Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

光照院門跡(2015年10月31日参拝)

2016年01月09日 | 尼寺三十六所霊場
本日最後の参拝となるのが門跡寺院で、
常盤御所とも呼ばれる光照院です。

3月の善導忌の際、毘沙門堂のみ公開されるが、
普段は非公開の寺院となります。



所在地:京都府京都市上京区新町通上立売上ル安楽小路町425
宗派:浄土宗
御本尊:釈迦如来
創建:延文元年(1356)
開基:進子内親王
札所:尼寺三十六所霊場



【縁起】
後伏見天皇の皇女進子内親王が22歳の時に泉涌寺の無人如導によって、
ご落飾、おん名を自本覚公と改められ、同年室町一条北の地に、
一宇を興して寺号を光照院と定められた。

33歳のおん時には律を基本に天台・真言・禅・浄土の奥義を究められ、
光照院は四宗兼学の寺院となり明治五年までは禅宗であった。

応仁の乱の後、1477年後土御門天皇から持明院殿跡に寺地を賜わり、
それが現在の光照院の地である。

この持明院殿は、御父後伏見天皇が崩御せられ、
御開山の宮が生誕せられた仙洞御所でもあった。

代々皇女が入寺された尼門跡寺院で、
江戸時代には光格天皇より常磐御所の称号を賜った。

禅堂風入母屋造り唐破風の御本堂には、
本尊釈迦如来立像を中尊として、左に御開山宮御木像、
右に惠聖院の本尊阿弥陀如来坐像(惠心僧都作)が奉安される。


【山門】


お寺には無料駐車場は無いと思って、
近くの有料駐車場に停めて来たら、境内に停めれました。

またまた無駄な出費プレー。(泣)


【石標】



【鳥居】


この鳥居は境内にある弁財天等の鎮守社のものと思われます。


【中門】



【庫裏】


中門から中に入ると一切撮影禁止でした。(泣)

建物ぐらい良いとおもうんだけどね~。


拝観料800円を支払いまずは本堂へ。


【本堂】


画像は看板を撮影したもの。

昭和43年(1968)に寄進されたもので、
思ったより質素な本堂でした。


【釈迦如来】


画像はネットで拾ったものです。

御本尊と脇壇に阿弥陀如来像と開山自本覚公が安置されていましたが、
実物は双眼鏡が無いとあんまり見えませんでした。

本堂の後は書院に移動。

ほとんど記憶に残っておりません。(^^;


【御朱印】




5種類の内、3種類をいただきました。

次にいつ残りの2種類をいただけるか分からないけど、
全部いただくのはやっぱりみっともないよ。


それと御朱印待ちしてる時に横入りする野郎がいて、
注意してやりましたよ。

門跡様の目の前でみっともない。

時々、マナーのなってないアホがいますよね。(溜息)

得浄明院(2015年10月31日参拝)

2016年01月05日 | 尼寺三十六所霊場
次なるお寺は信州善光寺京都別院の尼寺である得浄明院です。

こちらも今回特別公開されているので、
初めて参拝させていただきます。

普段は御朱印対応はされているようです。



【白川一本橋】




通称行者橋と呼ばれるこの橋は比叡山の阿闍梨修行で
千日回峰行を終えた行者が、粟田口の尊勝院の元三大師に報告し、
京の町に入洛するとき最初に渡る橋であり、
行者橋とも阿闍梨橋ともいわれる。



所在地:京都府京都市東山区新橋通大和大路東入3丁目林下町459
宗派:浄土宗
御本尊:一光三尊阿弥陀如来
創建:明治27年(1894)
開基:誓圓尼


【縁起】
当山は京都東山の華頂山知恩院に隣して、
信州善光寺大本願の京都別院の尼寺として、
明治27年(1894)9月に建立されました。

この地はもと知恩院入道親王坐住の華頂殿の一部であったものです。

誓圓尼は信州善光寺大本願第117世(伏見宮邦家親王第3王女)であり、
その大部分の地域を令兄久邇宮朝彦親王の配慮により、
明治15年6月、時の知恩院管長の大徳、養徹定上人より、
尼公に寄進の手続きがなされたことにより創建の端が発せられたのです。

本尊仏は信州善光寺の一光三尊阿弥陀如来の分身を安置して、
信州善光寺同様に戒檀巡りができるようになっています。

誓圓尼公は明治初期まだ中央線がなく、
信州までお参りするのはなかなか大変なことであった為、
関西の近くで善光寺如来さまのご縁を結ばせたいとのお心から、
当山建立を思い立たれました。


【知恩院古門】



【山門】


華頂短期大学の横に山門があります。




もう一つ山門があり、手前に車を数台停めれますが、
基本的にお寺関係者用のようです。


【白天龍王社】


大阪から勧請されたもの。


【本堂】


本堂に上がらせていただく。

瑠璃壇には一光三尊阿弥陀如来が祀られていました。
学生さんのお寺の縁起等の説明付き。


その後は戒壇めぐりをさせていただきましたが、
何度やっても漆黒の闇は怖いよね。(^^;


当然のように堂内、戒壇めぐりは撮影禁止でした。


【御朱印】






私のポリシーとして御朱印は「全部くれ厨」のように、
一度の参拝で全てをいただかないようにしている。

やっぱり全部くれというのは、
余りにもあさましいと思うので。

それに後ろで待ってる人に待たせるのも悪いしね。

ただ、滅多に行けない寺社の書置きの御朱印の場合、
全部いただく場合もあります。


今回は鬼子母神、七佛薬師、短歌は書置きが置いてありましたので、
書置きだし四種類いただけますかと言うと、
尼様が鬼子母神、七佛薬師は、御朱印帳に書きますよ、
という嬉しいお言葉。

有難く頂戴しました。(^^

短歌は書置きのみの対応でした。


その他に善光寺如来と三公尊は特別公開時以外にいただけるようです。