地蔵尊が祀られていました。


【小板屋大明神】



【御朱印】


バインダー式の御朱印をいただきました。

男神社(2017年5月27日参拝)

2017年06月27日 | 神社
世の中には面白い名前の神社があるもんで、
次に参拝する神社の名前が男神社。

何とも男臭い神社かと思われるかも知れないが、
あながちそれは間違いでは無いかも。


読み方は「おとこ」では無く「おの」と読みます。

男と書いて「おの」と読むなんて初めて知ったわ。(^^;


所在地:大阪府泉南市男里3-16-1
御祭神:彦五瀬命、神日本磐余彦命
配合神:天児屋根命、熊野速玉神
創建:不明
社格:府社


【由緒】



【第一鳥居】


無料駐車場はこの鳥居を左に進んだ所にありました。

案内板が無くて困った。(^^;

この鳥居は2014年に新築されたもので、
元々あった石造りの鳥居は別の参道に移築されたそうです。


【第二鳥居】


この鳥居は2014年に色を朱に塗り替えられたもの。

神社は全体的に鬱蒼とした感じの境内です。


【御神馬】



【狛犬】



【拝殿】


予想以上に立派な拝殿です。

見応え、拝み応えがありました。


【本殿】


江戸時代中期建立の大阪府指定文化財。


【夫婦樟】



【宝庫】



【神輿舎】



【若宮神社】


大阪府指定文化財。


【御朱印】


おたけびの宮と書かれている。

これは神武天皇御東征のみぎり、傷を負った五瀬命が雄たけびをあげたことから、
そう呼ばれているそうです。


ところで女神社ってあるのだろうか。

○○女神社とかはあるんだけど、
単純な女神社ってネットで軽く調べても出て来ない。

惜しかったのが島根県松江市に鎮座する「一人女神社」や、
大分県宇佐郡の「三女神社」という神社です。

一人女神社なんてどうしたらそんな名前が付くのだろう。

一人女と書いて「ひとひめ」と読むそうで、
もしかしたら御祭神五柱の内、天照大御神だけ女神なので、
一人女神社と名付けられたのかも知れないね。

片や「三女神社」は天照大御神と素盞鳴尊の間に生まれた、
三女神を祀っているから、三女神社となったようです。


ふぅ、
参拝する予定も無い神社なのに何を必至に調べとるねんという話。

ついつい女の事となると必死になっちゃうな。(笑)

林昌寺(2017年5月27日参拝)

2017年06月26日 | 和泉西国三十三箇所
紀州街道から脇道に入り、大型墓地と線路を通り過ぎ、
細い道を進むと林昌寺というお寺に到着。

こちらはツツジの庭園が見所の真言宗のお寺です。

数台分の無料駐車場がありました。


所在地:大阪府泉南市信達岡中395
宗派:真言宗御室派
御本尊:如意輪観音菩薩
創建:天平年間(729-749)
開基:(伝)行基菩薩
勅願:聖武天皇
札所:和泉西国三十三箇所


【縁起】
寺伝によれば行基菩薩が天皇の勅を奉じて各地に相応の勝地を求めていた時、
たまたま訪れたこの地で当山の山峰に瑞気を感じ、
そこで禅坐するうちに弥陀の霊端を感得せられたのである。

行基菩薩は下山し、このことをホウジ奏上したところ、天皇は大いに喜ばれ、
この地に鎮護国家の為の一大伽藍を建立せよ、との勅を下されたのである。

そこで菩薩によって3院6坊を擁する大寺院が建立されることとなり、
畿内49院の1院として当山の開創を見るに至ったものである。

この地の水が鉱質に富むことから、山号を温泉山とし、
菩提院岡寺と称されることとなった。

平安時代の後期、堀川天皇が当山に行幸のみぎり、山つつじが見事なるものをもって、
山号を躑躅と改められ、寺号を法林繁昌の勝地なりとして林昌とし、
躑躅山林昌寺と勅号されたのである。

創建当時からの威容を誇っていた大伽藍は天正年間の織田信長の兵火により、
3院6坊共に悉く灰燼に帰した。

現存の諸堂宇は江戸初期から中期にかけて建立されたもの。


【山門】


なかなか良い雰囲気です。


【観音堂】




西国の観音様が祀られていました。


【修行大師】



【本堂】


絶賛工事中。(泣)

施工はお馴染みの金剛組です。


【法林の庭】


ツツジの咲き具合は少し早かったかな。






中央に本尊石を置いて全体で極楽浄土を具現化した重盛三玲作の庭です。

ツツジが満開だと感動するでしょうね。


【鐘楼堂】


このお寺の伽藍は本堂と観音堂以外は少し上に登った場所にあります。


【地蔵堂】





【四国八十八ヶ所霊場】






このミニ霊場は約1時間で巡拝出来るとのこと。

私は遠慮しときましたけど。(^^;


【鳥居】


更に上に行くと鎮守社があるようだ。

とりあえず行ってみよう。


【参道】




距離が短いとはいえ、これはとてつもなく歩き難い。(^^;




雨とかで濡れている時は滑るので止めておきましょう。


【宝篋印塔】



【愛宕大権現】


半分廃墟の雰囲気。(^^;






一応、管理はしているようですが、
これでは権現様もお怒りになるんじゃないのかな。(苦笑)


【参道】


来た道とは反対側の道を歩いて戻ります。


【四国八十八ヶ所霊場】











【境内】



【延命地蔵尊】



【岡大師】



【四国八十八ヶ所霊場】



【薬師堂】




薬師三尊像と十二神将が祀られていました。


【御朱印】


花のことは正直疎いのであんまり知らないけど、
大阪でこれほどツツジが見れるお寺はあんまり無いんじゃいでしょうか。

ツツジが好きな方にお勧めします。

波太神社(2017年5月27日参拝)

2017年06月25日 | 神社
大阪南部の寺社巡りはまだまだ続き阪南市へ。

阪南市は大阪でもかなり南に位置し、
ほとんど和歌山です。(笑)

関東の人に分かり易く説明すると、
埼玉県北部がほとんど群馬と一緒です。(笑)

そんな阪南市に鎮座するのは、
めちゃくちゃカッコいい拝殿がある波太神社です。

波太神社は紀州雑賀討伐の時に織田信長が本陣を神社に置き、
また根来衆の味方と思った豊臣秀吉が焼き討ちし、
豊臣秀頼が再建するも、豊臣方とみなした徳川家康が焼き討ちした、
歴史の荒波に翻弄された神社です。

日本人なら誰でも知っている歴史上の武将達に、
好むと好まざると関わりがあった大阪では数少ない古社です。


所在地:大阪府阪南市石田167
御祭神:角凝命、応神天皇
創建:不明
社格:府社


【由緒】
当神社は古来鳥取大宮と称し又は波太八幡宮の社等の称号あり、
波太神社は鳥取氏の祖角凝命を主神として相殿に応神天皇を祀り、
延喜式内の旧社にして国内神名帳に神階正四位下波太社とあり。

鳥取大宮の称は鳥取郷の総社たるを以てなり、御鎮座年代不詳。

時に天湯河板挙一族の居住地たる大字桑畑の奥の宮に祖神角凝命を奉祀す。
これ波太神社の起源なり。

天正年間織田信長紀州征伐の時当社をよぎり内陣に入らんとしけるに
社殿大に震動し其の目的を達し得ざりきと云う、後豊臣秀吉の根来征伐に際し、
其の余おうにかかり殿堂社寳一時に灰燼に帰し、
昔平重盛熊野詣の時当社に奉納したる大刀を始め其の他の重寳悉く失せたりと云う。

其れより慶長年間豊臣秀頼片桐且元を奉行として営繕せしめたるは現在の社殿なり。

されど社領の多くは収公せられ、僅かに御供田を社域の一部に遺し以て維新に至る。


【鳥居】


鳥居前に車を停めるスペースがあります。

いざ参る。


【参道】


思ってた以上に広い境内です。


【鳥居】


隣りに鳥取神社がありますが、
そちらは後ほど。


【狛犬】



【厳島神社】







【狛犬】



【境内】



【門神社】



【御神馬】



【拝殿】




雅より武を感じさせる男らしい三間社流造の拝殿がカッコいい。

大阪では勿論ナンバー1のカッコ良さと言っても過言では無く、
全国の拝殿でもかなり上位に入ると個人的に思います。(^^

重要文化財。




拝殿の中も渋いです。

【狛犬】



【能舞台】



【長屋】



【蔵】



【鳥居】


波太神社の参道の横に鳥取神社が鎮座しており、
一瞬、波太神社とは別かと思ったが境内社のようです。


【境内】



【狛犬】



【鳥取神社】







【鳥取夷神社】







【境内社】



【御朱印】


ちょうど宮司さんが帰ってこられたので無事にいただけました。

いつでもおられる訳では無いとのこと。


宮司さんと少し話をさせていただいた。

近々に氏子さん達を浜松の秋葉神社に連れて行って、
黄金の鳥居を見せたいそうだ。

何でも黄金の鳥居は秋葉神社の氏子さん達の寄進によって建立されたとかで、
氏子さん達が頑張ればこんな凄いモノが出来るんですよと、
波太神社の氏子さん達に見せて寄進を頑張らせるとのこと。

波太神社ほどの神社なのに日の丸を掲げるポールが無いので、
何としてでもポールを立てたいそうです。

宮司さんは小さな無人の神社ならともかく、
これほどの規模の神社に日の丸が掲げていないのが残念らしい。

そういう訳で氏子さん、特に総代の方は頑張ってください。(笑)

神於寺(2017年5月27日参拝)

2017年06月24日 | 仏閣
次なる参拝地に向かっている途中で神於寺というお寺の看板発見。

恒例の寄り道でございます。(^^


所在地:大阪府岸和田市神於町185
宗派:天台宗
御本尊:弥勒菩薩
創建:天武天皇12年(683)
開山:役行者
勅願:天武天皇



【縁起】
神於山の南麓に位置する天台宗寺院。

神於山は神が於わす山、つまり神様が住まう・こもる山として、
古来神体山として崇敬され、山内からは弥生時代の流水文銅鐸が出土しています。

岸和田では弥生遺跡は加守川・天の川流域に多い。

この事は当時の土木技術では神於山に源を発する春木川・天の川が、
水田耕作に利用出来る唯一の流水であり、その為、
水の源である神於山は命の水の発するところとして大切な地であった。

縁起によれば役行者が開創し千手観音を祀る金堂、薬師如来を安置する講堂、
宝塔、食堂等の伽藍が整備され、左大臣藤原不比等を勅使として参拝させ、
祈願会が行われた。

新羅から飛来した宝勝権現を山内に祀り、
一旦荒廃した後に百済僧光忍が奈良期に中興。
 
また修験道との関わりが強く、葛城修験の一霊場として、
中世には百八坊の大伽羅を誇ったといわれ発展したが、
南北朝の動乱期や根来寺勢力との戦い、豊臣秀吉の根来・雑賀征伐によって、
神於寺は完全に灰と化し衰退する。

その後、復興し現在に至る。


【参詣道】


170号線沿いにありますが、
交通量が多い道なので、ここを通る人はほとんど居ないと思われ。




170号線からここに車で行くには、
かなり細い道を通りますので少々勇気が要りました。

神於寺は奥の神於山の麓にあります。


【福智院】




天台宗寺院。

パッと見、農家の家のようです。(^^;


【神於寺寺務所】


残念ながら御不在で御朱印は確認出来ませんでした。


【寺号標】


本堂前に車を停めれるスペースがありました。


【本堂】




昔は凄かった系で、今はひっそりとしたお寺です。


【釈迦堂】




小さな釈迦如来が寂しく祀られていました。


【境内】


更に上に車で行けるようでした。


【石段】



【不動堂】



【地蔵堂】





【御膳所】



【宝勝橋】


橋を渡ると少し上に社が見えた。


【宝勝権現】




役行者との約束で新羅から飛来した宝勝権現(雷神)が祀られています。


【風景】


大阪なのに長閑過ぎる。(笑)

これにて参拝終了。

御朱印は恐らく無いと思われます。

大威徳寺(2017年5月27日参拝)

2017年06月23日 | 仏閣
大満足の孝恩寺の次は紅葉の名所である大威徳寺へ。

紅葉の時期はハイキングや紅葉を愛でる観光客で、
かなり賑わうそうです。

今の時期だと緑葉も綺麗そうだし、
山岳寺院の雰囲気と重文の多宝塔が楽しみです。


所在地:大阪府岸和田市大沢町1187
宗派:天台宗
御本尊:大威徳明王
創建:不明
開基:(伝)役行者
札所:和泉霊場


【縁起】
寺伝によれば奈良時代に役行者が開いたとされ、
古くから修験道の霊場として栄え、弘法大師空海も当地で修行したと伝えられる。

牛滝山の山号は平安時代前期に天台主の僧恵亮が、
境内の三の滝で修行していると滝の中より、
牛に乗った大威徳明王が出現したことに由来するといい、
長らく真言、天台の二宗兼学だったが現在は天台宗の寺となっている。

多宝塔は室町時代に再建された後、戦国時代の兵火を潜り抜けて、
現在に伝わっている。

近世までは真言宗と天台宗の兼学寺院であった。
かつては多くの子院を有し、真言系の本坊と、
恵亮の流れを汲む天台系の穀屋坊との間で開基をめぐる争いもあったが、
明治45年(1912)に至り本坊も天台宗となった。


【風景】


お寺には駐車場が無いので、近くの温泉施設である「いよやかの郷」の
駐車場に車を停めました。

最初の1時間は無料です。

5分程歩いていくとお寺に門前に到着。

ここにはバス停があって岸和田駅から南海バスが走っています。

こんな場所までバスが走っているなんて驚き。(^^;


【山門】


良い雰囲気です。

山岳寺院はこういった雰囲気を味わえるから良いんですよね。


【参道】


門をくぐると濃い緑葉が。

視力がアップしそうです。


【水牛】


大威徳明王が御本尊ですからね。


【オブジェ】


球体の方はよく分かりません。(笑)


【宝篋印塔】


近くに寺務所がありましたが閉まっていました。

秋の紅葉祭りの時はいらっしゃって、
御朱印をいただけるかも知れませんね。


【地蔵尊】


しあわせ地蔵と愚痴聞き地蔵。


【不動明王】



【境内】



【地蔵菩薩】


半跏の地蔵菩薩はたまにいらっしゃいますね。


【鐘楼堂】



【多宝塔】






重要文化財。

なかなか優美な多宝塔です。

大阪では重文の多宝塔は少ないから貴重ですね。


【本堂】


こっちは裏面です。

最初見た時はこっちが正面だと思っていたので、
何か違和感があったんですよね。

山門から向けって本堂が裏に面してるとは珍しい。




当然の事ながら閉まってました。

秋まつりの時は開いているのだろうか。


【水牛】



【地蔵尊】



【長命不動尊】


首の所で割れた跡が。

これはきっと廃仏毀釈で破壊されたな。


【大師堂】




事故防止の為に上まで行けないようにしてました。


【風景】



【ハイキングコース】


ついでだから滝でも見に行こう。




道は少し荒れてるけど大したことない。


【一の滝】



5分もかからずに滝が見えてきました。






夏だったら泳ぎたくなるけど遊泳禁止です。


【二の滝・三の滝】


見逃し注意。

更に上に行くと錦流の滝があります。


【ハイキングコース】


この辺はちょっとしんどい。


【滝】



【錦流橋】



【錦流の滝】




ま、登ってまで見るまでも無いかな。(^^;


【御朱印】


ネットで調べてみると某寺でいただけるということでしたが、
現在は授与を辞められたそうです。

しかし、折角来てくれたということで、
残っていた書置きをいただきました。

私は御朱印をいただいていて何ですが、
そういう訳で出来るだけ某寺に行くのは控えていただければ。(^^;

孝恩寺(2017年5月27日参拝) 

2017年06月22日 | 和泉西国三十三箇所
国宝建築物と19体もの重要文化財の仏像群を保有する
孝恩寺というお寺を知っている人はそんなに多く無い。

特に仏像群は京都や奈良の有名寺院に匹敵する程なんですが、
拝観するには予約拝観が必要なんです。

予約拝観ってどうも気後れしちゃってハードルが高くなるよね。

なので今まで拝観して無かったけど、
今回ようやく予約の電話を入れて参拝することに。

孝恩寺の予約は基本的に一週間前までに必要で、
また6月1日から10月15日は湿気の関係で拝観不可となります。

御注意下さい。


無料駐車場が5台分ほどありました。


所在地:大阪府貝塚市木積798
宗派:浄土宗知恩院派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開基:不明
札所:和泉西国三十三観音


【縁起】
寺伝によると行基建立四十九院の一つで、現在の観音堂は古くは観音寺、
木積観音等と呼ばれ、孝恩寺とは別の寺院だった。

孝恩寺は元禄7年(1694年)に再興されたものですが、
創建時期については不明でございます。

観音寺は大正3年(1914)に廃寺となり当寺と合併。

観音寺は行基菩薩によって開山されたとされる寺院ですが、
天正13年(1835)の秀吉による紀州攻めにより伽藍や持仏が焼失。

しかし、持仏の一部を付近の池の中に投じ、
戦火が治まるのを待って水中より取り出し、
唯一焼け残った観音堂に安置し、木積村の人々によって守られてきたという。

釘無堂と呼ばれる古仏観音堂は大阪府下で最古の木造建築物であり、
建築様式も非常に珍しい鎌倉時代を代表するものとして、
昭和28年(1948)に国宝に指定されています。


【山門】



【鐘楼堂】



【聖観世音菩薩】



【石塔】


境内はとても綺麗に手入れされていました。


【地蔵菩薩】



【宝篋印塔・五輪塔】



【五輪の塔】



【観音堂】




堂内に祀られている御本尊は阿弥陀如来なので、
阿弥陀堂というのが正しいのですが、
観音寺という寺院の仏堂として建てられたものを、
現在の孝恩寺の本堂と使用しているので観音堂と呼ばれています。

残念ながら閉まったままで堂内を見る事は出来ませんでした。


ところで大阪にある国宝建築物が幾つあるかご存知でしょうか。

たったの5件です。

観心寺金堂、桜井神社拝殿、慈眼院多宝塔、住吉大社本殿の他に、
この恩寺観音堂となります。

これでようやく大阪の国宝建築物全てを見たことになります。(^^


ちなみに京都は48件、奈良は64件とさすがの件数ですね。
東京は2件です。

もし廃仏毀釈が無ければ国宝の数は現在の三倍と言われている。

かえすがえすもあの愚かな政策が無ければと、
悔やまれてならない。


【納骨堂】



【宝物館】


奥様に開けていただき館内へ。

宝物館内部は一つの大きな部屋ですが、
3つにゾーンに8体・3体・8体と分けられて諸仏が安置されています。

最初のところでは8体が横にズラリ。

これだけで圧巻です。

拝観料500円の価値あります。(^^

しかし次のゾーンに行ってみるともっと凄かった。


阿弥陀如来坐像と勢至菩薩と観音菩薩の3体がお出まし。

余りの凄さに声を失った。

大阪にこれほどの仏様がいらっしゃるとは。

素晴らしい。

感動してしまったよ。


ちなみに伝では勢至菩薩と観音菩薩となっていますが、
もともとは両方とも十一面観音菩薩だったようです。


更に一番奥のゾーンに行ってみると、
最初と同じく8体が横にズラリ。

ここも一体一体じっくりと拝ませていただく。

しかも貸切だからたまらない。(^^

出来る事ならこの宝物館で一夜を明かしてみたいわ。(笑)

そういう訳にもいかないので、
とりあえず三周ほど見て回って宝物館を後にする。


いや~、マジで凄かった。

19体もの重要文化財が一同に拝めたんだから当たり前だけどね。

何で今までここに参拝しなかったのか、
めっちゃ後悔したよ。(^^;

電話で拝観予約というのは意外にもハードルが高いもの。

そういう人も多いんじゃないでしょうか。

しかし、ここはそのハードルを越えていただき、
何としてでも拝観していただきたい。

素晴らしい仏様達が待っていますから。


正直、堂内を拝観していない国宝の観音堂は、
どうでもイイと言ったら怒られるかも知れないけど、
この宝物館を拝観したら全く印象に残っていません。(^^;


惜しむらくは観光寺院じゃ無く、
湿気の多い半年間は拝観出来ない事ですね。

これはお寺の事情がありますから仕方ありません。

また秋になったら行きたいと思います。


残念ながら撮影不可でしたので、
諸仏の画像は貝塚市役所のHPでご確認下さい。
http://www.city.kaizuka.lg.jp/bunkazai/bunkazaidata/bunkazai/kuni_sitei/tyoukoku/ko.hugenbosaturyuzou.html


【御朱印】


他に阿弥陀如来の御朱印もあるようです。

松尾寺春日神社<春日四所明神社>(2017年5月27日参拝)

2017年06月21日 | 神社
松尾寺の境内に鳥居が見えた。

鎮守社なのだろうか。

それにしては鳥居が大きい。

とりあえず行って見よう。


所在地:大阪府和泉市松尾寺町井戸山
御祭神:天児屋根命、比咩大神、武甕槌命、経津主命
創建: 神護景雲2年(768)
社格: 村社


【池】



【鳥居】



【西国三十三ヶ寺めぐり】


西国のミニ観音霊場がありました。


【参道】



【狛犬】



【長屋門】


これは拝殿では無さそうですね。

授与所がありましたが閉まってました。


【狛犬】



【拝殿】





【本殿】


この日ととても天気が良く、明るく感じた本殿周りの雰囲気でしたが、
曇りの時だと薄暗い雰囲気だと思う。

少ないながらも氏子達が居て神社を管理しているようでしたね。

神職は普段は無住で、恐らく近くの神社と兼務されていると思われます。

御朱印はございません。

松尾寺(2017年5月27日参拝)

2017年06月20日 | 和泉西国三十三箇所
阿弥陀寺から同じ和泉市にある松尾寺へ。

松尾寺と言えば舞鶴か大和郡山のお寺を思い浮かべますが、
大阪にも立派な古刹があります。

とはいえ、存在すら今まで知らなかったのは、
ここだけの話です。(^^;

大型の無料駐車場に車を停めていざ参拝開始。


所在地:大阪府和泉市松尾寺町2168
宗派:天台宗
御本尊:如意輪観世音菩薩
創建:(伝)天武天皇元年(672)
開基:役行者
札所:和泉西国三十三箇所、役行者霊蹟札所、 南海沿線七福神


【縁起】
役行者が当地で七日間修法し、霊木を得て如意輪観音を彫り、
小堂を建てて安置したことに始まる。
その後、泰澄が中興し、熊野、吉野、白山の権現を勧進した。

平安時代、当寺に住んでいた河内国の僧尋祐に纏わる奇瑞が、
日本往生極楽記や今昔物語などに記されており、
鎌倉時代には源頼朝が祈祷所として保護している。

松尾寺の最盛期は南北朝時代から室町時代であり、南朝との関係が深く、
延元元年(1336)後醍醐天皇綸旨によって祈祷所となり、
以後も南朝から度々祈祷を命じられていたという。

南北朝統一後は足利義満ほか代々の将軍も祈願所として、
寺領安堵を行ったとされる。

織田信長は天正5年(1577)禁制を下して松尾寺の保護を一旦は約束したが、
4年後の紀州高野山攻めの際に松尾寺も攻撃し、
松尾寺を含む阿弥陀山諸堂を丸ごと焼き払う。

現在の松尾寺は豊臣秀頼の寄進などにより再建されたものである。


【石段】





【首堂】


石段を登っているとこんな看板が。

いきなりこれですか。(^^;




やっぱり雰囲気も暗いわ。(^^;




何だか気味が悪いので覗き込むことすらしませんでした。








こっちのお堂にはよく分からない石仏が。

ここは興味本位で行く場所じゃないな。


【地蔵尊】



【山門】






お~、これは見事な山門です。

大阪にもこのような山門があったとは。

しかも紅葉の時期はかなり良さそうですね。

紅葉の時期はわざわざ訪れる価値があるでしょう。




反対側も緑が濃いです。


【二天】


増長天と持国天と思われます。


【六字名号鉄柱】




これはよく分からないものですね。


【念仏堂】





【寿老神堂】




南海沿線七福神札所。


【宝物殿】



【金堂】




本堂になります。




慶長7年(1602)に再建されたもの。

内陣は残念ながら見ることも出来ませんでした。


【三天堂】





【鐘楼堂】





【長諭和尚の碑・宝篋印塔】


信長の焼き討ちの際、寺宝百数十点を持って難を逃れたことから、
その功績を讃えたもの。


【不動堂】



【御朱印】




三種類の内の二種類をいただきました。


どうやら昔は凄かった系で今は静かなお寺ですが、
紅葉の時期は今でも凄いと思わせるお寺でした。

子安阿弥陀寺(2017年5月27日参拝)

2017年06月19日 | 河泉二十四地蔵霊場
今日は二回目の満願を目指し西国三十三ヶ所霊場の施福寺をメインに、
大阪の和泉市、岸和田市、泉南市界隈の寺社を巡ります。

正直、大阪の寺社は有名な所は行き尽くした感があり、
あんまり高まる所が無いなぁと思っていたけど、
調べてみるとそれは間違いだと分かった。

大阪にも素晴らしい仏像の数々を擁するお寺があることすら、
全く知らなかった。

無知って嫌ですね~。(^^;

そんな訳でまずは光明皇后勅願所の阿弥陀寺へ。


所在地:大阪府和泉市大野町118
宗派:高野山真言宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:天平11年(739)頃
開山:行基菩薩
札所:河泉二十四地蔵霊場


【縁起】



【全景】


朝8時半に無料駐車場に到着。

気合い入ってます。(^^

お寺がある場所も長閑な所で、
お寺も結構良い雰囲気ですね。


【山門】


かっこいい山門です。


【回廊】


もし妊婦さんご本人が御祈祷に来られた場合、
この石段はかなりきついと思う。

しかしご安心を。

本堂横にも数台分の駐車場がありますので。(^^


【本堂】


朝も早いというのに御祈祷の為に参拝客がいらした。

大阪の南の地域ではそこそこ有名な安産祈願のお寺みたいやね。




御本尊様はチラ見せという感じで見れました。

女の子関係でチラ見せというのは高まるけど、
仏様は堂々を見せていただけると嬉しいんですけど。(笑)


【願かけ子育地蔵菩薩】



【身替五縁地蔵尊】



【鐘楼堂】



【よだれかけ納め所】


凄い数です。

これを見ると安産祈願としての阿弥陀寺の人気がよく分かります。


【願かけわらべ地蔵尊】



【狛犬】



【産神権現・弁財天】







【風景】


本堂裏手からの風景。

長閑だ。


【油谷不動尊】



【御朱印】

阿波市立土成歴史館(2017年5月14日拝観)

2017年06月18日 | 旅行、その他
熊谷寺参拝後、土成町を軽くドライブ。

今でもかなり長閑な所だ。(^^

何でも叔父によるとお爺さんは女中さんが、
5人程いたという裕福な豪商に生まれたそうだ。

だけど、長男以外はカス扱いされた当時、
お爺さんは若い頃に養子に出されたとか。

それ以来、この地とは疎遠になったらしい。

まさに人生は人それぞれですね。

お爺さんが生まれた家とかあったら行きたかったけど、
叔父も分からないという事で残念ながら断念。

家系図作成を依頼したら、どれぐらい遡れるのだろうか。

ネットで調べたら明治4年ぐらいまで、
戸籍調査によって調べることが可能みたい。

費用は戸籍4系統コースで約20万円ぐらいで、
千年たどるコースだと216万円必要みたい。(^^;

さすがに千年は無理だけど、
20万円ぐらいだったら親にプレゼントしたら喜びそうだね。

京都嵯峨野の某寺の玄関先に、
「振り向くな うしろに 夢は 無い」というお言葉を、
ネットで見た事があるけど、後ろにも夢はあるんだよ。(^^


【うどん亭 八幡】


さて、腹が減ったので昼食。




生簀があり鯛やハマチが泳いでいました。




ハマチ刺身御膳プラスうどん。

一切れのハマチが凄く厚切り。

こんな厚切りのハマチを食べたこと無いっすよ。(^^

うどんも美味かった。


今回は寺社巡りはこのぐらいにして、
土成町をもっと知りたくて土成歴史館に行くことにした。


所在地:徳島県阿波市土成町土成字丸山46番地1
建立:平成5年(1993)


【縁起】
土成町地域の郷土資料展示を中心として平成5年に開館。

主な展示資料は阿讃山脈より南流する宮川内谷川から産出した化石をはじめ、
石器・弥生土器・土成丸山古墳出土の埴輪片や、
阿波細川氏が建立した南明山補陀寺(阿波安国寺)跡から出土した瓦・磚、
近世の農耕具・民具の他、土成町出身の元内閣総理大臣三木武夫氏の遺品等、
展示しています。


【土成歴史館】


田舎の土成町には不釣り合いな程、
予想以上に立派な建物です。




ロビーにはジオラマや書籍等が展示。

無料で入れました。


【展示室】




昔に使っていた道具が展示されており、
室内はとても綺麗でした。










土成町は「たらいうどん」が名物で、食べようと思ったけど、
時間がかかるのとコシが強過ぎるので断念しました。

叔父も歳だし、私も柔らかいうどんが好みなので。(^^;


【三木武夫元内閣総理大臣】


何を隠そう三木元総理は土成町出身なんです。

だからこんな立派な土成歴史館が造られたんですね。

普通の町なら有り得ない建物が造られるとは、
さすが総理大臣ですね。


【遺品】


雛人形。






銀杯。




剣。




勲章。






書。

全部は撮影していませんが、
その他にも中々良いモノが展示してありました。

土成歴史館は無料で入館出来ますし、
三木元総理大臣の遺品も見れるので、
お暇な方は行ってみてくださいな。


【吉野川】




土成町の歴史の一端に触れてから吉野川へ。

どの辺りの土手か分からないけど、
お爺さんは吉野川の土手でよく遊んでいたそうだ。


【西麻植駅】




お爺さん所縁の駅ということで寄ってみました。

明治32年(1899)に開業した歴史ある駅ですが、
自動券売機も無い無人駅は久しぶりです。(笑)




単線なのも久しぶりに見た。(笑)


【風景】




淡路ハイウェイオアシスから見た風景。


さて、これにて私のルーツを感じる旅も終了。

叔父も大変喜んでくれて叔父孝行が出来て良かった。(^^

真光院 熊谷寺(2017年5月14日参拝)

2017年06月17日 | 四国八十八ヶ所霊場
5番札所から約10キロ離れた8番札所熊谷寺に到着。

私のルーツの一つであり、
お爺さんの故郷である土成町にお寺があります。

7年前に熊谷寺を参拝していましたが、
当時はお爺さんの故郷が土成町とは知らなかったんですよね。(^^;

その事を知ってから土成町に来れたので、
今はとても感慨深い。

お爺さんもこのお寺に参拝してるはず。

そう思うと胸熱です。



<2010年5月16日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/ac0ccd7286e2ac2416d55efa6fb4bbfc


所在地:徳島県阿波市土成町土成字前田185
宗派:高野山真言宗
御本尊:千手観世音菩薩
創建:伝・弘仁6年(815)
開基:伝・弘法大師
札所:四国八十八箇所


【多宝塔】


大型の無料駐車場がありました。

団体さんの大型バスが停まってなくてホッとする。




安永3年(1774)建立に建立されたもの。


【参道】



【中門】



【二天】


多聞天。




持国天。

派手過ぎて四天王の内の二天とは気づき難かった。(^^;


【鐘楼堂】



【本堂】


昭和46年(1971)に再建されたもの。

きつい石段の上には大師堂があったが、
叔父の事を考えて遥拝にした。


【御朱印】


地蔵寺奥ノ院 五百羅漢堂(2017年5月14日参拝)

2017年06月16日 | 四国八十八ヶ所霊場
大麻比古神社から約9キロ程でお遍路5番地蔵寺に到着。

地蔵寺には羅漢堂がある事をご存知だろうか。

私は地蔵寺に過去2回参拝していますが、
羅漢堂には参拝していない。

寺社に参拝したら隅々まで見て回ってお参りするのがポリシー。

そんな私が何故羅漢堂に参拝していないかというと、
過去2回ともバスツアーで参拝しているからです。

バスツアーだと本堂と大師堂しか参拝しないから、
羅漢堂に行って無いのよね。

お遍路では仏像を観て楽しむ機会は少ない。

しかし、この羅漢堂は凄いんです。

どうしても見てみたいという思いが募るばかり。

その機会がようやく訪れました。(^^

とても楽しみです。


<2016年4月17日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/01212a7f78491a71d604b93d53e666e7


所在地:徳島県板野郡板野町羅漢字林東5
宗派:真言宗御室派
御本尊:勝軍地蔵菩薩
創建:(伝)弘仁12年(821)
開基:(伝)弘法大師
札所:四国八十八箇所霊場


【山門】


無料駐車場に車を停めていざ参拝。

興奮を止められない。


【境内】


本堂と大師堂を後回しにして走るように羅漢堂へ向かう。


【手水舎】




石仏が祀られていました。




井戸を覗いて見ましたが、貞子はいませんでした。(^^;


【釈迦堂】




絶賛工事中。


【大師堂】


堂内を見に行ったら出口でした。(^^;


【弥勒堂】


ここが拝観入口で200円支払って堂内へ。


【弥勒菩薩】


いきなり見事な弥勒菩薩がお出迎え。

お遍路でこれほどの仏様が拝めるとは。
とても嬉しいな。

やっぱり衆生の民にはちゃんと御尊顔を見せて欲しいよね。


【回廊】


弥勒堂、釈迦堂、大師堂は回廊で繋がっており、
回廊沿いに五百羅漢が祀られています。


【五百羅漢】






かなり大きい羅漢さんで雰囲気もあいまって圧倒される。

見る人によっては不気味に感じるかも知れませんね。(^^;


【回廊】


釈迦堂方面へ進みます。


【五百羅漢】




色々な個性があって見ていてとても楽しい。

楽しいと言ったら不謹慎かも知れないけど。


【釈迦如来】




これまた見事な釈迦如来三尊像です。

素晴らしい。


【五百羅漢】




まだまだ羅漢さんはいらっしゃいますが、
ところどころに地蔵菩薩や観音さんも祀られていました。


【回廊】


大師堂へ続きます。


【五百羅漢】



【弘法大師】




最後の締めはお大師さんです。


【観音像】




このような観音像の数々も祀られていました。

出口の大師堂の外に出ました。

これで拝観料200円は激安ですね。


【本堂】



【大師堂】


今回は軽く参拝。


【大銀杏】



【御朱印】


五百羅漢の御朱印をいただきました。


お遍路はどうしても弘法大師至上主義のきらいがありますが、
仏あっての弘法大師ですから、
これほどの見事な仏様がお遍路のお寺にも祀られていることが嬉しい。

ここに参拝出来て本当に良かった。

バスツアーでも五百羅漢に参拝するように、
各旅行会社に連絡しておきますわ。

阪急交通社は特に。(笑)