Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

勝持寺(2016年1月31日参拝)

2016年03月31日 | 西国薬師四十九霊場
大原野神社に隣接するのが勝持寺。

案内板を見ると花の寺と書かれているので、
てっきり関西花の寺の札所かと思ったら違うみたい。(^^;

とりあえず行ってみよう。



所在地:京都市西京区大原野南春日町1194
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:白鳳八年(678)
開基:神変大菩薩役行者
中興年:延暦十年(791)
中興:最澄
札所:西国薬師四十九霊場


【縁起】



【仁王門】


ナビだとここに誘導されます。

お寺には駐車場があるはずなのに、
ここには無い。

おかしいな?と思いながら車を適当に停めて仁王門へ向かう。




応仁の乱の兵火から唯一残った門とか。

いぶし銀の渋さが漂う。


【仁王像】


この仁王像は願徳寺のものとかで、
元来の仁王像は瑠璃光殿に安置されています。


【参道】




5分くらい歩きましたが結構しんどい坂でした。




もうすぐ着きそうです。

武家の屋敷のような雰囲気です。


【南門】


渋い、渋すぎる。

こういう雰囲気がたまらないんですよね。

しかし右手を見ると結構大きな無料駐車場があった。

ナビの野郎、こんな所に駐車場があるにも関わらず、
仁王門の下に案内しやがって。

疲れたじゃないか。(泣)


でも、これで分かった。

ナビは1台分通れる道がある限り、
お寺の顔である山門に誘導することが。

落書き寺でもやられたもんなぁ。(遠い目)




こちらの門もなかなか立派なものです。

早速拝観料を支払って境内へ。


【阿弥陀堂】




本堂にあたります。


【狛犬】



【瑠璃光殿】




ここはいわゆる宝物殿というか収蔵庫になります。

中に入るとその凄さに息を飲んだ。




撮影禁止でしたのでポストカードを転写したもの。

画像が小さいので迫力が全くありませんが、
実際に見ると重文の薬師如来、十二神将、金剛力士等の
諸仏の迫力たるや言葉では伝えられません。

貸切でずーと見てましたが、
全く飽きませんでしたよ。

是非とも拝佛していただきたいです。
損はさせません。


【不動堂】


弘法大師所縁の石不動明王。


【西行桜】


花の寺で花を見た記憶が無い件。(^^;

何年も前にも書いたけど、
関西花の寺の札所でも花が咲いてる時期には訪れない。

花で彩られた寺よりも普段着のお寺が見たいので。

ただ、桜や牡丹はやっぱり見たいけどね。


このお寺は桜や紅葉の穴場スポットのようです。


【石塔】



【鏡石】


西行法師が出家の際、この石を鏡代わりに頭を剃ったそうです。


【魚籃観音菩薩】





【鐘楼堂】



【冴野の沼】





【高遠閣】


桜ヶ丘に建てられた良い感じの建物がありました。

ここから見る桜は最高だそうです。

いつの日か桜の時期に訪れたいですね。

いくら普段着のお寺が見たいといっても、
冬の時期はやっぱり殺風景で寂しく感じる時もあるから。(^^;


【御朱印】


御詠歌もいただけるようです。


春は桜、秋は紅葉、古刹を感じる境内、素晴らしい仏様達。

良いものが沢山揃っているのに知名度は低い。
場所柄、宣伝方法等、いろいろ原因はあるだろうけど、
このお寺はこのままの方がいいね。

大原野神社(2016年1月31日参拝)

2016年03月30日 | 神社
正法寺の次は目の前に鎮座する大原野神社です。


駐車場は境内にあるのですが、
神社の横に民間の有料駐車場(500円)があって紛らわしい。

あたかも神社が経営しているかのような錯覚をして、
初めて訪れた人は罠に引っかかりそうになって危ない。(苦笑)

しかし、そう思ってたら神社も有料だった件。(泣)
100円安い400円だけど。



所在地:京都府京都市西京区大原野南春日町1152
主祭神:武御賀豆智命、伊波比主命、天之子八根命、比大神
創建:延暦3年(784)
社格:官幣中社、二十二社、別表神社


【由緒】
延暦3年(784)に桓武天皇が長岡京へ遷都した際、
桓武天皇の后の藤原乙牟漏が藤原氏の氏神である奈良春日社の分霊を勧請して、
しばしば鷹狩を行っていた大原野に祀ったのに始まる。

嘉祥3年(850)藤原冬嗣を祖父に持つ文徳天皇が社殿を造営した。
奈良春日社と同じ藤原氏の氏神を祀る大原野神社は、
それに準ずる扱いを受け、二十二社に列した。

明治4年に官幣中社に列した。

藤原氏の家に女の子が生まれると、
その子が皇后・中宮になれるようにと当社に祈願し、
祈願通りになると行列を整えて当社に参詣することが通例となっていた。

貞観18年(876)清和天皇の女御となった藤原高子が当社に参詣した際、
右近衛権中将で高子のかつての恋人であった在原業平がその行幸につき従い、
「大原や小塩の山もけふこそは 神世のことも思出づらめ」と詠んだ。


【第一鳥居】


初めて訪れた神社ですけど、
この鳥居とその奥の雰囲気を見れば大きい神社だと分かる。


【第二鳥居】



【参道】


めっちゃ遠いやん。

大きいと思ってたけど広すぎにも程がある。(笑)


【鯉沢の池】





【手水舎】


鹿とはオシャレ。


【三之鳥居】


ようやく到着。

春日系の鳥居ですね。


【境内】


清々しくてとても良い雰囲気の境内です。

こんな神社好きです。
もっと早く訪れたら良かったよ。


【中門】


やっぱり春日大社の雰囲気を感じますね。
とても品がある門です。


【本殿】


完全に春日大社の本殿を模しているものですね。

第一殿には建御賀豆智命、第二殿には伊波比主命、
第三殿には天之子八根命、第四殿には比賣大神が祀られています。


【狛鹿】



【御饌の井戸】



【境内社】


八坂社、稲荷社、八幡社。


【神輿庫】



【祓戸社】



【歌碑】




富小路禎子。






植松壽樹。


【地主神社】





【若宮社】



【瀬和井】




長い参道の途中にありました。

清和天皇産湯の清水だったとか。


【土俵】


9月の第二日曜日に五穀豊穣を奉謝する祭儀である御田刈祭があり、
享保2年(1717)より毎年神相撲の神事が行われているそうです。


【みたらし団子】


にしん蕎麦などのメニューもありましたが、
私は小腹が空いていたので団子(300円)をいただきました。

鯉沢の池を見ながら食べましたが美味しかったです。


【御朱印】


独特のタッチがあってなかなか良い味のある字です。

とても良い神社でした。

正法寺(2016年1月31日参拝)

2016年03月29日 | 西国薬師四十九霊場
山寺といった風情がぴったりな金蔵寺の次は、
同じく古刹でありながら現代的な雰囲気を感じる正法寺へ。

大原野神社から徒歩2分の場所にあり、
大型の無料駐車場がありました。

無料駐車場には大原野神社側と反対側の二カ所あります。

ナビだと反対側を誘導されました。



所在地:京都府京都市西京区大原野南春日町1102
宗派:真言宗東寺派
御本尊:三面千手観世音菩薩
創建:天平勝宝6年(754)
開基:智威大徳
札所:西国薬師四十九霊場、京都洛西観音霊場番外、京都六大黒天霊場



【縁起】
京都市西京区大原野にある真言宗東寺派の寺で法寿山と号します。

奈良唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟智威大徳が隠世したのが始まり。
当初は春日禅房と称し、その跡を伝教大師最澄が大原寺の名で寺としました。

後に弘仁年間の時、弘法大師巡錫され四十二歳の厄除けの為、
聖観音を彫刻されました。

長岡京の氏神「大原野神社」の向いに当寺はあり、
応仁の戦火て焼失、 元和元年恵雲・微円の両律師により再興。

元禄年間(1680-1703)には徳川綱吉の母桂昌院の帰依を受けて、
徳川家代々の祈願所となりました。

庶民からは西山のお大師さまとして古くから親しまれ、
現在は境内全体で200トンに及ぶ巨岩による借景式山水庭園が楽しめます。


【梅園】


無料駐車場の横に梅が咲いてました。
この辺りは結構早いですね。


【勅使門】


品格のある門です。

一般ピープルは通れません。(泣)


【山門】



【石庭】




巨石を配した見事な庭園です。


【南天】



【水琴窟】



【洗心童子】



【大手水鉢】



【本堂】


拝観料を支払い早速本堂と庭園を拝観。


【内陣】


内陣を見ると比較的新しい本堂のようですね。




御本尊。

お顔が三面ある珍しい千手観音様です。
拝顔出来て恐悦至極でございます。(^^




御本尊の向かって右手前の仏様が、
弘法大師四十二歳の時に刻まれた聖観世音菩薩だそうです。




薬師如来。

あまり薬師如来には見えないタイプです。


【書院】




次は宝生殿へ。


【走り大黒天】




宝生殿の内部に祀られていました。


【愛染明王】



【掛け軸】



【手水鉢】



【千原池】





【宝生苑】










見事な借景式枯山水庭園ですね~。

春になると紅枝垂桜がとても綺麗だそうです。

我が家にこんな庭があったら嬉しいけど、
維持費で破産しちゃうな。(^^;




この庭園の石は獣や鳥等を表現しているそうで、
木の根元には左から土竜、オウム、その手前がウサギ、
大きな岩がフクガエル、右が亀となります。




向かって左から犬、獅子、子獅子。




向かって左から浜千鳥、フクロウ、蛇、象、羊。






庭園全景。


【春日不動明王
」】


庭園の次は不動堂の内陣拝観。


【春日稲荷】


隣の稲荷社の中にも入れました。

これにて有料ゾーン終了。
満足です。


【地蔵菩薩】



【水掛け不動】



【鼓動不動】


耳を澄ますとお不動さんの鼓動が聞こえるという。

聞こえませんでしたが、何か?(苦笑)


【不動堂】





【境内】


あの朱色の塔に惹かれて正法寺にやってきました。


【遍照堂】


2010年に高台寺の忠魂堂を移築したもの。

とても印象的なこの塔があの高台寺にあったとは。


【石仏】




手前の花壇は梵字だと思われる。


【境内】


右手に朱橋が見えます。

行ってみましょう。


【不動滝】



【朱橋】


この橋を渡ると稲荷社に行けます。


【春日稲荷】


鳥居。




拝殿。




狛狐。






美しい本殿でした。


【御朱印】




三種類の内の二種類をいただきました。

金蔵寺(2016年1月31日参拝)

2016年03月28日 | 京都洛西観音霊場
久しぶりの善峯寺を堪能し、次は余り訪れることが無い大原野へ。

京都市内でも西京区大原野や鞍馬あたりは、
何故かそんなに余り訪れる気が起こらないのよね。

鬼門だからかな。(^^;



所在地:京都府京都市西京区大原野石作町1639-11
宗派:天台宗
御本尊:十一面観音菩薩
創建:養老2年(718)
開山:隆豊禅師
勅願:元正天皇
札所:京都洛西観音霊場



【縁起】



【不動堂】


予想通り結構山の奥へ行き、当然道も狭くなります。
対向車が来ないことを祈っておりました。(^^;

もうすぐお寺に到着かということろで発見。
大きな墓地の横です。




一願不動明王と呼ばれる石に刻まれているお不動さんが、
祀られていました。


【美少年の墓】


かつて私もそう呼ばれていました。(嘘)


【産の滝】




山道を進んでいるといきなり左右に道が分かれて迷う。

ここは右手を進みましょう。

すると滝がありました。

一の滝、二の滝もあるそうです。


【山門】


滝から山門へ行くと駐車場があるのですが、
これが行き止まりでどうしようも無くなるんじゃないの?って、
思うような超狭い道で焦りましたよ。(^^;

駐車場に着くと意外にも20台ぐらいは停めれましたけど。

初めての場合は緊張感溢れちゃいました。(^^;


なかなか良い雰囲気の山門です。

こういう山寺はいいですね~。(^^


【仁王像】




山門に集金箱がありますので、
拝観料200円はきっちりと納めましょう。


【石段】


運動不足はつらい。(^^;




石段途中で振り返るとこんな感じ。
紅葉の時期はかなり良いみたいです。


【境内】


春になると桜が綺麗に咲くそうです。




ピンク色の桜が美しい。




上に本堂があるようです。
また階段です。(^^;


【鐘楼堂】



【本堂】




渋い本堂です。

予想を裏切りませんね~。(^^

元禄4年(1691)桂昌院により再建されたもの。






御本尊は厨子に安置されていました。


【護摩堂】



【開山堂】



【鎮守社】


麗仙池に祀られていました。


【雲生水】



【観音像】



【下の川弁財天】




比較的新しいものです。


【長嘯亭】




今にも壊れそうだが、まだ雅な雰囲気もかろうじてある。

せめて風雨を防げたら良いのになぁ。


【風景】


実に清々しい。


【愛宕大権現】


鳥居。




ここでも運動不足がたたる。(^^;




愛宕神社より勧請されたもの。


【桂昌院廟】




こちらでも援助されていました。


【鎮守社】





【葉山神社】




富士浅間大社より勧請されたもので、
近年に建立されたものです。


【上人像】



【宝篋印塔】



【庫裏】





【庫裏】

善峯寺(2016年1月31日参拝)

2016年03月27日 | 西国三十三ヶ所霊場
続きまして西国の札所である善峯寺。

こちらも約3年振りの参拝となります。

駐車場は有料で1回500円です。(泣)



<2012年2月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/d6b29ff0d6b9fafdc470f497a7439612


http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/f1819d1cd24cabfe753ffc0a60d76d67


所在地:京都府京都市西京区大原野小塩町1372
宗派:善峰観音宗(天台宗系単立)
御本尊:十一面千手観世音菩薩
創建:長元2年(1029)
開基:源算上人
札所:西国三十三箇所、神仏霊場巡拝の道、京都洛西観音霊場


【東門】



【山門】


元禄5年(1692)桂昌院により再建されたもの。

桂昌院さんありがとう。

貴女のおかげで現在の有名寺院の立派な伽藍があるんだから。


【観音堂】


元禄5年(1692)桂昌院の寄進により再建されたもので、
仁弘法師作の御本尊千手観音菩薩等が祀られています。


【鐘楼堂】




徳川5代将軍綱吉の厄年にあたる貞享3年(1686)に、
桂昌院により寄進されたので厄除けの鐘ともいわれている。


【護摩堂】




元禄5年(1692)桂昌院により建立され、
五大明王が祀られていました。


【遊龍の松】





【多宝塔】






元和7年(1621)賢弘法師により再建された重要文化財。

とても優美な塔です。

必見。


【経堂】




宝永2年(1705)桂昌院により寄進され建立されたもの。




傅大士が祀られていました。

現在は絵馬奉納所となっています。


【開山堂】


開山源算上人の廟所。


【風景】


このお寺はやはり晴れた日に参拝するに限る。
寒いけどとても清々しい。


【幸福地蔵】





【白山 桜あじさい苑】



【宝篋印塔】


慈鎮和尚により伝教大師筆の法華経が納めてあるそうな。

ホントかな。
いや、信じる者は救われる。(^^


【桂昌院廟】


桂昌院遺髪を納めた廟所で、宝永2年(1705)建立されたもの。

まさに大檀那というべき存在の桂昌院ですから、
もっと立派なお堂を造ってもいいと思う。

そういや他の寺社でも大恩ある桂昌院に対して、
桂昌院殿とか大きいお堂は見た記憶がない。

これは桂昌院の意志なのか、
男社会でそれは許されなかったのかな。

出身の本庄家の家紋「九目結紋」はたまに見かけるけど。

当時、桂昌院が東大寺、伊勢神宮、法隆寺等の
由緒正しい寺社の再建に費やした金額は、
幕府の財政の1/3にあたる70万両だとか。

きっと幕府の財政も逼迫しただろうけど、
現代の我々は彼女に感謝の念しかない。


【鎮守社】




弁財天堂。




十三仏堂。




毘沙門堂・護法堂。


【釈迦堂】


明治18年(1885)建立されたもの。






源算上人作の石仏釈迦如来。




腰の辺りを見てみると電気ノコギリで切られたように、
真っ二つに割れていました。

これは何でなんでしょうね。


【阿弥陀堂】


寛文13年(1673)建立されたもの。

常行三昧の道場であります。


【参道】


阿弥陀堂から本坊へ向かうこの参道がとても良い。


【山門】


今回は時間的、体力的にしんどいので、
青蓮院親王御陵や奥の院は行っておりません。

これにて善峯寺の参拝終了。

3年前と全く良い意味で変わっておらず安心しました。


【御朱印】


これからも絶対にカラフル御朱印は出さないでくださいね。(笑)

十輪寺(2016年1月31日参拝)

2016年03月26日 | 京都洛西観音霊場
光明寺から次のお寺へ向かう。

何やら最近流行りのカラフル御朱印を授与したと知り、
在原業平所縁の古刹である十輪寺へ。

約3年振りの参拝となります。
無料駐車場がありました。


<2012年2月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/0a2fa40711e2806bd11662e627205ce0


所在地:京都府京都市西京区大原野小塩町481
宗派:天台宗
御本尊:延命地蔵菩薩
創建:嘉祥3年(850)
開基:文徳天皇
札所:京都洛西観音霊場


【山門】




都市部のお寺では醸し出せない雰囲気や渋さがたまりません。


【本堂】


伝教大師作の秘仏延命地蔵菩薩、草分観世音等、
なかなか厳かな雰囲気の堂内。

良い参拝をさせていただきました。

堂内は撮影不可です。


【高廊下】



【業平御殿】





【三方普感の庭】






決して大きくないお庭ですが、
とても落ち着く良いお庭です。


【境内】


業平の墓にお参りする為に境内の高台へ。


【在原業平墓】



【塩竈】





【御朱印】






HPで見た御朱印は売り切れで、
私がいただいたのはこの3種となります。

当然ながら書置きです。

ただ、六道珍皇寺や勝林寺のカラフル御朱印と違って、
お寺の方も慣れていないのか、色紙がヨレてるし、紙の切り方も良くなく、
まだまだ洗練されてませんね。


お寺の方に聞いたところ、
千葉からわざわざ夜行バスに乗ってやって来た人もいるとか。

必死ですね。(笑)

しかもお目当ての御朱印が売り切れだったとか。(泣)


最後にカラフル限定御朱印について書いておきたい。

その後、カラフルな限定御朱印を連発して、
御朱印ハンターやヲタ、コレクターの方々を喜ばせていますが、
御朱印をエサにして呼び寄せるやり方は好きじゃないですね。

古刹だと尚更そう感じます。

御朱印でお寺と御本尊と御縁を結ぶのは良いと思いますが、
何でもやり過ぎは良くないと思う。

良いお寺だと思っているだけに、個人的には残念です。

光明寺(2016年1月31日参拝)

2016年03月25日 | 法然上人二十五霊跡
今日は長岡京経由で大原野、亀岡の寺社を巡りたいと思います。

まずは久しぶりに参拝する紅葉で有名な光明寺。

紅葉の時期はお寺の無料駐車場に停めれませんが、
こんな寒い時期は余裕で停めれます。



<2012年2月26日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/292cd8d762ff1dc0e110c67d8c18a38c



<2013年10月12日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/3333fef3a9f5b814d265d9ef6e387255



所在地:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
宗派:西山浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:建久9年(1198)
開基:蓮生(熊谷直実)
開山:法然
札所:法然上人二十五霊跡、京都洛西観音霊場


【総門】




華美にならず光明寺という総本山に相応しい総門です。


【御影堂】




宝暦4年(1754)に建立されたもので、
浄土宗らしい内陣でした。

堂内は撮影不可でした。


御朱印はこちらでいただけます。


【阿弥陀堂】


寛政11年(1799)の建立。






阿弥陀三尊像が祀られていました。


【梅】


チラホラと咲いていました。


【御朱印】

春日大社(2016年1月3日参拝)

2016年03月25日 | 神仏霊場巡拝の道
所在地:奈良県奈良市春日野町160
主祭神:春日神(武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神の総称)
神体:御蓋山(神体山)
創建:神護景雲2年(768)
社格:式内社、二十二社、官幣大社、勅祭社、別表神社
札所:神仏霊場巡拝の道



<2014年11月16日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/f7d266cc20122dc00ed4aad93aa606cc



【奈良公園】


二月堂から若草山経由で春日大社へ。








若草山周辺はこれぞ奈良といった風情なんですが、
観光客はあんまり来ないルート。

ここを訪れないのは勿体ない。


【水谷茶屋】




落ち着くなぁ。

もうすぐ春日大社に到着。
まずは夫婦大国社へ。


【夫婦大国社】



【杓子】


綾瀬はるか、堂本剛、岡村隆史、王さん等、
有名人の杓子がありました。


【ハート絵馬】


ここにも99の岡村の絵馬がありました。

彼女ができますように、と書いてありましたが、
結構必死です。(笑)

横にはNMB48の渡辺美優紀の絵馬です。

イメージ通り愛想のいいこと書いてありました。(笑)


【御朱印】


右肩に第60次式年造替の印が追加されてましたね。


【南門】


何回も参拝し過ぎて今更撮影する所もなく。(笑)

写真はこれだけです。(^^;


【期間限定御朱印】


印がいつもと違いますね。
いただけるのは今年の11月6日まで。


【春日大社御朱印めぐり】
http://www.kasuga-houshuku.jp/special/goshuin/

旅行会社の企画でこんなのがあります。
4社を巡り特別朱印帳がいただけます。

とりあえず特別朱印帳のデザインを見てみたいですね。

春日大社はセンスが良いのが多いから、
デザインがダサいものでは無いと思いますが。

手向山八幡宮(2016年1月3日参拝)

2016年03月24日 | 神社
東大寺の次は鎮守の手向山八幡宮です。

何故か余り参拝する気が起こらなかったのですが、
今日は久しぶりに参拝です。


<2011年3月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/b1c91dea775ddfc692264e7ebde15763


所在地:奈良県奈良市雑司町434
主祭神:応神天皇、姫大神、仲哀天皇、神功皇后、仁徳天皇
創建:天平勝宝元年(749)
社格:県社


【明神鳥居】


正月とはいえど3日ともなると初詣客は少なめ。


【木の根】


鞍馬寺の奥の院を思い出すなぁ。(遠い目)

今年は久しぶりに鞍馬寺に行ってみるかな。


【神門】



【拝殿】



【本殿】



【若宮神社】





【若宮神社本殿】



【住吉社】


重要文化財。


【境内社】


県重要文化財。


【菅公腰掛石】



【手水舎】




狛犬の口から水が出てる。
意外とありそうで無いですよね。


【御朱印】

東大寺大仏殿~二月堂~四月堂(2016年1月3日参拝)

2016年03月23日 | 神仏霊場巡拝の道
今日は毎年恒例の東大寺、春日大社参拝です。

やっぱり大仏さんを見ないと一年が始まりません。(^^



<2010年10月16日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/93ce9278785a139667ac1c6a3d659644


<2011年8月15日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/20af1e1eb0fb2b8febc52ba8fab5fc9b


<2012年8月15日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/8e6209c1cfd3a520d9836dd0ed78b1e5


<2013年8月15日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/8cf870220f11ba9bd3b3cbc85d7afbee


<2014年1月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/7204dd4c57751eb69cbf8f2419fb21be


<2014年8月15日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/e9eb336aa8bfdc6fb1aadb67484cee99


<2015年3月15日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/b2e0a872f187031ac60800ad44b305ef


<2015年4月12日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/504d50157eec205cbe8d2e7b45085c02



所在地:奈良県奈良市雑司町406-1
宗派:華厳宗
御本尊:盧舎那仏
創建:8世紀前半
開基:聖武天皇


【境内】


鏡池の手前で佇む神鹿達。


【大仏殿】


早速大仏殿に拝観です。


【金銅八角燈籠】


大仏殿との国宝コラボ。


【盧舎那仏】




世界遺産にして人類の至宝とも言うべき大仏さん。

今年もよろしくお願いします。


【台座レプリカ】




今年も台座の上に上がって本物を見たいな。


【虚空蔵菩薩】



【廣目天】




日本で一番好きな廣目天です。


【多聞天】




こちらも日本で一番好きな多聞天です。

カッコ良すぎる。(^^


ところで持国天と増長天は頭部が造られたのみで、
いつになったら完成するのだろうか。

東大寺に金が無いとは言わせない。
何かの記念事業で早く四天王を復活させてもらいたい。


【如意輪観音菩薩】



【御朱印】


残念ながら字が上手い人がいなくなっちゃいました。(泣)

大仏殿の次は二月堂へ。

二月堂から見る景色が好きなんですよね。


【二月堂】











【風景】



【内陣】




いつも閉まっている扉が、たまたま開いてました。

二月堂の内陣を初めて見れて嬉しかったぁ。(^^

ちなみに二月堂の御本尊は二体の十一面観音菩薩です。


【閼伽井屋】




観光客の皆さんは華麗にスルーされていますが、
なにげに重要文化財です。


【御朱印】


二月堂でいただいた御朱印です。


【四月堂】


こちらは法華堂(三月堂)と違って無料で入れます。

久しぶりに拝観します。

こちらにも素晴らしい仏様達がいらっしゃるので、
華麗にスルーは厳禁だなと思った。(^^


【御朱印】



今日は時間の都合で全ては回っていませんが、
やっぱり東大寺は私の原点であり、心の支えです。(^^

石切劔箭神社(2016年1月1日参拝)

2016年03月23日 | 神社
今年の初詣も石切神社へ。

我が家の初詣は毎年石切神社、東大寺、春日大社と決まっている。(^^


毎年のことながら、
この石切神社の駐車場待ちの渋滞は本当に酷いので、
ここには電車で来られることをお勧めします。



<2014年10月19日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/08aee2ea513d76c7af74082e66558489


<2014年1月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/09993f8cd2248b410fc88eee3d4b8149


<2013年1月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/4d792e9f504dd28a649a395926d84a03


<2012年8月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/4f54e95817cb853788569d74e3d5dba5


<2012年1月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/be1f19b879aff5a51fb38a21e0b69376


<2011年1月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/56a7de3076455f4890907b9770c97fcf



【鳥居】



【拝殿】


石切神社は何十回も来ているので、
今更写真を撮ることも無いので鳥居と拝殿だけ。(笑)


【御朱印】


刀剣の石切丸をあしらったオリジナル御朱印帳がありました。

不空院(2015年12月27日参拝)

2016年03月23日 | ぼさつの寺めぐり
今年最後の参拝となるのが不空院。

新薬師寺近くにあるお寺で、
ぼさつの寺めぐりの札所なので寄りました。

特別拝観の期間以外は事前予約が必要ですが、
檀家寺みたいなので結構断られます。(^^;

駐車場は探しましたがありませんでした。



所在地:奈良県奈良市高畑町1365
宗派:真言律宗
御本尊:不空羂索観音
創建:不明
開山:不明
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、ぼさつの寺めぐり


【縁起】
奈良時代(753年・天平勝宝5年)中国より渡来された鑑真和上が、
ここ不空院に住まわれたとの記述があります。

平安前期(810-824)には弘法大師が興福寺・南円堂建立の試みとして、
鑑真住房跡であるこの地に雛形の八角円堂の建立を提案して、
願文を書いたと伝わります。

これが不空院の始まりといわれておりますが、定かではありません。
ただ八角円堂はこの寺域に確かに建てられ、
不空羂索観音が奉安されたのは事実です。

南都に戒律復興の機運が昂じた鎌倉時代には、
不空院・円晴、西大寺・叡尊、唐招提寺・覚盛、西方院・有厳の自誓受戒四律僧が、
ここで戒律を講じ多くの衆生に戒を授けました。

後の戦乱で寺は衰退、八角円堂以下ほとんどの堂宇も、
安政の大地震(1854年・嘉永7年)によって倒壊しました。

再興果たせぬまま迎えた明治の神仏判然令(1868年)、
それに端を発する仏教排撃運動と難は続き、無住職の荒廃は近代に及びました。

再興を遂げたのは大正時代のことで、橿原の久米寺より三谷弘厳和尚が当地に入られ、
倒壊した八角円堂礎石の真上に現在の本堂を建立し寺域が整えられました。

かけこみ寺の役も果たしたことから女人救済の寺として知られ、
今日に至っております。


【山門】



【本堂】


現代に造った味気ない本堂です。
当然ながら不空羂索観音坐像も見れませんでした。(泣)


【えんむすびさん・えんきりさん】


縁結びとして黒竜大神と市岐姫大神、
縁切りとして法竜大善神が祀られています。

可愛い女の子と新たに出会い、
鬱陶しい人と縁切れますように。(^^


【狛狸】


狸で間違いないでしょうか?(笑)


【福井之大師】



【鎮守社】


本堂の裏手にも何かありそうでしたが、
お寺というより人の家の裏のような感じがして、
裏には行きませんでした。


【御朱印】


ピンポンを御朱印をお願いするも、
檀家寺らしく直に出かけるということで、
出て来られませんでした。(泣)

ただタイルの賽銭箱の横に封筒があり、
封筒に500円を入れて住所、名前、郵便番号を書き、
賽銭箱に入れておけば、ぼさつの寺めぐりの御朱印に限り、
自宅に送付していただけました。


これにて今年の参拝も全て終了。

沢山の寺社巡りをして充実した一年であった。
来年も元気に参拝出来ればそれでいい。

多くは望まないのが一番です。

福智院(2015年12月27日参拝)

2016年03月22日 | ぼさつの寺めぐり
ぼさつの寺めぐりという新たな企画で、
絵入りの特別御朱印が授与されたということで、
年末の忙しい時でしたが早速参拝です。


約3年振りと久しぶりの参拝となります。

<2012年11月25日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/f092d19cfdbbf4c59208890e79ca1d31



お寺には二台分の駐車場がありますが、
鎖があって扉が閉まっていたので停められませんでした。

うーむ、困った。
あの駐車場はお寺専用なのかな。

お寺の壁沿いに停めて路上駐車しても大丈夫そうだったが、
やっぱり止めて近くの有料駐車場に停めました。

堂内拝観してもそんなに時間経って無かったけど、
結局、駐車場代は400円かかりました。

大樹寺を筆頭に岡崎市では岡崎城の駐車場以外は、
全て無料だったのに。

さすがに奈良市内で無料は無いわな。



所在地:奈良県奈良市福智院町46
宗派:真言律宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:天平8年(736)
開基:玄
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、ぼさつの寺めぐり、大和地蔵十福


【山門】


このお寺は本堂のみと言っても過言ではない小さなお寺なので、
今回は山門しか写真は撮っておりません。

はい、完全に手抜きです。(笑)


拝観料を支払い本堂内陣へ。

前回参拝した時に余りにも凄い地蔵菩薩に感動しましたが、
今回も感動しました。

素晴らしい。


【御朱印】


ぼさつの寺めぐりの御朱印で500円でした。

今の所、4つの律宗のお寺で開始しましたが、
これから札所を増やしていきたいそうです。




こちらは27日&10枚程度のみ授与の御朱印です。

可愛いので思わずいただきましたが、
手作りということで千円でした。

カラーコピーバージョンもあってそれは500円でした。
さすがにカラーコピーは無いよなぁ。

こちらの御朱印はいただいた時は嬉しかったが、
帰宅してから冷静に見ると貼り紙が安っぽく見えました。

千円はちょっと高いかな。
それにこれは完全に女子向けだな。

女子向けといえば、
手作りの御朱印帳を試験的に発売されるようです。

http://ameblo.jp/nanto-fukuchiin/entry-12137862535.html

写真を見たけど男は無理。(^^;

男用に勝軍地蔵の御朱印帳を作って欲しいな。(^^

龍城神社(2015年12月20日参拝)

2016年03月21日 | 神社
いよいよ充実した今回の旅も終わりに近づいてきました。

最後の参拝となるのが龍城神社



所在地:愛知県岡崎市康生町561
主祭神:徳川家康・本多忠勝・天神地祇・護国英霊
創建:不明
社格:県社


【由緒】
龍城神社は、徳川家康公が生まれた岡崎城本丸に鎮座する神社で、
家康公が戦乱の世を鎮め、天下統一をなし、
万民和楽の大業を達成した偉業を讃え、岡崎城内に奉祀されたものです。
 
後に三河以来の忠臣・本多忠勝公を合祀し、
昭和37年(1962)社殿が再建されたのを機に、
天神地祇、全市旧領の護国の英霊が配祀されました。



【鳥居】



【狛犬】



【拝殿】



【龍神】



【神馬】



【東照公遺訓碑】





【遥拝所】



【出世開運 龍の井】





【御朱印】


これにて参拝終了。


【松平元康像】


家康公誕生450年祭を記念して平成4年(1992)に寄贈されたもの。


【徳川家康公銅像】




The逆光。(笑)

家康公350年祭を記念して昭和40年(1965)に造られたもの。


【石橋】



【電話ボックス】


逆光で見難いですが電話ボックスでした。(笑)


【どて焼き】


岡崎公園内の店で小腹が空いたので食った。

八丁味噌は愛知県でしか私は味わえないのですが、
なかなか美味しかったです。

八丁味噌はクセがあるけどね。


【伊勢湾岸自動車道】


テーマである家康公所縁の寺社巡りもめぼしい所は行けたと思う。

しかし天恩寺に行けなかったのは痛かった。
次回の宿題として残したということにしておこう。

岡崎城(2015年12月20日拝観)

2016年03月21日 | 旅行、その他
本日最後の参拝となる龍城神社へ向かう。

神社が鎮座する場所が岡崎城の中にあるので、
ついでに岡崎城を拝観することに。

基本的にお城だけだったら、
彦根城や白鷺城クラスじゃないと行きませんけどね。

いくら家康公の生地であっても、
歴史を感じない昭和になって復興した城は興味が無いから。

明治政府の廃城令は本当に最悪な行為ですよね。
犯罪人と言っても過言ではない。



城郭構造:梯郭式平山城
天守構造:複合連結式望楼型3重3階(1617年築・非現存)
築城主:西郷稠頼・頼嗣(三河国守護仁木氏の守護代)
築城年:享徳元年(1452年)(享徳4年説あり)
城主:西郷氏、松平氏、田中氏、本多氏、水野氏
廃城年:明治6年(1873)
復興:昭和34年(1959)


【大手門】




有料駐車場のすぐ側にありました。

平成5年(1993)に再建されたものですが、
大きいだけで建築好きからすれば全く物足りない。


【徳川家康像】


有名なお姿ですよね。


【能楽堂】





【岡崎城】



【家康公・竹千代像】



【紅葉】





【天守閣】








拝観料を支払い城内へ。


【礎石】


入ってすぐに見れる昔の遺構です。


【石垣】


堀や石垣が昔の遺構を僅かに伝えるもの。

2階に上がると刀剣や武具、甲冑等が見れます。
城の楽しみはこれですね。


3階は城下町の文化と産業について、4階は城と城主について展示。
5階は展望台になっていました。


【風景】





【家康館】


有料ですが折角なんで拝観しましたが、
特に印象に残るものなし。(^^;


うーむ、ここに回す時間を天恩寺に振れば良かった。(^^;