世紀の強気相場がくる・・・トーマス・リー

トーマス･リーはウォール街の出身で、相場観については突飛な見通しがときとして多く、当たれば大きな儲けを手中にするが、もちろん全てが当るといことはない。先週は節分をまえにして超強気の相場観を打ち出した。
「現在の相場はクライスの中途のように感じられるが、弱気相場を抜け出せば次の下落まで10年間の余裕が突く強気相場になるだろう。
当面は12月のS&P500の2,350ポイントが底値であった。投資家にはやがてはファンダメンタル以上の相場展開が期待できる。
クリスマスイブの暴落は2018年最後の3ヵ月の弱気相場の終焉だ。「いわば滅多に経験しない世紀の弱気局面であった。そのお陰で2018年最後の3ヵ月は投資のチャンスであった。
12月24日の安値は下値の限界である。今回の安値はリーマンショックの底値圏に類似している。ここに上げた安値の2.350ポイントは9年ぶりの安値だ。この水準は今後はみられなくなるだろう。

彼はJPモルガンのストラティジストを勤めたが、現在はFundstratのストラティジストである。
2,351ポイントの安値は2009年当時と環境が類似したが、当時に比べると余裕が残されていた。今回は夏場に向けてすべてのシリンダーに火が点火し株価指数は上昇する。

強気過ぎる感もあり、彼はビットコインの信奉者であった。しかし株式相場には同調するむきは多い。