Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

松尾寺(2016年4月23日参拝)

2016年05月26日 | 西国三十三ヶ所霊場
本日最後の参拝となるのが西国の松尾寺です。

二回目の満願に向けて地道に進んでいます。

ここも約4年半振りの参拝です。


<2011年10月1日参拝>
http://blog.goo.ne.jp/05100625/e/c8ead24c28f5df0fd7a792346c25fee7



所在地:京都府舞鶴市松尾532
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:馬頭観世音菩薩坐像
創建:伝・慶雲5年(708)
開基:伝・威光上人
札所:西国三十三箇所霊場


【縁起】
松尾寺がその中腹に位する険峻な青葉山は、
早くから修験道修行の場となっていた。

慶雲年中、唐の僧威光上人が当山の二つの峰を望んで、
中国に山容の似た馬耳山という霊験のある山があったことを想起された。
登山したところ果せるかな松の大樹の下に馬頭観音を感得し、
草庵をを結ばれたのが、和銅元年(七〇八年)と伝えられる。

爾来、今日まで千三百年を経ているが、その間、元永2年(1119)には、
鳥羽天皇の行幸があり、寺領四千石を給い、寺坊は六十五を数えて繁榮した。

当地方唯一の国宝の仏画も美福門院の念持仏であったといわれる。
 
度重なる火災にあったが、その都度、細川幽斉や京極家によって復興され、
現代の本堂は牧野英成により享保15年(1730)に修築された。

御本尊馬頭観世音は三十三霊場中唯一の観音像であり、
農耕の守り仏として或いは牛馬畜産、車馬交通 、
更には競馬に因む信仰を広く集めている。


【山門】


駐車場は二カ所あります。
御朱印をいただきに庫裏に行かなければ駐車場代は問われません。

しかし、庫裏に行くと寺の方に請求されちゃいます。(^^;
申告制なんで車で来てませんと嘘をついちゃダメですよ。(苦笑)




享保15年~享和2年(1730~1802)に建立されたもの。


【牡丹】




見事な牡丹が咲いていた。

本来いるはずの金剛力士は山門に姿無し。

どうやら霊宝殿に安置されているそうで、
本来の役割をしなくて良いのでしょうか。(苦笑)

保存にばかり気を取られ、
本来の役割を忘れている寺の姿勢に疑問を感じる。

東大寺の国宝である金剛力士は現在も南大門にいるのにね。


ちなみに春秋に開館される霊宝殿は拝観料が800円です。

内容、規模を考えると800円は高過ぎますね。
ただ、入山料が無料なのは推せます。


【境内】


右にあるのが霊宝殿です。


【勅使門】





【本堂】


享保15年 (1730) 再建されたもので重厚な本堂です。

御本尊の馬頭観世音菩薩は秘仏で、
御前立がいらっしゃいました。

堂内は撮影不可です。


【経蔵】


享和2年(1802)に建立されたもの。


【桜】



【大師堂】



【境内】



【桜】





【山門】


最後に山門をもう一度見て松尾寺を去ります。


【御朱印】


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