足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

中国元の切り上げの反応か?実は・・・

2005-07-22 20:21:37 | 株式
ウォール街では立会い前の午前7時に中国の人民元の切り上げのニュースが伝わった。NY株はそれに反応、中国の景気の減速とドルの軟化をイヤ気して下げた。一部には「日本株は上がるだろう」という観測が強かったが、東京市場はウォール街の人気のほうに目を向け下落した。
本日の相場をみていて痛感したのは、依然として世界の株価の動向を握っているのはNY株であるということだ。
その肝心の米国株だが、昨日、下がったのは中国元の「切り下げ(米国経済にとってはプラスのはず)」というよりも、4月20日のダウ平均10012ドルを「基点とする上昇相場の目先の小休止にきていたからだと思う。マイクロソフト、グーグルの好決算も相場には反応しなかった。
中国元の切り上げは世界の相場の方向性に大きな影響を与えるモノではない。
夏相場は日米ともこれからも、しばらく続く。
今週の「トリトンスクエア通信」では先に注目したリンク・セオリー・ホールデングス(3373・マ)の目標値を2006年8月期の業績をもとにすると198万円になるとした。
私の使う理論株価による計算だ。
内需関連株の人気のマトになっている。