今年最後の参拝となるのが不空院。
新薬師寺近くにあるお寺で、
ぼさつの寺めぐりの札所なので寄りました。
特別拝観の期間以外は事前予約が必要ですが、
檀家寺みたいなので結構断られます。(^^;
駐車場は探しましたがありませんでした。
所在地:奈良県奈良市高畑町1365
宗派:真言律宗
御本尊:不空羂索観音
創建:不明
開山:不明
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、ぼさつの寺めぐり
【縁起】
奈良時代(753年・天平勝宝5年)中国より渡来された鑑真和上が、
ここ不空院に住まわれたとの記述があります。
平安前期(810-824)には弘法大師が興福寺・南円堂建立の試みとして、
鑑真住房跡であるこの地に雛形の八角円堂の建立を提案して、
願文を書いたと伝わります。
これが不空院の始まりといわれておりますが、定かではありません。
ただ八角円堂はこの寺域に確かに建てられ、
不空羂索観音が奉安されたのは事実です。
南都に戒律復興の機運が昂じた鎌倉時代には、
不空院・円晴、西大寺・叡尊、唐招提寺・覚盛、西方院・有厳の自誓受戒四律僧が、
ここで戒律を講じ多くの衆生に戒を授けました。
後の戦乱で寺は衰退、八角円堂以下ほとんどの堂宇も、
安政の大地震(1854年・嘉永7年)によって倒壊しました。
再興果たせぬまま迎えた明治の神仏判然令(1868年)、
それに端を発する仏教排撃運動と難は続き、無住職の荒廃は近代に及びました。
再興を遂げたのは大正時代のことで、橿原の久米寺より三谷弘厳和尚が当地に入られ、
倒壊した八角円堂礎石の真上に現在の本堂を建立し寺域が整えられました。
かけこみ寺の役も果たしたことから女人救済の寺として知られ、
今日に至っております。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/80/55f3f10b1842f8a3571a25197068e25b.jpg)
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8b/9db96fdb7df43e97b667a0da96b6f5a6.jpg)
現代に造った味気ない本堂です。
当然ながら不空羂索観音坐像も見れませんでした。(泣)
【えんむすびさん・えんきりさん】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d9/2b66fb766edd67d22c652e61b4deafdf.jpg)
縁結びとして黒竜大神と市岐姫大神、
縁切りとして法竜大善神が祀られています。
可愛い女の子と新たに出会い、
鬱陶しい人と縁切れますように。(^^
【狛狸】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/6c/34bc8252acc716ec1b375a1bdf73d8a9.jpg)
狸で間違いないでしょうか?(笑)
【福井之大師】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/34/d5ead43502c4f698931ee6d774a20bdb.jpg)
【鎮守社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/06/0b90efdc96248c421aebfb238c1c2429.jpg)
本堂の裏手にも何かありそうでしたが、
お寺というより人の家の裏のような感じがして、
裏には行きませんでした。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/4b/ba9fe5f80a963c28c8e25521ff7666f1.jpg)
ピンポンを御朱印をお願いするも、
檀家寺らしく直に出かけるということで、
出て来られませんでした。(泣)
ただタイルの賽銭箱の横に封筒があり、
封筒に500円を入れて住所、名前、郵便番号を書き、
賽銭箱に入れておけば、ぼさつの寺めぐりの御朱印に限り、
自宅に送付していただけました。
これにて今年の参拝も全て終了。
沢山の寺社巡りをして充実した一年であった。
来年も元気に参拝出来ればそれでいい。
多くは望まないのが一番です。
新薬師寺近くにあるお寺で、
ぼさつの寺めぐりの札所なので寄りました。
特別拝観の期間以外は事前予約が必要ですが、
檀家寺みたいなので結構断られます。(^^;
駐車場は探しましたがありませんでした。
所在地:奈良県奈良市高畑町1365
宗派:真言律宗
御本尊:不空羂索観音
創建:不明
開山:不明
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、ぼさつの寺めぐり
【縁起】
奈良時代(753年・天平勝宝5年)中国より渡来された鑑真和上が、
ここ不空院に住まわれたとの記述があります。
平安前期(810-824)には弘法大師が興福寺・南円堂建立の試みとして、
鑑真住房跡であるこの地に雛形の八角円堂の建立を提案して、
願文を書いたと伝わります。
これが不空院の始まりといわれておりますが、定かではありません。
ただ八角円堂はこの寺域に確かに建てられ、
不空羂索観音が奉安されたのは事実です。
南都に戒律復興の機運が昂じた鎌倉時代には、
不空院・円晴、西大寺・叡尊、唐招提寺・覚盛、西方院・有厳の自誓受戒四律僧が、
ここで戒律を講じ多くの衆生に戒を授けました。
後の戦乱で寺は衰退、八角円堂以下ほとんどの堂宇も、
安政の大地震(1854年・嘉永7年)によって倒壊しました。
再興果たせぬまま迎えた明治の神仏判然令(1868年)、
それに端を発する仏教排撃運動と難は続き、無住職の荒廃は近代に及びました。
再興を遂げたのは大正時代のことで、橿原の久米寺より三谷弘厳和尚が当地に入られ、
倒壊した八角円堂礎石の真上に現在の本堂を建立し寺域が整えられました。
かけこみ寺の役も果たしたことから女人救済の寺として知られ、
今日に至っております。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/80/55f3f10b1842f8a3571a25197068e25b.jpg)
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/8b/9db96fdb7df43e97b667a0da96b6f5a6.jpg)
現代に造った味気ない本堂です。
当然ながら不空羂索観音坐像も見れませんでした。(泣)
【えんむすびさん・えんきりさん】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d9/2b66fb766edd67d22c652e61b4deafdf.jpg)
縁結びとして黒竜大神と市岐姫大神、
縁切りとして法竜大善神が祀られています。
可愛い女の子と新たに出会い、
鬱陶しい人と縁切れますように。(^^
【狛狸】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/6c/34bc8252acc716ec1b375a1bdf73d8a9.jpg)
狸で間違いないでしょうか?(笑)
【福井之大師】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/34/d5ead43502c4f698931ee6d774a20bdb.jpg)
【鎮守社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/06/0b90efdc96248c421aebfb238c1c2429.jpg)
本堂の裏手にも何かありそうでしたが、
お寺というより人の家の裏のような感じがして、
裏には行きませんでした。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/4b/ba9fe5f80a963c28c8e25521ff7666f1.jpg)
ピンポンを御朱印をお願いするも、
檀家寺らしく直に出かけるということで、
出て来られませんでした。(泣)
ただタイルの賽銭箱の横に封筒があり、
封筒に500円を入れて住所、名前、郵便番号を書き、
賽銭箱に入れておけば、ぼさつの寺めぐりの御朱印に限り、
自宅に送付していただけました。
これにて今年の参拝も全て終了。
沢山の寺社巡りをして充実した一年であった。
来年も元気に参拝出来ればそれでいい。
多くは望まないのが一番です。