Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

大聖院 其の二(2016年11月20日参拝)

2016年12月22日 | 山陽花の寺二十四か寺
昨日の続き。

それにしても大聖院は見所が多い。

写真には撮って無いけど余計な石仏も多いけど。(^^;

あーいうキャラクターものの石仏は寺の格を落とすだけなのに。


【大師堂】


大聖院本坊最古の建物で、弘法大師が祀られています。


【風景】




ここから海と対岸が見れました。(^^


【石仏】



【平成の一願大師・五鈷杵】


大師堂の裏側にあります。


【一願大師】


秘鍵大師とも呼ばれているそうです。


【稚児大師】



【上人像】



【阿弥陀堂】


変わった建物です。




任助法親王が奉持された念持仏阿弥陀三尊が祀られていました。


【上人像】



【修行大師像】



【地蔵菩薩】



【愛染堂】




弥山本堂の虚空蔵菩薩の脇仏であった
愛染明王が祀られていました。


【薬師堂】



【摩尼殿】


弥山三鬼大権現の本坊御祈祷所。

ちょうど御祈祷されていましたので、
内陣は撮影しておりません。


【紅葉】





【観音堂】


嬉しいことに摩尼殿の二階部分に上がることが出来ます。


【仏間】


狭い階段を上がると畳の部屋があり、
ここは寛げる部屋となっております。


【風景】


海側。

豊国神社の五重塔を見れました。(^^




山側。

絶景でした。

紅葉の時期に訪れて本当に良かった。(^^


【境内】



【勅願堂】



【御成門】



【施無畏堂】





【摩尼殿】


これにて大聖院の参拝終了。

仁王門を出て紅葉が綺麗だった川沿いを登っていく。


【西方院】



【鳥居】


上には瀧宮神社があるようです。



【】




ちょっとしたハイキングコースとなっているようです。


【狛犬】



【地蔵尊】





【大聖院】







【紅葉】





【参道】


時間も無いしこれ以上先に進みませんでした。

上には瀧宮神社、白糸の滝、あずまや展望台がありあすが。


【御朱印】


あんまりお上手ではありませんね。(^^;

大聖院 其の一(2016年11月20日参拝)

2016年12月21日 | 山陽花の寺二十四か寺
前回宮島を訪れた時は3時間しか無く、
弥山山頂を訪れることは出来ませんでした。

今回は5時間滞在出来るので弥山山頂へ。
と思っていたのにロープフェイが90分待ちとか。(泣)

ベストシーズンの宮島恐るべし。

今回も泣く泣く回避し大聖寺という大本山へ。

初めての参拝なので楽しみです。


所在地:広島県廿日市市宮島町210
宗派真言宗御室派
御本尊:波切不動明王
創建:伝・大同元年(806)
開基:伝・弘法大師
札所:百八観音霊場(中国観音霊場)、山陽花の寺二十四か寺、広島新四国八十八ヶ所霊場


【縁起】
大聖院は真言宗御室派の大本山で、遠く鳥羽天皇勅願道場以来、
近くは明治18年大帝御行在まで歴代皇室との因縁深く、
明治維新までは十二坊の末寺を有し、厳島神社の別当寺として、
祭祀を行っていた厳島の総本坊です。

仁和寺と当院は本山と末寺という結びつき以前に脇門跡、
仁和寺院室、厳島御室などの称号を賜った深い関係があります。

仁和寺第二十世任助法親王(厳島御室)は法流流布の為、
当院に御止往されましたが、仁和寺塔頭に大聖院があった為、
特に当院を法流相伝の御室に充てられたものと思われます。

治承4年(1180)三月の高倉上皇の御社参について記した
土御門内大臣源通親公の「高倉院厳島御幸記」には、
厳島神社の別当寺といわれる所以が示されています。

1887年(明治20年)の火災で大部分の堂宇を焼失し、
現在ある堂宇はその後整備されたものである。

弥山山頂付近にも大聖院所属の堂宇があり、
こちらには弥山本堂、大日堂、霊火堂、三鬼堂などがある。
霊火堂は2005年に火災で焼失し、翌年再建された。


【門前】


ここは観光客も少なく良い雰囲気です。


【仁王門】


大本山に相応しい仁王門です。

結構参拝客がいるけど、普段は静かなお寺だと想像出来ます。


【仁王像】





【石仏】






いろいろな石仏が多いですね。


【石塔】



【下大師堂】




龍の彫り物がなかなかでした。

近くの五百羅漢庭園は見逃し。


【紅葉】



【霊宝館】



【仁王門】


石段から仁王門を撮影したもの。


【鐘楼堂】




梵鐘は妙心寺の黄橦調を模して再鋳造されたもの。


【御成門】


勅使門だけど一般人も通れます。(^^


【石仏】




下の狸は華麗にスルー。


【勅願堂】


不動堂という名前ではなく勅願堂であり、
本堂にあたります。

これは鳥羽天皇勅願道場であるので勅願堂と呼ばれています。






豊臣秀吉が朝鮮出兵の時に、
必勝・海上安全を祈願した御本尊波切不動明王が祀られていました。


【百体不動・千体不動】


これは奉納されたものと思われます。


【摩尼殿】




こちらは後で参拝します。

紅葉が美しい。


【鎮守社】



【観音堂】




御成門入ってすぐ右手にあるのが観音堂。


【水晶】



【外陣】


内陣に祀られている行基菩薩の御作と伝えられる御本尊は、
厳島神社の御本地仏として祀られていたが、
明治維新の神仏分離の際に移られたそうです。


【弥勒堂】


本堂横の部屋は弥勒菩薩が祀られていて、
チベット風の顔立ちでしたね。


【極楽観音】




百八観音霊場の札所ですが、
あの御前立は要らないと思います。

後ろの観世音菩薩に目が映りませんよ。(苦笑)


【仏庭―如宛】


虚空蔵菩薩を中心に石像が安置されていました。


【三面大黒天】



【石像】




こういうのはほっこりします。(^^




見ざる聞かざる言わざるですね。


【釈迦涅槃堂】





【八角万福堂】






宮島七福神が祀られているとのこと。

堂内に入ってみましょう。






そこそこ新しいもののようでしたね。

これでも一体買うとしたら結構な値段すると思います。

ちょっと不謹慎かな。(^^;


【七福神】



【石段】


上には大師堂があります。


【紅葉】






ちょっと盛りは過ぎましたが、
美しさは充分でした。(^^


【鎮守社】



【六波羅密地蔵】


悟りを得る為の心である布施、持戒、忍、禅定、精進、智恵を表した
六波羅密地蔵です。


【遍照窟】


大師堂へ行く石段の途中に何やら入口がある。

まぁ、普通入りますわな。






お遍路の御本尊とお砂があり、ミニ霊場になっていました。

見知らぬ観光客が入口で中を見て、
変なモノに憑りつかれると言っていたが、
素人さんはそう感じるのかな。

凄く罰当たりな発言ですけどね。(苦笑)


【大日如来】



【上人像】



長くなりましたので続きはまた明日。

弘法寺塔頭 東壽院~遍明院(2016年8月19日参拝)

2016年09月23日 | 山陽花の寺二十四か寺
続きまして山門が見事な弘法寺へ。

近くまで到着するとナビは草ボーボーの狭い山道を案内する。

この上に弘法寺はあるようだが、
とてもじゃないが細い道を車では登っていけない。

左側は崖だし登った先が行き止まりで、
Uターン出来ずバックで戻るなんて想像すると怖すぎて回避。

うーん、他に道は無いかと思っていたら東壽院という
お寺の駐車場を発見。

東壽院は弘法寺の塔頭だと分かったので先に参拝し、
歩いて弘法寺まで行くことにした。



<東壽院>
所在地:岡山県瀬戸内市牛窓町千手196
宗派:高野山真言宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:7世紀後半
開山:不明


【縁起】
東壽院は遍明院とともに7世紀後半に天智天皇の勅願を受け、
千手山弘法寺塔中寺院として開かれた。

毎年5月5日に行われる練供養の時に極楽浄土に見立てた堂の前で、
観音菩薩ら一行を迎える阿弥陀如来として用いられる仏像は、
胎内を完全に空洞化にし、裳裾部が付く所にある穴部から人が、
頭を挿し込んで被るようになっている、
世にも珍しい被仏が安置されている。

また、御本尊の阿弥陀如来は快慶作と言われている。


【山門】



【境内】


奥が本堂となります。

こちらでは珍しい仏様がいらっしゃいます。


【被仏】

(出展:トラベルjp様)


【練供養】
http://guide.travel.co.jp/article/9947/

練供養の模様はトラベルjp様でご確認ください。

この時は快慶の阿弥陀如来も見れるので訪れたいが、
ゴールデンウィークの5月5日は高速が大渋滞だからなぁ。(^^;

宝塚を起点とするあの渋滞は萎えるわ。(苦笑)


東壽院の御朱印は無いと思っていたが、
帰宅してから調べるとありました。(^^;

まぁ、いいや。

さて、弘法寺のもう一つの塔頭である遍明院へ。



<遍明院>
所在地:岡山県瀬戸内市牛窓町千手239
宗派:高野山真言宗
御本尊:五智如来・前仏不動明王
創建:7世紀後半
開山:不明
札所:山陽花の寺二十四か寺


【縁起】
遍明院は東壽院とともに7世紀後半に天智天皇の勅願を受け、
千手山弘法寺塔中寺院として開かれた。

弘法大師巡錫の地としても知られる。
同院の本尊である五智如来は五体の仏尊で、
12世紀末期・藤原時代後期の作。
国の重要文化財に指定されている。

平成になり弘法寺踟供養が復活。

だが、弘法寺伽藍は常行堂を残して焼失している為、
実施場所を遍明院と東壽院の境内に移し、両院が隔年で交互に行事坊となり、
行事坊の境内に「娑婆」を、他の坊の本堂前に「極楽」を設けて
行列が進行する形となっています。

中将姫伝説の本元である奈良県当麻寺と岡山県久米南町の法然上人生誕地の
誕生寺の練供養と共に日本三大練供養と言われています。


【駐車場】


道路からキツイ坂道を歩いて登ると大きな駐車場があった。

車でここまで来れば良かった。(^^;


【石段】



【水琴窟】



【本堂】




本堂に上がれて拝めて良かった。(^^

やっぱりお寺はこうでなくっちゃ。


【ふれ愛観音】


錚々たるお寺に安置される観音さんが居ました。(^^


【向唐門】


歴代藩主が正月に来山された際に使われる御成門とのこと。


【客殿庭園】



【遍照閣】





【大甕】


この備前焼の大甕は凄いなぁ。

何百万円もすると思う。


【御朱印】


御不在でしたので書置きをいただきました。


あと、本堂裏にある収蔵庫には重文の五智如来が安置され、
事前予約が取れれば拝観出来るそうです。

はい、知りませんでした。(泣)

また訪れることにしよう。