雲辺寺ロープウェイで楽々下山。
苦労して辿り着いた時の喜びや感動は知ってるつもり。
でも、やっぱり人間楽な方を選んじゃうよね~。(^^
歩きお遍路しても自分は何かを悟れるとは思えないし。(^^;
さて、本日最後の参拝となるのが大興寺です。
お遍路の札所だったら17時まで開いてるだろ、
ということで急いで行く事にした。
所在地:香川県三豊市山本町辻字小松尾4209
宗派:真言宗善通寺派
御本尊:薬師如来
創建:天平14年(742)
開基:(伝)弘法大師
札所:四国八十八カ所霊場
【縁起】
熊野三所権現鎮護の為に東大寺末寺として、現在地より北西に建立され、
延暦11年(792)大師の巡錫を仰ぎ、弘仁13年(823)嵯峨聖帝の勅により、
再興されたと伝えられている。
しかし戦国時代末に長宗我部元親の兵火により一部を残して悉く焼失、
慶長年間(1596-1615)に再建されたが焼亡。
現在の大興寺は真言宗の寺院であるが、往時真言二十四坊天台十二坊が甍を連ね、
同じ境内で真言天台二宗が兼学したという珍しい来歴を持つ。
その為か天台宗の影響が大きく、本堂に向かって左側の弘法大師堂と共に、
右側に天台宗第三祖智顗を祀る天台大師堂があるという配置にその名残を留めている。
【風景】
気が抜けちゃうほど長閑な場所にお寺はあります。
寂しくポツンとお地蔵様が道案内。
無料駐車場に車を停めて参拝開始。
【仁王門】
古刹の雰囲気がする立派な門です。
【仁王像】
あの運慶の作だとか。
うーん、どうだろ?(^^;
【修行大師】
【境内】
【御神木】
何と言う太くて立派な大木なんだろ。
ぶっとい、という言葉が似合う。
【石段】
【石五重塔】
【本堂】
本堂は寛保元年(1741)に建立されたもの。
外からでしたが外陣と内陣を見れて良かった。
弘法大師作と伝わる御本尊は見れなかったけど。
しかし、全国に弘法大師や伝教大師作と伝わる尊像の数は、
いかばかりだろうか?
ケチを付ける訳では無いが、
そのほとんどが権威づけの為の創作なんだろう。
【大師堂】
【地蔵尊・宝篋印塔】
【天台大師堂】
大師堂というのは真言宗特有のお堂ですが、
お遍路の札所にまさかの天台宗三祖智顗上人を祀るお堂があるとは。
【鐘楼堂】
【地蔵尊】
池に地蔵尊がいるのは珍しいね。
【黒門】
こちらのお寺には庫裏と方丈にも立派な門がありました。
【御朱印】
17時を少し過ぎていたけど、
奥様に書いていただけました。(^^;
【讃岐うどん】
どこかのサービスエリアで食った。
やっぱり私は柔らかいうどんの方が好みだな。
さぁ、これから約4時間高速をブッ飛ばして帰るとするか。
日帰りだったけど充実した一日であった。(^^