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徒然草

つれづれなるままに、日々の見聞など、あれこれと書き綴って・・・。

謀反!敵は本能寺にあり―自民内紛劇―

2009-07-17 05:00:00 | 雑感
どうも、負け犬の遠吠えが、喧しい。
自民党が、迷走の上に迷走を続けている。
大混乱の様相を呈している。
もう、国民は誰もがしらけきっている。

中川秀直元幹事長らの求める両院議員総会は、党大会に次ぐ議決機関だ。
「麻生降ろし」につながるとされる、この両院議員総会については、執行部が難色を見せているのだから、開催は難しい情勢だ。

両院議員総会の開催を求める署名活動が、規定の三分の一を超える133人に達したということだ。
注目すべきは、この中には麻生総理が最も頼りにしてきた閣僚二人がいて、彼らが敵に回ったことである。
与謝野財務相と石破農水相だ。

与謝野氏は、「署名が集まった以上、きちんと開催するのは、民主的手続きをほこる自民党がやらないといけないことだ」と述べた。
その通りだ。
さらに、両院議員総会で、麻生総理が地方選敗北などの総括をしないならば、最終的には、解散書類に署名しない可能性まで示唆しているのだ。
さあ、どうなるか。

与謝野氏は、自らの進退を懸ける覚悟で、都議選の総括が必要だとの考えを伝えたといわれる。
麻生総理は、この提言に真剣に耳を傾けることはしなかった。
側近、盟友の諫言を無視することは、いつものことだ。
このことに、与謝野財務相は大いに失望感を強めた。
謀反、これにあり(!?)。
平成の明智光秀をめぐる動向が、今後の焦点だ。
いやいや、どうなる?自民党・・・。

国民不在の内粉劇にはうんざりだ。
ごたごた続きで、自民党が内部崩壊してしまうようでは、自民、民主の堂々とした論戦も期待できない。

自民党の歴史の中で、これほど不人気な首相の下では選挙は戦えない。
自民議員たちの、無念の危機感、不信感は尋常ではあるまい。
麻生総理はどうするのか。
両院総会を見送りたいとする執行部と、反麻生グループの対立のまま、間もなく21日の解散の日を迎える。
結局は「時間切れ」となるか。
往生際の悪い、自民議員たちの悪あがきは、結局世間を呆れさせるだけのことだったのか。
いい加減にして欲しい。

両院議員総会の開催は微妙だ。見送りになる公算も強い。
議決のない「懇話会」、或いは「緊急集会」といったかたちで開催されても、麻生総理が出席すれば、怒号渦巻く大荒れとなることは間違いないだろう。
どちらに転んでも、波乱は避けられそうにない。
永田町は、風雲急を告げている・・・。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一日も早く・・・ (Julien)
2009-07-19 01:48:25
終わってほしい。
早く終焉を・・・。
ひたすらに、そう願うのみです。
こんな、さもしい政治は・・・。
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・・・自民党・・・ (茶柱)
2009-07-18 00:12:51
たとえトップが替わったとしても、もういいよって感じです。No More自民党。

国民生活など視野になく、ただ「権力の座にしがみつくための政治」・・・。本末転倒です。

浅ましい・・・。
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