Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

蓮光院 初馬寺(2017年5月2日参拝)

2017年06月07日 | 伊勢西国三十三所観音霊場
本日最後の参拝となるのが津市にある初馬寺です。

以前、津市界隈の寺社を巡った際、
この初馬寺は参拝出来なかったので
今回初めて参拝させていただくことにした。

道中、大きな仏様があるという看板を発見し、
Uターンしてそのお寺に寄り道をした。



そのお寺は宗宝院という。

いかにも檀家寺といった雰囲気を感じつつ車から降りた。




絶賛工事中。。。

お寺の方も御不在で無駄足でした。(泣)

こういうこともあるさ。

気を取り直していこう。


所在地:三重県津市栄町3-210
宗派:真言宗御室派
御本尊:馬頭観音菩薩
創建:伝・推古天皇22年(614)
開基:伝・聖徳太子
札所:三重四国八十八箇所、伊勢西国三十三所観音霊場、伊勢の津七福神霊場会


【縁起】
当山は日本仏教の大恩聖者聖徳太子が、
厄除け・病気平癒の為開創されたお寺と伝えられております。

永く法相宗であったが仁治3年(1242)藤原道家の子、
法助僧正の教化により真言宗に属するようになった。

近世に至り元和3年(1617)国家鎮護の道場に当てられ、
その後間もなく津藩主、藤堂高虎公の晩年に藤堂家守護の祈願所とされ、
次いで二代藩主高次公は今の地に堂宇を建立、寛文12年(1672)に完成。
藤堂家の除災修法寺に当てられた。

その後延宝8年(1680)三代藩主高久公より初馬寺なる額を寄進され、
以来藩下唯一の聖徳太子ゆかりの厄除観音として栄え、
藤堂公もこのお寺の前は下馬して歩かれたと伝えられている。

昭和20年6月26日太平洋戦争の津爆撃で歴史ある当山も一瞬にして破壊。
同27年、30年に国宝仏を修理及び奉安庫、
昭和51年に本堂の再建を完成させ、今日に至っている。


【寺頭】


山門はありませんでした。

無料駐車場はお寺の横に4台分ありましたが、
月極め駐車場の奥にあるので少し分かり難いですね。


【本堂】


凄く小さなお寺で昔は凄かった系ですね。




御本尊は秘仏で重要文化財の大日如来と阿弥陀如来の三尊は、
毎年三月の初午の日に御開帳されるということなので、
直接拝みたい場合は初午の日に行くべきですね。


【風神雷神】


こういうのは嫌いじゃない。(笑)


【不動明王】



【弘法大師】



【収蔵庫】




こちらに大日如来と阿弥陀如来が安置されています。


【水掛魚籃観音】



【地蔵菩薩】



【御朱印】


三重四国八十八箇所と伊勢西国三十三所観音霊場の御朱印。




御詠歌。

あと1種類は津七福神の御朱印でしたが、
それはまたの機会にとっておこう。


時間も15時を過ぎたし疲れてるので帰宅します。


次のトレーニングの山は御在所岳にしようかな。
あそこなら大好物のロープウェイもあるし。(笑)

そう思いながら車を走らせる。

お陰で楽しく帰れました。(^^

子安観音寺(2016年5月8日参拝)

2016年06月17日 | 伊勢西国三十三所観音霊場
本日最後の参拝となるのが子安観音寺。

このお寺は時間が無ければ次回に回そうと思っていましたが、
小田さんのライブの時間まで時間があったので、
急遽、鈴鹿市まで戻っての参拝です。

その前に昼飯。


【ひつまぶし】


四日市の幹線道路沿いの食べ物屋はラーメン店が多い。

アホほど多い。

今日はラーメンという気分ではなく、
ここまで来たらアナゴでも食べたいのだが、
店がなかなか見つからない。

そんな中、ひつまぶしの看板発見。(^^

これは行くしか無いでしょ!

アナゴの天ぷら丼も捨てがたいが、
ひつまぶしは私の大好物なんで文句なし!

だいたい2500円ぐらいだったと思うが、
味はまぁまぁ美味しかったです。

ひつまぶしの超有名店の味を知ってるだけに致し方なし。



所在地:三重県鈴鹿市寺家3丁目-2-12
宗派:高野山真言宗
御本尊:白衣観世音菩薩
創建:天平勝宝年間(750-757)
勅願:聖武天皇
開基:道證上人
札所:三重四国八十八箇所、伊勢西国三十三所観音霊場 


【縁起】
当寺は聖武天皇の天平勝宝年間に勅を奉じた藤原不比等が建立したと伝え、
道證上人の開創によるといわれています。

奈良東大寺旧記に天平二十庚午年、帝命舎人令建伊勢観世音寺筑紫分流也。
舎人不智法育田地而建立寺舎人罰重々遂幽閉大堂とあり、

弘安3年(1280)には上の文に注記して伊勢庵芸郡栗真観音寺なり。
四時不絶花桜を以て名あり。朱印百余石ともある古くから、
霊験の顕著な名刹として広く知られました。

室町時代には正親町天皇の綸旨を賜り勅願寺となり寺領も給され、
付属の僧坊も20余を数える大刹でした。

戦国の世に一時、寺勢は衰えましたが、元和3年(1617)徳川幕府から
伊勢国河曲郡江島村乃内参拾石の寺領を支給され、
紀州徳川家からも高4石5斗の免除を受けました。

江戸時代を通じて寺内に苗字帯刀の寺侍を置くことを許されるなど、
手厚い庇護を受けていました。

また本尊は妊婦の安産に霊徳があり白子の子安観音と称されています。
現在も安産を願う多くの女性達が祈祷を受けに訪れています。


【山門】


県指定文化財ですが、なかなか迫力のある門です。

元禄16年(1703)に建立されたもの。

無料駐車場が2カ所ありました。


【仁王像】





【境内】


禅宗とは全く違った観音霊場独特の雰囲気です。


【本堂】


こういう造りの本堂は久しぶりに見ましたね。

堂内は撮影禁止でした。


【三重塔】




平成11年(1999)に建立されただけあって、
塔自体にまだまだ味わい深いものはありませんが、
境内の雰囲気にマッチしていて良い感じです。


【御堂】



【白子不断桜】


天然記念物。


【御朱印】


さて、参拝もこれぐらいにして四日市ドームへ。


【四日市ドーム】


駐車場が無料なのが推せる。

四日市やるじゃねーか。(^^

しかし、臨時駐車場も一杯あって、
帰りの渋滞が恐ろしいことになりそう。(^^;




入場。

低いスタンドなんで、スタンドでも見やすいです。


ライブ開始。

終始、小田さんの声にしびれた。
小田さんの歌声は神に選ばれし声でしたよ。

四日市で二万人埋めてるし人気も凄いね。

花道を多様し後ろでも近くで見れるし、通路歩くし。(笑)

あれだけ最前が美味しくないライブは初めて見ました。(笑)

楽しかったです。

荒神山観音寺(2016年5月8日参拝)

2016年06月12日 | 伊勢西国三十三所観音霊場
続きまして荒神山観音寺へ。

観音寺というのはありふれた寺名で、
鈴鹿市にも幾つかありますが、
今回は伊勢七福神の札所である観音寺へ。

鈴鹿フラワーパークの近くにお寺がありました。


所在地:三重県鈴鹿市高塚町1777
宗派:真言宗御室派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:寛治元年(1087)
開基:法陵律師
中興年:寛永10年(1633)
中興:順海
札所:三重四国八十八箇所、伊勢西国三十三所観音霊場、伊勢七福神 


【縁起】


当山は弘仁3年(812)弘法大師が日本武尊の神霊を仏像として祀り、
神事山と称したのが始まりと伝えられる。

その後寛治元年(1087)大和国の法陵律師が、
神事山の観音大士のお告げにより、当地の檜の大樹の下に十一面観音像を見出し、
堂宇を建立し安置したのが創建とされる。

創建時は紅葉山高宮寺と呼ばれ、加佐登神社周辺にあったとされる
慈悲山寺(廃寺)の末寺であったという。

中世に衰退するが寛永10年(1633)伊勢神宮参拝の途上で失明した
奥州出羽の行者・荒沢順海が、当寺に祈願したところ、
開眼全癒したことからここに留まり、
異母姉である春日局の支援を得て再興した。

春日局は上洛した際に参拝し、鐘楼の梵鐘と仏像4体を寄進している。
慈悲山寺が衰えた為、元禄4年(1691)には高野山の末寺となり、
高野山の一字をうけて高神山へ改称。

寛保3年(1793)には僧・宥信が現本堂を建立、
安永4年(1775年)には僧・光瑞により奥の院が建立され、
黒観音と三宝荒神が安置された。


【石段】



【境内】


観音霊場にありがちな殺風景な雰囲気はなく、
緑が多くて気持ちがいいです。


【鐘楼堂】


梵鐘は春日局が寄進したものだそうです。


【本堂】


本堂はスロープがあって、
車椅子の方でも堂内が見れるようになっていました。




御本尊は厨子に安置され、普段は秘仏のようでした。
毎年4月7日の御開帳のようです。

御本尊の他に日天、月天、地天が祀られていました。


【境内】


縦長の境内ですね。


【観音堂】





【八祖大師】






小さな御堂の中には八祖大師像が安置されていました。


【子安観音堂】




子安観音菩薩と厨子が安置されていました。


【奥の院 護摩堂】


更に奥に行くと護摩堂がありました。




春日局が寄進した三宝荒神と九面観世音菩薩が祀られ、
その他に厨子が安置されていました。

厨子の中に不動明王がいらっしゃるのでしょうか。


三宝荒神、日天、月天、地天の銅仏が、
春日局が寄進されたものだそうです。


【三吉稲荷大明神】



【鎮守社】



【御朱印】


今回は御本尊の御朱印をいただきました。