エネルギー関連株を必ずポートフォリオに・・$135という予想・・ゴールドマン・サックス

$135日米とも相場の動きとは関係なく、エネルギー関連株がリード役の一つとして注目されるようになってきた。
木曜日、ＮＹ市場で原油価格が反騰するきっかけになったのは、ゴールドマン・サックスのロンドンの調査チームが「原油相場はsuper spike' periodの初期段階」という見通しを出したことである。スーパー・スパイク・ピリオドというのは、長期の強気相場という意味で、しかもこれだけ原油価格が上がっているのに「初期段階」というのは驚きであった。
数年間は「$50～$105のレンジ」の動きという。さらに上値は$135もありうるとみている。根拠については特に目新しいものはないが、米国の需要増、中国、インドなどの予想以上の消費を強調している。エネルギー価格が上昇しても需要は落ちない。それに対して供給が追いつかない。事態は1970年の需給関係に類似していることを強調している。
ゴールドマン・サックスは世界のデリバティブ市場では最大のトレーダーである。それだけにその予測みには世界中の投資家が注目している。
さて本欄では昨年来、石油相場に強気の見通しをとってきた。
今日は国際石油開発（1604）の売買代金がベストテンに入ったし、新日本石油（5001）も大商い。
先のオイルショックのときは、日本で本物のエネルギー関連というのは帝国石油、アラビア石油ぐらいであったが、今回はわれわれの銘柄選択の幅も広げることができるた。
和製メジャーとして活躍が期待できる銘柄が散見される。
今からでも遅くはない。エネルギー関連株をポートフォリオにぜひ入れよう。前記、国際石油開発、新日本石油のほか、AOCホールディング（5017）にも注目しよう。原油相場に対するベータ値（相対的な変動率）は一番高い。1～2年のスタンスでもよい。特に乗り遅れないように注意したい。