足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

波乱相場が続く

2018-03-20 08:32:24 | 投資戦略
NY株は2月8日以来(当日は1032ドルの暴落)の大幅下落になった。
市場が懸念したのは米連銀が金利正常化のために、先行き利上げのスピードを引き上げる懸念である。
水曜日の米連銀FOMCでの利上げで市場の見方が一致しており、イエレン前連銀議長からバトンタッチを受けたパウエル新議長の初仕事になる。金融政策は、一転してタカ派的な色彩が濃厚になる。
鉄鋼、アルミミニウムの輸入関税を引き揚げたが、最近のトランプ大統領の対中国への強腰姿勢を気にした。
個別銘柄ではフエィスブックが急落し-6.8%になった。顧客情報の漏洩問題があり、システム運営上の欠陥が懸念された。これまでの相場の牽引役の主役であったフエィスブック、アップル、アマゾン、ネットフレックス、アルファベットの人気グループの一角を占めていただけに、他の人気株への影響を気にする。
市場では9年目にはいった上昇相場が、どこまで継続するかどうかに関心が高いだけに、大幅な下落には神経を尖らせる。
相場のトレンドは波乱期にはいったことは確かである。


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