頭角を現せてきたウェドブシュ証券(Wedbush Securities)が話題のテスラ自動車の四半期の業績予想を引き揚げた。同時に株価の目標を$950から$1000に小幅だが引き上げた。
最近の人気が株価の先行き見通しを一転させた。目標の引き上げはわずかだが、長期目標は$1,300になった。評価するアナリストもこれまでの上昇スピードが法外で、目標値が、ことごとく外れた。買いの長期投資をとってきた投資家には数字から割り出した評価よりも市場のセンチメントをベースにした目標が主力になる。
ここまでくると人気との勝負で先行きは成長銘柄というよりも、需給関係から割り出す投機向けの株になった。
大型の自動車株が仕手的な動きをますます鮮明にしてきた。
自動車産業は景気循環によって相場が左右されてきたが、機関投資家も投機家もそれぞれの理屈をつけ買い出動している。
米国は日本と異なり、投機家にしても参加者がそれぞれの理屈をつけ売買に参加する。
電気自動車の時代いりして、産業の構造が大きく変化してきた。
先行きどのような新型の自動車は生まれてくるのか、推測が多様化し、機能だけでなく価格も勝負になってくる。
自動車に関しては米国のお家芸だけに、これまで蓄積されてきた伝統ある技術力が大きく噴き上げはじめた。
さまざまな技術が花を開くのは、これからが本番だ。
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