足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

任天堂(7974)を再評価

2021-02-05 14:22:49 | 投資戦略

ソニー(6758)、ソフトバンク(9984)、任天堂(7974)が本日の売買代金のトップグループを占めた。いずれも当面の人気株として相場のリード役を続けるだろう。

任天堂にこれまでから注力してきたが、短期、中期とも現在の人気が続く。

2021年3月期の決算を増額修正した。前回→今回の修正

売上げ 1兆4000億円→1兆6000億円

営業利益4500億円→5600億円

経常利益4400億円→5500億円

当期利益3000億円→4000億円

修正した内訳をみるとハードウェア2400万台→2650万台(+10.4%)、ソフトウェア1億7000万本→2億500万本(+20.6%)。

同社にとってはソフトウェアが収益源であり、ミリオンセラーのタイトルの数が自社20本、他社9本と増加した。ミリオンセラーの数の増加が同社の収益源だ。

特にダントツの人気を集めたのが「あつまれ、どうぶつの森」であったが、それに続いたのが「マリオカーと8デラックス」、「スーパーマリオ 3Dコレクション」、「リングフィットアドベンチャー」であった。「あつまれ、どうぶつの森」は1941万本と大ヒットになった。

100万本以上売れたらヒットといわれるが、1000万本以上のソフトが(あつまれ、動物の森)をはじめ、ほかに8本になった。営業利益が30%以上というのはソフトの販売の好調から生まれている。

成長に一段と弾みが出てきた、世界を席巻するゲームソフトの成長に弾みが出てきた。目先の株価の人気に注目したい。