Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

粟田神社(2016年8月7日参拝)

2016年09月01日 | 京都十六社 朱印めぐ...
京都刀剣御朱印めぐり三社目の粟田神社へ。

こちらは初めての参拝となります。


所在地:京都府京都市東山区粟田口鍛冶町1番地
主祭神:素戔嗚尊、大己貴命
創建:貞観18年(876)
社格:府社
札所:京都十六社  朱印めぐり、京都刀剣御朱印めぐり



【由緒】
平安時代清和天皇貞観18年(876)春に神祇官並びに陰陽寮より、
「この年隣境に兵災ありて、秋には疫病多いに民を悩ます」と天皇に奏上。
そこで直ちに勅が発せられ全国の諸神に御供えをして国家と民の安全を祈願。

その際、従五位上出羽守藤原興世は勅使として、
感神院祇園社(今の八坂神社)に七日七晩丹精を込めて祈願されました。
その満願の夜、興世の枕元に一人の老翁が立ち、
「汝すぐ天皇に伝えよ。叡慮を痛められること天に通じたる。
我を祀れば、必ず国家と民は安全なり。」と告げられました。

興世が「このように云われる神は、如何なる神ですか?」と尋ねられると、
老翁は「我は大己貴神なり。祇園の東北に清き処あり。其の地は昔、
牛頭天王に縁ある地である。其処に我を祀れ。」と言われて消えられました。

興世は夢とは思わず神意なりと朝廷に奏上し、
勅命により直ちに此の地に社を建てて御神霊をお祀りしました。
 
また一説には孝昭天皇の分かれである粟田氏が此の地を治めていた時に、
氏神として当社を創建したとも云われています。

旧社名は感神院新宮、粟田天王宮と称されていましたが、
明治になり粟田神社と改称されました。

当社の石段下の道は旧東海道・東山道であり、
京都を行き来する旅人は旅の安全を祈り感謝し、
当社は旅立ち守護の神として崇敬を集めております。


【第二鳥居】


写真は撮れなかったけど三条通沿いに第一鳥居があります。

そこから車で入って更に第二鳥居をくぐって境内へ。

境内に車を停めれるということで、
坂道の参道を慎重に登っていく。

けど、初めて参拝する人は、このまま進んで大丈夫か?となりますが、
そのまま進んでいけば境内に辿りつけます。

最後の最後で段差があるので、ローダウンの車は干渉するので気を付けて。


【拝殿】


舞殿のような拝殿ですね。

元禄16年(1703)に建立されたとされます。


【幣殿】


幣殿と本殿が一体となったタイプです。

文政6年(1823)再建されたもの。


【狛犬】



【本殿】



【境内社】


多賀社、朝日天満宮、大神宮。


【出世恵美須神社】



【吉兵衛神社】




土地の守り神。


【太郎兵衛神社】


こちらも土地の守り神。


【北向稲荷神社】



【神楽殿】



【御神馬】



【神輿庫】



【鍛冶神社】




参道を降りて第二鳥居前に鎮座。

田口の刀工、三条小鍛冶宗近・粟田口藤四郎吉光と、
作金者の祖である天目一筒神を祀る鍛冶の神様。


【石碑】



【御朱印】


通常の御朱印です。

こちらの御朱印帳は人気で売り切れでした。




三日月宗近。




一期一振。




小狐丸。


【三日月宗近】


天下五剣の一つで国宝。

高台院、徳川秀忠以降徳川家所蔵であったが、
第二次世界大戦後流出し現在は東京国立博物館所蔵。


【一期一振】


豊臣秀吉、徳川家康、徳川家を経て孝明天皇に献上された御物。


【小狐丸】
平安時代の三条宗近作と伝えられる日本刀。

九条家が秘蔵していたとされるが現在の所在は不明。

藤森神社(2016年8月7日参拝)

2016年08月31日 | 京都十六社 朱印めぐ...
本日の参拝テーマはずばり「刀剣」。

粟田神社と藤森神社、建勲神社、豊国神社の四社が、
合同で刀剣の御朱印が新しく授与開始されたと知って、
これは御朱印をいただかねば、と思いたった次第。

刀剣乱舞のブームに乗る形で神社側も最近は色々やってますね。(笑)

まぁ、私は刀剣乱舞は全く興味無いけど、
昔から刀剣は好きだったので参拝はMUSTでございます。(^^



<2015年12月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/6860ecbcab7c9e7c5dcf9d3218abc62d


所在地:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
主祭神:素盞嗚命
創建:(伝)神功皇后摂政3年(203)
社格:府社
札所:京都十六社 朱印めぐり、京都刀剣御朱印めぐり


【参道】


駐車場は有料ですが、
20分間は無料となります。


【かへし石】





【拝殿】



【本殿】



【御朱印】


鶴丸国永の御朱印。
書置きです。

刀剣と甲冑のデザインの御朱印帳もありましたが、
ちょっと微妙な感じだったので買いませんでした。


しかし、この御朱印帳や鶴丸国永の御朱印を複数買う腐女子の多いこと。

オクに出品するのか、友達に買ってあげたのか知らないけど、
これはいかがなものかと思う。


【鶴丸国永】


平維茂、織田信長、北条貞時といった錚々たる武将が所有し、
その後、藤森神社にあったものが、仙台伊達家へ。

明治34年の仙台行幸のおり、
仙台藩14代藩主伊達宗基から明治天皇へ献上した御物。