Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

惟喬神社(2016年10月15日参拝)

2016年10月31日 | 神社
岩倉実相院界隈を参拝し、
本来なら近くの妙満寺に行く予定であったが、
先に山奥にある志明院に行っておいた方が賢明だと思い、
ひたすら酷道61号線を走る。



このような広い道が時々あるが、離合が難しい道が多くて疲れる。

しかも建設関係の現場があるらしく、
細い道にも関わらずダンプまで走ってるからたまらない。

たぶん、平日だったらダンプが沢山走ってると思うから、
平日にこの道を走るのはきついと思う。

そんな道を走りながら神社を一つ見つけたが、
志明院が待っているので先を急ぐ。


それにしても、これほど神経の使う道は久しぶり。

大概疲れてきた。

そんな時に新たに小さな神社を見つけたので、
休憩がてら参拝することにした。



所在地京都府:京都市北区雲ヶ畑出谷町岩ノ奥42
御祭神:惟喬親王
創建:不明
社格:村社



【風景】




こんな所にも人は住んでいる。

不便極まり無い所なんですけど。(^^;


【由緒】



【鳥居】


駐車場はありませんが、
神社の手前や先に進んだ場所で路駐出来ます。

ここまで来ればダンプはいないし、
他の車もあんまり来ないし、何より警察も居ませんので。(笑)


【拝殿】



【狛犬】



【拝殿】



【本殿】



【風景】


電柱ががあるように電気は通っています。(笑)


【境内社】




雪が多いのか本殿と同じく覆屋で守られていました。


このような小さな神社であったが、
参拝出来て良い気分転換が出来ました。


御朱印は無いと思います。

大雲寺(2016年10月15日参拝)

2016年10月30日 | 仏閣
石座神社の隣にある大雲寺へ。

お寺の看板によると行基菩薩所縁のお寺らしい。

何台か停めれる無料駐車場というか、
空き地がありました。


【三面石仏】




相当古く大きな石仏でお顔も分からなくなっているが、
阿弥陀如来のようです。


【万里小路中納言藤房卿髪塔】


境内ではなくお寺のすぐ側にありました。

ほどなくお寺に到着。



所在地:京都府京都市左京区岩倉上蔵町305
宗派:天台證門宗
御本尊:十一面観音菩薩
創建:天禄2年(971年)
開山:真覚上人
開基:日野中納言藤原文範



【縁起】


今から千余年前、円融天皇が比叡山に行幸された砌、
当山の辺りに紫雲がたなびくのを眺められて聖地なるを感じとられ、
ここに堂宇を結ぶことを許された。

行基菩薩作の十一面観音を本尊とする観音院をはじめ、
四十九の堂塔伽藍と千人に及ぶ僧を擁した洛北屈指の名刹と称された。

大雲寺の観音様の霊験は広く朝野の尊信を集め今日なお、
ご利益を求める善男善女の参拝は絶えることない。
 
また、紫式部の源氏物語、太平記、井原西鶴の好色一代女等、
文学作品の舞台としても大雲寺は多く登場する。

宋に渡った大雲寺5世成尋阿闍梨が著した紀行文「参天台五台山記」
並びにその母の句集は、日本と中国の文化史上不朽の名をとどめている。

平安時代、南北朝、室町時代、戦国時代と再三再四の兵火に焼かれ、
都度不死鳥のごとく再興をなし、昭和の法難と称される大雲寺事件の後、
昭和60年に成尋開基の宝塔院旧地に仮本堂を結んで現在再興途上である。


【本堂】


え?ここ?
普通の家やん。

すっげー入りづらいんですけど。(^^;

勇気を出して近づいてみる。


【仁王像】


小さな仁王像がいた。(^^;

お気軽にお参りしてくださいと書かれていたので、
勇気を出してピンポンを押してみた。

するとおばさんが出てこられて本堂に上げていただいた。(^^


【本堂】


雰囲気を出そうという本堂内陣です。

行基菩薩作と伝わる御本尊様は秘仏でした。








色々な仏様が所狭しと祀られていました。


【石仏】



【双龍大権現】



【紅葉】


近くの公園に行くと早くも少しだけど紅葉していた。(^^


【御朱印】



帰宅してから調べてみると、
昭和60年(1985)に旧伽藍が人災により焼失し、
現在は仮本堂で細々であるが法灯を灯し続けているようです。

ただ、このお寺は普通の方々によって維持されている感じで、
とても僧侶がいるとは思えませんでしたね。


旧伽藍を写真で見てみると、
さすがに古くて痛んでいるようですが、
なかなか雰囲気のあるお寺だったようですね。

全てを失う火災は本当に怖いね。

石座神社(2016年10月15日参拝)

2016年10月29日 | 神社
実相院から大雲寺を目指して歩いていると、
偶然見つけた神社が石座神社。

あの岩倉具視がよく参拝していたらしい。

10台分ほどの無料駐車場がありました。



所在地:京都府京都市左京区岩倉上蔵町302
御祭神:八所大明神・十二所大明神
創建:不明


【由緒】


読みにくいが読んでみると、
意外にも歴史が古く隣の大雲寺の鎮守社として、
天禄2年(971)に現在の山住神社の地から移転したそうです。

また10月23日頃には火祭りが行われるとのこと。

境内には氏子さん達が祭りの準備をしていましたが、
単なる祭りではなく、火祭りだったとは驚きです。


【鳥居】


なかなか雰囲気のある神社ですね。

岩座神社の存在も知らなかったので、
近くの山住神社は参拝しておりません。


【拝殿】



【狛犬】



【本殿】


本殿は西殿と東殿があるようです。






西殿が十二所大明神、東殿には八所大明神が祀られていました。


【清め砂】



【拝殿】



【一言神社】









【境内社】








鹿島神社、香取神社、出雲神社、貴船神社、熊野神社、
稲荷神社、愛宕神社、猿田彦神社と、
錚々たる神社から勧請されていました。


【風景】


ここからも比叡山の一部が見えました。(^^


【蔵】



御朱印は恐らく無いと思われます。

岩倉実相院門跡(2016年10月15日参拝)

2016年10月28日 | 仏閣
妙心寺から床もみじで超有名な岩倉実相院へ移動。

左京区ともなると京都市内とはいえ、
緑豊かで長閑になってきます。

実は岩倉実相院は初めての参拝となります。

どうも混んでるイメージがあって回避していたんですよね。
でも、実際に行ってみると紅葉の時期以外は空いているようです。



所在地:京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
宗派:元天台宗寺門派(単立)
御本尊:不動明王
創建:寛喜元年(1229)
開基:静基僧正


【縁起】
実相院は元天台宗の寺門派の単立寺院で、
御本尊は鎌倉時代に作られたと伝えられる木造立像の不動明王です。

実相院は昔から岩倉門跡や岩倉御殿とも呼ばれています。
その理由は実相院が門跡寺院であるからです。

住職を天皇家の血を引く方々が務められていた、
格式の高い寺院で、代々皇室から大きな支援を受けて栄えていました。

特に室町時代から江戸時代にかけては、
天台宗寺門派では数少ない門跡寺院の随一とされていました。

門跡寺院となったのは寛喜元年(1229)のことで、
その頃は北区の紫野にありました。

その後、京都御所の近くに移り、ここ岩倉に移ったのは、
応仁の乱の戦火を逃れる為であったと言われています。

義周法親王が門跡となられた時、京都御所から、
大宮御所「承秋門院の旧宮殿」の一部が下賜されました。

それらが正面の四脚門、玄関横の御車寄、中の客殿です。

また、岩倉具視もここを借りていて住んでいたり、
池の前の部屋で密談をした様子等が記された日記も残っています。


【山門】


さすが門跡寺院です。

門を見ただけで格式の高さが分かりますね。

無料駐車場は山門前にありましたが、
紅葉の時期は混雑するので停めれません。


【前庭】



【石仏】


早速拝観料500円を支払い客殿へ。

御本尊にお参りを済まし、滝の間にある有名な床みどりを拝見。

うーむ、床もみじと違って、床みどりは思ったより普通。

特に感動はしませんでした。

隣の部屋に移動すると狩野派の襖絵があり、
これは見応えがありました。

しかし、あちらこちらに撮影禁止の張り紙。

まぁ、貼り紙はよくあるが、
幾つもある監視カメラはいただけない。

そんなに撮影されるのが嫌なのかな。


【山水庭園】








京都らしい見事な庭園。
これはとても落ち着く。

監視カメラ無いし。(笑)

庭園は撮影OKでした。






奥に見えるのが書院。




客殿。


【石庭】


裏手に行ってみると庭園があった。

何も無いと思っていたらビックリした。










比叡山を借景とした石庭が見事。

禅宗と勘違いしそうです。(^^;


【御朱印】



初めて参拝した実相院ですが、
もう参拝することは無いと思います。

ここより良いお寺は幾らでもあるし。

妙心寺塔頭 大心院~妙心寺(2016年10月15日参拝)

2016年10月27日 | 仏閣
本日は京都市内から洛北界隈のお寺、
そして最後は更に北上し山のお寺を巡る予定です。

まずは花園会館で新しい御朱印帳が発売されたので、
妙心寺へ向けて車を飛ばす。

妙心寺の無料駐車場に車を停めて、
駐車場の前にある花園会館の売店へ。

こちらにお目当ての御朱印帳が販売されています。


【御朱印帳】


こちらは紙ケースです。




御朱印帳。

雲龍図は建仁寺等の他のお寺にもありますが、
狩野探幽の雲龍図はやはり別格。

その素晴らしさ、品格、圧倒的迫力は追随を許さない。
まさに世界最高峰。


しかし、この御朱印帳はどっちを縦に良いか分からないが、
多分私が画像でUPしたのが正しいと思う。(^^;

多分値段は税込で1650円ぐらいだったと思う。(^^;

売店で売っていたので当然御朱印は入っておりません。


御朱印帳を買って参拝もしないで帰るなんて、
私はそこまで落ちぶれておりませんので当然参拝です。


<妙心寺塔頭 大心院>
所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町内
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:十一面観音菩薩
創建:不明
開基:細川政元
開山:景堂玄訥


【山門】


先にまだ参拝していない塔頭の大心院へ。
ここは常時公開している数少ない塔頭です。

それなのにまだ参拝して無かったり。(^^;


【前庭】





【庫裏】



【石仏】



【拝観入口】


拝観中止とかー。

私はお庭より仏様や伽藍を重視する。

だからお庭中心の塔頭で今まで拝観してなかったけど、
今日はやっと気が向いたのに中止とはね。

運が無いというか、縁が無いというか。(苦笑)

まぁ、長いこと寺社参拝してたらこんなことはよく有ること。

またいつの日か気が向いた時に訪れましょうぞ。

多分、数年は無いと思われるが。(^^;



<妙心寺>
所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町64
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦如来
創建:暦応5年/康永元年(1342)
開基:花園法皇
開山:関山慧玄


<2011年3月12日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/a1a6b2a0e010f34de022bb3d1651821a

<2015年3月14日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/93d57ad29ac3eebc1430772fc0f484eb

<2015年9月14日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/fe582de5fd2b009e9a615c595d70f66b



【南総門】



【三門】




さすがの重要文化財。


【仏殿】


重要文化財。


【法堂】


重要文化財。


【大方丈】





【御朱印】


買ったばかりの御朱印帳にいただこうとしたら、
まさかの書置き。

妙心寺よ、お前もか。(^^;

泉神社(2016年10月10日参拝)

2016年10月26日 | 神社


伊吹山寺参拝後、
今回は水を汲みに米原市に鎮座する泉神社へ。

泉神社の水は当然ながらただの水ではありません。
日本名水百選に選ばれた名水です。

どんな水か楽しみ。

8台程度の無料駐車場がありました。


所在地:滋賀県米原市大清水1166
御祭神:素盞嗚尊・大己貴命
創建:白鳳2年(674)
社格:村社


【鳥居】


良い雰囲気の神社のようです。


【御神水拝受所】


鳥居の下の方に水汲み場がありました。

するとペットボトル30本ぐらい持って来てる人達がいっぱい。

どんなけ水を汲んでるねん、とツッコミたくなったよ。(^^;

それだけここの御神水が人気があり、
本当に美味しいのであろう。

ちなみに協力金という形で300円納める必要があります。
あくまで任意だけど。

私も水を汲んだので参拝開始。


【境内社】


清らかな水が流れていました。

祠には水神が祀られているのでしょう。


【境内】


階段かぁ。




ハァハァ言いながら登った。

振り返るとなかなかの高さがありますね。


【拝殿】



【狛犬】



【境内社】



梵鐘堂が近くにあったようですが、
完全に見逃してました。

まぁ、それはしょうがない。

これにて本日の参拝終了。

御朱印は恐らく無いと思われます。

伊吹山寺(2016年10月10日参拝)

2016年10月25日 | 役行者霊蹟札所
本日は先月に行った伊吹山寺に再度参拝です。

もう行く予定は無かったが、
今回は親が登ってみたいと言うもんだから。(^^;

親孝行はしておかないとね。(^^


<2016年9月2日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/94a8fc8f438bf304e74f1b9ed4ce9457


所在地:滋賀県米原市上野字地蔵
宗派:天台宗
御本尊:薬師如来
創建:仁寿年間(851-854)
開基:三修上人
札所:役行者霊蹟札所


【関ヶ原合戦決戦地】


関ヶ原で高速を降りて決戦地へ寄ってみた。






現在でも非常に長閑な場所が関ヶ原の決戦地。

近くには石田三成陣跡もあったが、
急いでいたので華麗にスルー。

私は歴史が好きだけど、
戦場にはあんまり惹かれるものが無いんですよね。


という訳で、3090円の伊吹山ドライブウェイを走り、
山頂スカイテラス駐車場に到着。

三連休で天気も良いもんだから、
前回訪れた時よりも混雑していた。


【恋募観音】



【風景】


ススキがあって秋らしくなってきましたね。

さて、頂上へ向けて歩きますか。




伊吹山はそんなに高くない山だけど、
それなりに風景は素晴らしいですね。


【花】


親を気遣いながらゆっくり登る。

花はさすがに咲いてるのが少なかったですね。
トリカブトが少々といった感じ。(^^;


【頂上】




もうすぐ到着です。

寒いかなと思ったけど、全く寒くありませんでした。


【覚心堂】




前回は20分で登りましたけど、
親とゆっくり登ったので35分で到着。

早速参拝。

今回は無人で御朱印は住所と名前を書いて、
封筒に300円を入れて賽銭箱に投入すれば、
後日送ってくれるようです。

御朱印は2種類でした。




8日後に郵送されてきた御朱印です。

封筒に入っていたんですが、
厚紙で保護しなくても大丈夫でした。

郵便局さすが!(^^


【白猪】


前回は完全に見逃していましたわ。


【風景】



【対山館】


山小屋で軽く食事。

ここで300円以上買ったり飲食すると、
登頂証明書が貰えました。


【カレー】


値段は850円。

山の上だから妥当な値段だけど、
噂によるとボンカレーとか。(^^;

でも、ボンカレーでも美味かったです。

大塚食品さん、ボンカレーお待ちしております。(笑)


これにて下山。

親も頂上まで行けて満足してるようで何より。

来年は一合目から登りますぞ~。

佛光寺(2016年10月8日参拝)

2016年10月24日 | 仏閣
本日最後の参拝は佛光寺。

本当は浄土宗大公開に参加されている隆彦院に行こうと思ったが、
駐車場が近くに見つけられず断念しました。

今回は縁が無かったということで。

残念な気持ちのまま帰宅するのも嫌なんで、
気軽に参拝出来る佛光寺へ。

イラスト入りの御朱印も毎月変わってるようだしね。



<2011年2月19日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/f31a676b2a9edda399328d49222f90ea


<2012年1月21日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/dc5460f4d56e5ecd5ba05c77cfc91d5a


<2015年10月10日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/318215dea8557c5ce2cc4f42ec153cb1


所在地:京都府京都市下京区高倉通仏光寺下ル新開町397番地
宗派:真宗佛光寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:建暦2年(1212)
開基:親鸞聖人
中興:元応2年(1320)
中興:了源上人


【御影堂・阿弥陀堂】






サクッと参拝を終え御朱印をいただきに寺務所へ。

すると御朱印は本日既に終了されてるとか。

マジっすか。(泣)

職員さんに聞いてみると、
イラスト御朱印は午前中のみになるそうです。

しかも書ける人が居ない場合もあるので、
事前に確認してほしいそうです。

まぁ、これも仕方ない。

薬師院(2016年10月8日参拝)

2016年10月23日 | 京都十二薬師霊場
大満足の転法輪寺から中京区へ移動。

京都十二薬師霊場の一つ薬師院を参拝します。

こちらのお寺は2年前にFACEBOOKで、
10月8日に限定の御朱印が出される情報があり、
是非ともいただきたいと思っていました。

しかし、平日は仕事がなかなか休めないので、
去年は諦めてましたが、今年は待望の土曜日。(^^

2年越しの念願の参拝です。

事前情報で御朱印の授与は昼の13時からだったので、
近くの有料駐車場に13時半頃到着。

駐車場はありますが月極のようでした。



所在地:京都府京都市中京区釜座通二条上ル大黒町694
宗派:黄檗宗
御本尊:薬師如来
創建:不明
開山:不明
再興:鉄面寂錬禅師
札所:京都十二薬師霊場


【縁起】
御本尊の薬師如来像は、桓武天皇の延暦元年(782)、
伝教大師最澄が一刀三礼彫刻された薬師仏七体中の一体尊。
 
現存するのは延暦寺根本中堂のものと二体のみ。

鎌倉時代の寛喜2年(1230)疫病が全国に広がった時、
住職の夢に薬師如来が現れて、一切病苦の衆生、我が前に来たらば
諸病ことごとく除くべきに、来ぬか、来ぬか、とのお告があり、
皆病気治癒したので、これ以降、「こぬか薬師」呼ぶ。

その後、織田信長が法蓮道三藤山城守より薬師如来のことを伝え聞き、
美濃から京都の現在地に移したという。

元治元年(1864)に起こった蛤御門の変で焼失。
緑樹院竺丈禅師、三井家、近衛家の外護により、
明治22年(1889)に再建されるも、戦後荒廃。

その後、住職、檀家により復興し現在に至る。


【大行列】


着いてみるとご覧の通りの大行列。

皆さん御朱印目当てです。(笑)

やっぱりあの御朱印は欲しいもんなぁ。(^^

しかし、これほどとはビックリしたよ。(^^;


【本堂】


本堂と庫裏のみといった小さなお寺です。

写していませんが、本堂奥をグルっと周って、
大行列の人達がいます。(^^;




テントの下では檀家さん達が集まり、
薬師如来開扉法要に参加されていました。




本堂内陣は残念ながら撮影禁止でした。


【御朱印】


約40分並んでいただきました。

この御朱印が欲しかったのよね。(^^

しかし、あれだけあった枚数も残り10枚ぐらいだったので、
めっちゃ焦ったよ。(^^;

今回いただけなかった人達の救済策として、
この御朱印に限り郵送していただけるようでした。

でも、何で葵の御紋なのか調べても、
よく分かりませんでした。

今度、お寺の方に聞いてみよう。




御本尊の御朱印。

売り切れた御詠歌と三種類とも書置きでした。

2年前の情報だと金紙以外の御朱印は御朱印帳に書いていただき、
尚且つ三種類あったんだけど、
あの行列を見たら土日はさすがに無理っすね。

書置きで正解です。

でも、普段は御本尊と御詠歌の御朱印は、
御開帳の印が無いだけで普通にいただけます。

転法輪寺(2016年10月8日参拝)

2016年10月21日 | 仏閣
太秦から転法輪寺がある龍安寺方面へ移動。

転法輪寺は前から訪れたかったお寺ですが、
観光寺院では無いので基本的に拝観は事前予約が必要です。

この事前予約っていうのが結構敷居が高くて、
なかなか参拝出来なかったが、浄土宗寺院大公開ということで、
何の気兼ね無く参拝となりました。(^^


所在地:京都府京都市右京区龍安寺山田町2
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:宝暦6年(1756)
開山:関通上人


【縁起】
開基である関通上人は初め洛陽の東三本木の邊りにある轉輪寺におられ、
そこで專修念佛の法門を世の人々に説き示されておられました。

この所こそ求むる西方にして、究竟一乘の浄土門弘通に最も適せる勝地なりと、
この地に念佛道場をと幾たびが懇請され、ようやく宝暦6年(1756)の春、
当時既に廢寺となっていた円通寺というお寺を譲り受け、
彼と此との寺名を換えて、そこに轉法輪寺と名づく寺を草建することを
決意されたのであります。

その後、様々な方の歸依を受けて宝暦8年4月、殿堂庫裡の竣工を遂げ、
五本尊阿彌陀如來の新彫成って開眼供養並びに入佛大會の法要を
勤修されたのであります。

18世・仁誉俊孝の時、知恩院門跡・孝誉現有大僧正の援助により、
手狭になった北野より現在地の御室に移転し、現在に至る。


【鐘樓門】


無料駐車場に車を停めると、
竜宮を思わせる門が見える。

この門はいわゆる鐘楼門で、二階部分には何と4トンもの
鐘楼が吊り下げられていました。


【境内】


綺麗に手入れされた前庭です。


【本堂】


ようやく御本尊様にお会い出来る。

早速堂内へ。


【阿弥陀如来】




うお!
やっぱり凄い。
というか実物はもっと凄かった。(^^

嬉しいことに撮影OKでした。








ふぅ。
どっから見ても素晴らしい。

これほどの御本尊様がいらっしゃるとは驚きました。

そして感動した。
全く見飽きないんですよね。

それが独り占めで堪能出来るんだから幸せですよ。

拝観料500円取っても良いと思います。

折角、公開してくれてるというのに、
他の人達は何をしてるんでしょうね。

実に勿体無い。


御本尊様の後ろにもいろいろ祀られているようです。


【上人像・地蔵菩薩】




向かって左側は珍しい地蔵菩薩坐像です。


【釈迦誕生佛・裸形阿弥陀如来】




裸形の阿弥陀如来は非常に珍しい。
初めて見ました。


【法然上人像】



【関通上人】


こういうお爺さんいるよね~。(笑)


【阿弥陀如来】


もう一度じっくり拝見。

檀家さんが羨ましい。

ずっと見ていられるよ。(^^


【書院】





【参道】


名残り惜しいが次の参拝地へ。

御本尊様を見て感動したのは久しぶり。

また訪れたいと思う。


【御朱印】


真ん中の南無阿弥陀仏はハンコでした。

悟真寺<応挙寺>(2016年10月8日参拝)

2016年10月20日 | 仏閣
やっぱり凄かった広隆寺を後にし、
歩いて悟真寺へ。

このお寺は全く知りませんでした。
今回のイベントが無ければ参拝することは無かったでしょう。


所在地:京都府京都市右京区太秦東蜂岡町5-1
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:文永9年(1272)
開山:了慧上人
札所:洛陽四十八願所地蔵めぐり



【冠木門】


隣は自然幼稚園でした。

駐車場は無いと思っていましたが、
境内に停めることが出来ました。


【山門】


山門の向こう側が幼稚園だったので、
山門をくぐることは出来ませんでした。

こういうのは珍しいですね。


【本堂】


平成25年(2013)に再建されたものですが、
内陣に入ると畳の香りがしてました。(^^

阿弥陀三尊像も新造のものなのか、
新しく彩色し直したか知りませんが、
金ピカで新しかったですね。

円山慶祥と真祥が描かれた天井画もあり、
花の絵が美しかったですね。

堂内は残念ながら撮影禁止でした。


【石碑】


応挙誕生地となっていますが、
応挙って亀岡辺りの出生じゃなかったっけ?


【御朱印】

広隆寺(2016年10月8日参拝)

2016年10月19日 | 聖徳太子御遺跡霊場
知恩院から太秦の広隆寺へ移動。

広隆寺の近くに悟真寺というお寺があって、
こちらも今回の浄土宗大公開に参加されているお寺です。

悟真寺は広隆寺に近いし、
まずは久しぶりにあの国宝を拝仏しようと広隆寺を参拝。

約5年半振りとなります。

御無沙汰して申し訳ありません。

<2011年3月12日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/48a33a575ed531400cb083bb8687732b


所在地:京都府京都市右京区太秦蜂岡町32
宗派:真言宗
御本尊:聖徳太子(上宮王院本尊)
創建:推古天皇11年(603)または推古天皇30年(622)
開基:秦河勝
札所:聖徳太子御遺跡霊場


【南大門】


駐車場は新霊宝殿を拝観すると無料になります。

南大門前は車や電車でとても騒がしい。


【仁王像】





【境内】


外の喧騒が嘘のように静かな境内です。


【南大門】



【講堂】




永万元年(1165)に再建された建物で、
京都に現存する最古のもの。

重要文化財。

堂内には丈六の国宝阿弥陀如来坐像が祀られていました。

撮影禁止でした。


【薬師堂】


薬師如来、阿弥陀三尊像等が祀られていました。


【上宮王院太子殿】


本堂にあたります。

享保15年(1730)に建立されたもの。


【太秦殿】


秦河勝夫妻が祀られています。


【旧霊宝殿】


大正11年(1922)に建立されたもの。


【新霊宝殿】


昭和57年(1982)に旧霊宝殿に代わるものとして、
建立されたもの。


【前庭】





【御朱印】


相変わらずハンコでした。

紙を挟んで御朱印帳を閉じると、
確実に紙がくっついて白くなります。

墨が乾いてから閉じた方がいいです。

知恩院(2016年10月8日参拝)

2016年10月18日 | 法然上人二十五霊跡
塔頭の良生院を参拝したからには、
大本山の知恩院を無視する訳にはいかない。

知恩院も行ってるようで約1年半振りの参拝となります。


<2011年2月19日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/27b22619420b95e20eb4782bc7e9ad95

<2014年4月27日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/ffb1e8446b60af31e6d9cf9ec0bb7116

<2015年4月5日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/4c43727313d49bb642ca197970cf641a



所在地:京都府京都市東山区林下町400
宗派:浄土宗
御本尊:法然上人像、阿弥陀如来
創建:承安5年(1175)
開基:法然上人
札所:法然上人二十五霊跡


【三門】


さすが国宝。


【男坂】


段差が高いのでしんどい。

足腰が悪い人は三門前からマイクロバスがありますので、
ご利用ください。


【三門】


男坂の途中で休憩がてら振り返って撮影。


【御影堂】


前回の工事中の現場を見れて良かったなぁ。(^^


【阿弥陀堂】


今日は先を急ぐので有料ゾーンは行かず、
無料拝観出来る阿弥陀堂へ行くと新郎新婦の姿。




内陣で参拝は出来なかったけど、
幸せのお裾分けをいただきました。(^^


【女坂】


帰りは初めて歩く女坂。

小さい子供を真ん中に歩く親子の姿がいいね。(^^


【八幡社】




知恩院にこれほどの鎮守社があったとは。

だまだま見逃してることが多いな。(^^;

何故か中に入れないようにしてました。


【三門】




最後に三門を見納め。

やっぱり何回見てもいいなぁ。


【御朱印】


天樹院とは千姫の戒名のことで、
没後350年を記念して今年いっぱい授与していただけます。

知恩院塔頭 良正院(2016年10月8日参拝)

2016年10月17日 | 仏閣
毘沙門堂から知恩院へ車を飛ばす。

浄土宗寺院特別大公開に参加されている良正院というお寺が、
知恩院の近くにあるのです。

良正院は徳川家康の次女で北条家と池田家に嫁いだ督姫の菩提寺。

寺院名は法名の良正院殿隆譽智光慶安大禅定尼から名付けられたもの。

そんな由緒がある塔頭があるとは知りませんでした。



所在地:京都府京都市東山区新橋通大和大路東入る三丁目林下町
宗派:浄土宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:寛永年間
開基:池田忠雄



【知恩院新門】


知恩院の駐車場はお墓参り用しか無いので、
新門近くの有料駐車場に車を停めた。

ここはやっぱり高かった。(泣)


【参道】


今日の京都は30℃あるとかで暑い。


【三門】


やっぱり凄い。

加東市の無量寿寺の山門も凄いけど、
やっぱり知恩院の三門が日本一だな。(^^


【黒門】


とても重厚な門です。

良正院はこの黒門の下にあります。


【表門】


何気に地味なこの表門は重要文化財とか。

参拝した時は全くそんなことを感じなかったよ。(^^;
だってステンレスの門だもん。(苦笑)

あれは重文の格を著しく落とすモノなので、
すぐにでも取っ払ってもらいたい。

調べてみると三年前に飲酒運転の車により、
表門が破損する事故があったようです。


しかし、特別公開している感が全く無く、
良正院はここでいいのか不安になったほど。


【本堂玄関】


本当に特別公開してるのか?
そう思いながら玄関に行くと公開してました。(^^

もうちょい分かりやすくしてください。(苦笑)


【本堂】


重要文化財。

こちらも表門と同じく重文に見えない。

重文にも派手なものと地味なものがあるということ。

拝観料300円を支払い堂内へ。

部屋が3つ横に並んでいて、
それぞれ襖絵がありましたね。

最近の研究により狩野三益が実は狩野山楽の息子である
伊織であるということが判明したそうです。

経年劣化により襖絵もくすんでおり、
感動するほどでも無かったです。


それぞれの部屋の奥にも部屋があり、
真ん中の奥は仏間である杉の間でした。

そんなに大きくない阿弥陀三尊像ですが、
予想以上に見事なものでした。

御本尊の御尊顔を拝めただけで、
参拝して良かったと思いましたよ。

本堂内は全て撮影禁止でした。


【境内】



【稲荷社】



【御朱印】

毘沙門堂(2016年10月8日参拝)

2016年10月16日 | 仏閣
今日は浄土宗寺院特別大公開している寺院を参拝。

京都市内は相変わらず行きたくなるイベントが目白押し。

その前に限定御朱印をいただきに毘沙門天へ。


<2012年9月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/63af63f92b2de4f5b8bfda28ef55bb6f


<2015年5月5日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/a6b782e7de171badd9200b681f544188



所在地:京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
宗派:天台宗
御本尊:毘沙門天
創建:(伝)大宝3年(703)
開基:行基菩薩


【勅使門】


無料駐車場に車を停めて、まずは勅使門へ。


【緑葉】


今年の紅葉はどうだろうね~。

天気が悪いし雨も多いので去年同様悪いような気がするけど。


【薬医門】



【枝垂れ桜】



【本堂】




まずは本堂にお参り。

本堂は無料なのが推せます。(^^


【一切経堂】





【高台弁才天】







【庭園】





【本堂】



【燈籠】





【御朱印】


新しいオリジナル御朱印帳に書かれている御朱印です。

毘沙門堂の限定御朱印は相変わらずセンスがありますね。




こちらは書置きで各500円でした。




不動明王の御朱印で2種類ありました。




山科再興350年記念。




高臺辨財天で色違いが3種類ありました。

私も今回は節操無く御朱印をいただきましたが、
未購入の御朱印が他に5種類ぐらいありました。

中には全部買ってる人もいたし、
四国や関東から遠征してる人達がいたな。

必死乙!(笑)


【御朱印帳】


御朱印代込みで2300円でした。

それにしても御朱印の種類が多い。

紅葉の時期の拝観料と御朱印で相当儲けてるはず。

だってお寺の若いお坊さんが、
高級車のセンチュリーを洗車してたから。

ま、毘沙門堂は格の高いお寺だと思ってるから、
御住職がこれぐらいの車に乗っても良いんだけどね。