先週の日米の株価のパフォーマンスは久しぶりに日本が勝った。
NY株はNYダウ、S&P500,ナスダックともほぼ横ばい。
これに対して東京市場が+3.0%、1万円台で引けた。
今週の週末は米国は感謝祭で年末商戦の緒戦が始まる。ヨーロッパの焦点はアイルランド問題であるが、IMF,ECBなどが緊急援助をすることでまとまった。
東京市場では12月は久しぶりにIPO市場に大物が登場する。知名度の高いポーラー・オルビス(12月12日)、大塚ホールディングス(12月15日)の2社が公開される。この2社を含めて合計6社が公開される。
日本の新興市場は2006年1月に天井を打ち個人投資家は大きな被害を受けた。市場からの個人離れの遠因になった。IPO市場は個人投資家が活躍する場であったが、ライブドア事件で決定的な打撃を受けた。その市場が回復に向けて復活のきっかけをつかむかどうか?
12月のIPO市場の動向に注目したい。