株式相場の先行き懸念材料に新型コロナウイルスの感染のほか、ウクライナ情勢の緊迫化が相場の行く手の足を引っ張る。
コロナウイルスは日本人にとってもきわめて身近な問題だが、ウクライナ問題はわれわれにとっては身近な問題とはいえず、最近は欧米の株価に懸念材料としてときどき顔を出す。
ウクライナでの緊迫化は西側のEUとロシアの関係の問題である。米国はごく最近、東欧に数千人の軍隊派遣の検討にはいった。EUの現状を守るための対策である。
ソ連連邦が崩壊し加盟国がそれぞれ独立したとき、長年の連邦の崩壊でウクライナがどのように変貌するかを自分の目でみるためにモスクワ経由でウクライナに飛んだ。
これといった世話になるルートがあるわけでなく、好奇心もあっての旅だが、大きな成果もなく観光におわった。貧困をこの目で体験しただけだが、歴史のある国家の将来には希望が感じられた。日本を飛びたつ前には治安が気になったが、歴史のある国家という印象が残っただけで、自分の仕事には大きな成果はなかった。未知の分野に踏み込むときは、自分で体験するという私の考えからだ。
旅をしてからはかってのソ連連邦の国が、身近な存在になったことは確かだ。
ただ東欧問題は新型コロナウイルスのような問題を日本に投げかけるものではない。
新型コロナ問題は時間との勝負になり、株価には悪い面は織り込んだとみている。ただ読者の皆さんには衛生面では過分の配慮を機会のあるごとに力説している。
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