Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

壺阪寺 其の一<南法華寺>(2016年10月2日参拝)

2016年10月14日 | 西国三十三ヶ所霊場
岡寺の次は車で10分程で行ける南法華寺です。

南法華寺といえば、
どこのお寺か全く分からなくなると思いますが、
壺阪寺と聞けばすぐにピンとくるお寺です。

こちらも岡寺と同じく約6年振りの参拝となります。

有料駐車場&入山料が取られるので、
参拝するだけで結構お金が取られます。(^^;



所在地:奈良県高市郡高取町壺阪3
宗派:真言宗系単立
御本尊:十一面千手観音菩薩
創建:大宝3年
開基:弁基上人
札所:西国三十三ヶ所霊場、神仏霊場巡拝の道


【縁起】
創建は寺蔵の南法花寺古老伝によると、大宝3年(703)元興寺の僧、
弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、
感得した観音像を刻んでまつったのが始まりといわれる。

その後、元正天皇に奏じて御祈願寺となった。

子島寺の真興上人が壷阪寺の復興にあたり、
真言宗子島法流(壷坂法流)の一大道場となり、
三十三所の観音霊場信仰とともに、寺門は大いに栄えていった。

しかし南北朝や戦国の動乱に巻き込まれ、
当時庇護を受けていた越智氏の滅亡とともに壷阪寺も衰退していく。

近世の壷阪寺は豊臣秀吉の弟秀長の家来本多利久が高取城主となり、
本多氏とその後明治の廃藩置県まで続く藩主植村氏の庇護を受け復興。

戦後、壷阪寺は社会福祉活動に貢献し、昭和36年には多くの善意が結実して、
日本最初の養護盲老人ホーム「慈母園」を設立。

また昭和39年よりインドにてハンセン病患者救済活動に着手し、
教育助成事業や地域開発援助などの国際奉仕活動を、
現在もインド各地にて幅広く行っている。


【大講堂】


平成12年(2000)に建立されたもの。

入山すると最初に現れる大きな建物です。

早速、堂内に入ります。




500人収容出来るだけあって広い堂内です。




大講堂御本尊弘法大師と観音像にまずはお参り。













写真撮影OKでした。(^^


【聖観音】


天竺渡来大石仏巡りスタンプラリーというのがあって、
この聖観音は第一番となります。

スタンプラリーは14個押してコンプリートすると粗品が貰えます。

私はめんどくさいのでやりませんでした。


【仁王門】


建暦2年(1212)建立されたもの。


【仁王像】



【多宝塔】


右奥に見えるのが三重塔。




結構古い塔に見えるけど平成14年(2002)に建立されたもの。


【壷阪大佛・大観音】


ふと横を見ると大佛と大観音が見えた。

こういう風に見えるように確実に狙って造立したな。(^^


【千手観音】





【慈眼堂】






平成18年(2006)建立されたもの。


【三重塔】


明応6年(1497)再建された重要文化財。


【禮堂】


本堂のように見えますが、御本尊を礼拝する為の礼堂ですね。




堂内はこんな感じ。


【十一面千手観音菩薩】


御本尊様。

西国ではここだけじゃないかと思うけど、
非常に珍しく撮影OKです。(^^

そもそも西国の札所は秘仏が多く、
衆生の民は見ることも出来ません。

それが壺阪寺では写真撮影まで出来るんだから嬉しい。

他のお寺もこの姿勢を見習って欲しいですね。


【八角円堂】


こちらに御本尊様が祀られています。


【風景】



【夫婦観音石像】





【お里沢市投身の谷】





【眼鏡供養観音】


壷阪寺には新しい石仏が多い。

こういうお寺はたまにあるけど、
これ以上何でも有り的な境内にして欲しく無いな。


【お里観音像】





【まよけばし・赤鬼】


これは要らんわ~。(苦笑)


【天竺渡来佛伝図レリーフ】






高さ3メートル、全長50メートル、重さ300トン。

延べ5万7,000人の石彫師によって造られたものですが、
これは新興宗教にありがちですね。






ナイスおっぱい。(^^








釈迦一代記でした。


【境内】



【三重塔】



【中興堂】






長くなりましたので続きは明日。


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