NY株は好決算の発表を背景に上昇した。S&P500は新高値。
決算発表での注目企業はマイクロソフト(MSFT)とアマゾン(AMZN)だ。ともに事前の予想を上回り、株価は大幅に上昇した。
また話題になったのは11月中にIPO(新規公開)されるツイッターの公開だ。公開値は$17~
$20の価格帯で決まりそうだ。資金調達は14億ドル(1370億円)と大型のIPOである。第3四
半期はアクティブ・ユーザーが39%増になり好調が続くが、1~9月の業績は1億3400万ドル
(131億円の赤字)であった。株価が予想通りの数値で決まれば成長性を買う人気が出るだろう。
東京市場では外人投資家の日本株買いが続く。
ヘッジファンドのダン・ローブが第3四半期の報告書を株主宛てに出した。5月にソニーの大株主になったが、その後の相場の波乱時にも日本株への強気はいささかも揺るがなかった。その成果が第3四半期の好成績につながった。
アベノミクスでの日本経済の活性化を確信しており、これからの第3の矢で日本経済と企業の構造変化に大きく期待を抱く。彼の運用するファンドの好調で新規資金も増加し9月末には140億ドル(1兆3700億円)にまで増加したのは驚きである。
本欄で最近、注目してきたウエストホールディングス(1407)の売買高が急増してきた。太陽光発電の人気が現実買いになってきた。
これからは関連株への人気の波及が続くだろう。