Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

施福寺(2017年5月27日参拝)

2017年07月01日 | 西国三十三ヶ所霊場
いよいよ本日ラストにしてメインの施福寺へ。

他寺の拝観予約の都合でラストになってしまったが、
本来なら元気な朝に参拝した方が賢明です。

ここも約6年8か月振りと久しぶりの参拝です。


<2011年9月23日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/c475a9084b96303128b00fa648e9d043


所在地:大阪府和泉市槙尾山町136
宗派:天台宗
御本尊:弥勒菩薩
創建:伝・欽明天皇(勅願)
開基:伝・行満上人
札所:西国三十三箇所霊場、和泉西国三十三箇所、西国愛染十七霊場、
神仏霊場巡拝の道



【参道】


こういう地味なコンクリートの坂は嫌いやわ~。(^^;

下りもそうだけど、
真っ直ぐ歩くよりジグザグ走行で登っていきましょう。


【観音菩薩】



【仁王門】




約5分程で到着。

結構しんどい。


【スズメバチの巣】


まだ残ってた。(笑)


【仁王像】





【参道】




ここからコンクリートから石段に変わる。

まだ石段の方がマシかな。




うーむ、さすがに本日ラストの参拝だと、
疲れが溜まっているのかきつく感じる。

前回はもっと楽勝だったのに。

あ、歳を取っただけかも。(苦笑)




愛染堂が見えてきました。


【緑葉】



【弘法大師御髪剃所跡】


管理が大変なんでしょうけど、
こういう大事な場所は綺麗に片づけて管理してほしいですね。


【弘法大師】


ありがたや ありがたや


【愛染堂】


西国愛染十七霊場札所。


【石段】


最後の苦難といいますか、トドメを刺されます。(^^;


【弘法大師御髪堂】


ここで休憩がてらお参り。

巧い具合にお堂を配置してらっしゃる。


【本堂】


ようやく到着。

参道から30分程で到着。

やっぱりしんどかったわ。(^^;

今回は内陣に入れるということで早速入堂。


【千手観音菩薩・弥勒菩薩】
拝観料500円を支払って堂内へ。

初めて入りますが、西国に有りがちな御本尊は秘仏で、
仏像は殆ど見れないのかなと思っていたが、
これが大間違いでした。



(画像はネットで拾ったものです。)

弥勒菩薩を中心に右に文殊菩薩、左に千手観音菩薩、
四方に四天王を配した内陣が圧巻。

凄過ぎです。

施福寺でこれほどの仏様が拝めるとは。

仏様を見れず外から拝むよりも、
こうして感動しながら拝む方が遥かに有難味を感じますよね。


【方違観音】

(画像はネットで拾ったものです。)

こちらは滅多に無い方違観音様です。

頭でっかちの変わった作風ですが、
とても迫力がありました。


御本尊の後堂には弘法大師、伝教大師、弁財天が祀られていたが、
ビックリしたのが布団の中に涅槃仏がいらっしゃったこと。

これは穴太寺でも見たけど、
ユーモアたっぷりで微笑ましい。(^^


最後の締めは足裏を見せた世にも珍しい馬頭観音です。

湖北の徳圓寺に祀られる馬頭観音もいつか拝みたいものである。


【三十三観音堂】





【風景】


癒されます。

そういや近くにあった休憩処が綺麗さっぱり無くなっていた。


【石段】


さて、これから帰ります。


【仁王門】




見納め。

有難うございました。


【御朱印】


他の札所の御朱印はありますが、
御詠歌を除き、墨書きは全て大悲殿となります。


これにて本日の参拝終了。

とても充実した一日であった。(^^

興福寺 阿修羅天平乾漆群像展(2017年4月22日参拝)

2017年06月03日 | 西国三十三ヶ所霊場
大満足の快慶展の後は無料で見れた仏像館を堪能。

今日一日で仏像を観ない方の一生分は観たな。(笑)

しかーし、まだまだこれで終わりじゃないのが、
仏像の宝庫である奈良の凄いところ。

これから興福寺の仮講堂で阿修羅天平乾漆群像展を拝観です。(^^



所在地:奈良県奈良市登大路町48番地
宗派:法相宗
御本尊:釈迦如来
創建:天智天皇8年(669年)
開基:藤原不比等



【神鹿】



【五重塔】


国宝。


【仮講堂】


拝観料700円を支払って仮講堂に入ります。



(画像はネットで拾ったものです。)

国宝19体、重文7体が一同に会している仮講堂内。

圧巻ではあるが、国宝館のように身近で見れないし、
詰め込み過ぎてどうしても狭苦しい印象を感じました。

美術館のような国宝館で安置するより、
仏様はこのようなお堂に祀るのが正しいのは間違いないけどね。


拝観は堂内の左から右に観ながら進んでいくのですが、
これが牛歩のように全く進まない。

ゆっくり観たいのは理解出来るが、
これが意外とストレスなんですよね。(^^;

我慢我慢。




阿修羅は堂内の左側に安置されていましたが、
やはり仏像界のスーパースターだけあって、
女子達が陣取り全く進まない。(苦笑)

仕方ないので女子達の後ろから観ましたよ。

背が高くて良かった。(^^


阿修羅や阿弥陀如来を筆頭に凄い仏像ばかりでしたが、
私はやっぱり快慶や運慶の仏様の方が好みですね。

運慶と言えば9月26日から東京国立博物館で、
中金堂再建記念特別展の「運慶」が開催されます。

北円堂のあの超絶技巧の仏様も東上するようです。

頑張って遠征しますか。(^^

北円堂も開いているようなんで拝観することにした。


【北円堂】


いや~、やっぱり凄かった。

堂内を3周しちゃったよ。(^^


【桜】






北円堂近くで桜を堪能。

青空に桜は最高ですね。






桜と五重塔のコラボ。(^^


【御朱印】


東金堂前の朱印所でいただいた御朱印で、
まさかの見開き。

これは嬉しかったですね。




こちらは南円堂前でいただいた御朱印。


【風景】


奈良県庁の屋上で休憩。








屋上の存在を知らない人が多いから、
ゆっくり奈良の風景を楽しめます。(^^

無料ですので行ってみてくださいね。

六波羅蜜寺(2017年1月9日参拝)

2017年02月07日 | 西国三十三ヶ所霊場
京の冬の旅で特別公開している西福寺へ。

建仁寺や京都ゑびす神社から徒歩圏内にありますが、
着いてみると大原小学校を挟んで、
六波羅蜜寺の横に西福寺があることを知った。

六波羅蜜寺の横にお寺があることすら知らなかったよ。

京都にはまだまだ知らないお寺がある。
新しい発見とご縁を結べるという意味で、
京の冬の旅で特別拝観する意義はあるね。

まだ10時になっていないので、
西福寺は拝観することは出来なかったので、
先に六波羅蜜寺を参拝することにした。


<2015年8月2日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/f1c6237c69c4b851ea54f9522618de87

<2013年9月23日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/2b2a27ffe91f3e55fa7190bed0afbe2f

所在地:京都府京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町
宗派:真言宗智山派
御本尊:十一面観音
創建:天暦5年(951)
開基:空也
札所等:西国三十三箇所、洛陽三十三所観音霊場、都七福神、神仏霊場巡拝の道


【弁天社】




都七福神の札所。


【仏頭】


あれ~?
前はここに地蔵菩薩立像と坐像が祀られていたけど、
どこさいっちまっただ?(^^;


【阿古屋塚・平清盛公乃塚】



【道元禅師御説法之御遺跡】


道元禅師もここに来られていたのね。


【本堂】


外陣と内陣は撮影不可。


【御朱印】


今回は御詠歌をいただきました。

青岸渡寺(2016年12月24日参拝)

2017年01月21日 | 西国三十三ヶ所霊場
短かったけど憧れの熊野古道を歩いたことは、
本当に良かったと思っている。

その余韻を感じながら青岸渡寺へ。

世間ではクリスマスイブらしいけど、
私は寺社参拝三昧でございます。


青岸渡寺は約3年5か月ぶりの参拝となります。

<2013年7月6日>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/ebf8be19bf4a5ea7f1f7d39782092323


所在地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
宗旨:天台宗
御本尊:如意輪観音菩薩
創建:伝・仁徳天皇治世
開基:伝・裸形上人
札所:西国三十三ヶ所霊場、東海白寿三十三観音霊場、神仏霊場巡拝の道


【風景】


熊野古道から数分で石段に到着。

これから473段の石段を登ります。

この辺りの駐車場は無料が多く、
飛瀧神社に近づくほど400円、500円と駐車場料金は高くなります。




三門と会館が見えてきました。


【土産物屋】


こういう味のある店が数店参道途中にあります。


【観世音菩薩】




お線香をあげてお参り。

中国人の観光客も拝んでいました。


【風景】


熊野那智大社。




青岸渡寺。




ここからも那智の滝が見れましたが、
電線邪魔。(^^;




雄大な風景に癒されます。


【一の鳥居】


ここで分岐となっていて、
左の鳥居を進むと熊野那智大社、右に行くと青岸渡寺となります。

私はお寺派なのでまずは青岸渡寺へ。


【山門】



【石段】


最後にダメ押しの石段で疲れた。(^^;


【山門】



【清浄水】



【本堂】




まずは本堂でお参り。

堂内は観音霊場独特の雰囲気。

入れるのは外陣までなんで、
いつの日か内陣に入りたいものである。

重要文化財。


【観音菩薩】



【宝篋印塔】


重要文化財。


【鐘楼堂】





【大黒堂】






相変わらず本堂と違いひっそりとしています。


【三重塔】


前回行けなかった三重塔へ。

本堂から徒歩数分の距離にあるので助かる。

ちなみに三重塔近くに青岸渡寺の有料駐車場がありました。
800円と近隣の相場より高いけど、
あの石段を登らなくていいし、本堂も近いので楽です。


【写経蔵】



【宝物殿】



【三重塔】




風景にとてもマッチした三重塔です。

写真を撮らずにはいられない。(^^

全国の三重塔や五重塔って中に入れるのは少ないですが、
ここは拝観料200円を支払って搭の上に行けます。


【十一面千手観音像】


三重塔にはエレベーターがあって、
4階に登ってくださいとのこと。

観光客の為でしょうけど、
エレベーターがあったら将来的に重文の指定は無理ですね。


【那智の滝】


4階に上がると那智の滝が見えた。

網が凄く邪魔だけど、
一番良く見える場所の網は大きな穴が開いていた。(笑)

誰かが網を破って次第に大きくなったのかな。
お寺も黙認しているようです。(笑)






ここからの眺めは素晴らしい。(^^

全国屈指の見事な滝です。

滝の音も聞こえてきました。




ここから滝壺も見れるんですね。(^^

拝観料200円支払う価値ありです。




下りる時は階段を利用して2階に。

2階は邪魔な網がありませんでした。(笑)




2階から見ても素晴らしい。(^^


【不動明王】


1階に祀られていました。


【櫻乃古木】



【茶碗】



【御朱印】

圓教寺(2016年11月6日参拝)

2016年12月01日 | 西国三十三ヶ所霊場
本日は久しぶりに姫路界隈の寺社を巡りたいと思う。




まずはロープウェイに乗って西国札所の圓教寺へ。

ここは約4年振りの参拝となります。


<2011年2月13日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/0e6f0fa6ae4fb303ce80ef624715c606


<2012年11月18日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/d70a7eed4ddef21f54e81193c7d18b7c


所在地:兵庫県姫路市書写2968
宗派:天台宗
御本尊:如意輪観音
創建:康保3年(966)
開基:性空上人
札所:西国三十三箇所、播磨西国三十三箇所、播州薬師霊場、
神仏霊場巡拝の道


【慈悲の鐘】


ファイト一発!


【紅葉】


早くも綺麗な紅葉があった。(^^


【参道】


まだまだマイクロバスに乗りませんよ~。(笑)


【仁王門】



【十妙院】


ここまで来たらもうすぐ到着です。


【三十三所堂】



【摩尼殿】


約1キロほど歩いて到着。








舞台造りが見事です。

般若心経を唱えて御朱印をいただく。


【御朱印】


摩尼殿では西国の御朱印がいただけます。


【三之堂】


摩尼殿から少し歩いて三之堂へ。


【本多家廟屋】








姫路城主3人を含む本多家の墓所。


【大講堂】






重要文化財。

本堂にあたり釈迦三尊像が祀られています。


【展示館】






重要文化財の食堂の二階では色々展示されています。


【御朱印】


食堂では二種類の御朱印がいただけます。


【本多家廟屋】



【大講堂】



【常行堂舞台】


重要文化財。

さて、奥之院へ行きますか。


【不動堂】







【護法堂 拝殿】






とても拝殿に見えない。

しかも拝殿といえば後ろに本殿があるのが普通ですが、
本殿は向かいあっているという珍しい形です。


【護法堂】





【開山堂】




性空上人が祀られています。


【伝和泉式部歌塚搭】





【石塔】



【御朱印】


奥之院の開山堂でいただけます。




来年2月までいただけるチベット語の御朱印です。

何て書いてあるか全く分かりません。(笑)


【鐘楼堂】






重要文化財。


【紅葉】





【榊原家墓所】






こんな所にも墓所があったのか。


【法華堂】




この辺りは今まで2回参拝しているのに、
全く知らなかった。(^^;


【宝篋印塔】



【十地院】





【松平直基墓所】






結構荒れてました。


【薬師堂】




圓教寺に現存する建物の中で最古のもの。


【金剛堂】






重要文化財。


【常行堂】




座禅中は堂内撮影禁止です。


【大黒堂】



【瑞光院】





これにて約4年振りの圓教寺参拝終了。

久しぶりだったけど変わらず威厳を感じる古刹でした。(^^

壺阪寺 其の二<南法華寺>(2016年10月2日参拝)

2016年10月15日 | 西国三十三ヶ所霊場
壷阪寺はまだまだ見所が多い。

いよいよ大観音と涅槃像を見に行きます。


【天竺門】



【鐘楼堂】



【境内】


少し坂道を登った所で撮影。

お寺の全景が垣間見れます。


【阿弥陀如来石像】





【佛手石】



【弘法大師像】


このようなサイズの石佛や大師像は一杯あります。

余りにあり過ぎて私ですら全て撮影するのを諦めたぐらい。(苦笑)


【天竺渡来大涅槃石像】


何とも悲しくなる背中です。(泣)




全長8メートルでインドで作成されたもの。


【天竺渡来大観音石像】




全長20メートル、全重量1200トン。

南インドカルカラの三億年前の古石を使用し、
インドで7万人もの手により造られ、
66個のパーツをインドから輸入し日本で組み立てられたもの。




デカい。

確かに切り跡が見えて組み立てたのが分かりますね。

これは幾らかかってるんだろ?

壷阪寺の資金力は半端無いね。


【大釈迦如来石像】




横にブツ切りの線が見えるのが美しく無い。

男のアレと一緒でデカければ良いってもんじゃないと、
激しくそう思うのだが。(^^;


【回廊】


春日大社を彷彿とさせます。


【大石堂】




総重量1,500トン。

インド・アジャンタ石窟寺院がモデルだそうです。






とても美しいものでした。




仏舎利塔。

大石堂は納骨堂なんですが、
普段は納骨堂は撮影しないけど、
余りの美しさに撮らずにはいられない。


【地蔵堂】





【石仏】


千手観音菩薩を中心にこれでもか!というほど、
石像が登場します。


三重塔は古刹の雰囲気がして良いのに、
ますます新興宗教の雰囲気が強くなってきてますね。(苦笑)

よく無い傾向だね。

西国の札所じゃなかったら二度と参拝しないと思うほど。(^^;


【灌頂堂】


平成17年(2005)に建立されたもの。




真ん中の御本尊の左右に豊臣秀長公像・本多俊政公像が、
安置されていました。




十一面千手観音菩薩。


【天竺渡来大観音石像】



【宝篋印塔】



【手水舎】


ここにも石仏が安置されており、
全く抜け目がありません。


【鎮守社】





【石像】


芸が細かいというか、何でもありだな。(^^;


【境内社】



【御朱印】




確か4か5種類あったと思います。


ふぅ、もうお腹いっぱい。

奥の院もあるけど疲れたので帰ります。(^^;

壺阪寺 其の一<南法華寺>(2016年10月2日参拝)

2016年10月14日 | 西国三十三ヶ所霊場
岡寺の次は車で10分程で行ける南法華寺です。

南法華寺といえば、
どこのお寺か全く分からなくなると思いますが、
壺阪寺と聞けばすぐにピンとくるお寺です。

こちらも岡寺と同じく約6年振りの参拝となります。

有料駐車場&入山料が取られるので、
参拝するだけで結構お金が取られます。(^^;



所在地:奈良県高市郡高取町壺阪3
宗派:真言宗系単立
御本尊:十一面千手観音菩薩
創建:大宝3年
開基:弁基上人
札所:西国三十三ヶ所霊場、神仏霊場巡拝の道


【縁起】
創建は寺蔵の南法花寺古老伝によると、大宝3年(703)元興寺の僧、
弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、
感得した観音像を刻んでまつったのが始まりといわれる。

その後、元正天皇に奏じて御祈願寺となった。

子島寺の真興上人が壷阪寺の復興にあたり、
真言宗子島法流(壷坂法流)の一大道場となり、
三十三所の観音霊場信仰とともに、寺門は大いに栄えていった。

しかし南北朝や戦国の動乱に巻き込まれ、
当時庇護を受けていた越智氏の滅亡とともに壷阪寺も衰退していく。

近世の壷阪寺は豊臣秀吉の弟秀長の家来本多利久が高取城主となり、
本多氏とその後明治の廃藩置県まで続く藩主植村氏の庇護を受け復興。

戦後、壷阪寺は社会福祉活動に貢献し、昭和36年には多くの善意が結実して、
日本最初の養護盲老人ホーム「慈母園」を設立。

また昭和39年よりインドにてハンセン病患者救済活動に着手し、
教育助成事業や地域開発援助などの国際奉仕活動を、
現在もインド各地にて幅広く行っている。


【大講堂】


平成12年(2000)に建立されたもの。

入山すると最初に現れる大きな建物です。

早速、堂内に入ります。




500人収容出来るだけあって広い堂内です。




大講堂御本尊弘法大師と観音像にまずはお参り。













写真撮影OKでした。(^^


【聖観音】


天竺渡来大石仏巡りスタンプラリーというのがあって、
この聖観音は第一番となります。

スタンプラリーは14個押してコンプリートすると粗品が貰えます。

私はめんどくさいのでやりませんでした。


【仁王門】


建暦2年(1212)建立されたもの。


【仁王像】



【多宝塔】


右奥に見えるのが三重塔。




結構古い塔に見えるけど平成14年(2002)に建立されたもの。


【壷阪大佛・大観音】


ふと横を見ると大佛と大観音が見えた。

こういう風に見えるように確実に狙って造立したな。(^^


【千手観音】





【慈眼堂】






平成18年(2006)建立されたもの。


【三重塔】


明応6年(1497)再建された重要文化財。


【禮堂】


本堂のように見えますが、御本尊を礼拝する為の礼堂ですね。




堂内はこんな感じ。


【十一面千手観音菩薩】


御本尊様。

西国ではここだけじゃないかと思うけど、
非常に珍しく撮影OKです。(^^

そもそも西国の札所は秘仏が多く、
衆生の民は見ることも出来ません。

それが壺阪寺では写真撮影まで出来るんだから嬉しい。

他のお寺もこの姿勢を見習って欲しいですね。


【八角円堂】


こちらに御本尊様が祀られています。


【風景】



【夫婦観音石像】





【お里沢市投身の谷】





【眼鏡供養観音】


壷阪寺には新しい石仏が多い。

こういうお寺はたまにあるけど、
これ以上何でも有り的な境内にして欲しく無いな。


【お里観音像】





【まよけばし・赤鬼】


これは要らんわ~。(苦笑)


【天竺渡来佛伝図レリーフ】






高さ3メートル、全長50メートル、重さ300トン。

延べ5万7,000人の石彫師によって造られたものですが、
これは新興宗教にありがちですね。






ナイスおっぱい。(^^








釈迦一代記でした。


【境内】



【三重塔】



【中興堂】






長くなりましたので続きは明日。

岡寺<龍蓋寺>(2016年10月2日参拝)

2016年10月12日 | 西国三十三ヶ所霊場
さすがに9月末となると仕事が忙しく毎日しんどい。
嫌な事ばかり起こるけど歯を食いしばって頑張っている。

そんな週末、今日はあちこち周る気分じゃないが、
とりあえず仕事で問題ばかり起こるので厄除はしたい。

距離的に軽く行けるということ、
気分転換も出来るということで、久しぶりに奈良の明日香へ。

明日香と言っても飛鳥寺とか橘寺ではなく、
参拝するのは西国札所の岡寺です。

岡寺は「日本最初やくよけ霊場」と名乗っていますので、
現在の私の状況にはもってこいのお寺です。

それに西国満願に向けて頑張らないと。(^^

約6年振りの参拝です。

さて、岡寺の駐車場ですが、
ナビだと私営の有料駐車場(500円)に誘導されてしまいますが、
岡寺には無料駐車場があります。

少し場所が分かり難いので、「奈良に住んでみました」様で、
行き方を確認していただければ良いかと。

http://small-life.com/archives/16/06/2222.php


所在地:奈良県高市郡明日香村岡806
宗派:真言宗豊山派
御本尊:如意輪観音
創建:7世紀末頃
開基:伝・義淵僧正
札所:西国三十三ヶ所霊場、奈良大和四寺巡礼


【縁起】
東大寺要録、義淵伝等によれば天武天皇の皇子で27歳で早世した
草壁皇子の住んだ岡宮の跡に義淵僧正が創建したとされる。

この時、同時に龍門寺なども建立された。史

資料上の初見は天平12年(740)7月の写経所啓(正倉院文書)である。

現在の寺域は明日香村の東にある岡山の中腹に位置するが、
隣接する治田神社境内からは奈良時代前期に遡る古瓦が発掘されており、
創建当時の岡寺は現在の治田神社の位置にあったものと推定されている。

寺跡は平成17年(2005)に岡寺跡として国の史跡に指定された。

真言宗豊山派の寺院だが義淵僧正は日本の法相宗の祖であり、
その門下には東大寺創建に関わった良弁や行基などがいた。

義淵僧正が法相宗の祖とされていた為、
江戸時代までは興福寺の末寺であったが、江戸時代以降は長谷寺の末寺となった。

現在は西国三十三ヶ所霊場の一つとして多くの参拝で賑わっている。


【仁王門】


入山料を支払い参拝開始。

慶長17年(1612)建立された重要文化財。

意外にも明日香で重文に指定されている建造物は、
岡寺の仁王門と書院だけだとか。


【境内】


それにしても今日は暑い。
10月になっているのに30℃は勘弁してほしい。(^^;

手水舎の水が冷たくて気持ちがいい。(^^


【石仏】



【書院】



【石段】



【境内】


6年前は今より信仰心が薄かったとはいえ、
記憶があんまり残ってない。(^^;


【楼門】


慶長年間(1596~1615)頃の建立されたもので、
2階部分には本堂で祀られている平安時代作の兜跋毘沙門天が、
祀られていたそうです。


【花】







【開山堂】


多武峰妙楽寺(談山神社)の護摩堂で、
明治4年(1871)に移築されたもの。

阿弥陀三尊像が祀られていました。


【鐘楼堂】




ファイトー一発!

優しい音色でした。


【本堂】


嬉しい事に内陣に入れましたので、
充実した内陣で参拝させていただきました。(^^

堂内は当然ながら撮影禁止でした。


【龍蓋池】





【義淵僧正】


これは近年に造られたもののようです。


【鳥居】


先に稲荷社があるようです。


【石仏】



【瑠璃井】






こういう水って死んでる場合が多いのですが、
飲めるような綺麗でした。


【不動明王・お滝場】



【佛足石】



【修行大師】



【稲荷明神社】







【奥之院石窟堂】


おー、これはなかなか雰囲気がありますね。

どうやらこれが奥之院のようです。

奥之院が近くて助かった。(^^




雰囲気満点。

嬉しいことに中に入れます。




弥勒菩薩が祀られていました。


【十三重石塔】


奥に見えるのが本堂です。


【義淵僧正廟所】





【十三重石塔】



【本堂】



【大師堂】



【修行大師】



【稚児大師】



【三重宝塔】




昭和61年(1986)に再建されたもの。




御開帳。(^^


【風景】



【御朱印】


奈良大和四寺巡礼の御朱印。

厄除出来ますように。




こちらは西国の御朱印です。

御朱印は計6種類ありました。


【巡礼衣】


先着10000着が無料プレゼントされていて、
職員の女性に勧められて貰うことにした。

ただし、御朱印代の300円は必要です。

巡礼衣は無料だけあって安モンです。(^^;

ちなみに奈良大和四寺巡礼個人共通拝観券があって、
1枚2200円で販売されています。

結縁散華4枚セット付きなんでお得ですね。

粉河寺(2016年7月24日参拝)

2016年08月17日 | 西国三十三ヶ所霊場
本日最後の参拝となるのが粉河寺。

何とか16時までに到着して良かった。(^^;

二度目の満願にむけてコツコツ頑張ってます。


粉河寺も約4年半振りの参拝となります。


<2012年1月28日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/65e10c68b778de0a166ac9f0a2c0fcd7


所在地:和歌山県紀の川市粉河2787
宗派:粉河観音宗
御本尊:千手千眼観音菩薩
創建:(伝)宝亀元年(770)
開基:(伝)大伴孔子古
札所:西国三十三箇所霊場


【大門】


重要文化財。

本山に相応しい門です。

門前と大門の奥に有料駐車場(500円)があります。

穴太寺と同じく門前で駐車場を経営してる人は、
相当儲かっているに違いない。(羨)


【境内】


粉河寺にはいろいろなお堂があるのですが、
今回は撮影割愛。

どうも二回目以降の参拝となると撮影がめんどくさくなるな。(苦笑)

参拝は決して割愛はしてませんが。(^^;


【中門】


重要文化財。

この中門がこれまた超カッコいい。(^^


【枯山水蓬莱庭園】





【本堂】




これまた見事な本堂です。

素晴らしい。

享保5年(1720)に再建された重要文化財。

今回は拝観料を支払って内陣へ。

これがまた凄かった。

何で前回参拝した時に入らなかったのか後悔したよ。

粉河寺の御本尊は内々陣の真下に、
素焼きの焼き物に入れられて祀られている絶対秘仏とか。

いわば誰も見る事が出来ないということ。

これって朽ち果ててる可能性も高いですよね。

御本尊も所詮は人間が造ったもの。

人間が造ったものは人が手入れしてあげないと、
必ず劣化し朽ちていくのは考えなくても分かる。

果たして御本尊様の状態はこれ如何に。


内陣は当然ながら撮影不可でした。


【丈六堂】




丈六の阿弥陀如来が祀られていました。


【御朱印】



これにて参拝終了

今日も充実した一日であった。(^^

この満足感が功徳の一つなんだろう。

紀三井寺<金剛宝寺護国院>(2016年7月24日参拝)

2016年08月08日 | 西国三十三ヶ所霊場
本日は久しぶりの和歌山へ。

紀三井寺、粉河寺の西国札所は勿論参拝ですが、
メインは人魚のミイラがあるお寺です。

しかし、遠くに行く場合は遠い場所から参拝して、
次第に自宅に近い方へと戻りながら参拝するのがセオリー。

そういう訳でまずは紀三井寺へ参拝です。

しかし紀三井寺の正式名が金剛宝寺護国院だなんて、
参拝した時に初めて知ったわ。(^^;


そんな金剛宝寺護国院こと紀三井寺は約4年半振りの参拝となります。


<2012年1月28日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/b16c3a97e456a159e9fc8b6e9d2e2b20


所在地:和歌山県和歌山市紀三井寺1201
宗派:救世観音宗
御本尊:十一面観音菩薩
創建:伝・宝亀元年(770)
開基:伝・為光上人
札所:西国三十三箇所


【門前】


決してシャッター商店街ではない。(笑)

10時開店のようです。

近くの有料駐車場に車を停めていざ参拝開始。


【楼門】


重要文化財。
永正6年(1509)建立されたものですが、
彩色が艶やかです。

拝観料200円必要です。


【結縁坂】


紀三井寺名物と言ってもいい石段がお出迎えです。(^^;

25段、33段、42段、60段と厄年にちなんだ段数があり、
計231段の石段です。


【穀屋寺】




地蔵菩薩と聖徳太子が祀られています。

4年半前にも白鶴のパックが置いてあったぞ。

おみくじや御守が売ってましたが、
御朱印はありそうでありませんでした。


【普門院】


ここは穀屋寺よりもグッズが充実。
いろいろ売ってましたが御朱印は見当たらず。


【楼門】



【清浄水地】



【芭蕉翁句碑】



【瀧本院】


こちらには浪切不動尊が祀られています。

前回は書置きの御朱印をいただきましたが、
今日は御不在でした。


【結縁坂】


まだまだあります。(苦笑)


【稲荷社】



【石仏】



【松樹院】




身代り大師が祀られていました。

こちらもグッズが豊富な品揃えでした。(笑)


【御朱印】


書置きをいただきました。


【宝蔵院】


大日如来、不動明王などが祀られていました。

グッズもいろいろありましたが、
肝心の御朱印がありませんでした。

ここまでグッズを売ってるなら、
書置きでいいから御朱印を置いといてほしいよ。(^^;


【地蔵尊】



【還暦坂】


もう少しです。

坂も一気に登るんじゃなくて、
横にある塔頭を巡っていたら楽ですよ。




やっと坂を登りきった。

上から見た坂。
なかなかええ坂でしょ。(苦笑)


【六角堂】


最初に見るのが六角堂で寛延年間に建立されたもの。


【鐘楼堂】




重要文化財。
新しく見えるけど、天正16年(1588)に建立されたもの。


【観音菩薩】



【風景】



【大師堂】



【大楠龍王】





【半跏思惟像】



【本堂】






宝歴9年(1759)建立されたもの。


【宝物館】


納経所横に宝物館入口があったので、
拝観料100円を支払って中へ。






特に凄いモノがある訳ではありません。

しかし奥に進むと凄いのがありましたわ。








西国の写しの霊場があり、
壁には夥しい数の奉納された杓文字がありました。




観音様でしょうか。
あんまり見ないタイプのお姿をされてますね。




お不動さんもいらっしゃいました。




中国シルクロード風の御顔立ちですね。

これにて宝物館拝観終了。
掛軸等の宝物より奉納された杓文字がインパクト強すぎ。


その後、別途拝観料を支払い本堂内陣へ。

西国の札所では内陣拝観出来るのは貴重ですから、
入らるに決まっている。

荘厳な雰囲気の内陣には金色の厨子があり、
この中に御本尊が祀られています。

金色の宝塔はありましたが、御前立はいらっしゃらなかったです。

脇段にも色々な仏様がいらして、
とても充実した内陣でしたね。

入らないと損しますよ。


【石段】



【開山堂】





【多宝塔】






重要文化財。
文安6年(1449)建立。


【三社権現】



【仏殿】


前回はスルーした仏殿ですが、
1階部分は無料だったので寄ってみた。

デカいだけの新しい仏像は興味が湧かなかったけど。


【石仏】


半跏思惟像でした。


【しあわせ地蔵尊】



【鐘楼】



【千手十一面観世音菩薩】


うお!
これは思ってた以上にデカくて迫力がある。

デカければ良いってもんじゃないけど、
これだけ大きいと畏怖の念がわいてくるね。

フラッシュ無しだと撮影OKです。

この措置は本堂内陣でもお願いします。

重要かつ貴重な仏像は撮影禁止でも、
国宝や重文に指定されていなければ撮影OKのお寺って結構あるのよね。

お寺側が仏様を区別するのは、いかがなものでしょうか。




三階の丸窓から顏が近くで見れます。

入る前はこの観音さんに対して、
全然良いイメージを持っていなかったけど、
目の前で見てるといつの間にか懸命に拝んでいましたよ。


【風景】


三階部分から見た風景。

和歌浦が見えます。

二階部分は納骨堂でした。
やっぱり嫌だな。(^^;


【御朱印】

革堂行願寺(2016年6月18日参拝)

2016年07月10日 | 西国三十三ヶ所霊場
西国満願に向けて革堂へ。

約5年4か月振りの参拝。
あの名物お婆ちゃん元気にしてるかな。(笑)


<2011年2月19日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/41922b6d3197899584ac72b9dd99fba9



所在地:京都府京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
宗派:天台宗
御本尊:千手観音菩薩
創建:寛弘元年(1004)
開基:行円
札所:西国三十三箇所霊場、洛陽三十三所観音霊場、神仏霊場巡拝の道、
都七福神巡り


【山門】


駐車場が無いので、
目の前の有料駐車場に停めていざ参拝。


【本堂】




うわ~、ツアーの団体さんがいる。
タイミングが悪い。(泣)

写真は団体さんが居なくなってから撮影しました。


【アジサイ】



【寿老人堂】



【都七福神】



【鎮宅霊符神】



【鐘楼堂】



【御朱印】


あの名物お婆ちゃんがいました。(^^


しかし前に並んでいたのがツアーの添乗員で、
三十数冊の御朱印帳と軸があったのでかなり待たされました。(泣)

添乗員の後になるとほんとに最悪。

でも、これも修行だと思って我慢。
頑張って待ちましたよ。

ようやく私の番になってお婆ちゃんが、
長い間待たせてごめんねと言ってくれました。(^^

お気遣い有難うございます。

でも、さすがの名物お婆ちゃんも歳の影響で、
昔ほどの元気は無かったね。

いつまでもお元気が長生きしてほしいね。

総持寺(2016年5月5日参拝)

2016年06月09日 | 西国三十三ヶ所霊場
ゴールデンウィークも早いもんで本日がラスト。

天気もメッチャいいが、暇なのも最高潮。(泣)

暇過ぎるのもつらい。

どこも行く予定が無かったけど、
天気が良い日に家にいるのが虚しくなったので、
とりあえず高速を飛ばして西国の総持寺に行くことにした。

西国もいい加減、二回目の満願に向けて頑張らないと。


この総持寺も久しぶりで約4年半振りの参拝です。


<2011年10月22日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/93be19131e21ba708a7521265aed21e7



所在地:大阪府茨木市総持寺1丁目6番1号
宗派:高野山真言宗
御本尊:千手観音
創建:元慶3年(879)頃
開基:藤原山蔭
札所:西国三十三箇所、摂津国八十八箇所、摂津国三十三箇所、
ぼけ封じ・近畿十楽観音、神仏霊場巡拝の道


【山門】


駐車場は右手に行くとあります。

有料ではありますが、参拝者は無料です。




元慶3年(879年)建立されたもので、
ここから見る山門の雰囲気が好きですね。

以前と変わってなくて良かった。


【仁王像】



【本堂】


キリシタン大名高山右近の兵火により破壊されたが、
慶長8年(1603)豊臣秀頼により再建されたもの。

まずは本堂にお参り。


【水天社】


最近出来た社のようです。


【金堂】


薬師如来が祀られています。


【不動明王堂】



【鐘楼】


鳴らしてもいいんだけど、市街地なので止めておいた。

最近はうるさいクレーマーが増えたし。


【閻魔堂】







【荒神社】



【経堂】



【宝物殿】



【鎮守社】


青色金剛、大黒天、弁財天が祀られています。


【十三重搭】



【普悲観音堂】



【東門】



【御朱印】

松尾寺(2016年4月23日参拝)

2016年05月26日 | 西国三十三ヶ所霊場
本日最後の参拝となるのが西国の松尾寺です。

二回目の満願に向けて地道に進んでいます。

ここも約4年半振りの参拝です。


<2011年10月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/c8ead24c28f5df0fd7a792346c25fee7



所在地:京都府舞鶴市松尾532
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:馬頭観世音菩薩坐像
創建:伝・慶雲5年(708)
開基:伝・威光上人
札所:西国三十三箇所霊場


【縁起】
松尾寺がその中腹に位する険峻な青葉山は、
早くから修験道修行の場となっていた。

慶雲年中、唐の僧威光上人が当山の二つの峰を望んで、
中国に山容の似た馬耳山という霊験のある山があったことを想起された。
登山したところ果せるかな松の大樹の下に馬頭観音を感得し、
草庵をを結ばれたのが、和銅元年(七〇八年)と伝えられる。

爾来、今日まで千三百年を経ているが、その間、元永2年(1119)には、
鳥羽天皇の行幸があり、寺領四千石を給い、寺坊は六十五を数えて繁榮した。

当地方唯一の国宝の仏画も美福門院の念持仏であったといわれる。
 
度重なる火災にあったが、その都度、細川幽斉や京極家によって復興され、
現代の本堂は牧野英成により享保15年(1730)に修築された。

御本尊馬頭観世音は三十三霊場中唯一の観音像であり、
農耕の守り仏として或いは牛馬畜産、車馬交通 、
更には競馬に因む信仰を広く集めている。


【山門】


駐車場は二カ所あります。
御朱印をいただきに庫裏に行かなければ駐車場代は問われません。

しかし、庫裏に行くと寺の方に請求されちゃいます。(^^;
申告制なんで車で来てませんと嘘をついちゃダメですよ。(苦笑)




享保15年~享和2年(1730~1802)に建立されたもの。


【牡丹】




見事な牡丹が咲いていた。

本来いるはずの金剛力士は山門に姿無し。

どうやら霊宝殿に安置されているそうで、
本来の役割をしなくて良いのでしょうか。(苦笑)

保存にばかり気を取られ、
本来の役割を忘れている寺の姿勢に疑問を感じる。

東大寺の国宝である金剛力士は現在も南大門にいるのにね。


ちなみに春秋に開館される霊宝殿は拝観料が800円です。

内容、規模を考えると800円は高過ぎますね。
ただ、入山料が無料なのは推せます。


【境内】


右にあるのが霊宝殿です。


【勅使門】





【本堂】


享保15年 (1730) 再建されたもので重厚な本堂です。

御本尊の馬頭観世音菩薩は秘仏で、
御前立がいらっしゃいました。

堂内は撮影不可です。


【経蔵】


享和2年(1802)に建立されたもの。


【桜】



【大師堂】



【境内】



【桜】





【山門】


最後に山門をもう一度見て松尾寺を去ります。


【御朱印】

成相寺(2016年4月23日参拝)

2016年05月25日 | 西国三十三ヶ所霊場
今日は無性に海のモノが食いたくなったので天橋立へ。

家族連れなんでお寺参拝は必然的に少なくなりますが、
成相寺と松尾寺参拝は譲れません。(笑)

成相寺も約4年半振りの参拝となり御無沙汰です。


<2011年10日1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/1d30c5457a5765878894461ca7701c0e



所在地:京都府宮津市成相寺339
宗派:真言宗単立
御本尊:聖観世音菩薩
創建:(伝)704年(慶雲元年)
開基:真応上人
札所:西国三十三観音霊場、与謝郡観音霊場


【観音堂】


前回参拝した時は傘松公園から成相寺までバスで行ったけど、
今回は車で成相寺の有料駐車場まで行きました。

なかなかええ坂やった。(^^;

徒歩で登っていた昔の人は偉かった。


【本堂】



【鉄湯船】




水が冷たくて最高に気持ち良かった。


【本堂】




予定より早く内陣拝観が実施されていて、
初めて内陣の中に入れて嬉しかった。(^^

撮影禁止でした。


【真向の龍】


これだけは撮影OKでした。


【十王堂】



【風景】



【熊野権現社】



【成相パノラマ展望台】


傘松公園に行って天橋立を見に行こうと言ったら、
成相寺の展望台から見れるとのこと。

ここだったらタダだと言うし。

やっぱり主婦はしっかりしてますわ。(笑)


【風景】


前回は展望台の存在も知らなかったから来てなかったけど、
展望台に行くには車が無いと厳しいですね。

あのコンクリートの道は歩きだと相当しんどいですが、
苦労して登った時に見る風景は格別なものがあると思います。

チャレンジしたい方はどうぞ。(^^;




お~、確かに天橋立が見れますね。(^^

でも、やっぱり近くの傘松公園で天橋立を見た方がいいな。


【八重桜】






今年の桜の見納めかな。


【御朱印】

清水寺(2016年4月2日参拝)

2016年05月09日 | 西国三十三ヶ所霊場
大阪のお寺で桜を堪能した後は、
総仕上げとして高台寺のライトアップにやってきました。

大阪の河内長野市から京都は高速を使えば1時間半もあればいける。

いつも通り高台寺駐車場に行くも、さすがに混んでる。
しかも一日千円だったのに時間制になっていた。

こりゃ早く帰ってこないと千円を超えちゃうな。(^^;


早速高台寺へ向かう。

しかーし、めちゃくちゃ長蛇の列。
最後尾が見えません。(^^;

何でも一時間半以上は待つとか。

高台寺のライトアップは人気だと知っていたが、
これほどとは甘くみてました。(泣)

桜一本の為にそこまで並んでられんということで、
当初の目的と予定を変更し清水寺へ。

ここまで来てどこも寄らずに帰るのは勿体ないので。

というかベタな清水寺じゃなく圓徳院へ行けば良かった。

ここで高台寺・圓徳院・高台寺掌美術館の共通拝観券を買えば、
並ばずにサクッと高台寺に入れたらしい。

それも後の祭りだけどね。


前置きが長くなりましたが、
キングオブ京都の清水寺へ向かう。


夜間拝観は約3年前の千日参り以来です。


<2013年8月16日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/7dfe54f91d432f8a1bec0417284d33aa


【八坂の塔】


まぁ、一応撮っておきますわなぁ。(^^


【仁王門】


ここまで来るまで人の多さにうんざりしながら到着。




ライトアップはやっぱり美しいですなぁ。


【西門・三重塔】


こちらも美しい。


【三重塔】


桜とのコラボ。




ライトアップは昼とは全く違った表情を魅せてくれます。(^^


【ライトアップ】


ここから京都市内の夜景を見れます。

赤と青の色は京都タワーの光です。




舞台から子安塔が見える。

この舞台はさすがに混雑していました。(^^;




今年も青色ビーム健在。


【本堂】




奥の院から見る本堂は絶好の撮影スポット。

シャッターを押さずにはいられない。


【三重塔】


うん、やっぱり絵になりますね。

さすがキングオブ京都だけある。


【懸造り舞台】




やはり清水寺の懸造りは圧倒的。


舞台の板は桧、柱は欅を使用されています。

欅は樹齢400年のもので耐久年数は800年と言われている。
再建されてから約400年経っているということで、
400年後に再建する必要があるということです。

その時に使用される桧と欅を6千本も植樹されてたそうです。

遠い未来の為に今から用意しなければならないとは、
木材の確保は大変なんですね。

そして古より清水寺を守ってきた先人達と同じく、
現代の人達の思いに頭が下がる思いです。


【ライトアップ】




出口に近い池も撮影スポットです。




鏡のような池に映った桜。


【三重塔】




何だかんだいって清水寺は参拝してて楽しいわ。(^^


納経所は開いていましたが、
並んでいる人が多かったので御朱印はいただいておりません。